ゲイドラマ「おっさんずラブ」ヒットの秘密は?

大ヒットドラマ「おっさんずラブ」が1月2日に全話一挙再放送された。3話までAmazonプライムで見ていたが、残りは再放送で見た。昨年を代表するテレビドラマである。
最近は「LGBT」が注目されているが、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字なのだ。
欧米の映画では、LGBT抜きで映画を語れないほど。パッと思い浮かぶだけで、「チョコレートドーナツ」「ムーンライト」「キャロル」「パレードへようこそ」「リリーのすべて」「ブロークバック・マウンテン」「ミルク」など、枚挙にいとまがない。
さて、家族で見る日本のドラマでは、オネエみたいな感じで登場するぐらいで、デリケートなLGBTを正面から扱ったものは少なかったと思う。


「おっさんずラブ」は男同士のプラトニックラブを正面に見据えたラブコメディーだった。韓国ドラマのような「胸キュン」「片思い」「すれ違い」の3要素を描く、王道のラブストーリーでもあった。
まったくモテない33歳の春田創一(田中圭)が、突然、モテ期を迎える。“おっさん上司"黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居している“イケメンでドSな後輩"牧凌太(林遣都)、さらに同僚も……。
毎回、奇想天外なストーリー運びで、視聴者を裏切り続ける。「こんなのあり得ない」と思いながらも、どんどん引き込まれる。
男同士の愛をじめじめさせず、コメディーにしたのがヒットの秘訣。キスまではやるが、それ以上の肉体関係を匂わせないのがうまい。ドラマではこれが限界。あくまでもプラトニックラブで押し通したことが良かった。
田中圭のとまどいのリアクション、可愛らしくもある吉田鋼太郎の名演が光る。まあ、よくもこれだけの芸達者を集めたものだ。
今日の足跡
最低気温0.9度、最高気温7.9度。曇り、日中は晴れ。

○……高田名物のたらこ麹漬け。いつ食べてもうまい。特に渡部鮮魚店のものはおいしい。麹は杉田味噌店のものを使っているそうだ。たらこと麹と、塩だけで仕込んだとは思えない味の深さは、発酵食品だから。
炊きたてのご飯にのせて食べるのが一番おいしい。おにぎりの具にしても最高。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
創作民話英語劇「はね馬(Prancer)」
今年、きちんとやり遂げたかったことが3つある。
一つはえちご・くびき野100キロマラソンの50キロの部完走、二つ目は太宰治の生誕の地を訪ねること。そして3つめは創作の民話英語劇「はね馬(Prancer)」の成功である。
いずれも10月から11月にかけてあったものだ。
その最後を飾る民話英語劇。13日の夕方にリハーサルをしたときには、ぜんぜんうまくいかずに、「本番はどうなるのだろう」と思ったほど。さらに今日の直前リハーサルもイマイチだった。
だが、今日14日、午後2時から勤労者研修センターで行われた本番はいままで最高の出来。特に馬のハナが山賊に連れ去られる場面や、ラストシーンの妙高山にハナの雪形が現れる場面は観ていて涙が出た。
私が担当したミュージカルのような場面と場面をつなぐ歌の部分、場面を盛り上げる音楽、すべての歌、効果音がうまくいった。一番聴かせどころの生ギター演奏での主役のソロも良かった。
各配役もこれまでにないアドリブも出て、素晴らしかった。
歌の伴奏と効果音楽を操作しながらだったが、ぐっと胸にせまる場面が多かった。見に来ていた人の胸にも迫る何かがあっただろう。
終わってみればいい思い出。配役のみなさん、お疲れ様。遠藤先生の力はもちろん、全員の力です。
午後6時から会場を鳥新に移しての打ち上げ会も楽しかった。
最低気温8.6度、最高気温19.0度。曇りときどき晴れ。夜になって一時雨。
横浜にできた居酒屋「おだいどこ酒場」が、15分375円のサービスを始めたという。それもビールは発泡酒ではなく、スーパードライ。食べ物もご当地食材を使った創作料理をだという。
再三も「リニューアル後は、前年比で利益が2割増」というからすごい。
食べ残しはできないシステムなので、15分で店を出るのはたいへんなようだ。でも皿いっぱいの食べ物をたいらげて、大ジョッキを1杯飲み干すことは可能。
