30日22時36分=2012年=
寺町をイメージしたお菓子
今日、上越市で「第2回寺町まちづくりフェスティバル」というのが行われ、上越高校食物科の生徒が市内の菓子店と共同開発したというお菓子を買ってきた。

午後からになってしまったので、すでに義の塩を使った「ラスク」は売り切れだった。レンコンを使った「蓮華どら焼き」(紅屋製)と、初冬の雪景色をイメージした「淡雪の柿包み」(菓心亭かまだ製)、アンズや柿などと、米粉を使った「タルト」(かのこ製)の3種類を買ってきた。
「淡雪の柿包み」は、ほんとに雪のようでふわふわした感じ。パクっと食べると、口の中で淡く融けてゆく。生クリームのように濃厚ではなく、ほんとに淡雪のように軽い食感だ。卵白と寒天、砂糖で作ったものだろう。中に羊羹状の柿ペーストが入っていて、おいしかった。
「蓮華どら焼き」は、普通のどら焼きの餡の中に、レンコンが入っている。甘く煮たレンコンで、色は餡と似ているので見分けはつきにくい。しかし、食べると食感が違う。「なんだ、これは」というこの違和感が面白い。
「タルト」はあんず、いちじく、柿、栗の4種類があった。いちじくを食べたが、バターの香りがするタルト生地がおいしく、いちじくの香りを一段と引き立てていた。
それにしても、自分の住んでいる所のお菓子があるというのは素晴らしい。これからも、機会があるごとに販売されるようだ。
このフェスティバルを企画した寺町まちづくり協議会の木村廣会長は、私が新井中学に通っていたときの科学部の顧問。川に行ってケイソウという単細胞性の藻類をすくって水質検査をしたり、ずいぶんお世話になった。今もお元気で、寺町3の町内会長をやったり、防犯組合活動をしたり、素晴らしい奉仕活動をされている。
最低気温18.8度、最高気温27.9度。曇りのち暴風雨。
台風17号の影響で午後4時過ぎに、大雨洪水警報が発令された。明日のはじめごろまで、大雨が予想されるという。今も風雨が強く、ときどき家が揺れるほど強く吹き荒れている。
晴れていれば、今日は中秋の名月のはずだったのだが。
↓午後10時30分の気象衛星からの画像。もう少ししたら、雨が止みそうだ

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午後からになってしまったので、すでに義の塩を使った「ラスク」は売り切れだった。レンコンを使った「蓮華どら焼き」(紅屋製)と、初冬の雪景色をイメージした「淡雪の柿包み」(菓心亭かまだ製)、アンズや柿などと、米粉を使った「タルト」(かのこ製)の3種類を買ってきた。
「淡雪の柿包み」は、ほんとに雪のようでふわふわした感じ。パクっと食べると、口の中で淡く融けてゆく。生クリームのように濃厚ではなく、ほんとに淡雪のように軽い食感だ。卵白と寒天、砂糖で作ったものだろう。中に羊羹状の柿ペーストが入っていて、おいしかった。
「蓮華どら焼き」は、普通のどら焼きの餡の中に、レンコンが入っている。甘く煮たレンコンで、色は餡と似ているので見分けはつきにくい。しかし、食べると食感が違う。「なんだ、これは」というこの違和感が面白い。
「タルト」はあんず、いちじく、柿、栗の4種類があった。いちじくを食べたが、バターの香りがするタルト生地がおいしく、いちじくの香りを一段と引き立てていた。
それにしても、自分の住んでいる所のお菓子があるというのは素晴らしい。これからも、機会があるごとに販売されるようだ。
このフェスティバルを企画した寺町まちづくり協議会の木村廣会長は、私が新井中学に通っていたときの科学部の顧問。川に行ってケイソウという単細胞性の藻類をすくって水質検査をしたり、ずいぶんお世話になった。今もお元気で、寺町3の町内会長をやったり、防犯組合活動をしたり、素晴らしい奉仕活動をされている。
最低気温18.8度、最高気温27.9度。曇りのち暴風雨。
台風17号の影響で午後4時過ぎに、大雨洪水警報が発令された。明日のはじめごろまで、大雨が予想されるという。今も風雨が強く、ときどき家が揺れるほど強く吹き荒れている。
晴れていれば、今日は中秋の名月のはずだったのだが。
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29日20時45分=2012年=
35ミリフィルムで上映した「黒い画集」

