31日23時41分=2012年=
「青空レストラン」にかんずり登場
28日にテレビ新潟で放送した「満天☆青空レストラン」に、妙高市名物の香辛料、かんずりが登場した。ゲストにはクリス松村さんが出て、番組の冒頭であまりの大雪にびっくりしていた。

なんでも、14日に妙高市文化ホールで料理のシーンを収録したそうで、たまたま居合わせた人は快くサインがもらえたそうだ。この日は朝の積雪が163cm。一晩で60cmほど積もった日だ。雪さらしをするには、こんないい日はない。

赤唐辛子を雪の上にまいて味をマイルドにする雪さらし作業から始まって、すりつぶして、麹や柚子を混ぜる作業まで一連の工程を紹介した後、いよいよ料理である。

ステーキや麻婆豆腐、エビマヨなどが紹介されたが、カルボナーラがいちばんそそられた。今度、絶対に作ってみたい。

レシピは次の通り。
パスタ 400g
ベーコン 8枚
卵黄 4個
粉チーズ 大さじ8
粗挽き黒コショウ 少々
塩(パスタ茹で用) 適量
ソース
牛乳 400cc
かんずり 大さじ4
トマトペースト 大さじ8
1、牛乳にかんずり、トマトペーストを入れ、よく混ぜ合わせる
2、塩を入れたたっぷりの熱湯にパスタを入れ、指定の時間より少し短めに茹でる
3、フライパンにベーコンを入れ中火でカリカリになるまで炒め(1)を加える
4、少しトロミがついたら、茹であがったパスタの汁気をきり(3)に加え絡める。
粗挽きコショウ、粉チーズをふりかける
5、火を止め最後に卵黄を混ぜ合わせる

最低気温-4.7度、最高気温2.2度。曇りときどき雪。高田の最深積雪は午前10時に175cmとなった。
妙高市の新井消防署は280cm。
青空レストランで妙高市が紹介されるのはいいのだが、今日はNHKの全国放送でも妙高市が紹介された。
要するに大雪ということなのだ。雪の壁が背丈より高くなった妙高市が紹介された。
災害というより、「へぇ~」という感じなのだろうな。
こんな写真を見たら、なおさら「へぇ~」だと思う。


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なんでも、14日に妙高市文化ホールで料理のシーンを収録したそうで、たまたま居合わせた人は快くサインがもらえたそうだ。この日は朝の積雪が163cm。一晩で60cmほど積もった日だ。雪さらしをするには、こんないい日はない。

赤唐辛子を雪の上にまいて味をマイルドにする雪さらし作業から始まって、すりつぶして、麹や柚子を混ぜる作業まで一連の工程を紹介した後、いよいよ料理である。

ステーキや麻婆豆腐、エビマヨなどが紹介されたが、カルボナーラがいちばんそそられた。今度、絶対に作ってみたい。

レシピは次の通り。
パスタ 400g
ベーコン 8枚
卵黄 4個
粉チーズ 大さじ8
粗挽き黒コショウ 少々
塩(パスタ茹で用) 適量
ソース
牛乳 400cc
かんずり 大さじ4
トマトペースト 大さじ8
1、牛乳にかんずり、トマトペーストを入れ、よく混ぜ合わせる
2、塩を入れたたっぷりの熱湯にパスタを入れ、指定の時間より少し短めに茹でる
3、フライパンにベーコンを入れ中火でカリカリになるまで炒め(1)を加える
4、少しトロミがついたら、茹であがったパスタの汁気をきり(3)に加え絡める。
粗挽きコショウ、粉チーズをふりかける
5、火を止め最後に卵黄を混ぜ合わせる

最低気温-4.7度、最高気温2.2度。曇りときどき雪。高田の最深積雪は午前10時に175cmとなった。
妙高市の新井消防署は280cm。
青空レストランで妙高市が紹介されるのはいいのだが、今日はNHKの全国放送でも妙高市が紹介された。
要するに大雪ということなのだ。雪の壁が背丈より高くなった妙高市が紹介された。
災害というより、「へぇ~」という感じなのだろうな。
こんな写真を見たら、なおさら「へぇ~」だと思う。


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30日23時04分=2012年=
街の機能が麻痺した新井
降り続く雪に、もう街の機能は完全に麻痺してしまった。
除雪が完全に追いつかない。学校の通学路も満足に確保できないため、今日は市内の全小中学校14校は休校になってしまった。明日も授業を短縮する学校がある。上越市中郷区では中郷小があす休校になるそうだ。
昨日まで流雪溝が使えない町内もあったようで、今日になって雪下ろしをしている家もたくさんあった。これから、また大雪の予報が出ているからだ。
小学生が休みなので、一家総出で雪かき、雪下ろしをしている家庭もあった。猫の手も借りたいとはこのようなときで、小学生でも多少は助かることもある。

雪かきに追われ、商店街は開店休業の店が多かった。雪下ろしをしていては、とても店どころではない。それにしても、背丈ほどもある雪下ろしは大変な重労働である。スノーダンプを使って下ろす場合、2段掘りしなければならないだろう。

