無料のドーナツに行列
ミスタードーナツの創業40周年にあたっての復刻ドーナツの無料配布に、きのう行ってきた。なにせ、タダだからね。わざわざ出掛ける価値がある。
全国で1330店で配布するという。上越市内ではバロー店とジャスコ店があるが、バローの方が空いている確率が高いので、車で向かった。
バローに着いたら、ちょうど午後2時。配布開始時刻である。20人ぐらいがならんでいたが、またたく間に40人ぐらいになった。
買い物中の人が「なんで並んでいるの?」という感じで見ていた。それがドーナツの無料配布だと分かって、並び始めた人もいた。
各店で先着300人ということらしい。都会ならいざしらず、ことさら並ばなくても、大丈夫だったうようだ。
今回は9月28~30日の3日間は、卵とミルクを使った創業当時販売の「ハニードゥ」で、11月1~3日は米粉を使った昨年発売の「国産米粉のドーナツ きなこ」を配るという。
ハニードゥは揚げたてのものが提供された。熱々でやけどしそうなぐらい。さっそくその場で食べたが、卵の風味が生きていて、ホットケーキ風。実にうまかった。
ところで、無料と言えば、マクドナルドでも「プレミアムローストコーヒー」Sサイズを無料で飲める。
これまで何回もやってきたが、9月24~30日と10月15~21日のそれぞれ1週間、いずれも午後6~7時である。今日もやっていたはずだが、仕事が終わらなかったのでコーヒーをもらいに行くことはできなかった。
ということは9月28~30日の3日間は、午後2時にドーナツをもらって、午後6時にコーヒーをもらって飲みながら食べれば、いずれもただでいいわけだ。
来客数を増やして売上増を狙う仕掛けであるが、ミスドの場合、ドーナツだけもらって帰る人が大半。この不況下、売上増はなかなか難しいと思った。
それと、乳飲み子もドーナツを1個もらっていた。多分ママが2つ食べると思うのだが。
最低気温14.9度、最高気温23.8度。曇り。
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小千谷ロケの「おにいちゃんのハナビ」
こういう素朴でじーんとくる映画って弱いんだよな。小千谷ロケの映画「おにいちゃんのハナビ」。11日から県内で先行上映している。
後半はずっと、泣きながら観ていたような気がする。「天国って圏外かよ」の名セリフや、華の残したいくつかのメッセージに号泣してしまった。
今日のJ-MAXシアターはレディスデーだったので、まわりは女性ばかりで、男は一人。すすり泣きの声がずいぶんしていた。
この映画は、2005年に放送された新潟県中越地震後の被災地を取り上げたテレビドキュメンタリーで紹介された兄弟の物語が元になっている。
実話だから、わざと泣かせようという感じがしないのか。後半、じわじわと家族の愛情が伝わってきて、涙がほほを伝わる。
映画は新潟県小千谷市片貝町を舞台に展開する。妹の病気治療のために東京からこの町に引っ越してきた一家を描く。ひきこもりになった兄を、退院したばかりの妹がなんとかしようと無理やり外に連れ出す。次第に兄は心を開き、妹のために花火を見せてあげようと資金集めのために新聞配達のアルバイトを始める。ところが、妹は白血病を再発し入院してしまう。
ここからはネタバレになるので書かないが、携帯電話がちょっとした伏し線になっていたり、ラストシーンにどんでん返しがあったり、素晴らしいストーリーだった。
クライマックスの片貝まつり花火大会が美しい。片貝では、企業の協賛ではなく、地元の人々が資金を出し合い、成人や還暦記念、誕生祝い、追悼供養などのために打ち上げるのである。
家族がそろって食卓を囲むというささやかなことが、とても大事なことだと感じさせてくれた映画であった。
兄・太郎を演じた高良健吾さんの朴訥な、内気な感じがすごく良く出ていて良かった。頭を坊主にして頑張った谷村美月さん演じる白血病の妹・華が、あまりにも明るくて健気な点が逆にうそっぽい感じがしたが、それが逆に涙を誘うことにもなっている。
兄妹愛という、最近はあまりないテーマであるが、恋人同士以上に切ない展開だった。
最低気温14.8度、最高気温22.5度。曇り。