ちなみに平均滞在時間は90分で、2250円だという。それにしても安い。
来年早々、妙高市の新井ショッピングセンターに、居酒屋「いっさく」の新井店ができるという。そのため、西脇の跡地を増床している。
「いっさく」は、全室個室で、料金は安く、味もまずまず。大歓迎である。
究極の速読法
究極の速読法、フォトリーディングがテレビで紹介された。これ、かなり画期的なことかも。
7月23日の夜7時から放送されたTBS系列の番組「がっちりアカデミー」である。
テーマは「速読に関するソントク情報」。
フォトリーディングのインストラクターである経済評論家で公認会計士の勝間和代氏と、物流コンサルタントの坂口孝則氏が、実際に本を一冊、フォトリーディングで読んでみせて、何が書いてあったかを説明する。テキトーにめくっていて、ものすごいスピード。本を上下さかさまにしてもいいのだ。これで本当に理解できているのか心配になるほどである。
同じ本を、勝間氏が2分27秒、坂口氏が3分33秒で読み終える。1冊3分だから、1時間で20冊読めるかというとそうはいかない。フォトリーディングは読んだ後の処理も必要なのだ。番組はそのへんには触れていない。
勝間氏は速読歴7年で、月50冊以上を読破しているそうだ。ちょっとした空き時間に読めるので、どんなに忙しくても、これだけ読めてしまう。
実は、このフォトリーディングのセミナーを新潟市で受けたことがある。1週間ほどの短期レッスンで、約10万円。やり方は分かったけど、なかなかうまくいかず、その後進展なし。やっぱり難しい。
その中でポイントとして(1)目次をよく読む(2)頭の15センチくらい後ろにミカンを浮かべるイメージをすると集中できる。これがミカン集中法という。これは米国人脳科学者・ポール・R・リーシィ博士によって考案された集中力アップ法なのである。
そして(3)フォトリーディング独特の読み方、というより見方。本の字面を見たり、音読するのではなく、本の10センチ先を見る。3Dのステレオグラムの写真を見る場合と同じである。うまくいくと、見開きのページが3つにわかれてみえる。これで1枚の写真のように捉えることができるのだ。
さすがテレビ番組。短時間でフォトリーディングの基本と、すごさをきちんと伝えていた。
受講した際のテキストがあるので、もう一度フォトリーディングに挑戦してみたい。
最低気温23.7度、最高気温33.0度。晴れ。
今日は直江津の花火。8時30分ごろまで仕事だったのだが、帰りに直江津方面を見ると、遠くに花火がみえた。
直江津の花火と同じ日に行われるのが柏崎の花火。今年は一段とスケールアップしたそうだ。
一度見に行ってみたいのだが、なかなか実現しないでいる。来年こそ。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。ブログを毎日更新する励みになりますので、よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。ブログを毎日更新する励みになりますので、よろしかったら1日1回クリックしてください。
英語で"2012年"の読み方は
韓国でも3D映画「アバター」や、「2012」を上映していた(写真はアバター)。
ところで“2012年″を英語ではどう発音するのか。
You-Tubeで予告編を確かめると"two thousand twelve"と言っている。
だが、"twenty twelve"という前後2けたずつを区切って読む方法もあるようだ。
今日、出席した英語サークル"M-PEC"で先生に質問すると、両方とも正解ということだ。
発音のインパクトから"two thousand twelve"をタイトルに選んだものだろうか。
調べてみたら、2012年にロンドンで開催される夏季オリンピックは、"London 2012"と略称され、年号の"2012"は "twenty twelve"と読むそうだ。
21世紀に入って昨年までは読み方が違う。というのも2けたずつ区切って読むと、昨年2009年の場合、"twenty nine"と読むと29になってしまう。そこでは"two thousand and nine"や、"twenty oh-nine"と言っていた。
2010年からはその心配がないので、一番面倒くさくなく、20世紀に使っていた2けた区切り方式による"twenty ten"が主流になりそうだ。