第一、中心商店街であっても1車線しかなく、車がすれ違えない場所も多い。今日は新井のメインストリートである朝日町通りでさえ、すれ違いができずに混乱していた。都市機能は完全に麻痺してしまった。
一層のこと、新井も上越のように一斉雪下ろしをやってはどうだろう。迂回路はけっこうあるし、実現可能かと思うのだが。
最低気温-2.7度、最高気温1.0度。曇りのち雪。上越市高田の積雪、161cm(午後10時)。
妙高市の新井消防署の積雪255cm。
29日朝の降雪35cm、30日朝の降雪10cmなのに、28日の275cmより20cmも積雪が減っている。これだけ積もると雪自体の重さで積雪は減るのだ。

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除雪が完全に追いつかない。学校の通学路も満足に確保できないため、今日は市内の全小中学校14校は休校になってしまった。明日も授業を短縮する学校がある。上越市中郷区では中郷小があす休校になるそうだ。
昨日まで流雪溝が使えない町内もあったようで、今日になって雪下ろしをしている家もたくさんあった。これから、また大雪の予報が出ているからだ。
小学生が休みなので、一家総出で雪かき、雪下ろしをしている家庭もあった。猫の手も借りたいとはこのようなときで、小学生でも多少は助かることもある。

雪かきに追われ、商店街は開店休業の店が多かった。雪下ろしをしていては、とても店どころではない。それにしても、背丈ほどもある雪下ろしは大変な重労働である。スノーダンプを使って下ろす場合、2段掘りしなければならないだろう。

第一、中心商店街であっても1車線しかなく、車がすれ違えない場所も多い。今日は新井のメインストリートである朝日町通りでさえ、すれ違いができずに混乱していた。都市機能は完全に麻痺してしまった。
一層のこと、新井も上越のように一斉雪下ろしをやってはどうだろう。迂回路はけっこうあるし、実現可能かと思うのだが。
最低気温-2.7度、最高気温1.0度。曇りのち雪。上越市高田の積雪、161cm(午後10時)。
妙高市の新井消防署の積雪255cm。
29日朝の降雪35cm、30日朝の降雪10cmなのに、28日の275cmより20cmも積雪が減っている。これだけ積もると雪自体の重さで積雪は減るのだ。

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- つまんねえねんまつ(回文) (2011/12/31)
29日20時20分=2012年=
現代版「雪中の洪水」
越後の奇書、鈴木牧之の「北越雪譜」に「雪中の洪水」が出てくる。
雪が降る季節に洪水とは、雪が降らない地方の人にとっては奇異に感じるかもしれない。北越雪譜では、「水揚(みずあがり)」と説明していて、夜中に突如、水が家の中に押し寄せる恐ろしさを描いている。
つまり、雪や雪崩で川が塞がれ、たまった川の水が一気に決壊して押し寄せるのだ。
これと同じことが、今も起きる。
川の水を水路に引き、水流の力で雪の塊を押し流すしくみの「流雪溝」は、消雪パイプと同様に最も威力がある現代の雪消し方法である。大雪が降ると、土日曜は家族総出で雪かきや雪下ろしをするため、流雪溝には大量の雪が流される。水量に比べて雪の量が極端に多くなると、川や流雪溝が詰まってしまう。すると、川や流雪溝が溢れ、水害が起きる。
大量の雪が降った昨日の土曜日はあちこちで流雪溝がつまって、たいへんなことになった。この辺ではこのような水害のことを「水つき」という。
↓まだ雪の塊が残っている極楽川(29日)

↓あふれて洪水になった町内の流雪溝(28日夜)

町の中心部を流れる極楽川があふれ、床下浸水をした家があったそうだ。そのため、今日は雪捨て禁止になっている。昼ごろ見に行ったら、水は引いていたが、まだ水路の壁に雪の塊がへばりついていた。
わが町内でも流雪溝があふれ、夜中に近所の家が床下浸水した。そのため、今朝は流雪溝が使用禁止になった。
雪中の洪水の恐ろしさは、住んでいるものにしか分からない。
最低気温-2.3度、最高気温1.2度。雪ときどき曇り。
高田の最深積雪は午後8時で147cm。高田の中心部では来週の土日曜に一斉雪下ろしをやるようだ。150cmが目安と言われているので、このぐらいの積雪になると町内から声が上がる。3年連続の一斉雪下ろしである。
一斉雪下ろしというのは多分高田から始まった方法だと思う。いまでは東北地方などでも行われているやり方のようだ。
「一斉雪下ろし発祥の地」というキャッチフレーズはどうかな。

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雪が降る季節に洪水とは、雪が降らない地方の人にとっては奇異に感じるかもしれない。北越雪譜では、「水揚(みずあがり)」と説明していて、夜中に突如、水が家の中に押し寄せる恐ろしさを描いている。
つまり、雪や雪崩で川が塞がれ、たまった川の水が一気に決壊して押し寄せるのだ。
これと同じことが、今も起きる。
川の水を水路に引き、水流の力で雪の塊を押し流すしくみの「流雪溝」は、消雪パイプと同様に最も威力がある現代の雪消し方法である。大雪が降ると、土日曜は家族総出で雪かきや雪下ろしをするため、流雪溝には大量の雪が流される。水量に比べて雪の量が極端に多くなると、川や流雪溝が詰まってしまう。すると、川や流雪溝が溢れ、水害が起きる。
大量の雪が降った昨日の土曜日はあちこちで流雪溝がつまって、たいへんなことになった。この辺ではこのような水害のことを「水つき」という。
↓まだ雪の塊が残っている極楽川(29日)

↓あふれて洪水になった町内の流雪溝(28日夜)

