冷凍枝豆よりもうまい亀田製菓の「えだ豆」スナック
スーパーに週3回程度は行く。仕事帰りに立ち寄って、買い物をしてくる。
休みの日に買い物をして時間を無駄にするのはいやだし、仕事帰りならすいているので、レジで並ばなくてもいい。それに、午後8時ごろになると、鮮魚や惣菜などが割引になる。半額の刺身なら、毎日だって食べられる。焼きたてパンも夜には半額処分される。
以前は、男がスーパーに行くのは気恥ずかしかったが、最近はずいぶん男が多い。若者も半額の刺身や惣菜を平気で買っている。酒もコンビニより安いし、つまみの種類も多い。金のない若者は飛びつくわけだ。コンビニに客をとられたスーパーが夜遅くまで営業をするようになり、またコンビニから客を奪い返している。
今日、スーパーで見つけたのが「茶豆100%使用 えだ豆」というスナックだ。新潟市に本社がある亀田製菓の商品だ。2005年ぐらいから、何回か期間限定で発売されているという。今回は3月24日~8月中旬までの期間限定だ。
新潟名産の茶豆を使ったスナックとは、なかなかいい着想である。まず、食べてみる。袋を開けると、ゆでたてのようないい香りがする。見た目もえだ豆をつぶして入れたようで、つぶつぶ感もある。甘みも茶豆が持っている本来の感じがする。256キロカロリーとカロリー低めのノンフライで、軽いサクサク感がいい。伯方の塩を使い、絶妙の塩加減で仕上げている。酒のつまみには最高のスナックじゃないかな。冷凍のえだ豆よりも、うまいかも。また絶対買う。
最低気温3.6度、最高気温10.7度。今日も寒い。長沢や平丸では雪が降ったらしい。
3日間連続の冷え込みである。
2週間前に家の中でつまづいて転んで腰を強打した母の容態が思わしくなく、今日整形外科へ行ったら、入院だという。レントゲンではわからなかったが、どうやら骨折しているらしい。
それで今日は仕事どころではなく、たいへんだった。夕方出社したら山のような仕事が待っていてぜんぜん終わらず、難儀した。
2~3週間の入院らしいが、しばらくは朝晩、病院に立ち寄ることになりそうだ。
ブログの更新、できなくなるかも。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください
- 関連記事
-
- 雪国の春は、山菜の春 (2008/04/09)
- 新潟の大地震が生んだ「らーめん缶」 (2008/04/07)
- 冷凍枝豆よりもうまい亀田製菓の「えだ豆」スナック (2008/03/31)
- 越後姫を食べちゃった (2008/03/28)
- 海からの贈り物 (2008/03/21)
携帯電話が重要ツールの中国映画「長江哀歌」
中国特有というか、ジャ・ジャンクー監督の作風というか、大陸的なゆったりしたテンポについてゆけなかった。
今日、高田日活で行われた上越映画鑑賞会の例会(上映会)の作品「長江哀歌(ちょうこうエレジー)のことである。
力が抜けたユルい映画は大好きなのだが、この映画のテンポは、ユルいのと違う。「時の流れに身をまかせ」といった感じだろうか。小津安二郎の影響がある監督といわれており、、たしかにひとつのカットが1分以上の長回しは小津監督をほうふつとさせる。
なにせ、一昨年のベネチア国際映画祭で金獅子賞グランプリに輝き、昨年度のキネマ旬報ベストテンでも外国映画第1位に選ばれた作品であり、期待度は高かった。
シネコンで上映されない優れた映画・・・という視点では良い選択の作品である。だが、会員が減少している上越映画鑑賞会であるからして、もう少し一般受けする映画をやるという選択肢もあったはずだ。
午後2時からの2回目の上映会に行った。客は30人ぐらいでちょっと少ない。
まだ観ていない人のために物語を書いておこう(上越映画鑑賞会の会報、フィルムファンより)。
大河・長江の景勝の地、三峡。そのほとり、二千年の歴史を持ちながら、ダム建設によって水没していく運命にある古都・奉節(フォンジェ)。16年前に別れた妻子に再会するため、山西省からやってきた炭鉱夫サンミン。2年間音信不通の夫を探しに、やはり山西省からやってきたシェン・ホン。二人は奉節の街の人々とふれあいながら、最愛の人との再会の時を願っていた。
映画の舞台になった三峡ダムは世界一だそうで、日本最大の奥只見ダムの65倍だそうだ。移住した住民は130万人。狭い島国と違って、スケールが違う。
さて、映画についてである。人工照明を使わないリアリズムタッチなのだが、かなりピントがあまいのが気になった。当然、色温度の調整をしていないので、青っぽくなったり、赤っぽくなったりしている。それが中国らしさと言えばそれまでなのだが。
「烟(タバコ)、酒、茶、糖(アメ)」という古来より中国人に欠かせない4つの品を題したパートで描いているが、あまり感心しなかった。とにかくこの映画に出てくる男は例外なくタバコを一日中吸っているので、気分が悪くなるほどだった。