今日29日と明日30日の2日間、上越市の高田世界館で101映画祭として、文化庁主催の日本映画の名作4作品の上映が始まった。
今日は松本清張原作のサスペンス「黒い画集 あるサラリーマンの証言」と、水上勉の原作を内田吐夢監督が映像化した名作「飢餓海峡」の2本を上映した。
明日は「張込み」と「白い巨塔」の2本を上映するが、いずれも昔見た映画であり、今日の映画も「飢餓海峡」は見ている。名作だと定評のある「黒い画集」が楽しみだった。
↓高田世界館の映写室でフィルムをかける久保田さん

↓かなり賑わった客席

上映前、映写技師の久保田さんがフィルムをセッティングするところを見せてもらった。高田世界館で、35ミリフィルムを上映することは年に何回もない。さらには、今年から映画のデジタル化が急速に進み、今後もますますフィルム上映は減ってくる。第一、フィルム用の映写機が貴重になり、映写技師も高齢化が進んでいるのだ。
この映画は松本清張原作の「黒い画集 あるサラリーマンの証言」を「裸の大将」の堀川弘通監督が映画化したものだ。映画を見た松本清張が絶賛したらしい。堀川監督は今年9月5日に95歳で死去したばかりであり、その追悼上映となった。脚本が完璧だと思ったら、橋本忍さんだった。1960年『キネマ旬報』ベストテン第2位だけのことはある。
主人公のサラリーマン石野(小林桂樹)は一流会社の課長で、妻と子供二人の家庭生活も円満だったが、同じ課の事務員梅谷との情事を楽しんでいた。石野はある夜、新大久保のアパートに梅谷を訪ねた帰り、近所に住む保険外交員の杉山とすれちがい挨拶をかわしてしまった。これがたいへんなことになるのだ。
杉山は向島の若妻殺しの容疑者として逮捕され、アリバイとして石野と挨拶したことを警察に話す。しかし、杉山は石野と会ったことを証言すると、梅谷との関係も明らかになってしまう。そこで石野は会っていないと証言し、石野は殺人犯にされてしまう。これで杉山に平穏な日々が戻ったかに見えたが、今度は梅谷のアパートに住む学生が、二人の関係を嗅ぎつけて恐喝する。お金を持ってアパートにいった杉山は、そこで死体になっていた学生を発見するのだった。
二重の仕掛けがある素晴らしい原作というか、脚本である。自分が人を殺人犯に追い込んだ「映画を見ていた」というウソの証言が、今度は同じように自分の身に降り掛かってくる。
石野はこれまで築きあげてきたものをすべて失ってしまうが、そのきっかけは保険外交員の杉山と挨拶をしたことだった。積木くずしのように、1つの失敗が人生をすべて崩してしまう。アメリカンドリームのような成功談はほんの一握りだが、転落していく人生は無数にあるということだ。
質の高いミステリー&サスペンスとして一級品の映画だったが、もう一方で、1960年の東京が描かれている貴重なフィルムでもある。テレビが茶の間に入り、電気釜が普及し始めたころだ。
一番驚いたのは、愛人の事務員は女一人でアパートに住んでいるが、ドアに鍵をかけていないことだ。鍵がないのかもしれない。この当時東京では普通だったのだろう。
<蛇足>
主人公は無罪になるけれど、法廷での偽証罪はまぬがれないはずだが。
最低気温17.9度、最高気温27.6度。晴れ。
11月11日にリージョンプラザ上越にやってくる「体操ニッポン!ロンドンオリンピック報告演技会」のチケットを取ろうと、今日午前10時にセブンイレブンに行った。内村航平選手(コナミ)ら体操日本代表の男女10選手が来るというので、家族の分のチケットを取ろうと思ったのだ。
だが、セブンイレブンに来た人でチケットが取れたのは、最初の一人だけ。2番めの私以降、10人ほどが並んだが、だめだった。
なにせ、チケットぴあの回線がつながらないし、つながっても売り切れ。S席から検索し始めたのがまずかったようで、スタンド席から探せば買えたかもしれない。少なくても、午前10時5分には完売したはずだ。
今回はどのくらいの席が売りだされたかは分からないが、全国5会場で行われる報告演技会のうち、県庁所在地でないのは上越市だけ。つまり穴場ともいえるわけで、全国のファンがチケットを取ろうと殺到したことが考えられる。
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28日20時25分=2012年=
「アボカドねぎとろ丼」を再現
先日、新潟市に行った際、ランチはビルボ2の2階飲食店街の突きあたりにある「Ryuto-ann万代」で食べた。目の前に信濃川が見えて、なかなかいい店だ。
女性客の多くが注文するという「アボカドねぎとろ丼」がヘルシーでおいしそうだったので頼んだ。この店の名物だけあって、なかなかおいしいと思った。要するに洋風のネギトロ丼である。