町の中心部を流れる極楽川があふれ、床下浸水をした家があったそうだ。そのため、今日は雪捨て禁止になっている。昼ごろ見に行ったら、水は引いていたが、まだ水路の壁に雪の塊がへばりついていた。
わが町内でも流雪溝があふれ、夜中に近所の家が床下浸水した。そのため、今朝は流雪溝が使用禁止になった。
雪中の洪水の恐ろしさは、住んでいるものにしか分からない。
最低気温-2.3度、最高気温1.2度。雪ときどき曇り。
高田の最深積雪は午後8時で147cm。高田の中心部では来週の土日曜に一斉雪下ろしをやるようだ。150cmが目安と言われているので、このぐらいの積雪になると町内から声が上がる。3年連続の一斉雪下ろしである。
一斉雪下ろしというのは多分高田から始まった方法だと思う。いまでは東北地方などでも行われているやり方のようだ。
「一斉雪下ろし発祥の地」というキャッチフレーズはどうかな。

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28日17時07分=2012年=
いつまで続く大雪ぞ
今日も1日中、雪が降り続いている。ほんと、いつまでこの大雪が続くのか。
新井消防署の観測で、今日の積雪は275センチとなり、3m突破も現実となってきた。
とにかく24日から雪が降り続いている。降雪量は24日が45センチ、25日7センチ、26日47センチ、27日30センチ、28日63センチである。特に今朝の雪はすごい量で、一生懸命雪かきをやってもぜんぜん雪が減らない。
そしてついに、融雪屋根の能力が降る雪に追いつかず、雪下ろしをすることになった。屋根の上の方は消えているのだが、前半分が消えない。だから雪庇がすごく、落下すると危険なため、下ろすことにしたのだ。
家は高床式なので、2階の屋根の上に立つと目がくらむ。下はコンクリートなので落ちたらあの世行きかも。雪庇部分は屋根よりも突き出しているので、屋根を踏み外し雪とともに落下する危険もある。雪下ろしは命がけなのだ。
雪下ろしと、その雪を片付ける作業に3時間半。連日の雪かきで疲労が蓄積し、腰、腕、肩とも筋肉痛が続いている。
ところで、この雪を記録しておこうと朝方、カメラを持って市街地を回ってみた。このような豪雪は、大雪だった昨年を上回って、昭和59、60、61年の3年豪雪以来である。
テレビのニュースで妙高市の大雪が報じられたためか、友人などが電話やメールで安否を聞いてくる。大雪の写真で見てもらえば一目瞭然である。
↓雪に埋もれた家(経塚町)

↓すごい量の雪(経塚町)

↓あっと言う間に降り積もった雪

↓ミラーはなんとか隠れずに役目を果たしている

↓駅前の自動販売機

↓雪下ろし風景(左側の家は3回目の雪下ろしだが、雪は背丈ほどある)

↓妙高市文化ホール周辺の歩道除雪。路肩の雪がずいぶん高くなった

↓早朝から市民が除雪作業

↓列車は27日からほとんど動かない状態だ

↓消雪パイプが威力を発揮。なんとか1車線は確保

最低気温-1.9度、最高気温0.3度。雪。高田の最深積雪155cm。新井消防署観測275cm(午前9時)
大雪のせいで、映画(三丁目の夕日)を観にいけず、上越走友会の新年会も欠席することになり残念。

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新井消防署の観測で、今日の積雪は275センチとなり、3m突破も現実となってきた。
とにかく24日から雪が降り続いている。降雪量は24日が45センチ、25日7センチ、26日47センチ、27日30センチ、28日63センチである。特に今朝の雪はすごい量で、一生懸命雪かきをやってもぜんぜん雪が減らない。
そしてついに、融雪屋根の能力が降る雪に追いつかず、雪下ろしをすることになった。屋根の上の方は消えているのだが、前半分が消えない。だから雪庇がすごく、落下すると危険なため、下ろすことにしたのだ。
家は高床式なので、2階の屋根の上に立つと目がくらむ。下はコンクリートなので落ちたらあの世行きかも。雪庇部分は屋根よりも突き出しているので、屋根を踏み外し雪とともに落下する危険もある。雪下ろしは命がけなのだ。
雪下ろしと、その雪を片付ける作業に3時間半。連日の雪かきで疲労が蓄積し、腰、腕、肩とも筋肉痛が続いている。
ところで、この雪を記録しておこうと朝方、カメラを持って市街地を回ってみた。このような豪雪は、大雪だった昨年を上回って、昭和59、60、61年の3年豪雪以来である。
テレビのニュースで妙高市の大雪が報じられたためか、友人などが電話やメールで安否を聞いてくる。大雪の写真で見てもらえば一目瞭然である。
↓雪に埋もれた家(経塚町)

↓すごい量の雪(経塚町)

↓あっと言う間に降り積もった雪

↓ミラーはなんとか隠れずに役目を果たしている

↓駅前の自動販売機

↓雪下ろし風景(左側の家は3回目の雪下ろしだが、雪は背丈ほどある)

↓妙高市文化ホール周辺の歩道除雪。路肩の雪がずいぶん高くなった

↓早朝から市民が除雪作業

↓列車は27日からほとんど動かない状態だ

↓消雪パイプが威力を発揮。なんとか1車線は確保

最低気温-1.9度、最高気温0.3度。雪。高田の最深積雪155cm。新井消防署観測275cm(午前9時)
大雪のせいで、映画(三丁目の夕日)を観にいけず、上越走友会の新年会も欠席することになり残念。