松山の貯水池の周りを走りに行ったのだが、夏に雨が少なかったせいで農業用水としてずいぶん使ったようだ。底のほうにわずかに水が残っているだけだった。先日見た笹ヶ峰ダムもすっからかんだった。
貯水池の周りに咲いていたソバの花もきれいだった。
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オベーションのフィギュア
娘が東京ドームで4日間連続でやったNEWSのコンサートに行き、お台場やディズニーランドも満喫して帰ってきた(携帯を落としてしまい大変なことになったが)。
その土産が渋谷の東急ハンズで買ってきた、ギターの有名メーカー、オベーションのフィギュア「Ovation Guitar Collection ~The Guitar Legend~」である。
アメリカのメーカーであるオベーションは、ガットギターを1台、ウクレレを1台持っている。サウンドホール(独特のリーフホール)や、ヘッド部分、ボディーの丸み(ラウンド・バック)などに特長があり、一目見れば分かる。ギターを弾かない娘がよく分かったと思う。それだけ特長があるギターということか。
愛用ミュージシャンとしては尾崎豊、浜田省吾、CHAR、石川鷹彦、南こうせつ、ASUKA、ジョン・レノン、ポール・サイモン、ラリー・コリエルなどである。
フィギュアは、メディアファクトリーから今月7日に発売されたばかり。8分の1の超精密フィギュアで、オベーションも公認したものだという。
8種類あり、ギタースタンドも付いて価格は499円。もちろん、この辺ではまだ売っていない。
フィギュアながら、実に良くできている。弦もちゃんと張ってあるし、サウンドホールから覗くと、オベーションのラベルまで張ってある。実に芸が細かい。
ギターと並べて写真を撮るとなんだか分からないので、ウクレレ(ソプラノ)と並べてみた。
最低気温17.0度、最高気温22.6度。雨ときどき曇り。
アダルトサイトと同名だったとして校名の変更を検討していた山形県東根市の「さくらんぼ小学校」が、新校名を「大森小」にすることになったという。
それにしても、検討段階で気がつかなかったものかな。
第一、サクランボはあのゴールデン・ハーフが歌った「黄色いサクランボ」の歌にもあるように、ちょっとエッチな意味があることくらい分からないものか。
♪若い娘はウフン お色気ありそでウフン なさそでウフン ありそでウフン ほらほら黄色いサクランボ つまんでごらんよワン しゃぶってごらんよツー、甘くてしぶいよスリー ワンツースリーウーン 黄色いさくらんぼ♪
それに「さくらんぼ小学校」なんて、ちょっと恥ずかしいと思う。男の子なんて、恥ずかしがって母校を語れなくなる。
新潟なら「コシヒカリ小学校」とか「笹団子小学校」、「南蛮エビ小学校」と名付けたのと同じである。
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司修さんの講演会に行く
きのう26日、やすねで開かれた司修(つかさ・おさむ)さんの講演会を聞いてきた。少々難しい内容であったが、知的好奇心を十分にくすぐってくれた。
会員である高田文化協会と、上越美術協会が主催して開いた講演会である。というのも、司さんは、小説家であり、画家でもあるからだ。それだけではない、装丁家、エッセイスト、挿絵画家など、どんな肩書きで呼んだらいいのか分からないほど、幅広い活躍をしている。
上越市展の審査もしていて、母親が松代町の出身で、高田の画家である倉石隆さんと主体美術協会を一緒に立ち上げた仲だという。歩いてすぐの場所に住んでいたという。倉石さんの作品は、大潟区の樹下美術館に常設展示されている。若い人はほとんど知らないようだが、一世を風靡した画家である。
演壇に上がった司さんは、絵だけではなく、当時は低くみられていた挿絵や絵本を手がけた理由を、「子供が生まれ、絵だけでは食べていけなかった」と説明していた。
今では絵本作家の地位は向上して小説家と並ぶほどだが、当時はそんな雰囲気だったのか、と実感できた。
司さんは食べるために魂を売ったのではない。「売りやすい絵を画商が注文してくるが、それに応じることだけはしたくなかった」と述べていた。