料理の写真を撮ってきたので、家で再現することにした。

ご飯を皿に盛り、マグロのすき身、アボカドをペースト状にしたものを載せる。お好み焼きのようにマヨネーズをかけ、細切りニンジンの素揚げ、ネギ、刻み海苔をトッピングしただけだ。
再現は難しくないし、あっという間にできる。家族にも大好評。うまいです。
なお、ワサビ醤油を上からかけて食べる。
最低気温17.7度、最高気温27.5度。晴れ。

10月21日投票の新潟県知事選挙のポスター掲示場が各所にできた。一応、6区画ある。
県知事選挙を巡っては、新潟日報が9月21日付1面で世紀の大誤報。共産党新潟県委員会の出馬会見の日の紙面に、いち早く擁立候補のスクープを載せたはずだったが、会見場に行ってみたら別の候補が出馬表明をしたというコメディーのような事態になった。記者会見場は大変なことになっていたろうな。
出馬会見が終わってから記事を書いてもよさそうなものだが、県紙としてプライドが許さないのか。何回も出馬している候補なので、今回も……ということで勇み足をしたのだろうか。
本人にも取材をしているだろうに、いったいどうやったら、こんな間違いが起きるのだろうか。
翌22日付の1面には別の候補の出馬表明の記事と、コラムの横に「おわび」が載った。訂正ではなく、おわびである。「記事は誤りでした」という全否定である。こんなすごい誤報は今まで見たこともない。記念にスクラップにしておいた。

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女性客の多くが注文するという「アボカドねぎとろ丼」がヘルシーでおいしそうだったので頼んだ。この店の名物だけあって、なかなかおいしいと思った。要するに洋風のネギトロ丼である。

料理の写真を撮ってきたので、家で再現することにした。

ご飯を皿に盛り、マグロのすき身、アボカドをペースト状にしたものを載せる。お好み焼きのようにマヨネーズをかけ、細切りニンジンの素揚げ、ネギ、刻み海苔をトッピングしただけだ。
再現は難しくないし、あっという間にできる。家族にも大好評。うまいです。
なお、ワサビ醤油を上からかけて食べる。
最低気温17.7度、最高気温27.5度。晴れ。

10月21日投票の新潟県知事選挙のポスター掲示場が各所にできた。一応、6区画ある。
県知事選挙を巡っては、新潟日報が9月21日付1面で世紀の大誤報。共産党新潟県委員会の出馬会見の日の紙面に、いち早く擁立候補のスクープを載せたはずだったが、会見場に行ってみたら別の候補が出馬表明をしたというコメディーのような事態になった。記者会見場は大変なことになっていたろうな。
出馬会見が終わってから記事を書いてもよさそうなものだが、県紙としてプライドが許さないのか。何回も出馬している候補なので、今回も……ということで勇み足をしたのだろうか。
本人にも取材をしているだろうに、いったいどうやったら、こんな間違いが起きるのだろうか。
翌22日付の1面には別の候補の出馬表明の記事と、コラムの横に「おわび」が載った。訂正ではなく、おわびである。「記事は誤りでした」という全否定である。こんなすごい誤報は今まで見たこともない。記念にスクラップにしておいた。