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27日23時53分=2012年=
「クワット」でイタリアンの新年会
上越市西城3のイタリアンの店「クワット」で会社の新年会をした。ものすごい勢いで降る大雪の中、強行した新年会だった。
この店はタウンホテル上越の2階に2010年10月にオープンした店である。「クワット」というのは隠れ家という意味らしい。確かに、表通りを歩いていても分からない隠れ家的な店である。
ランチしか行ったことがない店だったので、どんな料理が出てくるか楽しみだった。
それにしても、新年会でイタリアンとは幹事さん、粋だね。

前菜もおいしかったし、パスタはホタルイカのパスタ、ナスとトマトのパスタ、ワタリガニのパスタの3種類から選べたので、迷わずワタリガニのパスタを選んだ。

一般的にはワタリガニのパスタはトマトソースなのだが、この店のはクリームパスタだった。生クリームと牛乳、バター、白ワイン、ニンニクなどをたっぷり使っているのは分かったが、あとは何が入っているのだろうか。ワタリガニのうまみが十分に溶け出した逸品だった。そして、もちもちした食感の生パスタが、ソースにからんで実にうまかった。

こういうクリーム系のパスタが好みなので、最後に出てきた鶏肉のクリーム煮(?)も大好き。生クリームと牛乳、白ワインがたっぷり入っていて、ショウガとローズマリーの風味がきいている。そんなに難しい調理方法ではないと思うが、素人がまねできないほどうまかった。
お酒の方は、ワインや生ビール、カクテルといろいろ味わえ、割烹などでやる新年会とは一味違って、非常に楽しかった。店も貸切だったので、周囲に気兼ねがいらず、最高だった。
ところで、今日は大雪になってしまい、信越線は黒姫と脇野田間が全面運休で、家に帰れない状況。しかたなく、タクシーで帰ったが、家が近づくにつれ、雪の降り方がはげしくなり、前が見えないほどひどい。家の近くで降ろしてもらったが、家の前の道路などは車が通れる状態ではない。

明日は、上越走友会の新年会なのだが、果たして直江津の会場までたどりつけるだろうか。
最低気温-3.2度、最高気温1.8度。雪。高田の積雪は午後10時で146cmとなった。
そして、妙高市の新井消防署は、今朝9時で220cmである。たぶん、今は250cmを突破していることだろう。
明日の朝まで大雪は続くという。
雪かきで手のひらには豆ができ、上半身は筋肉痛である。

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この店はタウンホテル上越の2階に2010年10月にオープンした店である。「クワット」というのは隠れ家という意味らしい。確かに、表通りを歩いていても分からない隠れ家的な店である。
ランチしか行ったことがない店だったので、どんな料理が出てくるか楽しみだった。
それにしても、新年会でイタリアンとは幹事さん、粋だね。

前菜もおいしかったし、パスタはホタルイカのパスタ、ナスとトマトのパスタ、ワタリガニのパスタの3種類から選べたので、迷わずワタリガニのパスタを選んだ。

一般的にはワタリガニのパスタはトマトソースなのだが、この店のはクリームパスタだった。生クリームと牛乳、バター、白ワイン、ニンニクなどをたっぷり使っているのは分かったが、あとは何が入っているのだろうか。ワタリガニのうまみが十分に溶け出した逸品だった。そして、もちもちした食感の生パスタが、ソースにからんで実にうまかった。

こういうクリーム系のパスタが好みなので、最後に出てきた鶏肉のクリーム煮(?)も大好き。生クリームと牛乳、白ワインがたっぷり入っていて、ショウガとローズマリーの風味がきいている。そんなに難しい調理方法ではないと思うが、素人がまねできないほどうまかった。
お酒の方は、ワインや生ビール、カクテルといろいろ味わえ、割烹などでやる新年会とは一味違って、非常に楽しかった。店も貸切だったので、周囲に気兼ねがいらず、最高だった。
ところで、今日は大雪になってしまい、信越線は黒姫と脇野田間が全面運休で、家に帰れない状況。しかたなく、タクシーで帰ったが、家が近づくにつれ、雪の降り方がはげしくなり、前が見えないほどひどい。家の近くで降ろしてもらったが、家の前の道路などは車が通れる状態ではない。

明日は、上越走友会の新年会なのだが、果たして直江津の会場までたどりつけるだろうか。
最低気温-3.2度、最高気温1.8度。雪。高田の積雪は午後10時で146cmとなった。
そして、妙高市の新井消防署は、今朝9時で220cmである。たぶん、今は250cmを突破していることだろう。
明日の朝まで大雪は続くという。
雪かきで手のひらには豆ができ、上半身は筋肉痛である。