ところで、パソコンのファイル名での2010年問題というのがある。
パソコンで作った書類のファイル名を、平成の年号にして付けた場合を例にあげよう。
今年1月1日に作成した書類のファイル名を"220101書類名"としたら、将来、2022年の書類と混同してしまう。
21世紀に入ってから昨年までの場合は、西暦表示の場合"090101書類名"というように、先頭にゼロが付いたので、平成の年号と混同する心配はなかった。
今年から西暦表示のファイル名も"100101書類名"のようになってしまうので、平成10年と混同してしまう。
職場などで作成者ごとにファイル名のつけ方が違う場合は気をつけなければならなくなる。
一番いいのは西暦に統一し、それも後ろ2けたではなく、4けたのファイル名を使用すべきだと思う。
という私も、仕事上の書類で、ファイル名を元号から西暦に変えている。昔のファイル名を早く直さないと、間違えるおそれがある。自戒の意味も含めて、書いてみた。
最低気温0.4度、最高気温5.2度。雨のち曇。
韓国旅行のお土産配りなどで、妻はてんてこまい。
まあ、今回の韓国旅行は半分買い物目的だったものなあ。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。ブログを毎日更新する励みになりますので、よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。ブログを毎日更新する励みになりますので、よろしかったら1日1回クリックしてください。
脳の活用方法
<ブログ489回>
21日のNHKテレビ「プロフェッショナル」は100回記念として「脳活用スペシャル」をやっていて、非常におもしろかった。
これまで出演したプロフェッショナル100人の中から、発想法や、プレッシャー克服法、やる気を起こす方法などを見出したものだ。
中でも「寝る発想法」はおもしろかった。宮崎駿監督などの方法だ。
眠っている間に、脳の中で経験や知識が整理されるという。そのため「とことん考えてから寝る」と良い。考える場所は、情報が外部から遮断されるところが良い。
プレッシャーを克服し、集中モードに入るには、イチロー選手のように、本番前の決まりごとをすると良いという(バッターボックスでの一連のしぐさ)。集中モードとリラックスモードの切り替えが大切だ。集中モードは自分の意志でコントロールが難しいので、体を動かすという決まりごとで切り替えるのだ。
やる気を起こし、モチベーションをアップするには、「あこがれの人を持つ」「小さな体験を大切にする」ことだという。
脳に関する本が本当にたくさん出版されている。
何冊か読んでいるが、「フリーズする脳」(築山節著/生活人新書)がおもしろかった。以下、要点を抜粋する。
・ボケは自分の脳を使わない、使い方のバランスが悪いことが原因。自分の脳を使わなくなった原因は、パソコン、インターネット、携帯電話、カーナビなど。
・上の空で行動しているとき、脳の高次元機能はほとんど使っていない。
・仕事は経験年数が長ければ長いほど、反射的・パターン的にできることが増えていく。おなじことしかしない、気心の知れた人としか話さないという生活を何年も続けていくと、前頭葉機能を使う力は落ちる。
・記憶を引き出す方法は3つある。?繰り返し思い出すこと?ファイル(分類)化すること?記憶を引き出すときの手がかりを増やす。これらの努力をどれだけしているか。インターネットを使うことで、最もしなくなっていること。
・ボケの原因として大きいのは第一に環境で、年齢は二次的な要素。
・会話は入力、情報処理、出力のすべての面で脳を良く使う活動。
・パソコンの休憩は、ぼんやりしていてはだめ。散歩や会話が良い。
・パソコンに一日向かう人は、?生活の原点を作る(原点の時間に起きる)?1時間歩く?音読する
・インターネットで得た知識は忘れやすい。能動的に作った手がかりがなく、状況の変化がない。簡単にまた調べられるという意識があり、反復したり、ファイル化をしない。努力して記憶を自分のものにする必要性もない。
・インターネットで、「知識は覚えるものだ」という意識が希薄になり、「その場で消費するものだ」という意識が強くなっている。
・クリエイティブな能力が低下した人は、記憶力が低下している。アイデアは情報の組み合わせ。
・思い出す努力が「検索する」に代わっている。
