アクセサリーはきらい
アクセサリーがきらいである。
財布や携帯電話にじゃらじゃらアクセサリーを付けるのがきらいだ。
車のミラーに根付けや、交通安全のお札、小さなぬいぐるみなどは絶対に付けない。第一視界が悪くなるし、右に左に動いてじゃまだ。昔、シフトノブに毛糸のカバーを付けるのがはやったが、あれも絶対にいやだ。車体にシールを張るのもだめ。
指輪やブレスレット、ネックレスのたぐいも付けない。腕時計も本当はいやだが、時間厳守の仕事をしているので、仕方がない。でも有名ブランドとかには興味がなく、シチズンのエコドライブ(アテッサ)を使っている。1秒も狂うことなく、日付も付いており、電池交換も不要なので、これほど便利な時計はない。
アクセサリーは、実体を飾り立て、それ以上のものに見せようという魂胆があると思う。本来の姿を磨くことなく、アクセサリーでごまかそうとするのはよくない。ブランド製品をありがたがるのもおなじ理屈である。製品そのものの良さを問うことなしに、ブランドにむらがる人々は不思議というしかない。
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怪談牡丹燈籠
水谷八重子の演技を見て、実にうまいと感激した。役者の中の役者だと思った。初代の名を継いだだけのことはある(元は水谷良重)。
今日、妙高市文化ホールで行われた松竹新派特別公演「牡丹燈籠」を観て来た。当初、池内淳子主演の予定だったが、病気(間質性肺炎・胸水貯留のため3か月の安静、治療)のため、代役として水谷八重子さんが演じることになった。共演も前田吟、坂口良子、川野太郎、甲斐京子ら芸達者がそろった。
5月25日に埼玉県の戸田市文化会館をスタートし、7月1日まで日本中43か所を回るというハードな公演である。県内では新潟市、魚沼市でもやっている。妙高市は最後から3番目であった。ほぼ毎日の公演であり、役者も大変だなあと思う。
この作品は「四谷怪談」「番町皿屋敷」とともに怪談3大名作のひとつで、大西信行が三遊亭圓朝の人情噺(ばなし)を踏まえて故杉村春子のために書き下ろしたものだという。岩波文庫で出ているそうだ。杉村の名演で知られるこの舞台が、やってきたのだ。
見所はお米(乳母)・金に目がくらんで殺しに手を貸すお峰・夫人の三役を演じる水谷八重子である。
江戸を離れて幽霊からもらった金を元手に大店におさまっている伴蔵夫婦、そして変わり果てたお国と源次郎。色と欲が絡んで更に因果話は続く…というお話。怪談だが、笑わせるし、人情話としてしんみりもさせる。なかなか良くできた話である。前田吟の亭主役も良かった。仕事の都合で、開演30分後にようやく会館に到着。そのため、見所のひとつである、幽霊が客席から出るところを見れなかったのが残念無念。
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なめんなよ
会社からの帰り道にときより立ち寄るコンビニのオーナーは、レジの際、カウンターの裏にあるビニール袋を、指をなめて取る。日用品ならまだしも、弁当やおつまみ、おかしを買ったときは本当にいやだ。このオーナーはろくに「ありがとうございます」も言わないし、レシートも寄こさない。最低のオーナーだと思う。
あるドラッグストアでは、時折年寄りが出てくるが、この人も、ビニール袋をなめて取る。若い店員の客がすくまで、絶対レジに行かないようにしている。
朝市のばあちゃんなら許せる。それに野菜は洗ってから食べるし。でも、札をなめて渡されるのはいやなので、1万円札しかないときは買わないようにしている。
図書館の本はほとんど借りたことがない。調べものをするときだけ利用する。だいたい、昼間の図書館は子供づれの主婦を除けば年配の人が多く、本をぺろぺろなめてめくっている。だからいやなんだ。美人がなめてめくった本ならいいが、美人は本をなめてめくらないし、ほとんど美人も見かけない。
ブックオフなどのリサイクル本のほうが、消毒をしているのでまだいい。図書館も、利用率を上げたいなら、「なめない運動」をしたり、事務用の海綿や紙めくりクリームを用意したらいいと思う。また、定期的に消毒をすべきだと思う。
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荘村清志と武満徹
荘村清志さんのギター教室「ギターで世界の名曲を」(NHK教育)を、楽しみに見ている。初回を見逃したのは残念だが、その後はHDDレコーダーに録画しているので、安心だ。今日は録画ではなく、放送を見た。