それより、廃墟となっている塔がロケットになって空へ飛んでゆくシーンは、いったいなんだったのだろう。シュールレアリズム?といえば、納得すると思っているのだろうか。あれが映画の重大な汚点だと思う。あんなことやめてほしい。
中国の人々の生活を垣間見るという点ではおもしろかった。日本のトレンディードラマのように携帯電話が出てくるし、一般にこれだけ普及しているというのは驚いた。それよりも、バイクに載せて目的地まで運ぶタクシー業のような若者や、水没する建物は重機で壊すのではなく、つるはしなど人力で行われていることに驚愕した。中国では重機よりも人力のほうがコストが安いのだ。
今朝の最低気温2.0度、最高気温11.8度。夕方から雨が降り出した。寒い一日だった。
今日は休みだったので、午前中、車のタイヤ交換を2台分やってくたくた。タイヤが磨耗していたので、タイヤを買いに行った。6万5000円の出費は痛い。一度、安いタイヤを使って大失敗したことがある。1年も使わないうちに、すごく磨り減ってしまい、挙句の果てにパンク。ひどい目にあった。それからはタイヤはスリップサインが出るか出ないうちに早めに交換するようにしている。変なメーカーのタイヤはやめたほうがいい。
タイヤ交換している間に昼食。朝日町の「ライブキッチンみその」でラーメンを注文。味には文句はないのだが、メニューを見て笑ってしまった。ラーメンに日本そば、サンドイッチ、みそかつ、そして極めつけは「イタリアン・スパゲッティー」(和風スパゲッティーを出している店もあるので、イタリア風スパゲッティだってあってもいい(笑)。もしかして、みかづき風だったりして)。こんなに支離滅裂というか、ポリシーがない店もめずらしい。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
*3回目の1位です。ありがとうございました。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
- 関連記事
-
- 観たい映画がいっぱいだ! (2008/05/24)
- 高橋惠子さん、素敵でした (2008/04/21)
- 携帯電話が重要ツールの中国映画「長江哀歌」 (2008/03/30)
- よくもこんな正反対の映画を作ったものだ! (2008/03/10)
- 上越ロケの「ふみ子の海」で、高橋惠子が助演女優賞に (2008/03/06)
「高田城百万人観桜会」の開花日はいつになる?
「高田城百万人観桜会」が来週、4月4日から始まる。高田公園内にはぼんぼりがずらーっと並び、冬囲いも外されて、ムードが高まってきた。
期間は20日までの17日間だが、問題は開花日。気象庁では平年より4日早く、昨年より1日遅い4月7日と予想しているが、これは新潟市の予想なのである。
これまで高田測候所が高田の開花宣言を発表していたのだが、昨年10月1日に効率化を理由に無人化されてしまった。つまり、高田の開花宣言を出す人がいない。
開花宣言というのは、標準木のソメイヨシノに5、6個の花が開いたときに出されるので、観測用の計測器にはできない芸当だ(ロボットにより将来はできるかも)。
無人化により目視の観測はできなくなったので、妙高山の初冠雪、霜や結氷などの季節現象、ウグイスやセミの初鳴き、天気概況(晴れのち雨など)、大気現象(雷など)、日降雪量(1日に降った雪の深さ)、などの観測が軒並み不可能になったという。春にはウグイスが鳴いたかどうか耳をすませたり、測候所はこんなアナログなこともやっていたのだ。
いくら効率化とはいえ、豪雪で知られる高田の測候所を無人化するとはどういうことだろう。大正時代から蓄積してきた上記の観測データがまったく無駄になったのだ。
ところで、高田のソメイヨシノの開花の平年値は4月10日なので、新潟市より1日早い。
ということは、新潟市より1日早い4月6日が開花予想日となるのだが……。
このところの気温は、平年を大幅に上回る日が多い。最高気温が20度近い日もあった。寒いなと感じる日でも10度前後はあり、ほぼ平年並みだ。ということはもう少し早く、ちょうど4日の開幕ぴったりということもあり得そうだ。だが、今日は平年よりかなり寒いので、影響あるかな。
今年の開花宣言は、上越市や商工会議所、上越観光コンベンション協会の3者が、公園内の桜を観察して独自に開花宣言を出すそうだ。
今日は一日雨。最低気温4.8度、最高気温6.7度。寒い。
NHKテレビでアウシュビッツの世界遺産登録と、広島の原爆ドームの番組をやっていた。全部見れなかったのが残念。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください
- 関連記事
-
- ソメイヨシノの開花前でも「桜見本園」で花見 (2008/04/05)
- フキノトウは人家がないところで採ろう (2008/04/03)