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26日22時07分=2012年=
2011年の映画ワーストテン
映画のベストテンもいいけど、ワーストテンも興味深い。
今年も映画雑誌「映画秘宝」がベストテン、ワーストテンを選出する「HIHOはくさいアワード」が発表された。
決してふざけたものではなく、100人を超える、監督や俳優、作家ら映画フリークが選んだものだ。
結果は次の通り。栄えあるワースト1位はスティーヴン・スピルバーグ製作の「SUPER 8/スーパーエイト」に決まった。見事に期待を裏切っただけに、1位は当然か。私もこのブログで「がっかり大作映画2本」(http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1342.html)として、この「SUPER 8/スーパーエイト」と「アイ・アム・ナンバー4」をあげた。特に、〝SF映画では『E.T』以来の最高傑作〟などと宣伝したのが心証を悪くしたのではないか。
【ワーストテン】
1位『SUPER 8/スーパーエイト』
2位『エンジェル ウォーズ』
3位『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
4位『ワイルド7』
5位『モンスターズ/地球外生命体』
6位『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』
7位『カウボーイ&エイリアン』『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』
9位『スカイライン-征服-』『ツーリスト』『ハンナ』『わさお』『一命』
◇期待外れの映画「カウボーイ&エイリアン」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1454.html
上記のように、このブログにも書いたが、『カウボーイ&エイリアン』『世界侵略:ロサンゼルス決戦』『スカイライン -征服-』『モンスターズ/地球外生命体』はひどい映画だった。いずれもエイリアンが出てくる。昨年はSF不作の年であり、この4本がひどい方の象徴的な映画であった。
そして、ベストテンの1位は『ピラニア3D』だという。おっぱいが飛び出す3D映画で、けっこうしっかり作ってある作品だという。あのジェームズ・キャメロンが『これは3Dにすべきでない映画の見本』と言ったらしいのが傑作。この映画が観られなかったのは非情に残念。DVDじゃ飛び出さないだろうし、重ねて残念。
【ベストテン】
1位 「ピラニア3D」
2位 「宇宙人ポール」
3位 「猿の惑星:創世記」
4位 「X-MEN ファースト・ジェネレーション」
5位 「冷たい熱帯魚」
6位 「ブラック・スワン」
7位 「電人ザボーガー」
8位 「ソーシャル・ネットワーク」
9位 「アジョシ」
10位 「監督失格」
「宇宙人ポール」が2位なのは素晴らしい。
なお、私がお気に入りの「ムカデ人間」は23位に入っておりました。
「電人ザボーガー」「アジョシ」「監督失格」は見ていないので、早く観たい。
ピラニア3Dは、予告編だけでもすごく面白い。
最低気温-4.2度、最高気温0.8度。雪ときどき曇り。上越市高田の積雪130cm(午前8時)。妙高市の新井消防署は210cm。
今朝、玄関先に出たら60センチほど雪が降っていて、大汗をかいて雪かきをした。
一時は嵩が減り120cmになった雪も、210cmとこの冬初めて2mを突破し、今年の最深積雪を更新した。
いまは小康状態だが、これから再び大雪になるそうだ。明日の朝が恐ろしい。
↓家の前の雪の壁。スコップが1mなので、積雪が2mを超えているのがよくわかる。


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今年も映画雑誌「映画秘宝」がベストテン、ワーストテンを選出する「HIHOはくさいアワード」が発表された。
決してふざけたものではなく、100人を超える、監督や俳優、作家ら映画フリークが選んだものだ。
結果は次の通り。栄えあるワースト1位はスティーヴン・スピルバーグ製作の「SUPER 8/スーパーエイト」に決まった。見事に期待を裏切っただけに、1位は当然か。私もこのブログで「がっかり大作映画2本」(http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1342.html)として、この「SUPER 8/スーパーエイト」と「アイ・アム・ナンバー4」をあげた。特に、〝SF映画では『E.T』以来の最高傑作〟などと宣伝したのが心証を悪くしたのではないか。
【ワーストテン】
1位『SUPER 8/スーパーエイト』
2位『エンジェル ウォーズ』
3位『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
4位『ワイルド7』
5位『モンスターズ/地球外生命体』
6位『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』
7位『カウボーイ&エイリアン』『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』
9位『スカイライン-征服-』『ツーリスト』『ハンナ』『わさお』『一命』
◇期待外れの映画「カウボーイ&エイリアン」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1454.html
上記のように、このブログにも書いたが、『カウボーイ&エイリアン』『世界侵略:ロサンゼルス決戦』『スカイライン -征服-』『モンスターズ/地球外生命体』はひどい映画だった。いずれもエイリアンが出てくる。昨年はSF不作の年であり、この4本がひどい方の象徴的な映画であった。
そして、ベストテンの1位は『ピラニア3D』だという。おっぱいが飛び出す3D映画で、けっこうしっかり作ってある作品だという。あのジェームズ・キャメロンが『これは3Dにすべきでない映画の見本』と言ったらしいのが傑作。この映画が観られなかったのは非情に残念。DVDじゃ飛び出さないだろうし、重ねて残念。
【ベストテン】
1位 「ピラニア3D」
2位 「宇宙人ポール」
3位 「猿の惑星:創世記」
4位 「X-MEN ファースト・ジェネレーション」
5位 「冷たい熱帯魚」
6位 「ブラック・スワン」
7位 「電人ザボーガー」
8位 「ソーシャル・ネットワーク」
9位 「アジョシ」
10位 「監督失格」
「宇宙人ポール」が2位なのは素晴らしい。
なお、私がお気に入りの「ムカデ人間」は23位に入っておりました。
「電人ザボーガー」「アジョシ」「監督失格」は見ていないので、早く観たい。
ピラニア3Dは、予告編だけでもすごく面白い。
最低気温-4.2度、最高気温0.8度。雪ときどき曇り。上越市高田の積雪130cm(午前8時)。妙高市の新井消防署は210cm。
今朝、玄関先に出たら60センチほど雪が降っていて、大汗をかいて雪かきをした。
一時は嵩が減り120cmになった雪も、210cmとこの冬初めて2mを突破し、今年の最深積雪を更新した。
いまは小康状態だが、これから再び大雪になるそうだ。明日の朝が恐ろしい。
↓家の前の雪の壁。スコップが1mなので、積雪が2mを超えているのがよくわかる。


