ハーブ入りホットワインでぽっかぽか
雪がとけて川になって 流れて行きます
つくしの子が恥ずかしげに 顔を出します
もうすぐ春ですねえ
ちょっと気どってみませんか
風が吹いて暖かさを 運んできました
どこかの子が隣の子を 迎えにきました
もうすぐ春ですねえ
彼をさそってみませんか
泣いてばかりいたって 幸せはこないから
重いコートぬいで でかけませんか
もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか
キャンディーズの「春一番」のメロディーが自然に出てくる。
今日は新潟県で春一番が吹いたそうだ。そんな強い風が吹いたかな。平年より15日遅いという。
首都圏では23日に春一番が吹いて、新宿でクレーンが倒れたり、強風の被害があった。こちらの春一番は、けっこうおだやかだった。
日中は晴れ間が広がり気温があがり、雪解けも始まった。だが、積雪は92センチ(新井消防署前)もある。
これからまた、冬型になるそうで、そんなに駆け足で春はやってこないのだ。
さて、本当は厳寒の時期に飲もうと買ってきておいたのだが、なぜか今になって飲みたくなったのがホットワインだ。
上越市北方の岩の原葡萄園で、以前1~3月ごろにハーブ入りのホットワインを無料でサービスしていたことがある。今は飲酒運転が厳罰になったので、やっていないはずだ。
そこで売っていたホットワイン用ティーバッグ(500円)を買ってきた。ドイツのハーブティーで、オレンジピール、シナモン、クローヴがティーバッグの中に入っている。欧米のスキー場には欠かせない、スパイシーなホットワインが作れる。
POMPADOURというブランドで、いろいろ出ているがナンバー8の「グリュー」がホットワイン用である。ドイツ語で赤々と燃え、熱を帯びるという意味らしい。
古くからドイツと周辺諸国ではワインにさまざまなハーブを漬け込んだ薬酒が発達していた。冬にそれを飲んで、乗り切るという生活の知恵である。
鍋にワインとティーバッグをいれて弱火にかけ、ふたをして沸騰させずに5分間温める。さらに火をとめて5分間むらす。砂糖やジャム、蜂蜜、レモンを加えても良い。
いま、このブログを書きながら飲んでいるのだが、ハーブの香りがして、安いワインも高級な感じになる。そして、体がぽかぽかしてきた。特に足の先が熱くなっている。風邪をひいたときなどにはいいかもしれない。
アルコールがだめな人は、お湯だけでハーブティーを作ってもいいという。
最低気温、氷点下0.3度、最高気温11.2度。
20日に「海雪」でデビューした黒人演歌歌手のジェロが、演歌・歌謡曲歌手では、デビューシングルでの初登場で、オリコンチャート4位という歴代記録を樹立したという。
氷川きよしを超える存在になるかもしれない。歌がうまいので許す。
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ハードもソフトもある上越のスルメ
こんな笑い話がある。
上越市直江津地区のスナックに入った東京人。つまみに、スルメを頼んだら「ハードですか、ソフトにしますか」と聞かれたそうだ。
「てやんでぇ、ポルノやコンタクトレンズじゃあるめえし、スルメにハードもソフトもあるもんか!」 と、言ったとか、言わないとか・・・・・。
ホントに上越ではスルメにハードとソフトがあるのだ。居酒屋(チェーン店でない地元店)ではメニューにちゃんとある。
ハードというのは一般的な固いスルメのこと。一方、ソフトというのは、一夜干しのやわらかいスルメのことである。
一夜干しのスルメは佐渡土産として有名だが、上越の人も良く食べる。やわらかいのでお年寄りでも食べられるし、塩分が少ないので健康にもいい。また、つまみだけじゃなくて、ご飯のおかずにもなる。
さっと焼くだけですぐに食べられるし、冷凍しておけば、急な客が来たときでも間に合う。バター炒めにしてもおいしい。
お土産にもたいへん喜ばれる。ネットショップでは、クール便で宅配もしている。
そして、その一夜干しスルメをてんぷらにしたのが、高田名物「するてん」である。
するてんとは、「スルメの天ぷら」の略である。揚げたてはもちろんうまいし、冷めてからもうまい。上越市内のスーパーでは、定番惣菜として必ず並んでいるほどだ。
先般のレルヒ祭でも屋台で売っていたようだし、春の高田公園観桜会でも、屋台で販売する。
ということで、いま「するてん」をつまみに、ビールを飲んでいるところ。
最低気温、氷点下0.6度。朝は10センチぐらい雪が積もっていた。もうそろそろ春になってほしい。
昼は晴れ間もあり、最高気温は6.8度まであがった。
明日あたりから、花粉が飛びそうだという予報が出ている。
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雪国なのに、氷柱(つらら)がない!