- 「高田城百万人観桜会」の開花日はいつになる? (2008/03/29)
- 可憐で清楚な「雪割草」 (2008/03/27)
- 梅が咲いた (2008/03/15)
越後姫を食べちゃった
まだか、まだかと待ちわびていた新潟ブランドのイチゴ「越後姫」が、今日スーパーに並んでいた。さっそく1パックを購入し、今食べたところだ。
真っ赤に良く熟して美しいね。さらに甘くて、いい香りがして、柔らかい……まさに箱入り娘のお姫様である(笑)。
ネーミングがいい。平成6年に平山征夫県知事が命名し、翌7年ころより本格的な生産が始まった品種だという。当時、ニュース報道され、ネーミングのセンスがいいのに感心した覚えがある。
九州地方の「とよのか」、関東地方の「女峰」、東北地方の「ベル ルージュ」などのおいしいイチゴの良い特徴を受け継ぎ、血統も素晴らしいお姫様だ。いまは、新潟市、新発田市、五泉市、佐渡市など、下越と佐渡で主に栽培されている。
今日買ってきたのは、JA新潟みらいの木越苺出荷組合のもので、15粒入り498円だった。消費税を加えて計算すると、1個15円になる。この組合はネット販売もしていて、30~36個詰めで送料込みで3300円。つまり一個91円になる。いや~、新潟に住んでいて良かったな。
というのは、果肉が柔らかくて、輸送中に自らの重みや車の振動で傷んでしまうため、最近まで県内だけにしか出荷できなかった。
最近は専用のトレーが開発され、宅配便でも送れるようになったそうだ。この季節の贈り物に最適かもしれない。
写真に撮ると、このように光沢があって美しいのは、種が奥深いところにあるためだという。
寒く日照時間が少ない雪国でありながら、こんなに真っ赤に熟して、汁がしたたるほどジューシーなイチゴが今ごろ収穫できるのは不思議だ。
以前、イチゴを出荷している上越市の農家の畑を見せてもらったことがあるが、木が大きいのに驚いた。そして土はふかふかだった。苗はF1(1代交配種、雑種第1代)のため毎年購入するというのも驚いた。そして収穫は夜中の2時ごろから始め、それをパック詰めにして市場へ持っていくのだという。おいしいイチゴを食べられるのも、こういった農家の苦労があってからこそだと思う。
最低気温5.3度、最高気温11.2度。雨で寒い一日だったが、最高気温はほぼ平年並み。暖かい日が多かったので、寒く感じる。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
- 関連記事
可憐で清楚な「雪割草」
妻が知り合いの人から雪割草の鉢2つと、ポット苗1つをいただいてきた。
中でも紫色の花がすばらしい。なんと可憐で清楚な花であろう。まさに雪から生まれた妖精の化身である。
なんでも、いただいた人は種からまいて育てているそうで、すごい数の雪割草を育てているそうだ。人工授精するのだそうで、いろいろな色が出るのでおもしろいという。
今年3月1日、ふるさと新潟の環境を守るシンボルとして、「雪割草」が「新潟県の草花」として指定されたというニュースがあった。
新潟県で見られる雪割草は、数百年前から咲き続けているとされる「オオミスミソウ」という野生種で、県内のほか東北から北陸地方に自生しており、花びらが大きく、大変希少性の高いものだという。
雪割草は、3月上旬から4月中旬にかけて、文字通り雪の残る中、花を咲かせる。
「越後雪割草街道」は、大崎雪割草の里(柏崎市西山町大崎)、国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町)、雪国植物園(長岡市宮本町)という草群生地を通る観光コースとして知られ、約1か月も花が楽しめるという。まだ行ったことがないが、ぜひ一度訪れたい場所だ。越後丘陵公園の「雪割草まつり」が開かれる3月中旬がいいかも。
上越地域では東頚城などに自生しているようだが、まだ見たことがない。「雪国の植物誌」(小川清隆著)や、「上越の自然シリーズ1 山野草」(上越市)、「牧村の植物」(牧村教育委員会)にも載っていない。上越地方は柏崎や長岡市と気象条件が違うわけではないし、たぶん、乱獲されてしまったのだろう。
最低気温4.6度、最高気温12.9度。最高気温は平年並みなのだが、このところ暖かい日が続いていたので、平年並みでも寒く感じる。少し前までは氷点下だったのに、人間の体というのは適応が早いものだ。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
- 関連記事
盲導犬と一緒に人形さま巡り(5)
今回で人形さま巡りの項は終わりだ。
同じテーマで5回も書いたのは初めてである。それだけ村上の人形さま巡りは魅力的であり、迎えてくれた成田さんや村田さんのおかげで印象が強かったということだ。