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27日23時14分=2012年=
映画「天地明察」の背景
【評価】5が最高
★★★★☆
J-MAXシアターで上映中の映画「天地明察」は非常に面白かった。先日見た「あなたへ」と並び、今年一番の映画である。
江戸時代前期、碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年・安井算哲(後の渋川春海)は、4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之に目をかけられる。その頃の日本では、800年にわたり使われてきた中国の暦にずれが生じはじめており、算哲は保科から新たな暦を生み出すという一大計画の責任者に任命される……という話だ。地味な話だが、とてもドラマチックで、ハラハラドキドキする映画に仕上がっていた。
「武士の家計簿」と同じく、当時の武士は算術にも優れていたことを示す物語で、江戸前期でありながら、天文学がこれほど進んでいたとは驚いた。当然、地球は丸く、月や太陽は地球の周りをまわっているということを知らないと、天文学はできない。日本は鎖国ながら、ここまで知っていたというのに驚かされた。
↓予告編
中学生のころ、天文が大好きで天体観測に夢中になっていたことがある。だから、天体観測には今も興味があるし、少しは知識もある。昔の暦にも興味があるので、この映画の背景を調べてみた。
日本では604年に中国暦が輸入された。そして1685年まで中国と同じ暦が使われていた。だが、894年(寛平6年)、菅原道真の建議で遣唐使が廃止されてしまい、中国から暦の情報が入らなくなってしまった。暦は少しずつ狂ってしまうので、ときどき改暦をしなければならいないのだが、それができなくなったのである。
つまり、遣唐使廃止から、この映画の1685年まで800年も改暦がされなかったため、実際の暦と2日も誤差が出てしまった。つまり、「今日は良い日だ」と思ってめでたい行事をしたら、実は厄日だったということが起きてしまう。これは大変だ、ということで幕府は危機感を持つ。しかし、当時の暦は皇族がにぎっていて、政権を持つ幕府といえども、手は出せない。
その改暦を行おうと考える人物は、当時、幕府で最も影響力のあった保科正之だ。保科が安井算哲に命じ、暦の正確さを天体観測で図らせたり、いくつもあった暦のどれが正しいのか調べさせたりした。
安井算哲は天体観測の結果、中国の授時暦が正確であることが分かり、「授時暦」をもって改暦を実現させようとした。しかし、絶対的な自信を持っていたはずなのだが、日食の予報が外れてしまった。暦が正しければ、月食や日食の日や時間が当たるはずである。
安井算哲は失意のなか関孝和のもとを訪ねる。孝和は当時わが国で「授時暦」を理解できた唯一人ともいえる和算家だった。ほぼ正しい授時暦が、なぜ日食を外してしまったのか。算哲は悩み抜くが、地球儀を見てハッと気づく。中国と日本の経度差があったのだ。
つまり、中国の暦は中国では正しいが、日本では補正しなくてはならない。そこで算哲は日本に適応する最初の暦である大和暦をつくり、貞享暦として幕府に採用されたのだ。
ところで、「授時暦」は、基本的に月の満ち欠けを中心とした「太陰太陽暦」である。いわゆる旧暦といわれるのがこれで、3回の改暦があったものの、基本的には1972年(明治5年)まで使われていたのだ。
旧暦というのは調べれば調べるほど面白い。簡単に言うと、月の満ち欠けを基本にした太陰暦である。1年は大の月と小の月が各6回あるので、1年は計354日だ。そうすると太陽暦(365日)との誤差が1年で11日前後生じてしまう。当時は農業が経済の基本だったので、農作業に不都合が出ると大変だった。
太陰太陽暦というのは太陰暦と太陽暦のつじつま合わせである。太陽暦との誤差を調整するため「平気法」という法則に基いて19年に7回(ほぼ3年に1回)、閏月を設けるのである。つまり、閏月がある年は、1年が13か月になるわけだ。
旧暦を当てはめると、今年は閏月がある年に当たる。3月の後に「閏3月」があり、その次が4月となった。いきなり1か月が割り込んできたような感じで、これが現代ならボーナスに影響が出そうだ。企業も1年の間に1か月余分に給料を払わなければならない。大雑把のようだが、農業中心の時代はこれで良かったのだろう。
最低気温14.5度、最高気温27.6度。晴れ。