子供のころは、軒先にぶらさがる大きなツララを棒でたたいて落としたり、かじったりして遊んだものだ。
農村部にいったりすると、見たこともない巨大なツララがあって、こわさないよう大事に落として、眺めていたものだ。
いまのように各部屋にストーブがあったり、床暖房だったり、断熱が行き届いた住宅でない時代は、屋根雪はコタツや人の温かさ、囲炉裏の火、かまどの火などによって、少しずつ解け、だんだん巨大なつららができた。
私の家は融雪屋根なので、ツララはできない。自然落下式の家もツララはできない(写真)。
かろうじて発見したのが、倉庫や車庫。小さなツララはできるが、熱の発生源がないので、ツララは大きくならない。
大きなツララは、天然記念物になってしまうかもしれない。
ところで、若い人はツララというが、上越地方の方言ではカネコーリ、またはカネッコリである。
「方言の地図帳」(小学館)を見ると、佐渡を除く県内全域でカネコーリが使われている。ほかに富山県、岐阜県北部などで使われているようだ。
分布図がのっているので、そのまま紹介する。
この本によると、ツララは主に西日本に分布し、関東はアメンボーだという。佐渡や東北地方ではタルヒというが、これは源氏物語にも出てくる古語であり、タルキ、タロッペなどの変化もある。とにかく、いろいろな呼び名があるものである。
県内で使われるカネコーリであるが、金氷か鐘氷であろう。十返舎一九の「金の草鞋(かねのわらじ)」にもあるように、金(かね)とは鉄などの金属のことである。たたくと、キンコンカンと音がするからである。鐘の字でもいい。
カネコーリという方言を聞くと、子供のころ、何本ものツララを順に棒でたたいて遊んだことを思い出す。キンコンカンコンと、きれいな響きがした。こんな音のある情景が目に浮かぶほど、美しい方言だと思う。
最低気温0.1度、最高気温3.2度。最低気温は午前9時までの記録なので、夜に氷点下になっても記録上は現れない。だが、午後7時以降、氷点下になり、道路はツルツルに凍っていた。
午後9時30分ごろに会社から帰ったのだが、途中の国道18号線は凍結のため、時速20キロぐらいのノロノロ運転だった。途中で、白い乗用車がスリップして、ガードレールにぶつかっていた。
朝方から風が強く、吹雪の一日。北海道や首都圏ではたいへんな冬の嵐だったようだが、こちらも寒波にやられた。
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Rimoはダラダラ系。Wiiでダラダラ見よう!
動画サービスの "Rimo(リィモ)"がニンテンドーWiiで見られることを知った。
Rimoは、2007年02月20日に(株)はてながリリースしたサービスで、You Tubeの動画がテレビのようにエンドレスに流れるというサービスだ。アドレスは以下の通り。
これまで、You Tubeは、動画を検索して見たり、ダウンロードしてパソコンに保存したり、ケータイ用に変換したりして見ていたが、まったく新しい発想で、当初は感嘆したものだ。
だが、所詮はパソコンで見るもので、テレビで見られるとは思わなかった。それがWiiを使って、テレビで見られるとは知らなかった。パソコンとは操作性も違って、リモコンで番組を簡単に選ぶことができる。本来の目的のダラダラ視聴には最も適した方法だと思う。一時停止、番組切り替えなど、リモコンで簡単に操作でき、高齢者にも操作できるだろう。
このブログを書きながら、WiiでRimoの音楽番組を流している。YouTubeのサーバーから人気が高いと判断された動画が順番に呼び出される仕組みで、いわゆるプッシュ型のサービスである。目的の動画をいちいち検索しないでいいのがウリである。番組が人気順に次々とエンドレスに流れるので、BGMに最適だ。そして画像付きなのに無料である。