武満徹編曲の「オーバー・ザ・レインボー」を最後にやった。「思い出の曲なんですよ」と言って、弾き始めた。武満さんというと現代音楽というイメージが強いが、もっと幅が広い音楽家だ。映画がすごく好きなため、多くの映画音楽やテレビ番組のテーマなども手がけた。糸魚川でロケをした「はなれ瞽女おりん」(1977年 監督:篠田正浩) の音楽も武満氏だったな。
武満氏はギターが好きで、ギター曲を多く書いた。その中でなんと言っても、多くのギタリストが取り上げている「ギターのための12の歌」は荘村清志のために編曲された名曲ぞろい。「フォリオス」と「オーヴァー・ザ・レインボー」は、中でも荘村さんが好な曲で、演奏回数も多い。私もギターピースを買った(捜せば出てくる)。「ミッシェル」「イエスタデイ」などのビートルズナンバーの編曲もすばらしかった。
武満氏はギターが弾けたかどうかは知らない。だが、楽譜を見ると、手の大きさなどで多くの制限があるギターについて、知らないと編曲ができるわけがない。編曲する人は、マニュアルがあるのだろうか。その辺はプロなんだからうまく作ると思うが、楽譜を見るだけではなく、実際にギターで弾いてみると、武満さんのギター音楽に対する愛情がひしひしと感じられる。弾けば弾くほど楽しくなってくるし、飽きない。
調べたら武満さんが亡くなったのは1996年2月20日。もう10年以上もたつ。荘村さんが弾く「オーバー・ザ・レインボー」にジーンときた。ギターの音っていいな。名曲はいいな。編曲のすばらしさも永遠だな。
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「ぬれおかき」はうまい
「ぬれおかき」が好物である。
初めて食べたときは「なんだ、こりゃ」と思ったが、もちもちしていて実にうまい。
なかでも、当地新潟の岩塚製菓の「新潟ぬれおかき」が一番うまいと思う。しょうゆの香りと、しっとり&もちもち感がすばらしい。
食べ出したら止まらない。すぐ一袋食べてしまう。
米菓といえば、パリパリするものだという先入観をぶち壊したところがすごい。
また、音がしないところが新たな需要を生み出していると思う。
つまり、会社でこっそり食べたり、映画館に持込んで食べたり‥という需要である。
ネットで調べてみたら、元祖は秋田市の「秋田いなふく米菓」だそうで、とんねるずの「食わず嫌い」で紹介され、有名になったようだ。ホームページを見ると製法特許を取っている。
1996年(平成8年)2月に初めて「ぬれおかき」を発売。発売時の名称は「鬼仲間」だったという。
新潟では「栗山米菓」でも「ぬれ鬼」という、ぬれおかきを出している。これもうまい。ホームページでは、ぬれ鬼を使ったごはんものや、洋風のピザやサラダ、和風の料理各種、デザートまで、あっと驚くレシピが紹介されている。「ぬれ鬼ピザ」は、案外おいしいかも。
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シュワちゃんとは違います
我が家の柴犬は、いま抜け毛のピーク。部屋の中で飼っているので、部屋中、毛が散らばって大変だ。廊下などにはヘアボールが漂う。市販のブラシでは、いくらやってもきりがないし、あまり取れない。
知人からファーミネーターのことを聞き、さっそく買ったが、これが優れものですごい。
さっと毛並みに沿って表面をなでるだけで、ごっそりとアンダーコートがとれる。力を入れないのに、すごく取れるのが不思議だ。あっという間に、小さいなビニール袋が一杯になるほどだ(コマーシャルのようだが、別にお金をもらっているわけではない。一度使うと驚くこと確実)。
換毛期のある犬は、表面が固めの毛(オーバーコート)の下に、防寒や防水の役割をする綿のようなアンダーコートという短い毛があり、2層構造になっている。つまりダブルコートである。
通常のブラシではアンダーコートはなかなかとれない。
なお、抜け毛の少ないシングルコートの犬( プードル、シーズー、マルチーズ、ビションなど)には向かないそうだ。使える犬種は、 ラブラドール、ゴールデン、ボーダー、シェルティー、コーギー、ビーグル、日本犬、シェパード、パグ、フレンチブル、ボストンテリア、ブルドッグ、ハスキー、コリー、ダルメシアン、グレートデーン、セントバーナード、ポメラニアンなどである。