・ワイワイ話している状況で、誰か一人の話に注意を集中できるのは「カクテルパーティー効果」という。非常に高度な脳の働きである。
・極端にシンプルな生活をしている人から面白いアイディアは生まれない。アイディアを出すときに重要なのは、ごみをいかに多く拾っているか。(何でも屋が良い)
・脳には基本回転数がある。環境に忙しさがないと、基本回転数は上がらない。
・脳をうまく使うには、活動をある程度マルチにしておく。
最低気温11.2度、最高気温18.1度。午前中は小雨、午後から晴れ。日中は寒い感じ。
マラソンの高橋尚子の現役引退ニュースには驚き。体力面でトップアスリートとしての走りができなくなったという。
36歳までよくやったと思う。今後は各地のマラソン大会のゲストランナーに出たり、後輩の指導にあたってほしい。
Qちゃんスマイルをありがとう。お疲れ様。
最近のスポーツニュースは驚くことが多いな。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。ブログを毎日更新する励みになりますので、よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。ブログを毎日更新する励みになりますので、よろしかったら1日1回クリックしてください。
中村文昭さんの強烈なトークライブ
今日、4月16日にリージョンプラザ上越コンサートホールで開かれた中村文昭さんのトークライブの模様を、地元のケーブルテレビで放送した。
日中の放送だったので、録画しておいた。当日の講演は、かなり期待して聞きにいったが、その期待以上だった。なにせ、入場料2000円の講演会なのに500席が満席になったのだからすごい。
この録画した番組をDVDにコピーして、子供たちに配ろうと思う。きっと将来設計を考えるのに役立つと思う。
本を読んだけれど、耳学問の人は、本よりも肉声のほうが迫力があるし、面白い。本よりもテープやDVDが人気を呼ぶ理由が良く分かる。関西弁の語り口もいいね。
その中村さんであるが、高校卒業後に家出同然で上京、兄のところに転がり貧乏生活に入る。そして焼き鳥屋で人生の師匠となる男との運命的な出会いがあるのだ。
「体じゅうのスイッチがバチバチ入って、その瞬間から人生が変わった」と、そのときの模様を話す。師匠は物差しでは測れない人で、すぐに弟子入りしたという。
中村さんが編み出した新幹線で隣の人と仲良くなる方法の話は面白い。小銭をばらまいて、相手が拾ってくれれば仲良くなれる。そのうち5000円高いグリーン車に乗ることを思いついた。通路側に座り、足を踏むとかアクシデントを起こし近づく。一部上場企業の専務とか、医者など、3時間個人的にマンツーマンで話ができる。
さらに、新幹線を降りてからホームですぐに礼状を書く。2度目の出会いでもっともっと深い話ができる。こうやって中村氏は人脈を作っていった。
ところで、人生を変えた師匠(田端俊久さん)との出会いの第一声は、「何のために」という6文字であった。
「働く目的はご飯をたべて生きるためだけか」と聞かれた。「何のためにするか、しっかり考えてやるんだ」と言われた。お金には入口と出口がある。どうやって儲けるかは入口。「尋ねたいのは何のために使うか」だった。「もっと大きいことを言え」、「お金の出口はモノしかないのか」と言われた。「それは自己満足と言うのだ」「自分が喜ぶことにしかお金の使い道はないのか」「お金は何のために使うかだ。小さか男だね」と言われた。出口がはっきりしている人こそ、お金が近づいてくる。
教師だった父親の話は強烈だ。父は貧乏で進学する金がなく、片腕を仕事中に切断し、その保障で大学に行った。葬式には2000人の教え子が集まった。父の武勇伝を教え子から聞かされ、わんわん泣いた。そのころは、楽して金がもらえることばかり考えていた。毎日毎日、ぶれない思いを持つことが大事だという。
講演の中で、師匠直伝の「4つのルール」を教わった。
?返事は0・2秒。
人間は得か損かで算盤をはじく。その判断をする前に返事をする
?頼まれごとは試されごと。
?できない理由を言わずにやれ。
人間は「でも」と言う。そして結局やらない。できない理由ばかり並べる。これを「できないスパイラル」と呼ぶ。
?今できることを探してでも動け
【 中村文昭 プロフィール 】
.1969年1月18日三重県多気郡宮川村大杉谷に生まれる