番組はYouTubeのカテゴリーに基づいており、音楽、アニメ・映画、お笑い、動物・ペット、ゲーム、スポーツ、ニュース・ドキュメンタリー、アイドル・アダルト、その他‥‥の9ジャンルを見ることができる。
動画が次々と再生され、1度見たものは2度と再生されないのがいい。
Wiiだけではなく、プレステ3にも対応しているそうだ。
こういった複数のサービスを統合し、新しいサービスを生み出すのを"マッシュアップ"と言うそうだ。そしてRimoのようなサービスを、「ダラ見系」というらしい。ほかに、reseg(オレセグ)とか、DARAO(ダラオ)がある。
これに対して、ニコニコ動画のように、動画に字幕コメントをつけて楽しむサービスを、「字幕系」と言うそうだ。
今朝は寒くて、6時前に目がさめた。最低気温は氷点下、3.2度。日中の最高気温は5.5度。夕方から雨が降ってきた。気温が上がったからだろう。雪がどんどん消えてゆく。
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ネーブル、パール柑、デコポン、はるか‥柑橘類が競演
広島の今井敏代さんという視覚障害者の方から、今年もネーブルオレンジが1箱届いた。
2004年5月に長野県の松代町で開かれた全犬使会(全日本盲導犬使用者の会)の松代大会で、妻がボランティアに行って、そこで親しくなった。以来、毎年この時期になると、みかん類を送ってくれる。
今井さんは4度目の脳腫瘍手術で失明し、盲導犬キキと出会う。広島ハーネスの会理事、盲導犬の理解をすすめる「キキ」の会理事、視覚障害者の自立をすすめる会会員、日本児童文学者協会広島支部会員など、多彩な活動をしており、各地で講演会などを行っているそうだ。
「盲導犬キキ 風のように 光のように 」という本も2005年10月に出版している。キキとの悪戦苦闘の共同生活の中で、次第に心を通わせ、一体となっていく2つの命…。様々なエピソードを通し、光を失った著者が「自立」を獲得していくまでを描く物語だ。
ところで、ネーブルオレンジは因島(いんのしま)産という。因島は八朔の発祥の地でもあり、柑橘類の栽培が盛んな島だという。そうそう、因島と言えば、ポルノグラフィティの故郷である。
ネーブルオレンジは、尻の部分がへそみたいなので、ネーブル(英語でヘソ)と付けられた。
今日会社に1個持っていった。弁当を食べた食後に食べたら、事務所じゅうにジューシーな甘い香りが漂ってしまった。味だけではなく、香りも最高だった。1箱も送ってもらったので、当分の間、食べることができそう。本当に、ありがとう。
きょう、仕事の帰りにスーパーに立ち寄ったら、柑橘類がたくさん並んでいた。
ネーブルオレンジもあったが、カリフォルニア産だった。オレンジというと、カリフォルニアかフロリダが多い。
売り場を見ていたら、ものすごくたくさんの柑橘類が売っていて驚いた。
食べ比べてみようと、3種類を買ってきた。
一番大きいのが、ブンタンやボンタンの血をひく熊本県特産の「パール柑」(198円)、右下のが熊本産の「デコポン」(158円)、左下のレモンのようなのが愛媛県産の新品種「はるか」(100円)である。
パール柑は、さっぱり感がいい。ただ、種ばっかりで皮が厚い。デコポンはすごく甘くて香りがいい。はるかは一見、すっぱそうだったが、食べると実は甘い。どれも、香りが良く、おいしかった。
まだ、このほかにも、八朔、ポンカン、ステビア甘夏、晩白柚(ばんぺいゆ)など、さまざまな柑橘類が売っていた。中でも晩白柚は、世界最大の柑橘類だそうで、直径20センチ以上もある。苦味がないグレープフルーツみたいな味がするらしい。ちょっと高価だが、一度食べてみたい。
最低気温、氷点下1.3度。最高気温4.6度。晴れる時間帯もあったが、雪が降ったりやんだり、不安定な天候。
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ブロンズ像も、観音像もやっぱり寒い?