あくまでも挿絵や絵本は生活のため。罪悪感はあったが、好きな絵を描くためのものであった。
ところがボブ・ディランではないが、時代は変わる。
周囲の陰口もあったが、松谷みよ子さんの絵本の挿絵を描くために、ポーランドのアウシュビッツ収容所に行くなど、単なる絵描きではできない経験を積み、フィールドを広げていった。
そのうちに価値観が逆転し、挿絵や絵本作家の地位がが小説家と肩を並べるまでになり、日のあたる仕事になった。「どんな仕事だって自分が一生懸命やっていればいい」と確信したのだった。
学歴は中学しか出ていなし、絵の仕事は映画の看板描きからスタートしたのだった。
そんな境遇を話しながら、講演の中盤から、テーマの「蕪村へのタイムトンネル」へと入ってゆく。
なんで、蕪村なのか。いや、蕪村でなければいけないのか。
理由の一つは、蕪村には17歳までの記録がなく、想像力を働かせる余地があること。その上、研究され始めたのが遅かった。蕪村を歴史の中から発掘したのは正岡子規であり、それは大正時代になってからのことであった。
萩原朔太郎が「郷愁の詩人 与謝蕪村」(岩波文庫にある)で、蕪村の中に「郷愁」という新しい価値観を見出したのは、わずか100年前である。それならば、と思うのは司さんだけではあるまい。
司さんは俳句をよむかどうかは分からないが、たぶん蕪村のような絵画的、映画的な句をよむと思う。
蕪村は画家でもあるからである。
ところで、
「菜の花や 月は東に 日は西に」
私はいまだかつて、こんな写真的な句に出会ったことがない。
夕暮れのキタノブルー、もしくはマジックアワーの空の下、中央には黄色い鮮やかな菜の花畑。そして魚眼レンズ、もしくは超広角レンズでとらえた上る月と沈む太陽。夕焼けと重なり、荘厳な景色である。だが、どんな写真家であっても、その迫力や感動をとらえることはできない。月も太陽も小さくしか写らないからだ。それがカメラの特性なのである。
どんなにカメラ技術が進歩しても、蕪村の17文字以上の表現はできない。
最低気温16.5度、最高気温26.5度。曇りときどき晴れ。
あるところでの茶飲み話。「◯◯◯スーパーで、ネギが1本200円だった」「え~っ!」
「とても鍋料理なんてできないわよ」「肉より高いわ」
確かに、今年はネギが高すぎるし、品質も悪い。白菜も4分の1に切って売っているほど高い。キムチ業者は大変だろう。
昨日、我が家ではエビチリを食べたのだが、エビは安売りなら1本10円で買える。エビチリをするのに300円分も買えばできる。
なのに、野菜がなんでこんなに高いのだ。トマトだって1個100円もするしね。
野菜で安いのは100円前後のエノキダケと、1袋30円前後で買えるもやしぐらいだろうか。
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「人間失格」は女優に見どころ
DVDで「人間失格」を観た。2009年の作品で、上越では上映されていない作品だ。
う~ん、高校生のとき原作を読んでショックを受けたイメージがまったくない。こんな話だっけ、という感じ。
主人公、大庭葉蔵は単なる女ったらしのアル中なのである。なんで心中したり、自殺未遂したりしたのか、その心情がまったくわからない。
ある程度、太宰を読んでいる人なら、心情を汲み取ることができるが、それ以外の人は理解できないのではないか。
ジャニーズ事務所所属の生田斗真が映画初出演で初主演。育ちが良く、美男子だし、なかなかいいんだが、太宰の苦悩と重ねあわせて観ると、少々ずれがあるみたいだ。
それは別にして、名だたる女優がどんどん出てきて、豪華この上なし。
要するに葉蔵が誘惑した(された?)女性たちである。ぼーっとしているだけで、女がどんどん寄ってくるなんて、うらやましい限り。
その女優たちがいいんだな。
寺島しのぶ、石原さとみ、小池栄子、坂井真紀、室井滋、大楠道代、三田佳子だもんな。
中でも、薬屋の女主人・室井滋の男を誘うような強烈な色気の発散には驚いた。
それから70歳近い三田佳子の色気と肌の美しさには驚いた。
たばこ店の売り子役をしていた石原さとみのキスを求めるシーンの色っぽさは秀逸。
男優では、後見人の平目を演じた石橋蓮司がいい。「今度は愛妻家」でオカマ役を見事に演じたのが思い出される。