1987年 皇學館高校卒業
1990年 独立してクロフネを開店
1993年 有限会社クロフネカンパニー設立
1995年 クロフネ2号店開店
1996年 ブライダル事業開始
2002年 講演活動開始
2003年 「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」を出版
2004年 全国講演活動に
尊敬する人物 坂本龍馬
モットー(好きな言葉) 一燈照隅
最低気温3.5度(真冬並みだ)、最高気温18.3度。晴れ。日中になってようやく気温が上がる。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
デジタルスパイス
毎週、楽しみにしている新聞連載がある。日本経済新聞の土曜版に別刷で入ってくる「NIKKEIプラス1」で山根一眞さんが書いている「デジタルスパイス」である。
会社で購読している新聞なので、土曜が休みのときなど、翌日見過ごしてしまうことがあるが、新聞ラックを探して必ず読む。
パソコン(特にMac)を使う際のヒント、役立つ周辺機器、ネットの利用法などの最前線の情報が書かれており、大変参考になる。特にMac関連の情報は貴重である。
情報管理や整理についても、いろいろなヒントや示唆をもらっている。
9月8日付のデジタルスパイスは「3年後に起きる西暦和暦の混乱」は、なるほどと思った。
今は西暦と和暦が混在しているが、07年と書かれていれば2007年のこと、7年と書かれていれば平成7年のことである。
しかし3年後の2010年になるとどうなるか。2010年と平成10年が同じ「10」になり、西暦と和暦の区別が付かなくなる。
「『2000年問題』の反省がまったくないのは不思議ですらある」と山根氏は書いている。
自分自身のデータ整理を振り返ってみると、1997年(平成9年)までは和暦でワープロ文書などの名前を付けていた。1998年以降は西暦に変えて99年とか、02年とかで付けてきた。
一応、きっちり区分けしてきたので、フォルダの中身を見て探し出せば混乱することはない。だが、テキスト検索した結果、「91212.TXT」というファイル名が出てきたときは、平成9年なのか、91年なのか、99年なのか一瞬混乱してしまう。
1997年以前のデータはそれほど多くないので、早めに西暦に直したいと思う。
なお、DIME連載の「スーパー書斎の遊戯術」も楽しみに読んでいる。こちらは写真が豊富で楽しい。
インド式計算法
いま、15×19など2けた以上のかけ算が簡単に解けるとして「インド式計算術」とか「インド式計算ドリル」の本が、書店に山積になっている。NHKで「インドの衝撃(だったっけ)」が放送され、高い数学能力を持つインド人の世界での活躍が紹介されてから、一段とブームに火がついたようだ。
まあ、どれが本家だか、ものまねだか分からぬが、ニュースなどによると、今年3月に晋遊舎が出版した「インド式計算ドリル」中村亨著、加々美勝久監修)が、20万部を売ってベストセラーになり本家のようだ。この会社が2けたの掛け算方法を「インド式計算」と独自に命名したという。ところが類似本が20冊もでて、販売中止を求める訴えをしたという。
インド式などとうたわなくても、手元にある本を調べたら、同様の内容で「計算力を強くする」(健本聡著)、「大人のための暗算力」(同)、「頭がいい人のカンタン計算術」(夢文庫)があった。理屈もほとんど同じだ。
インド式の本を読んでみると、理屈では分かるが、ぱっと答えがすぐに出るかというとNOである。日ごろ訓練をしていないと、だめだ。連立方程式を例にとると、やり方はわかっていても、日ごろやっていないと、ひらめきが出ない。それと同じだ。
ブームはもうすぐ沈静化すると思うが、12×○の2けた×1けたの方法はマスターしておいたほうが、いいと思う。なぜかというと、1ダース単位は非常に使われるからだ。自分の場合は、語呂合わせで暗記している。
12はイブと語呂合わせできるので、
12×2=24 イブに西(クリスマスイブに西の方角を見るイメージ)
12×3=36 イブさ見ろ(クリスマスイブのツリーを見ろのイメージ)
12×4=48 イブ夜シバ(イブの夜にほえるシバ犬を想像する)
12×5=60 イブ後群れ(イブのパーティが終わったあとも人が群れている)
12×6=72 イブ録何?(イブの番組を録画したが、何だっけ?)