今日は大荒れの天気。海岸まで行って見たが、海岸通りは道路にまで流木やごみが上がって、すごいことになっていた。海を見れば、白波なんてもんじゃない。見るもおそろしい。波しぶきが空中に漂い、車で通るだけでワイパーが必要だ。こんなところに住んでいれば、車はすぐさびてしまうわな。
こんな大荒れの天候の中、カモメは大忙し。海岸に小魚が打ち上げられているようで、カラスと争奪戦である。うなるような波の音と、ギャーギャーというカモメの鳴き声が響く。自然の交響曲である。
ところで、こんなに寒風が吹きすさぶ日は、裸体のまま立っているブロンズ像や、金属で冷たそうな観音さまも寒かろう。高田公園にはブロンズプロムナードというのがあって、美術が好きだった前々市長の植木公さんが作ったのである。
桜とハスで知られる高田公園の西堀に面した通りと一角にあり、なかなか壮観である。この中には裸体像も多く、岩野勇三のBALANCEという傑作もある。ほかに滝川毘堂や千野茂、小池藤雄などの作品もある。裸体が寒風に吹かれるのは忍びない、というわけでもあるまいが、冬になると、ブロンズ像の保護のため、雪囲いがされる。だが、ブロンズ像が見えなくなると意味がないので、歩道側の一面が開けてある。真冬でもブロンズ像を見ることができるのだ。ブロンズ像も雪がつもらずあったかいだろう。この雪囲いを見ていると、雪国の人の温かさが伝わってくるのである。
雪が降ると、高田公園の景色も一変する。高田城三重櫓もいいが、冬枯れたハスの風情もいい。
ブロンズ像に続いては、観音像である。
上杉謙信公ゆかりの春日山城跡のふもとに、「御前清水」というおいしい清水があるが、そこの観音像に、体をすっぽり包むように真っ赤なマフラーが巻かれている。
一体だれが、マフラーを巻いたのだろう。「観音様は寒いだろうに」と思ったのだろうか。地蔵さまに笠をかぶせた「笠地蔵」の昔話みたいだな。心が温かい人もいるものだ。
思わず、お賽銭を上げてきてしまった。場所は、春日山城ふもとの、埋蔵文化財センターのやや西側である。
このほか、狛犬に「こも」をかぶせているところもある。雪国は寒いが、人の心は温かいのだ。
最低気温は、氷点下2.2度であるが、風が強いので、体感温度はもっと低い。最高気温は3.0度。高田の積雪は50センチほど。妙高市は1メートル前後。
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新潟県にも進出した東国原知事ブランド
今日の新聞に、泉田裕彦新潟県知事が、再選出馬を表明という記事が載っていた。10月に任期満了を迎えるため、県議会2月定例会の本会議で、自民党の代表質問に答えるかたちで表明したそうだ。まあ、与党がこういった形で質問して、知事出馬を表明させるというのは、慣例とは言え、なんとなくいやだね。議会の冒頭で、自らの意思で堂々と出馬を表明したらいいのにね。
それはともかく、泉田知事の領土(?)である新潟県にも、あの宮崎県の東国原知事が、攻めてきているのだ。それも清酒王国たる新潟県に、イモ焼酎でなぐりこみをかけているのだよ(笑)。もっと危機感を持って、新潟を売り込んでほしいものである。
どういうことかというと、地元のイチコスーパーで、あの宮崎県のサツマイモ焼酎「東国原」を売っていた。それには「ジョギングで健康に」と書かれ、東国原知事がランニングしているイラスト入りの札が付いているではないか。これでは、新潟県内のランナーはみんな買ってしまうではないか。そして「日本酒より焼酎のほうが健康に良い」というイメージが定着してしまうではないか。これは日本酒の危機、新潟県の危機である!!!!!! と、少々大げさに書いておく。
というわけで、東国原知事のランニング姿につられて、焼酎を買ってきてしまった。こういうのを衝動買いという。衝動買いさせるような魅力的な品が新潟県にあるだろうか。少々心配になってきた。
焼酎だけではない。先般新潟に行ったとき、高速のサービスエリアで、これも東国原知事のイラスト入りのジュースと、お茶が売っていた。これだけ、新潟に進出するとは、敵(?)ながらあっぱれ、あっぱれ。
ジュースは「そのまんまの温州みかんっ」と書かれており、そのまんまだから果汁100%かと思ったら、なんと30%だった。でも味は良かった。値段は1本130円。ちなみに緑茶は120円である。