井伏鱒二、小林秀雄、檀一雄、中原中也、菊池寛など交友のあった文人たちも多く登場する。
冒頭と中程に岩木山が出てくるが、どこから撮影したものだろうか。
ネットで調べたら、その他のロケ地は次の通り。
・葉蔵の幼少期のお家『京都府庁旧本館』
・丹波市と篠山市を結ぶ鐘ヶ坂峠の 「明治トンネル」
・三重県桑名市の六華苑
・常子が心中するシーンは、京都府丹後町の平海岸
一応、この映画のあらすじをコピペしておく。
【あらすじ】
名士の家柄に生まれた大庭葉蔵(生田斗真)。上京して同じ画塾で知り合う堀木(伊勢谷友介)に影響され放蕩な毎日を過ごす。将来を悲観し店員で人妻の常子(寺島しのぶ)と鎌倉の海で心中を図るも葉蔵だけ生き残り、やがて実家から破門される。その後、風刺漫画家として働くようになりたばこ屋の娘・良子(石原さとみ)と結婚するも久々に再会した堀木と衝撃的な場面に遭遇する…
最低気温12.9度、最高気温24.5度。曇りのち晴れ、のち雨。
えちご・くびき野100キロマラソンの要綱が送られてきた。ナンバーは5054番。50キロの部はたぶん、5000番から始まるのだろう。早く申し込んだので、早い番号になったのだと思う。
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大量に作った「やたら」
庭の草が伸びていて、草取りといっしょに植えてあるミョウガが広がりすぎないよう、たくさん引き抜いた。
今年は天候のせいか、ミョウガが出るのが遅く、まだ出ているのだが、あまり大きくなると固くなるので、全部収穫することにした。
大きなボウルに3杯も採れたので、近所の人や知人に分けたが、それでもまだ大量にあるので、「やたら」を作ることにした。
やたらにうまいから「やたら」。以前、正善寺の人に聞いて作ったら、本当にうまい。
レシピは簡単。
(1)ミョウガをみじん切りにする。
(2)大根の味噌漬けをみじん切りにする。
(3)これを混ぜ合わせる。
たったこれだけだが、匂いが強すぎるようならミョウガのみじん切りのほかにナスやキュウリのみじん切りを混ぜてもいい。分量の配分はどうでもいい(どんな割合でもうまくできる)。
大量につくると味噌漬けは結構高いので、倹約するなら、塩や醤油を少し入れて味を付けるといい。
すぐ食べてもいいのだが、半日ほどおくと味がなじんでうまくなる。色は悪くなるが、けっこう保存もきく。
食べ方は温かいご飯の上に乗せて食べるのが一番うまい。冷奴の上に乗せたり、薬味としても使える。お茶漬けにしてもめちゃくちゃうまい。
30分かけて作ったらボウル1杯分できたので、これも近所の人におすそ分けした。
最低気温13.9度、最高気温23.0度。曇りときどき晴れ。朝晩はすごく寒い。
あまり寒いので、晩酌は熱燗にした。
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ムーンライトえちご殺人事件
西村京太郎の「夜行快速(ムーンライト)えちご殺人事件」を読んだ。平成18年8月に刊行された推理小説であるが、今年9月5日、初めて祥伝社文庫になって刊行された。562円。
西村京太郎のトラベルミステリーで新潟県を舞台にした作品は少ないような気がする。「日本海殺人ルート」「上越新幹線殺人事件」ぐらいかな。
今回読んだ作品は、ほとんどが長岡と新潟が舞台なので、ご当地ミステリーと言えるだろう。やっぱり、身近な地名が出てくると、読んでいて親しみがわく。
興味深いのは、中越地震が背景になっていることだ。被災しお金が必要になった親や恋人を助けようとした長岡市出身の男がカギになっている。
ストーリーであるが、出版社のデータベースによると、次のようである。
「新宿でパチンコ店社長が殺され、従業員の三宅修が現金500万円とともに消えた。一方、女子大生の江見はるかは、起業資金1000万円を貯め新潟に帰郷しようとしていた。この2人の男女が、23時9分発新潟行き快速『ムーンライトえちご』から失踪。十津川警部は、同列車に乗っていた不審な女性5人組の影を掴むが!? 震災の傷跡残る北国の街に浮かび上がる構図とは?」