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25日22時58分=2012年=
新洋軒のロイヤルライス、番組で復活
昨年5月11日、東日本大震災の復興を願った企画で、10年ほど前まで新井の駅前通りにあった洋食店「新洋軒」の人気メニュー「ロイヤルライス」を食べる会に行って食べた。
その模様は「懐かしすぎるロイヤルライス」(http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1276.html)に書いた。
そのロイヤルライスが、今日BSNの「水曜見ナイト」に登場した。
シェフの村越洋一さんとは昔からの友達で、仕事や趣味でいろいろお世話になっている。

新井駅にに伊勢みずほさんが降り立ち、村越さんが大正14年創業だった新洋軒の跡地に案内し、楡島のねおかんぱーにゅ南部に連れて行く。そして、特別に幻のロイヤルライスを作るのだ。

洋一さんと、奥さんの泰子さんが登場。調理室でビーフシチューを煮込み、皿に持ったご飯の上にかけ、フライパンで薄焼き卵を作って載せる。さすが、鮮やかな手つきである。


村越さんは料理を作るだけではなく講師として教えたり、ITにくわしいだけでなく、職業訓練校や専門学校で教えたりしている。さらには音楽家であったり、陶芸家であったり、地域づくり活動家であったり、多芸多才である。
ところで、3月11日に「ロイヤルライスで昔を思い出す日」を再び企画するそうで、楽しみである。
最低気温-3.1度、最高気温1.3度。雪。
朝から雪模様となり、一時強く降った。高田では正午すぎに積雪1mを突破し、午後9時には122cmまで積雪が増えた。
今日は直江津の海が見える場所に行ったのだが、20cmぐらいの降雪があって、非常に寒かった。海岸から山沿いまでまんべんなく降ったようだ。
新井消防署では午前9時に165cmだから、すでに2m近くなっているだろう。
現在も大雪警報が出ていて、明日まで続きそうだ。

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その模様は「懐かしすぎるロイヤルライス」(http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1276.html)に書いた。
そのロイヤルライスが、今日BSNの「水曜見ナイト」に登場した。
シェフの村越洋一さんとは昔からの友達で、仕事や趣味でいろいろお世話になっている。

新井駅にに伊勢みずほさんが降り立ち、村越さんが大正14年創業だった新洋軒の跡地に案内し、楡島のねおかんぱーにゅ南部に連れて行く。そして、特別に幻のロイヤルライスを作るのだ。

洋一さんと、奥さんの泰子さんが登場。調理室でビーフシチューを煮込み、皿に持ったご飯の上にかけ、フライパンで薄焼き卵を作って載せる。さすが、鮮やかな手つきである。


村越さんは料理を作るだけではなく講師として教えたり、ITにくわしいだけでなく、職業訓練校や専門学校で教えたりしている。さらには音楽家であったり、陶芸家であったり、地域づくり活動家であったり、多芸多才である。
ところで、3月11日に「ロイヤルライスで昔を思い出す日」を再び企画するそうで、楽しみである。
最低気温-3.1度、最高気温1.3度。雪。
朝から雪模様となり、一時強く降った。高田では正午すぎに積雪1mを突破し、午後9時には122cmまで積雪が増えた。
今日は直江津の海が見える場所に行ったのだが、20cmぐらいの降雪があって、非常に寒かった。海岸から山沿いまでまんべんなく降ったようだ。
新井消防署では午前9時に165cmだから、すでに2m近くなっているだろう。
現在も大雪警報が出ていて、明日まで続きそうだ。

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24日22時59分=2012年=
新井に疎開していた小林信彦(2)
昨日に続いて、小林信彦さんが新井に住み高田中学(現・高田高校)に通っていた1945年(昭和20年)4月から46年(昭和21年)12月までのことが書いてある本やエッセーの紹介である。