山芋を寒天で固めたヘルシーな「長芋寒天」を作ってみた。すごく簡単で、デザートみたい。けっこうおいしくて、家族にも好評だった。
長芋は皮をむきすりおろす。250~300gぐらい。粉寒天(かんてんぱぱなど)4g。鍋に水と粉寒天をいれ、中火でかき混ぜながら加熱する。寒天が溶けたら火を消し、長芋のすりおろしを混ぜ、タッパーに流し入れる。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
ほんとに簡単。切ってワサビ醤油で食べる。醤油ではなくて、麺つゆの方がおいしいと思う

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★★★★☆
J-MAXシアターで上映中の映画「天地明察」は非常に面白かった。先日見た「あなたへ」と並び、今年一番の映画である。
江戸時代前期、碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年・安井算哲(後の渋川春海)は、4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之に目をかけられる。その頃の日本では、800年にわたり使われてきた中国の暦にずれが生じはじめており、算哲は保科から新たな暦を生み出すという一大計画の責任者に任命される……という話だ。地味な話だが、とてもドラマチックで、ハラハラドキドキする映画に仕上がっていた。
「武士の家計簿」と同じく、当時の武士は算術にも優れていたことを示す物語で、江戸前期でありながら、天文学がこれほど進んでいたとは驚いた。当然、地球は丸く、月や太陽は地球の周りをまわっているということを知らないと、天文学はできない。日本は鎖国ながら、ここまで知っていたというのに驚かされた。
↓予告編
中学生のころ、天文が大好きで天体観測に夢中になっていたことがある。だから、天体観測には今も興味があるし、少しは知識もある。昔の暦にも興味があるので、この映画の背景を調べてみた。
日本では604年に中国暦が輸入された。そして1685年まで中国と同じ暦が使われていた。だが、894年(寛平6年)、菅原道真の建議で遣唐使が廃止されてしまい、中国から暦の情報が入らなくなってしまった。暦は少しずつ狂ってしまうので、ときどき改暦をしなければならいないのだが、それができなくなったのである。
つまり、遣唐使廃止から、この映画の1685年まで800年も改暦がされなかったため、実際の暦と2日も誤差が出てしまった。つまり、「今日は良い日だ」と思ってめでたい行事をしたら、実は厄日だったということが起きてしまう。これは大変だ、ということで幕府は危機感を持つ。しかし、当時の暦は皇族がにぎっていて、政権を持つ幕府といえども、手は出せない。
その改暦を行おうと考える人物は、当時、幕府で最も影響力のあった保科正之だ。保科が安井算哲に命じ、暦の正確さを天体観測で図らせたり、いくつもあった暦のどれが正しいのか調べさせたりした。
安井算哲は天体観測の結果、中国の授時暦が正確であることが分かり、「授時暦」をもって改暦を実現させようとした。しかし、絶対的な自信を持っていたはずなのだが、日食の予報が外れてしまった。暦が正しければ、月食や日食の日や時間が当たるはずである。
安井算哲は失意のなか関孝和のもとを訪ねる。孝和は当時わが国で「授時暦」を理解できた唯一人ともいえる和算家だった。ほぼ正しい授時暦が、なぜ日食を外してしまったのか。算哲は悩み抜くが、地球儀を見てハッと気づく。中国と日本の経度差があったのだ。
つまり、中国の暦は中国では正しいが、日本では補正しなくてはならない。そこで算哲は日本に適応する最初の暦である大和暦をつくり、貞享暦として幕府に採用されたのだ。
ところで、「授時暦」は、基本的に月の満ち欠けを中心とした「太陰太陽暦」である。いわゆる旧暦といわれるのがこれで、3回の改暦があったものの、基本的には1972年(明治5年)まで使われていたのだ。
旧暦というのは調べれば調べるほど面白い。簡単に言うと、月の満ち欠けを基本にした太陰暦である。1年は大の月と小の月が各6回あるので、1年は計354日だ。そうすると太陽暦(365日)との誤差が1年で11日前後生じてしまう。当時は農業が経済の基本だったので、農作業に不都合が出ると大変だった。
太陰太陽暦というのは太陰暦と太陽暦のつじつま合わせである。太陽暦との誤差を調整するため「平気法」という法則に基いて19年に7回(ほぼ3年に1回)、閏月を設けるのである。つまり、閏月がある年は、1年が13か月になるわけだ。
旧暦を当てはめると、今年は閏月がある年に当たる。3月の後に「閏3月」があり、その次が4月となった。いきなり1か月が割り込んできたような感じで、これが現代ならボーナスに影響が出そうだ。企業も1年の間に1か月余分に給料を払わなければならない。大雑把のようだが、農業中心の時代はこれで良かったのだろう。
最低気温14.5度、最高気温27.6度。晴れ。