全国には雛人形巡りのような催しをしているところはたくさんある。しかし、70棟以上も残っていた町屋という財産を生かし、蔵などに眠っていた人形を持ち出すなど、あるものを生かしたこと。お年寄りに展示品の説明をしてもらい、それが生きがいにもつながる取り組みをしたことがすばらしい。
平成10年、22の店舗で「村上町屋商人会」を発足し、取り組みがスタートした。初回に早くも3万人を集め、2年目は5万人と膨れ上がった。
こんな素晴らしい催しなのだが、人形さま巡りが始まる半年前、この企画を、地域づくりを支援する助成金制度に応募したら、27団体のうち、2団体が落とされたという。そのうちの一つが、人形さま巡りだったというのがおもしろい。
結果的に行政の補助金を受けず、商工会議所の支援も受けず、自分たちでお金を出してやったということが、良かったのかもしれない。
補助金をもらうと活動に制約ができ、ややもすると、補助金をうまく使うための活動になってしまう。山のような報告書も書かなければならない。最初のうちはいいのだが、だんだん予算の消化に活動の重点が移ってつまらなくなってしまうのだ。
村上に来て一番聞きたかったのは、商店同士の足の引っ張り合いのことである。上越の商店では、ひとつの店が儲かると、同業者が組合の役を押し付けたりして、足を引っ張るのが得意である。同業組合を作って仲良しクラブにしておけば、飛びぬけて業績が伸びる企業は出てこない。お互いに助け合うと言えば聞こえはいいのだが、要するに足を引っ張るのである。
当然、商店で人形を見せれば、店の品物は売れる。お茶や酒を売っている店は、土産に買って行くので潤う。だが、高価なもの、大きなものを売っている店は売れない。当然である。それで不協和音はあまり起きなかったというのがすごい。
実はこれが大事なのである。村上にも郊外に大きなショッピングセンターがあるが、ここで買えば、利益は中央に吸い上げられてしまう。だが、町の商店街で買えば、地域の中でお金が回る。たとえば酒が売れた利益で店内を改装したり、家具や美術品を買ったり・・・という具合にお金が還流するのである。最終的にはみんなで潤うことになる。
成田さんから「自分ひとりでできることからやり始めること」の大事さを教わった。既成の組織に入って、内部から改革しようとしてもつぶされるのがオチだ。まず、自分でできることをやるのが第一歩なのである。
さて、成田さんの店、「 萬五( まんご )ギャラリー 」は最初に見せてもらった。
「村上堆朱」が展示してあり、その歴史的経緯も分かる。中でも乾漆鉢という漆だけで作られた器は、さわらせていただき、その軽さ、手触りの良さに驚いた。根来(ねごろ)塗りの椀は、黒漆の上から赤漆を塗ったもので、非常に丈夫であり、良いものは50年や100年は使えるという。2つで1万8000円もするが、1日当たりで計算すれば、高くはないという。確かにそうだ。上の赤漆がはげてきて、下の黒い漆がまだらに見えてくるのが逆に味わいになるそうだ。このような器を古美術商で見たことがある。
池野誠さんという県展無鑑査の人の作品が並んでおり、乾漆鉢が特に素晴らしかった。気が遠くなるほどの時間をかけて作っているのが良く分かった。
漆も国産が良く、村上堆朱の漆は朝日村で作っているという。
とにかく、おしゃぎり会館で見た屋台を作る技術が、堆朱の技術として発展した。歴史というものは偉大なものだ。
このほか、人間国宝の村岡高志作の最後の作品である、人形の首だけの遺作が展示されていたのが目を引いた。
ところで今回の村上の旅では盲導犬のかりんちゃんが大人気。
昼食を食べた店「美咲」では、食事中、階段の下でず~っとお座りをして待っていて、店の人に感心された。
帰る前に村上牛の串焼きを食べたのだが、そこに小学生が手伝いに来ていて、かりんちゃんは大もて。でも子供たちは仕事中の盲導犬に触ってはいけないということを良く知っていた。山井さんがハーネスを外して、触らせてあげた。「盲導犬を見るのは初めて?」と聞くと、みんな「テレビで見たことがあるけど、本物は初めて」「すごく利口で、かわいい」と話していた。
盲導犬は上越に3頭しかいない。これではあまり見かけることもないだろう。こうやって、山井さんがあちこちに盲導犬と一緒に出かければ、多くの人が盲導犬を見たり、接したりできる。ある種の啓蒙活動にもなっているのだ。
今回は行く先々の店には、事前に連絡を入れていただいていたため、特に入店拒否ということはなかったが、まだ盲導犬に拒否反応する店がある。2002年(平成14年)10月に「身体障害者補助犬法」ができ、公的施設、公共交通機関(タクシーを含む)は公的認定を受けた補助犬の同伴を拒んではならないことになった。また翌年10月1日からはすべての民間施設でも同様に同伴を拒んではならないことになったのだ。だが、この法律がまだ徹底されていない。一度でも店に盲導犬などの補助犬が訪れれば、この法律のことを知ることができるのである。
最低気温7.1度、最高気温9.9度。一日中雨だった。昨日よりも10度も気温が低く、肌寒く感じる。