確かに長岡や新潟を舞台にしているものの、地名以外にそれほど描写はない。出てくるのは、新潟駅前のガス灯、万代橋、レインボータワーぐらいかな。おっと、長岡市にある蓬平温泉の旅館「和泉屋」「よもやま館」「蓬莱館」も出てくる。この旅館は実際にある。
ひとつ気になったのが旧山古志村の錦鯉のことをヒゴイと書いていることだ。錦鯉では分からないのでヒゴイにしたと思うのだが、錦鯉は今や世界50カ国以上で飼われている。そんな心配はいらなかったはずだ。
なお、ムーンライトえちごは、2009年3月14日のダイヤ改正で臨時列車に格下げされ、夏期や年末年始、春季の多客期のみの運行となっている。
最低気温15.5度、最高気温20.6度。曇りときどき雨。
今日、会社に出勤したら、半袖は私一人だった。
長袖を着たかったけど、まだ衣装ケースから出してない。仕方なく、半袖にしたのだ。
猛暑からいきなり秋になった感じで、体がついていかない。
もうすぐ、くびき野100キロマラソンだというのに、体調は整うのだろうか。
明日はランニングをしたいので、晴れてほしい。
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愛犬が15歳の長寿表彰
我が家の愛犬「レディ」が15歳となり、今日高田スポーツセンターで開かれた「第32回動物フェスティバル」で表彰された。
1995年4月2日生まれの柴犬である。動物好きな次男がどうしても犬を欲しがったので、飼うことにした。だが、散歩に連れていったのは中学生まで。今はフェレットを2匹飼っている。
1歳のときの5月2日、子犬を4頭産んだ。1匹は死産だったが、3匹は無事に産まれた。ちょうどゴールデンウイークで休みだった日に産んだので、娘と一緒に出産を手伝った。1匹目は産んだのに気づかず、袋を破って出てくることができずに死んでしまったのが残念だった。
始めは外で飼っていたのだが、冬は寒いので、次第に家の中で飼うことになった。昨年7月から仲間入りしたミニチュアダックスの「ふぅ」ちゃんも一緒だ。今年の夏は特に暑かったので、クーラーを一日中かけっぱなしだった。
今日は中・小型犬が155匹、大型犬が28匹、猫98匹のそれぞれ飼い主が表彰された。
犬は中・小型犬が15歳以上、大型犬が11歳以上、猫は13歳以上が表彰の基準となっている。
犬の平均寿命は、大型犬と小型犬で差がある。大型犬が10~12歳くらい、中・小型犬で12~15歳くらいと言われている。ちなみに、柴犬の平均寿命は15歳、ダックスフンドは14~15歳と言われている。
ちなみに犬は1か月で人間の1歳、6か月で9歳、1年で18歳相当になる。それ以後は1年ごとに人間の4倍のスピードで年をとる。つまり、5歳で34歳、10歳で54歳、15歳で74歳、20歳で96歳相当になる計算だ。
犬の平均寿命は、動物病院の充実やペットフードの普及、住環境がよくなったことなどから、どんどん伸びている。それに伴い成人病など人間と同じ病気も多い。
犬の場合、長生きできるかどうかは、100%飼い主にかかっている。今日の表彰も、正確に言うと、長寿動物が表彰されたのではなく、飼い主が表彰されたのである。
最低気温16.3度、最高気温17.8度。雨のち曇り。肌寒い一日で、Tシャツ1枚では寒いので、七分袖のシャツを上に着た。
昼食に讃岐うどんの「鶴越」へ行った。
ランチのうどんセットを食べた。天ぷら3品とごはん1杯が付いて720円。うどんのコシの強さ、だしのうまさは絶品である。
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ソバの花が満開
「蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな」 芭蕉
上越地域でいま、ソバの花が満開だ。
かれんな白い花が涼しげに風に揺れている。
特に妙高市から北信濃にかけての一帯は、霧が出るような寒暖の差が大きいことから、「霧下ソバ」と言われ、品質の良いソバができるという。
ソバの花は下から次々に花が咲くそうだ。けっこう花期は長いが、後半は花が咲いていても黒ずんでしまい、美しさは半減する。
今年はまだ行っていないが、戸隠にはそば博物館「とんくるりん」というのがあり、そこから1キロぐらいの所に「戸隠展望苑」がある。ここの2階から見下ろすソバ畑は実に見事である。