ところで、東国原知事はテレビ局のインタビューで道路特定財源の暫定税率維持に関連して、「宮崎県は高速道路が一本もない」と話していた。考えてみれば、新潟県は北陸自動車道、上信越自動車道、磐越自動車道と3本の高速道がある。ずいぶん、差があるといえる。さらに新幹線は上越新幹線に加え、2014年には北陸新幹線も開通する。これだけ差があれば、反発したい気持ちもわかる。
最低気温1.6度、最高気温9.8度。
朝方はとてもいい天気だったので、10時ごろランニングに出たが、途中で雨になり、みぞれになった。午後からは雪となり、また冬に逆戻り。この時期は晴天は2日と続かない。
昨日、燕温泉で岡本屋旅館が雪の重みでつぶれたそうだ。積雪は3.5メートルもあったそうで、これならつぶれてしまうのは当然だ。旅館は休業中だったそうな。
今日の夕食はキムチ鍋。夕方、友人宅に出掛ける用事があったので、材料は全部用意しておいた。寒い日には、少々辛くても、温まる鍋料理がうまい。
ランキングは4位まで上がった。応援ありがとうございます。
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黒人初の演歌歌手「ジェロ」と新潟の関係
「あなたを追って出雲崎 悲しみの日本海・・・」
20日にデビューした初の黒人演歌歌手ジェロさん(1981年生まれ26歳)のことを、朝の得ダネでやっていた。デビュー曲「海雪(うみゆき)」という歌が流れたが、日本人顔負けというか、歌だけを聴いていたら外国人とは思えないほどうまい。こぶしもまわっているし、少し感情を押さえ気味の哀愁を帯びた歌い方が、切なさを増す。声量はあるし、声質も甘さがあっていい。
ジェロさんのことが少し前に新聞に出ていた。歌の舞台である出雲崎町を訪れ、テレビ番組の収録をし、役場で歌を歌ったという。出雲崎町ってまだ、合併してなかったのか。知らなかった。さすが良寛さまの町だけある(!?)
ジェロさんはアメリカペンシルバニア州ピッツバーグが故郷。祖母が日本人で、小さなころから演歌を聞いて育ってきた。両親はアフリカ系アメリカ人だという。だからヒップホップダンスが得意なのも分かる。だが、5歳で初めて覚えた歌が、美空ひばりの「越後獅子の歌」というから、当初から新潟に縁があったのだ。
作詞・秋元康、作曲・宇崎竜童という黄金コンビだけに、ポップス系の曲と思うだろうが、しっとりした日本人的な演歌なのである。
Yahoo!動画に「奇跡の演歌歌手『ジェロ』」としてアップされていて、さっそく見た。PVではベースボールキャップとだぼだぼジーンズのヒップホップファッションでステージに登場するが、歌はド演歌。そして間奏ではヒップホップを見事に踊る。それがすごくぴったりで驚くし、歌はド演歌なのだ。配信は3月31日までというから、見てない人はぜひ。きっとはまるよ。
別の動画では、「津軽海峡冬景色」や「釜山港へ帰れ」を歌っていて、これも聞いていて涙が出るほどうまい。もう、感動しちゃって、完全保存である。ケータイ用に動画を変換して、友達に見せようと思う。
15歳の時に「日本語スピーチ大会」参加のために初めて日本の土を踏んだ。その後、ピッツバーグ大情報学科に在学中、関西外語大に3カ月間留学し、このときに「演歌歌手になりたい」という夢を抱いたという。大学を卒業して2003年に再来日し、コンピューターエンジニアの仕事をしながら、演歌歌手を目指して活動。05年には坂本冬美主催のカラオケ大会で準優勝し、スカウトの目に留まったのだという。
昨年は黒人F1レーサーのルイス・ハミルトンがデビューイヤーでいきなりチャンピオン争いをして話題になったり、今はアメリカ大統領選挙の民主党候補オバマさんなどで、黒人が脚光を浴びている。日本でもジェロが大爆発するのか。演歌は日本のソウルミュージック。黒人のソウルミュージックと、根底は同じなのだ。
最低気温は氷点下3.4度、最高気温は12.5度まで上がった。
久しぶりの青空が広がり、気温が上がった。夜は冬にしては珍しい満月が夜空に浮かんだ。明日は昼ごろまではなんとか晴れそうだ。少し遠くまで走ろうか。
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いっそのこと「日本テレビアカデミー賞」にしたら!?