ところで、ついに〆張鶴の大吟醸「金」を飲んだ。吟醸よりも一段とすばらしく、上品で馥郁たる香り。そして水のような澄み切った飲み口と、余韻がいつまでもある飲み心地。一種の境地に達していると思う。次男と二人で飲んだら、もう3分の1がなくなってしまった。ネットで調べたら、1本1万3000円以上もするので、再び驚いた。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
- 関連記事
-
- 山古志の「牛の角突き」に行く (2008/09/14)
- 長岡花火の「天地人」花火に驚愕 (2008/08/04)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(5) (2008/03/26)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(4) (2008/03/25)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(3) (2008/03/24)
盲導犬と一緒に人形さま巡り(4)
昼食をはさんで午後からは、村上市郷土資料館(通称、おしゃぎり会館)に向かった。資料館に入る前に、山井さんは成田さんから江戸時代のものだという祭り用の法被を着せてもらった。なかなかお似合いである。江戸時代のものとはいえ、ぜんぜん古さがなく、歴史の重みだけが感じられる。
ここは7月上旬の村上大祭で引き回す「おしゃぎり」を展示している。案内していただいた館長さんの説明によると「しゃぎり」とはもともと「お囃子」のことだという。そしてしゃぎり屋台のことと「おしゃぎり」と略すようになったとか。
祭りでは3基のみこしが町中を巡行し、少年たちによる荒馬14騎の先導で、19台の屋台が引き回される。まだ見たことはないが、この会館で実物を見たので、なんとなく想像できる。
ここでは19町内のおしゃぎりを入れ替えながら展示している。各町内には「屋台蔵」というのがあって、普段はそこに格納しているそうだ。一番古いものは1760年だというから、250年近くもたっていることになる。
一般客はガラス越しにしか展示物を見られないが、館長さんの特別な計らいで館内に入れてもらった。視覚障害者は見ることができないので、触って鑑賞できるようにしていただいたのだ。本当に感謝したい。
「上町」とか「塩町」「庄内町」「安良町」などと書いてある。どれも屋台の車が大きい。1メートル70センチほどあるそうだ。
朱漆と金箔が多く使われ、すばらしい彫刻がほどこされていた上町のおしゃぎり屋台に、目が釘付けになった。「村上堆朱」の生みの親である名工「有磯周斎」が作ったという。2階部分には釣鐘が乗っている。なんと屋台の重さは2トンもあるそうだ。
オフレコ(?)ということで屋台の値段を聞いてみた。1番新しい屋台で8000万円もかかったという。一町内だけではまかないきれないので、地方に出た人からも援助してもらっているそうだ。さらに20~30年に一度、漆を塗り替えなければならず、これには2000万円ほどかかるそうだ。直江津の祇園屋台は、昨年新造した東雲町1・2丁目の場合で2500万円かかったと聞いていたので、こちらの屋台はすごすぎる。
ところで、会館内では、お囃子が流れていた。驚くほど、直江津の祇園のお囃子にそっくりである。直江津の祇園も、ここのお囃子も、北前船を通じて、京都から伝わったのだろう。東京のお囃子とぜんぜん違う。テンポがゆっくりで、優雅である。
2階ではひな人形展をやっていた。旧家や商家などに保存されていたもので、享保雛など貴重なものがたくさん並んでいる。
よく問題になる男雛と女雛の並べ方であるが、中国の唐や日本では古来は「左」(向かって右)が上の位であった。つまり、お雛様も左が男雛、右が女雛で当たり前だった。明治時代以降、西洋にならって逆の位置に改められたそうだ。そういえば、天皇皇后両陛下の写真も西洋のしきたりにあわせ、天皇が右(向かって左)、皇后が左(向かって右)となっているな。
いまでも京雛は旧来のまま、東京の雛人形(関東雛)は西洋にあわせてある。
最低気温3.6度、最高気温19.6度。昼間は暑いほど気温が上がった。
高田公園の桜の開花がずいぶん、早まるのではないか。
もう、新井の町なかでもほとんど雪がなくなった。
■「にほんブログ村新潟情報」で再び1位になりました。ありがとうございます。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
- 関連記事
-