昨日の「本音を申せば」の中の「上越タイムトリップ」は2004年4月のエッセーだが、それから約2年後、2006年1月5日の週刊文春に出た「第二のふるさとを想う」と、同年2月2日の「大雪・豪雪を想う」の2本のエッセーである。両方とものちに単行本「昭和が遠くなって」(文芸春秋刊)に収録されている。
「第二のふるさとを想う」では、うれしいことに「ぼくにとって、第二のふるさとと呼べるのは、高田であるような気がする」とある。
そして再び新井に来たときのことが書いてある。
「近年行ったときは、新井がもうわからぬほど様変りしていた。これはこれで仕方がない。六十年近くたっているし、高速道路ができると、かつての街道ぞいの町は変貌する」とある。そんなに新井は変わっただろうか。
そして「その点、高田は城下町だから、城址というものがあり、濠がある。これだけは何十年たとうと変らない」と書いている。
そして高田や新井に今も残る雪国特有の「雁木」や、記録的な昭和20年(1945年)の大雪についてふれている。
最後に「高田の四季」という歌について、今も歌い継がれ、高田公園の西堀橋近くの石碑に春夏秋冬の歌詞が刻み込まれていることに驚いている。
次に「大雪・豪雪を想う」。小林さんは記録的な豪雪だった昭和2年の春に新井に来たので、あやうく超豪雪はまぬがれている。
高田測候所の記録を調べてみると、昭和20年の377cmは歴代1位である。そして、小林さんが過ごした翌昭和21年の最深積雪は140cmで、前年の半分以下である。それも平年より少ない。このころの140cmの積雪というと、「今年は降らなくて良かった」という感じである。もちろん、道路除雪などはなく、雪は道に積もったままである。
でも、東京から来た少年にとっては、一晩でひざぐらいまで降る雪は驚きだっただろう。
家の玄関から見ると雪が背丈よりずっと高いところまで達しており、親が玄関から雪の段をつけてくれたことが記されている。道は段々のずっと上にあり、人が道付けをしてあるのだ。
雪下ろしがたいへんな肉体労働であることを力説しており、親戚の復員者に「白米をいくらでも食べさせるから雪かきをしてほしい」と手紙を書いた。しかし2日ほど仕事をしただけで、筋肉疲労が激しく「これじゃ、ラバウルの地下壕にかくれていた方が楽だった」と言い残して、帰京したという話が笑える。
最低気温-5.3度、最高気温-0.1度。雪。
一日の最高気温が0度未満の日を、真冬日という。一番暖かかったのが15時10分だったが、結局、一度も0度以上にはならなかった。午後5時過ぎに日没となってからはさらに冷え込んだ。
なんと、午後8時2分に氷点下5.3度まで下がった。
そのころにちょうど、会社の駐車場から車に乗って帰ろうとしていた。車のドアが凍っていてやっとあけた。ウインドーは凍りつき、暖機運転をしないと走れなかった。
この冬一番の寒さとなった。

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昨日の「本音を申せば」の中の「上越タイムトリップ」は2004年4月のエッセーだが、それから約2年後、2006年1月5日の週刊文春に出た「第二のふるさとを想う」と、同年2月2日の「大雪・豪雪を想う」の2本のエッセーである。両方とものちに単行本「昭和が遠くなって」(文芸春秋刊)に収録されている。
「第二のふるさとを想う」では、うれしいことに「ぼくにとって、第二のふるさとと呼べるのは、高田であるような気がする」とある。
そして再び新井に来たときのことが書いてある。
「近年行ったときは、新井がもうわからぬほど様変りしていた。これはこれで仕方がない。六十年近くたっているし、高速道路ができると、かつての街道ぞいの町は変貌する」とある。そんなに新井は変わっただろうか。
そして「その点、高田は城下町だから、城址というものがあり、濠がある。これだけは何十年たとうと変らない」と書いている。
そして高田や新井に今も残る雪国特有の「雁木」や、記録的な昭和20年(1945年)の大雪についてふれている。
最後に「高田の四季」という歌について、今も歌い継がれ、高田公園の西堀橋近くの石碑に春夏秋冬の歌詞が刻み込まれていることに驚いている。
次に「大雪・豪雪を想う」。小林さんは記録的な豪雪だった昭和2年の春に新井に来たので、あやうく超豪雪はまぬがれている。
高田測候所の記録を調べてみると、昭和20年の377cmは歴代1位である。そして、小林さんが過ごした翌昭和21年の最深積雪は140cmで、前年の半分以下である。それも平年より少ない。このころの140cmの積雪というと、「今年は降らなくて良かった」という感じである。もちろん、道路除雪などはなく、雪は道に積もったままである。
でも、東京から来た少年にとっては、一晩でひざぐらいまで降る雪は驚きだっただろう。
家の玄関から見ると雪が背丈よりずっと高いところまで達しており、親が玄関から雪の段をつけてくれたことが記されている。道は段々のずっと上にあり、人が道付けをしてあるのだ。
雪下ろしがたいへんな肉体労働であることを力説しており、親戚の復員者に「白米をいくらでも食べさせるから雪かきをしてほしい」と手紙を書いた。しかし2日ほど仕事をしただけで、筋肉疲労が激しく「これじゃ、ラバウルの地下壕にかくれていた方が楽だった」と言い残して、帰京したという話が笑える。
最低気温-5.3度、最高気温-0.1度。雪。
一日の最高気温が0度未満の日を、真冬日という。一番暖かかったのが15時10分だったが、結局、一度も0度以上にはならなかった。午後5時過ぎに日没となってからはさらに冷え込んだ。
なんと、午後8時2分に氷点下5.3度まで下がった。
そのころにちょうど、会社の駐車場から車に乗って帰ろうとしていた。車のドアが凍っていてやっとあけた。ウインドーは凍りつき、暖機運転をしないと走れなかった。
この冬一番の寒さとなった。

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23日22時43分=2012年=
新井に疎開していた小林信彦(1)
小説家、評論家、エッセーストとして知られる小林信彦さん(1932年12月12日生まれ)は、1945年3月に東京の生家が空襲で消失し、疎開のため当時の新井町(現・妙高市)に住んだことがある。そして高田(現・上越市)の県立高田中学校(のちの高田高校)に学んだ。