18日のブログで、日本アカデミー賞についての違和感を書いた。
今日、映画好きの喫茶店マスターと話をしていて、その違和感がイライラ感に代わったので、きちんと書いておこうと思う。
作品賞の「東京タワー」に文句をつけるつもりはないが、まったく下馬評にも上がっていなかった作品がなぜ、5部門も受賞してしまうのか。そして受賞者がなぜ、意外な顔をして喜んでいなかったのか。オダギリ・ジョーも樹木希林も「別な作品が賞をとるとばっかり思ってました」などというのか。特に樹木希林が皮肉っぽいスピーチをしたのが印象的だった。ちなみに、樹木希林は「サイドカーに犬」の役が最高だった(出演時間は短かったけど)と思う。
どんなに考えても「東京タワー」が最優秀作品賞を受賞する映画ではない。キネ旬のベスト10にも入っていない映画である。オダギリ・ジョーはさめたスピーチをしていたが、彼の演技は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の吉岡秀隆より格段に良かったよ。反対に吉岡は意外な顔をしていたのがおもしろい。そういえば「ALWAYS 続・三丁目の夕日」は日本テレビが製作に関わっていたのだったね。
暴露してしまうと、まず「東京タワー」の製作に、日本テレビが関わっているのである。そして本命の「それでもボクはやってない」はフジテレビが製作にかかわっているからだ。ライバルのテレビ局がかかわった映画を入れたくなかったのだ。まったく映画賞の権威を貶めるひどい話だ。昨年はシネカノン製作・配給の「フラガール」が最優秀作品賞を受賞し、いい意味で意外だったので拍手したものだ。この賞が健全になってきたのかと期待をいだかせたが、今年の結果ですべては水泡となった。
「日本テレビアカデミー賞にしたらどうか」という意見もある。こんなあからさまな映画賞は必要ない。ハリウッドにばかにされるよ。
最低気温2.8度、最高気温7.3度。今朝は暖かかったな。このまま春に突っ走ってくれるといいのだが。
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無尽蔵の太麺は、しこしこ
チェーン店のラーメンといって、ばかにしてはならない。
あまり店舗数が多くなりすぎると、味が落ちる場合もあるが、だいたい若い意欲的な経営者がいる店は味に勢いがある。スタッフも若い場合が多く、店に元気がみなぎる。従業員教育も良い場合が多い。店舗は居酒屋風だったり、レストラン風だったり、小屋風だったりして、メニューや張り紙のデザイン、POPなどもいい。さらに厨房が見え、清潔な店が多い。
「越後秘蔵麺 無尽蔵」は、チェーン店の良さが良くでており、第一ラーメンがうまい。いつ行っても、味にばらつきがない。値段も手ごろである。総体的に食べ終わったときの満足感が高い店である。上越市にはなおえつ家(下源入)があり、もっぱらここを利用している。
この店の特徴は麺である。かん水を使わず柿渋を練りこんだ極太麺は、コシが強く、独特のツルツル感がくせになる。この麺がスープに実に良く絡むのである。麺の量もたっぷりで、満腹感がある。
鰹節や煮干粉を使ってあり、香りが良い。背脂が入っているが、しつこくない。
お勧めは、醤油らーめんと(写真下)、野菜味噌らーめん(写真上)である。というか、これ以外はほとんど食べない。
餃子の味は、皮が厚くてあまり好きではないが、けっこう頼んでしまう。
先日、店の入り口に張り紙がでていた。中国の農薬入り餃子の影響がこんなところにも出ている。
店舗は本社がある新潟県を中心に、東京、名古屋、大阪、そして東北方面にあり、計32店舗。どんどん広がりつつある。親会社の「株式会社キタカタ」は、越後茶屋、横浜軒、カリー&パスタ神戸館、らーめん中華一龍、会津喜多方ラーメン蔵など、多くのチェーン店があり、直営だけで58店舗。年商は48億円という新潟を代表する大きな企業になった(同社ホームページなどによる)。新潟から全国にもっと伸びていってほしいと思う。
最低気温、氷点下0.5度、最高気温9.1度。
久しぶりに日中は晴れて気温が上がった。だが、夕方から冬型に逆戻り。みぞれから雪に変わった。やれやれ。
↓今日は15位に上がりました。順位を上げることが目標ではありませんが、励みにはなります。基本的に、あまり気にせず、自分が書きたいことをこれからも続けます。
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