- 長岡花火の「天地人」花火に驚愕 (2008/08/04)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(5) (2008/03/26)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(4) (2008/03/25)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(3) (2008/03/24)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(2) (2008/03/23)
盲導犬と一緒に人形さま巡り(3)
次は酒屋さんである。町の北のはずれ、塩町にある「益田甚兵衛酒店」。典型的な町の酒屋さんという感じだ。
待ってました! 創業は文政2年(1819年)という宮尾酒造の「〆張鶴」。ずらーっと並んでいる姿は壮観。上越じゃほとんど買えないもんね。ところがこの店では当たり前のように売ってるし、吟醸酒だって並んでいる。
昭和40年代の初めから全国に先駆けて純米酒造りに取り組んで生まれた酒「〆張鶴 純」は、純米酒特有の重さがなく、あと口がすっきりしているのは例がない。上越のある料理店で飲んで、ぶったまげた。もちろん、吟醸香もすばらしく、日本酒のすばらしさが凝縮していると思う。
普通酒でも同様だ。口に含んだ直後は辛口の酒と感じる。ところが第2弾ではないが、す~っと旨味が舌にしみこんでくる。単なる淡麗辛口ではない、日本酒の醍醐味がここにある。
写真は、お土産にいただいた〆張鶴の最高峰「大吟醸 金」である。この金色に輝くラベルが目に入らぬか! 1本何と8660円であらせられるぞ。(へへ~っ、とひれ伏す)。
大吟醸は1年以上前に予約が必要で、地元の人でも毎年買い続けないと、売ってもらえないという逸品なのである。
ちなみに、右側は吟醸酒である。こちらはすでに飲んだ。なんという上品な吟醸香。飲みながら笑いがこぼれるという、だらしない姿。これぞ、至福の味である。吟醸で驚いては、恐れ多くも大吟醸は飲めぬ。大吟醸を飲むときは、佳日を選び、体調を整え、7~10度に冷やし、グラスをみがき、つまみを厳選し、雑念を取り去り、それからおもむろにいただくことにする。
それから、〆張鶴の酒かすを買ってきた。これも香りがすごい。店の奥さんが言った。「酒の良さは酒粕を見れば分かります。香りに、はっきり違いが出ます」。なるほど。さっそく冷凍しておいた。これでいつでも大好きな「かす汁」が飲める。我が家の冷蔵庫には雪中梅と〆張鶴の酒かすがそろった。あとは久保田と、越の寒梅の酒かすがあれば完璧だ。
さて、この酒店の展示物の中で一番は、江戸時代の稚児の相撲人形。顔がいいね。姿がいいね。歌舞伎役者をかたどった「竹田人形」もすごい。こんな品々がごろごろしている店というのは信じられぬ。
見れば、この酒屋さんの建物は典型的な町屋作りである。3階建てと思われるほど屋根が高く、天井まで梁がむき出しになっている。実に美しい。
そして、ご先祖様の写真が飾ってあったらり、年代もののタンスもある。大正8年に建てられたというこの家は、時代が止まったままである。普段の生活がこんなアンティークの中であり、そんな普段の生活をそのまま垣間見ることができた。
展示物はケヤキ一枚板の茶の間にずらりと並んでいる。コイノボリの原型である「のぼり旗」は初めて見た。
山井さんと、村田さんは、秤とか枡などの昔の商人の道具や酒器などを触らせてもらっている。ありがたいことである。目が不自由な人は、触ることで時代や雰囲気を感じるのだ。
まだまだ、村上の人形巡りの話は続く。
朝方は雨だったが気温が高く、最低気温9.7度。そして最高気温は16.6度。
日中は曇りで暖かかった。高田公園の桜の開花は5日ごろになるのではないだろうか。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください
- 関連記事
-
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(5) (2008/03/26)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(4) (2008/03/25)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(3) (2008/03/24)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(2) (2008/03/23)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(1) (2008/03/22)
盲導犬と一緒に人形さま巡り(2)
さて、今日は続編。いよいよ「人形様巡り」に出発した。
案内役の成田さんの店「萬五ギャラリー」については、最後に書こうと思う。
最初に伺ったのは、長井町の「富士美園」というお茶屋さんである。