山芋を寒天で固めたヘルシーな「長芋寒天」を作ってみた。すごく簡単で、デザートみたい。けっこうおいしくて、家族にも好評だった。
長芋は皮をむきすりおろす。250~300gぐらい。粉寒天(かんてんぱぱなど)4g。鍋に水と粉寒天をいれ、中火でかき混ぜながら加熱する。寒天が溶けたら火を消し、長芋のすりおろしを混ぜ、タッパーに流し入れる。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
ほんとに簡単。切ってワサビ醤油で食べる。醤油ではなくて、麺つゆの方がおいしいと思う

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26日22時54分=2012年=
最高の「最強の二人」。必見映画!
【評価】5つが最高
★★★★☆

ワーナー・マイカル新潟南で上映中のフランス映画「最強の二人」。頸髄損傷で首より下の自由がきかず車椅子生活の富豪と、その介護人となった貧しい黒人の若者との交流を描いた映画である。これが日本映画だったら、お涙頂戴のヒューマンドラマになってしまうはずだが、さすがフランス。シモネタまで交えたユーモアあふれる大人のしゃれたドラマに仕立てた。クラシックやポピュラーをうまく取り入れた音楽の使い方も素晴らしく、フランス映画の真髄を堪能できた。
2011年にフランスで公開された映画の中で2番目のヒット作となったようで、第37回セザール賞など数々の受賞もしている。主演の二人、フランソワ・クリュゼ - フィリップ(頸髄損傷の富豪)と、オマール・シー - ドリス(黒人青年)の演技も素晴らしかった。
頸髄損傷の富豪は知識人で絵とクラシック音楽が趣味。一方、黒人青年は貧乏で、絵やクラシックはまったくだめ。こんな正反対な二人が、心を許し始めてどんどん急接近していく。
ドリスは介護人として雇われている身ながら、へりくだることなく、富豪の財産をねらうでもなく、いつも自然体だ。それは誰であっても一緒。それが障害者であっても、哀れみを持って接するのではなく、同じ人間として接する。なにしろ障害者に「あっちの方はどうしてる」と聞くほどなのだ。
二人の対照的なところが、笑わせどころでもある。「鼻血を拭いたような」わけのわからぬ抽象画に4万ユーロも払う富豪が、買う理由を「後世に残るものだから」というと、「金物屋の止め具でも後世に残る」と言う。それで「俺にも描ける」と言い放ち、描いた絵に1万1000ユーロの値段が付いてしまう(1万ユーロは約125万円!)。
フィリップの誕生パーティーで家に楽団を呼んで演奏させるのだが、フィリップはクラシック音楽の知識がないドリスを見下げたりはしない。なにしろヴィバルディの「四季-夏-」を「踊れない」と一蹴し、「四季-春-」が、職安の電話のBGMだという。バッハの「無伴奏チェロ組曲」は、コーヒーのCM曲だと言うし、リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」を「トムとジェリー」の音楽だといい、フィリップを笑わせる。クラシックに飽きたドリスはiPodでアースウインド&ファイヤーの「ブギー・ワンダーランド」をかけて踊りだす。すると周りの人も踊りだす。それをうれしそうにフィリップが眺めるシーンが素敵だ。
だんだん打ち解けて、なんとフィリップが事故で体が不自由になったパラグライダーに乗ろうと誘う。ドリスは最初は怖気づいていて、飛び立ったときも「降ろしてくれ」「落ちる落ちる」と大声で悲鳴をあげていたが、最後は笑顔で楽しむ。二人で大空を舞う姿が微笑ましい。
恋愛は精神的なものだけで良いと電話もせず、会いもしないフィリップ。文通だけでプラトニックな愛を育んでいたフィリップに、おせっかいをやいて、電話をさせたのもドリス。フィリップの硬く凍った心をも溶かしたのだ。そして最後は……。
なお、この話は実話で、エンドロールに実在の二人が出てくる。フィリップは再婚し、2人の子供がいる。ドリスは会社経営をし、3人の子供がいるそうだ。二人は今も良き友人だという。
映画のタイトルで流れる曲は、ドリスが大好きなアースウインド&ファイヤーの「セプテンバー」。いい曲だ。
↓映画予告編
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http://saikyo-2.gaga.ne.jp/
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iPhone5を見てきた。
薄くて軽く、早い。すごいな。
縦に長くなったので、操作性は変わらない。片手で操作でき、とてもいい。
この完成度の高さ。ジョブズが残した最高傑作になるだろう。