なお、ファーミネーターは 米国FURminator社の製品のことである。1万円前後するが、ネットだと半額くらいで買える。 ターミネーターと間違えてネット検索しないように。シュワちゃんではない。
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初夏の群馬へ
「鈴なり」という言葉がぴったり。真っ赤な宝石、サクランボが最盛期だった。
日帰りバスツアーに参加した。群馬県のサクランボと富弘美術館の2か所を巡る旅である。
参加者は25人で少なく、車内はゆったりだった。
沼田インターを降りたのが10時少し前。沼田市の原田農園はすぐ近くだった。有名な農園らしく、大型バスが何台も停まっていた。バスツアーの拠点のようだ。
新年早々イチゴ狩りが始まり、6月上旬まで続いて、いまがサクランボの最盛期。この後、ブルーベリー狩り、とうもろこし狩り、桃狩り、りんご狩りと10月までびっしり続き、そのあとはきのこ狩りである。1年間通して楽しめるという。
サクランボ農園は少し離れているところで、バスで5分ほど。何棟もあるビニールハウス内にはサクランボの佐藤錦がびっしりとなっていた。次々と団体客が案内されるが、細かくロープで仕切られていて、他の区画には入れない。熟したものだけ早い者勝ちというのを防ぐためだろう。枝にびっしり付いている実を次々に口に入れる。取れたての味は格別だ。みずみずしい香りが口の中に広がる。制限時間は30分であるが、係員が間違え、20分で出てくれと言われる。添乗員があわてて抗議にいったので、係員がサクランボの袋を手にあやまりにきた。まあ、いいか。100個以上は食べたし、もう食べれないほどだったので。ツアー料金に含まれているので、払わなくて良かったが、入園料は1575円である。
昼食もこの農園で出た。温かいものがない食事でたいしたことはないが、不思議に思ったのが、デザートにアメリカンチェリーが1粒付いていたことだ。考えるに、(1)佐藤錦などの和品種のおいしさを対比させるため (2)仕入れの関係で問屋から押し付けられた (3)自家製のサクランボよりコストが安い (4)サクランボ園食べ放題で、甘酸っぱい味に飽きたと思われるから・・・・さて、どれだろう。
午後は富弘美術館である。ずいぶん山の中にある。渡良瀬川をせき止めた草木ダムのそばにある。最初に20分ほどのビデオを見て、それから絵の鑑賞である。初めて原画を見たが、絵から、息遣い、筆遣いが感じられる。以前は絵から偽善的なにおいがして、いやだったが、星野富弘という人、経歴、障害などを知ると、理解できる。動けないので花などの静物と向き合うしかなかったのだし、詩は長い時間、花などと対話した中で生まれたのだ。絵を見て詩を読むことの繰り返しが実に楽しい。館内は多くの人でにぎわっていた。美術館はどこでも同じだけど、女性が圧倒的に多い。それも中高年。男は付き添いだ。
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メディアリテラシー
NHKの週間こどもニュースは欠かさず見ている。
国際情勢などが分かりやすく解説されているなど、大人が見てもなかなかためになる。勤務時間の都合で見ることができないので、毎週DVDレコーダーに録画しているほどだ。
子どもニュースは、難しい言葉を使わないのがいい。コムスンの問題でも、「ズルをした」の一言なのだ。
「あるある大辞典」の一件でも、北海道のミートホープが豚肉混じりのひき肉を牛ミンチと偽装していた事件でも、「ズルをした」の一言でずばり言える。語源はもちろん「ずるい」から来ている。一連の事件に、一番ぴったりする表現だ。
ところで「サボる」という言葉がある。これは、フランス語「sabotage(サボタージュ)」が語源。そしてそのサボタージュは、フランスの労働者が木靴「sabot(サボ)」を使って機械を壊して営者に損害を与え労働争議を引き起こしたというのが語源のようだ。こういった、生産などを遅らせる労働争議のことを意味する。日本語では「怠ける」「ズル休みをする」という意味があるが、英語ではこの意味はない。
この辺では、コッスイという。これは「狡い」のことで、名古屋でも多く使われる言葉だ。英語にすると、アンフェアか。現代語では「せこい」というかも。これは役者・寄席芸人の隠語らしいl。
コッスイことしちゃ、だめだって。絶対ばれるって。ばれたら、早く全部さらけだして謝れって!