お茶というと、北限のお茶で知られる村上茶である。村上茶は、聞いたことはあるものの、飲んだことはない。静岡茶とどこがちがうのだろう。興味津々でのれんをくぐった。
明治元年創業という大変な老舗であった。事前に連絡されていたようで、5代目店主の飯島久さんが出迎えてくれた。老舗らしい品の良い方である。
店の奥にあるのが茶の間。高田の町と同様に、隣同士の家がくっついているので側面から明かりをとることができず、高い吹き抜け天井の上に天窓がとってある。箱階段があって、典型的な町屋である。
茶の間には布袋様がいくつも並んでいる。この町の通り沿いにも多くの布袋様の像が並んでいる。守り神なのだそうだ。目が不自由な山井さんと、村田さんは布袋様をさわらせてもらっている。目が不自由な人は、さわらないと鑑賞できないので、事前に了解をとっておいていただいたようだ。なお、布袋様の顔や姿がなんとなく山井さんと似ているので大笑い。
布袋様のほかにも、享保時代の古いお雛様が飾ってあった。面長の顔で、品格がある。
ご主人が茶の間に上げてくれて、お茶を振舞ってくれるという。
この店のホームページによると、村上茶の始まりは「古く当時の藩主、堀丹後守直竒が江戸屋敷で作っていた茶を村上でも出来ないかと、今から381年前の1620年、村上藩大年寄役の徳光屋覚左衛門に宇治、伊勢より茶実を持ち帰えらせ種を蒔き、奨励したのが始まりとされています」とある。
「村上市は日照時間が短く、1~2月の間雪に茶園が覆われるため、光合成による植物の炭酸同化作用の活動を緩やかにし、お茶の渋味のもとになるタンニンの含有量が少なくなることと、昼夜の気温差が大きく味が引き締まり、まろやかな味となっています」と説明されている。主人によると、静岡の一般的な品種で収穫量が多いヤブキタに対し、村上の茶は中国から伝来した在来種。茶の木は小さく、茶葉も小さいが、在来種の中では甘みが一番強いという。
静岡では霜を防ぐ扇風機が茶畑にあるが、村上は収穫の時期が遅いので霜の心配はないので、扇風機はないという。
村上の茶は北限だというが、今は北海道でも栽培されているという。村上は「経済的に成り立っている茶栽培として北限」なのだという。
茶の間には小さな囲炉裏が切ってあり、炭火の上の自在鈎につるされた鉄瓶に湯が沸いている。火箸、十能、火起こしなどの道具類も懐かしい。主人の流麗な手さばきで、小さな茶碗にお茶が注がれる。一口飲んだら甘さにびっくり。とても煎茶とは思えない甘さだ。
煎茶は3~5回目まで味わえるということだが、この店では3回出す。1回目はお湯の温度を低くして、甘さを際立たせた。2杯目を味わう。少し温度が高くなり渋みが強くなった。それにしても、それぞれの茶碗に八分目の量でぴったり人数分いれるのには驚いた。
この味の変化を味わうのが醍醐味だ。主人は「急須にお湯を残さない」「急須のふたをとって、蒸れを防ぐ」「湯をいれてから急須を回さない(香りを飛ばしてしまう)」というこつを教えてくれた。
それから茶葉の捨て方である。急須内の茶葉を捨てるときは、尻をたたくことが多いが、尻ではなく、上側の蓋が乗る部分をたたくのだそうだ。品があるだけでなく、茶葉がきれいに落ちるのに驚いた。
教えていただいた茶の入れ方で、こんどは買ってきた茶葉でおいしいお茶を味わおうと思う。
それから、茶道具も実に品がある。村上の代表的工芸品となっている「村上堆朱」の茶托、茶合、蓋置き、急須台、茶蓑などの道具類は実に美しい。茶托でも1枚4000~5000円するらしい。使えば使うほど歴史が滲み出すわけで、長いスパンで考えると、決して高くないと思える。
主人はお茶のサービスでうならせてくれたが、日本の「いろり文化」のすばらしさも再認識させてくれた。
いろりのある部屋は、昼間は応接間、夜は炬燵やぐらを立てて家族の居間になる。寝るときは炭を消壷に入れ、炉口を外して畳を入れる。これで寝間(寝室)になるのである。ひとつの部屋が変幻自在なのである。
この店の若き後継者である飯島剛志さんは手もみ茶のエキスパートで、彼が作ったお茶はグラム当たり3万円もするという。さらに彼は、明治時代に紅茶が作られ輸出されていたという伝統を再現し、在来品種による紅茶を製造し、販売している。もちろん、1袋買ってきた。飲むのが楽しみである。
続きはまた明日。
朝は冷え込み、最低気温は0.3度、そして日中は19.4度まで上がった。花粉がものすごい。
今日は仕事で外にほぼ1日中出ていたので、夕方には目がかゆく、体がだるく、最悪だった。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
- 関連記事
-
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(4) (2008/03/25)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(3) (2008/03/24)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(2) (2008/03/23)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(1) (2008/03/22)