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ワーナー・マイカル新潟南で上映中のフランス映画「最強の二人」。頸髄損傷で首より下の自由がきかず車椅子生活の富豪と、その介護人となった貧しい黒人の若者との交流を描いた映画である。これが日本映画だったら、お涙頂戴のヒューマンドラマになってしまうはずだが、さすがフランス。シモネタまで交えたユーモアあふれる大人のしゃれたドラマに仕立てた。クラシックやポピュラーをうまく取り入れた音楽の使い方も素晴らしく、フランス映画の真髄を堪能できた。
2011年にフランスで公開された映画の中で2番目のヒット作となったようで、第37回セザール賞など数々の受賞もしている。主演の二人、フランソワ・クリュゼ - フィリップ(頸髄損傷の富豪)と、オマール・シー - ドリス(黒人青年)の演技も素晴らしかった。
頸髄損傷の富豪は知識人で絵とクラシック音楽が趣味。一方、黒人青年は貧乏で、絵やクラシックはまったくだめ。こんな正反対な二人が、心を許し始めてどんどん急接近していく。
ドリスは介護人として雇われている身ながら、へりくだることなく、富豪の財産をねらうでもなく、いつも自然体だ。それは誰であっても一緒。それが障害者であっても、哀れみを持って接するのではなく、同じ人間として接する。なにしろ障害者に「あっちの方はどうしてる」と聞くほどなのだ。
二人の対照的なところが、笑わせどころでもある。「鼻血を拭いたような」わけのわからぬ抽象画に4万ユーロも払う富豪が、買う理由を「後世に残るものだから」というと、「金物屋の止め具でも後世に残る」と言う。それで「俺にも描ける」と言い放ち、描いた絵に1万1000ユーロの値段が付いてしまう(1万ユーロは約125万円!)。
フィリップの誕生パーティーで家に楽団を呼んで演奏させるのだが、フィリップはクラシック音楽の知識がないドリスを見下げたりはしない。なにしろヴィバルディの「四季-夏-」を「踊れない」と一蹴し、「四季-春-」が、職安の電話のBGMだという。バッハの「無伴奏チェロ組曲」は、コーヒーのCM曲だと言うし、リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」を「トムとジェリー」の音楽だといい、フィリップを笑わせる。クラシックに飽きたドリスはiPodでアースウインド&ファイヤーの「ブギー・ワンダーランド」をかけて踊りだす。すると周りの人も踊りだす。それをうれしそうにフィリップが眺めるシーンが素敵だ。
だんだん打ち解けて、なんとフィリップが事故で体が不自由になったパラグライダーに乗ろうと誘う。ドリスは最初は怖気づいていて、飛び立ったときも「降ろしてくれ」「落ちる落ちる」と大声で悲鳴をあげていたが、最後は笑顔で楽しむ。二人で大空を舞う姿が微笑ましい。
恋愛は精神的なものだけで良いと電話もせず、会いもしないフィリップ。文通だけでプラトニックな愛を育んでいたフィリップに、おせっかいをやいて、電話をさせたのもドリス。フィリップの硬く凍った心をも溶かしたのだ。そして最後は……。
なお、この話は実話で、エンドロールに実在の二人が出てくる。フィリップは再婚し、2人の子供がいる。ドリスは会社経営をし、3人の子供がいるそうだ。二人は今も良き友人だという。
映画のタイトルで流れる曲は、ドリスが大好きなアースウインド&ファイヤーの「セプテンバー」。いい曲だ。
↓映画予告編
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iPhone5を見てきた。
薄くて軽く、早い。すごいな。
縦に長くなったので、操作性は変わらない。片手で操作でき、とてもいい。
この完成度の高さ。ジョブズが残した最高傑作になるだろう。