12×7=84 イブな橋(イルミネーションで飾られた橋」
12×8=96 イブや苦労(イブには贈り物などで苦労する)
12×9=108 イブ急に入れ歯(イブの夜、急に入れ歯が取れた)
12×10=120 イブと逸話(イブには逸話が付き物)
12×11=132 イブいい意味に(イブに言われた言葉はいい意味に取りましょう)
12×12=144 イブイブイッシッシ(イブには、可愛い子に声をかけて、楽しみましょう。イッシッシ)
こんな調子である。19×19まで作ってあるが、興味のある方はメールで問い合わせを。
この掛け算は語呂合わせであり、市販の本でも数種類出ているが、出来がよくない。私の語呂合わせは良くできていると自負している。
2けた暗算はもういいが、これから開発しようと考えているのが、時間の暗算法である。
マラソンで走っていて、時計とにらめっこしながら、暗算しているが、すっと出てこない。
例えば、キロ6分で走っている場合、ゴールタイムはどのくらいになるか、とか。ハーフマラソンで2時間を切るには、残りの距離をどのくらいの速さで走らなければならないのか、という計算である。走っているので、計算機や筆記用具は使えない。簡便な方法はないものか。上り坂、下り坂が多いと、修正もしなくてはならないので、一筋縄にはいかないのである。
さて、先般、将棋の大会を見てきたが、将棋は紀元前2000年ごろにインドで発祥した「チャトランガ」が起源だという。碁の発祥もインドだという説がある。さすがゼロを発見した国だけのことはある。
だが、日本の将棋は、取ったこまを再び自分のこまとして使えるのがすごい。こういう改良が日本人の得意とするところだ。だから、今でも将棋のトッププロにコンピューターソフトが勝てないのだ。
将棋は何手も先を読み、頭の中でこまを動かすので、記憶力や判断力、大局観などが養われる。将棋を極めると、画像で記憶ができるようになる。つまり、頭の中に本を置いて、ページをめくって読むということだ。ピアニストが頭にある楽譜を見てピアノを弾くようなことが可能になる。
インド式もいいが、遊んでいるうちに脳トレを自然にできるような昔からの伝統は凄いと思う。百人一首なんかも、同様である。
漢字検定、準2級合格したが・・・
日本漢字能力検定協会の漢字検定、通称「漢検」の準2級に合格した。だが、同時に受けた2級は不合格だった。
まずは準2級。ニンテンドーDSの漢検でも、合格ラインのかなり上をいっていたので、DSで遊んでいただけで、ほとんど勉強しなかったが、今回の200満点中140点の合格ラインをかなり上回る176点で合格した。読み、同音・同音異字、漢字識別、対義語・類義語、漢字と送りがなの5分野で満点だった。
立派な合格証書と合格証明書が今日、郵送されてきたが、感心したのは検定結果をきちんと表示し、平均点との比較やレーダーチャート、結果のコメント、今後の勉強方法まで、すごく親切に書いてあった。また、受験者へのサービスとして、無料の携帯サイトがあり、ここで練習問題にチャレンジしたり、携帯電話に問題が送られてきて学習できるサービスがあるのがすごい。アナログとデジタルの融合である。
さて、2級だが、準2級よりかなりレベルが上がる。問題自体が難しいだけではなく、必要な正解率が70%から80%へ一気に高くなる。DSでやっても2回に1回しか合格しないし、なかなか難しいと思った。問題集を何ページかやっただけでは、合格できるわけがない。
準2級は200点満点で、合格点が155点。だが、あと22点足りない133点だった。読み書きや四字熟語は、まあまあだったが、対義語・類義語、同音・同音異字などはめためただった。これも例によって、レーダーチャートなどで弱点などがはっきり分かるので、次の受験では弱点を勉強して一生懸命やろうと思う。