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ウクレレ賛歌
愛用のウクレレがある。2005年12月のホノルルマラソンを5時間26分で完走した後、ホノルルのウクレレ専門店「ウクレレハウス」で買ったばかりのウクレレを持って、無料のレッスンを受けに行った。
購入者への特典で、黒人が講師だ。ビートルズナンバーなど数曲をウクレレを弾きながら一緒に歌ったり、持ち方や弦のはじき方などのアドバイスを受けた。完走者だけがもらえる「フィニッシャー」と書かれたTシャツを着ていったら、講師が「いまゴールしてきたのか」と驚いていた。まだまだゴールに入ってこない人も多く、この時間帯のホノルルはすいているのだ。妻はがらがらのショップでらくらく買物をしていた。とにかくホノルルマラソンは半分近くが日本人である。買物をしていて日本人にばかり会うのも滅入る。
ウクレレはハワイ在住の日系ウクレレ職人(元カマカ職人)であるロン・ヤスダ氏のハンドメイド。オールコアで優しい音色がする。低音や倍音の濁りがなく、いかにもハワイの音色だ。職人気質でウクレレに対する深いこだわりと情熱を注いでおり、その中でもいい音がする1本を買ってきた。日本円にして約7万円、それにケースが1万円だった。
そのウクレレであるが、成田空港に戻ってきて、乗り合いタクシーで新潟に戻ったが、いきなりすごい大雪。南国の楽園から、まっさかさまである。
雪の湿気のためであろうか。すっきりして良く響く音色が、こもってきた。いわゆる「鳴らなくなった」状態となってしまった。ハワイの気候で育ったウクレレは、異国の厳しい自然に耐え切れず、ホームシックにかかってしまった。
鳴らないウクレレを大事に弾いているうち、冬を越し、春を越すと、木が雪国の気候に慣れてきたのだろうか。だんだん、元の音色に戻ってきた。その年は冬になっても、前年ほど音がこもらなくなり、音量低下もなくなった。
ようやく「ハワイ生まれ、新潟育ち」のウクレレになってきたようだ。
先日、友人に焼肉パーティーに招かれ、ウクレレを持参した。梅雨前のからっとした日だったので、良く鳴った。パーティの席にウクレレの音色が響き、南国気分で焼肉を食べたのであった。
さて、先日購入したオータサン(ハーブ・オオタ)の新アルバム「ハワイアン・タイム」はすばらしかった。オータサンのCDは山ほど出ているが、ハワイアンのソロというのは珍しい。たぶん初めてではないか。
基本はウクレレ1本。オータサンが目の前でウクレレを弾いているライブ感覚がする。このアルバムでは、ウクレレのチューニングを、High-Gにしている曲がある。G弦は太い弦を張ってLow-Gにして演奏することが多いが、曲によってHigh-Gも使い分けているようだ。使っているウクレレは日本の中西清一氏によるものだそうだ。
とにかく演奏はすばらしい。メロディの間にコードをすばやく刻む技は、まるで2台のウクレレで演奏しているようだ。独特のトレモロ奏法もいい。コピーしてみたいが、膨大な時間がかかりそうだ。
オータサンはたぶん、これらの演奏を簡単にやってのけたのだろう。1曲でもいいからマスターしたい。
それから先日、「ウクレレ・マスターズ イン・ジャパン」という日本ビクターのCDを買った。1960年から64年までのオータサンの演奏が収録されている。2000円の定価が付いていたが、ツタヤでなんと980円で売っていた。ソロではないが、うまい。新旧の演奏を聴いて、感慨深いものがある。
2枚のCDを聞いて見たい方は、買わなくてもここでダウンロード販売もしている。
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じょんのびについて
新潟県に「じょんのび」という方言がある。アクセントは語頭を強く発音する。
「ゆっくりする」「のんびりする」「芯から気持ちが良い」「極楽」などを意味するが、どれもしっくりこない。やっぱり「じょんのび」は「じょんのび」でしか言い表せない。それはおそらく「のんびりする」前に、重労働もしくは難儀をするという前提があるからではないか。大変な仕事のあとに、芯からのんびりするからこそ、気持ちよさが倍加するのである。
「じょんのび」の「のび」は、おそらく「伸び」か「延び」であろう。「のびのびする」と同じ意味だと思う。語源は「寿命が伸びる」という説や「情延」という説がある。つまり「じょん」の語源は、「寿」か「情」というわけである。
ネットで調べたら台東区に日蓮宗の「情延院」という寺があるが、何か関係あるのだろか。銀閣寺の近くには豪商茶屋四郎次郎が瓜生山麓に営んだ情延山荘跡があるらしいが、とにかく「情延」という言葉は存在するようだ。読み方不明。
柏崎市高柳町には滞在型交流観光施設「高柳 じょんのび村」があり、じょんのび温泉「楽寿の湯」がある。
新潟市西蒲区には福寿温泉「じょんのび館」がある。
上越市春日山にある老人福祉センター「春日山荘」は、風呂があり、別名「じょんのび荘」とも呼ばれる。
新潟県の方言は下越(新潟中心)と上越はまったく違うし、佐渡や中越でも異なる。その中でも「じょんのび」だけは数少ない共通語である。まさに新潟県を代表する方言であると言える。
*この文をもとに加筆し、上越市の日刊新聞「JY」の6月30日付コラムに掲載しました。
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