とんくるりんでは、ソバ打ち体験ができ、ソバも食べられる。ソバの歴史を解説するミュージアムにもなっている。
ところで、ソバを現在のように「めん」の形で食べるようになったのは江戸時代になってからだという。それまでは「そばがき」や「そば餅」にして食べていたという。
花言葉は、「懐かしい想い出」、「喜びも悲しみも」、「あなたを救う」。なるほど。
最低気温21.5度、最高気温25.3度。雨ときどき曇り。朝方に大雨洪水警報が出た。雨量はそれほどでもない。湿度が高く湿っぽい。
19日に上越走友会の合宿でマラニックをやったが、同じ日に長野県の飯田市で、「第4回チャレンジマラニックin遠山郷」というのがあったそうだ。55キロと45キロの2コースに153人が参加したという。
マラニックの大会は珍しい。一度出てみたいと思う。
同じ19日、長野県の諏訪湖では仮装して走る「諏訪湖ジョイジョグフェスタ」というのがあった。親子で動物の仮装をする3キロの「動物コース」、侍や町娘の仮装をして3人一組で9キロをリレーする「侍コース」があったという。
こんな楽しいレースもあるんだな。
マラニックや仮装で、マラソンの裾野ががどんどん広がっていったらいいと思う。
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名立大鍋まつり
書くのが1日遅れになってしまったが、きのう20日、上越市名立区のイベント「名立大鍋まつり」に行ってきた。
今年で10回目の節目ということで、上越地域の7種類の大鍋がそろった。
鍋というと、鍋料理を思い浮かべてしまうが、地場産の魚介類や野菜をふんだんに使った汁もののこと。鍋というのはあくまでも調理器具なのだ。
一番大きな鍋(出世鍋)で作った名立名物の「かに汁」を筆頭に、つみれ汁、甘エビ団子汁、きのこ汁の4種類が名立の名物汁である。
加えて牧区ののっぺい汁、吉川区のおぼろ汁、安塚区の塩ちゃんこ汁がそろった。
全部食べたかったのだが、なにしろ胃の大きさが決まっているので、食べられる量は限られる。それに、汁ものだけで昼食にするわけにはいかないので、おにぎりが2個入ったパックを買った。
必然的に汁ものは2種類がやっとである。
どれを食べるか考えた。名立区の4種類の中から1種類、そして残りの3区の中から1種類食べることにきめた。
まず、名立区であるが、定番のかに汁をどうしようか考えた。かに汁はかにが足ごと入っているので、食べるのが大変である。食べている人をみると、まるで格闘競技のようだ。
子供などはTシャツをかに汁だらけにしている。大人だって、同じようなもの。
服を汚したくないし、カニ臭くなるのはいやなので、今回はパス。代わりに甘エビ団子汁を食べようと思ったのだが、ちょうど売り切れて「仕込み中」の看板が出ていた。仕方なく、メギスのつみれ汁を食べることにした。
メギスのすり身の団子とネギしか入っていないが、これが美味だった。1杯200円は安い。さらに、おにぎり(2個入り200円)がうまかった。
2杯目を思案していたら、知り合いの人が安塚区の塩ちゃんこ汁を食べていた。おわんの中には盛りだくさんの具が入っていて、すごかった。それで2杯目は塩ちゃんこ汁に決めた。
これがすごかった。具は豚肉、鶏肉、肉団子、里芋、コンニャク、シメジ、エノキ、玉ねぎ、ネギ、ニンジン、白菜が入っていて、汁より具の方が多い。味も塩味であっさりしていて、うまかった。これが300円とは安い。
神奈川県厚木市で開催されたB級ご当地グルメの祭典「第5回B-1グランプリin厚木」の優勝は、甲府鳥もつ煮に決まったという。
安くてうまいB級グルメの人気は、不況の中、高まる一方である。
この大鍋まつりだって、売り出し方をうまくやれば、B-1グランプリのようになれるかもしれない。
それには、行政や業者の手を離れ、利害関係のない市民団体が主催してやらなければうまくいかないと思う。それと、次々にマスコミに注目されるような面白い企画を打ち出せるプロデューサーが必要だ。
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