- 高速道路の芭蕉句碑 (2007/10/18)
盲導犬と一緒に人形さま巡り(1)
町づくり、観光イベントの成功例として全国に知られる村上市の「町屋の人形さま巡り」に、今日22日、行ってきた。2月22日にはこのイベントや、秋の「屏風まつり」の事業主体である村上町屋商人会が「優秀観光地づくり賞」に選ばれたばかりである。県内では「佐渡國相川ひなまつり」などに波及している。上越市高田の町家(上越では「町屋」ではない)を生かしたまちづくりにも大きな影響を及ぼしていると思う。
村上市といえば、三面川の鮭、そして酒(〆張鶴)、日本海に沈む夕日が美しい瀬波温泉、そして皇太子妃雅子様のゆかりの地……というイメージだったが、このイベントの大成功で、「人形さま巡り」と「町屋」がぐーんと脚光を浴びることになった。
さて、この「人形さま巡り」であるが、先祖伝来の雛人形などを町屋に飾り、地域のお年寄りなどが訪れた人々を座敷に招き入れて説明してくれるのが一番の注目ポイント。地域が一体にならないとできない催しで、今年は9年目になって70軒余りが参加する大きなイベントとなっている。人形は雛人形のほか、大黒様、布袋様、木目込人形、土人形、ぺこちゃん人形などさまざま。江戸から平成までの4000体が展示されている。
村上市というと、新潟県の北に位置する。人口は3万人で妙高市とほぼ同じだ。今年4月には荒川町、神林村、朝日村、山北町も加わり、山形県と接する本当の北の端の市になる。南の端である妙高市からもっとも遠い市である。
高速道を使って約3時間。時間が許すなら瀬波温泉にでも泊まってゆっくり見学するのがいいのだろう。なかなか行く気になれないが、行けるときに行かないと機会を逸してしまう。
今回の村上行きは視覚障害者の山井さん夫妻を誘った。山井さんは行動力があり、人脈が広い。「行きませんか」と声をかけたら、「行く、行く」と二つ返事。こうなったら引き下がれない。山井さんはさっそくスカイプ仲間で盲学校時代の友人である村上市の村田さんに声をかけてもらい、村上で落ち合うことになった。さらに村田さんのつてで、県庁職員をやめ地元でボランティア的にまちづくりに取り組んでいる人、村上市観光ガイドの事務局を務めている成田健一さんから案内していただくことになった。
村上市の観光ガイドは16人いるが、成田さんは事務局なので、普段はガイドに出ることはないという。今回山井さんのために、特別に1日案内をしていただけるという。ありがたいことだ。
話をきくと、「町屋の人形さま巡り」は3月1日から4月3日までの1か月余りであるが、今日22日(土)と23日(日)は一番のピークに当たってしまった。2日間だけ「SL村上ひな街道号」(帰りに走っているのを見た)が走る上に、今日は朝市(六斎市)が重なったからだという。
駐車するのも大変で、人形巡りも大変な混雑、昼食さえ満足に食べられない状況だという。それで駐車場は成田さんの店「 萬五( まんご )ギャラリー 」の前に停めさせていただき、昼食は海の見える和食店を予約してもらい、目の不自由な人でも危険なく見学でき、展示品を触ることができる場所を選んで(頼んで)いただいた。あとで振り返ると、すばらしいプランの組み方であった。
朝、6時半に私たち夫婦と4人で妙高市を出発。盲導犬のかりんちゃんもいっしょである。天気は最高であるが、黄砂か春霞のため、見通しは悪い。気温もそれほど高くならない予想だ。
一昨年9月のオープンという「 萬五ギャラリー 」に9時半ごろに到着すると、村田さんと成田さんがお出迎え。山井さんは村田さんと再会を喜びあい、さっそく人形さま巡りに出発である。(書ききれないので明日に続く)
上越は最低気温1.9度、最高気温16.7度。だが、新潟市の最高気温は13.0度で、肌寒いぐらいだった。
にほんブログ村 新潟情報
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
甲信越人気ブログランキングはここ
↑クリックすると、順位に反映されます。よろしかったら1日1回クリックしてください。
- 関連記事
-
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(3) (2008/03/24)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(2) (2008/03/23)
- 盲導犬と一緒に人形さま巡り(1) (2008/03/22)
- 高速道路の芭蕉句碑 (2007/10/18)
- 正善寺ダムのアジサイ (2007/07/08)