ところで、その小林さんが新井のどこに住んでいたか、というと私の家の隣らしいということが分かった。これはちょっと驚きである。
私の家は昔、3軒連なった長屋だった。おそらくその真中の家に小林さんが住んでいたものと思われる。
その場所はすでに建て替えられているが、一番端の家は当時のままだ。多分、小林さんが見れば、同じ間取りだということが分かると思う。
約1年9か月、新井に住み、1948年に東京に戻って、東京高師附属中学に復学した。
ところで、小林さんの著書やエッセーを読むと、「疎開」というのが大きなテーマになっていることが分かる。多感な時期に疎開した1年9か月が、小林さんの作品に大きな影響を与えていると思う。
新井や高田について書かれているエッセーや小説を集めたので、少しずつ紹介しようと思う。

まずは、比較的新しい方のエッセー「本音を申せば」(文藝春秋)の中から紹介する。
これは週刊文春に今も連載されているが、7冊目の単行本である。
まずは、2004年4月15日という日付が入っている「上越タイムトリップ」。6ページにわたるエッセーである。小説の取材で上越に来た際の話が書かれている。おそらく「東京少年」(新潮社)を書くための取材だっただろう。
ここには「戦争末期に疎開していた新井市に行くのは1970年代以来である」と書かれている。つまり、約30年ぶりで来たようだ。
新井で泊まるのだが「ホテルの建物は三通りあり、中級のところを予約したのだが、ウィークデイなのにスキー客がいた」と書いてあるので、新井リゾートに泊まったようだ。レストランで食事をとるが、野菜がうまいと感想を書いている。
高田に行き、高田公園を歩くが、桜が咲くまでに10日ほど早い、としているので、3月下旬か4月上旬に訪れたのだろう。そして、ハスが咲く時期にきてみたいと書いている。
そのほか、「高田市と直江津市をくっつけて、<上越市>にしたのが、まずかったのではないか」と書いている。
最低気温-0.5度、最高気温5.2度。雨のち雪。
いよいよ寒気が入ってきたようだ。午後から雪になり、夜までに10センチほど積もった。
明日の朝は雪かきをしなければならないだろう。

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ところで、その小林さんが新井のどこに住んでいたか、というと私の家の隣らしいということが分かった。これはちょっと驚きである。
私の家は昔、3軒連なった長屋だった。おそらくその真中の家に小林さんが住んでいたものと思われる。
その場所はすでに建て替えられているが、一番端の家は当時のままだ。多分、小林さんが見れば、同じ間取りだということが分かると思う。
約1年9か月、新井に住み、1948年に東京に戻って、東京高師附属中学に復学した。
ところで、小林さんの著書やエッセーを読むと、「疎開」というのが大きなテーマになっていることが分かる。多感な時期に疎開した1年9か月が、小林さんの作品に大きな影響を与えていると思う。
新井や高田について書かれているエッセーや小説を集めたので、少しずつ紹介しようと思う。

まずは、比較的新しい方のエッセー「本音を申せば」(文藝春秋)の中から紹介する。
これは週刊文春に今も連載されているが、7冊目の単行本である。
まずは、2004年4月15日という日付が入っている「上越タイムトリップ」。6ページにわたるエッセーである。小説の取材で上越に来た際の話が書かれている。おそらく「東京少年」(新潮社)を書くための取材だっただろう。
ここには「戦争末期に疎開していた新井市に行くのは1970年代以来である」と書かれている。つまり、約30年ぶりで来たようだ。
新井で泊まるのだが「ホテルの建物は三通りあり、中級のところを予約したのだが、ウィークデイなのにスキー客がいた」と書いてあるので、新井リゾートに泊まったようだ。レストランで食事をとるが、野菜がうまいと感想を書いている。
高田に行き、高田公園を歩くが、桜が咲くまでに10日ほど早い、としているので、3月下旬か4月上旬に訪れたのだろう。そして、ハスが咲く時期にきてみたいと書いている。
そのほか、「高田市と直江津市をくっつけて、<上越市>にしたのが、まずかったのではないか」と書いている。
最低気温-0.5度、最高気温5.2度。雨のち雪。
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22日23時18分=2012年=
大寒波到来の前にランニング
昨日の大寒は7.2度、今日は8.1度まで最高気温が上がった。
積雪は上越市高田で68センチまで減り、新井消防署でも15日には180センチあった雪が128センチまで減った。
しかし、予報では25日ごろから2月3日まで強い寒気が入り込み、大雪のおそれがあるという。10日間も続くので、気を緩めてはならない。
でも、昨日と今日の陽気で、道路上にあった雪も解け、路面が乾いてきた。
しばらくランニングどころではなかったが、久しぶりに路面を走ることにした。

無理は禁物なので、8キロを1時間ちょっとぐらいで走った。農道を妙高山に向かって走るコースがあるのだが、ここは道幅が広く、交通量が少ないので最高である。
妙高山の中腹に雲がたなびききれいだった。黒姫、飯綱まで望めた。

最低気温-0.3度、最高気温8.1度。晴れ。
今日、隣家の葬儀に出てきたのだが、葬儀場に飾ってあった遺影が、バックライトつきの液晶画面だったのには驚いた。写真を焼かなくていいので、すぐ写真を用意できるし、コストも安い。なるほど、と感心した。

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でも、昨日と今日の陽気で、道路上にあった雪も解け、路面が乾いてきた。
しばらくランニングどころではなかったが、久しぶりに路面を走ることにした。

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妙高山の中腹に雲がたなびききれいだった。黒姫、飯綱まで望めた。

最低気温-0.3度、最高気温8.1度。晴れ。
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