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- 感動のロードムービー「あなたへ」 (2012/09/07)
25日21時50分=2012年=
リラックス効果があるカモミールティー
気温が下がってくると、夜になってのどが渇いたとき、冷たいものより温かいもののほうを飲みたくなる。
でも、カフェインが入っているコーヒーや紅茶、緑茶などを飲むと眠れなくなるし、ココアなどの甘いものは飲みたくない。去年までは焼酎のお湯割りや、熱燗などを飲んでいたが、今年4月からは平日に酒を飲まないことにしたので、それもだめ。
ハーブティーはどうかと思い、いろいろ試した結果、カモミールティーを飲み始めた。

カモミールティーは、4000年以上も昔からヨーロッパで民間薬として使われていて、安眠、リラックス、疲労回復に効くほか、体を温めて風邪の予防に効果がある。また、歯肉炎や口臭予防にも良く、抗酸化作用でガン予防や老化防止、アレルギー症状の緩和なども。
特にアロマでは「神経を鎮めてリラックス効果をあたえる薬草」として知られている。リンゴのような優しい香りにも癒される。
イギリスの童話「ピーターラビット」の中で、ピーターがお腹をこわした時に母うさぎが作ってくれたのが、このカモミールティーである。長い歴史の中で人々が飲み続けただけに、副作用などの心配もなく、安心して飲める。
手がかからないよう、ティーバッグを使うことにしてスーパーを探したら、イチコでポンパドールのカモミールティーを売っていることが分かった。1個1個アルミパックで包装してあって、10袋入り。値段も手ごろだ。1袋で2杯分飲めるのだという。
ポンパドールは125年の歴史を持つ世界で最も有名なドイツのハーブティーメーカー。パッケージも高級感があっていいと思う。
最低気温14.9度、最高気温26.5度。曇りのち晴れ。
20日に「クローズアップ現代」で、シリアで銃弾に倒れた女性ジャーナリスト、山本美香さんの番組をやっていた。45歳の命と引き換えに戦場から言葉を残していた。
恐怖と怒りに身を震わせながら撮影した700本のビデオテープの一部も放送された。
タリバン政権下、庶民の懐の中に入り込み、女性や子供たちなどが生きている真の姿を撮影していた。家族や家を失い、傷ついた人などの取材を続けた。それでも懸命に生きる人々の姿に心が打たれる。これを撮影した山本さんは、どんな気持ちだっただろう。
「外国人ジャーナリストがいることで、最悪の事態を防ぐことができる」と、自分が紛争の抑止力となる覚悟だったことが分かった。
悲惨な戦場の中で、一輪のすっと伸びた花のような山本さんの存在。この2枚の写真は何を語っているのだろうか。



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でも、カフェインが入っているコーヒーや紅茶、緑茶などを飲むと眠れなくなるし、ココアなどの甘いものは飲みたくない。去年までは焼酎のお湯割りや、熱燗などを飲んでいたが、今年4月からは平日に酒を飲まないことにしたので、それもだめ。
ハーブティーはどうかと思い、いろいろ試した結果、カモミールティーを飲み始めた。

カモミールティーは、4000年以上も昔からヨーロッパで民間薬として使われていて、安眠、リラックス、疲労回復に効くほか、体を温めて風邪の予防に効果がある。また、歯肉炎や口臭予防にも良く、抗酸化作用でガン予防や老化防止、アレルギー症状の緩和なども。
特にアロマでは「神経を鎮めてリラックス効果をあたえる薬草」として知られている。リンゴのような優しい香りにも癒される。
イギリスの童話「ピーターラビット」の中で、ピーターがお腹をこわした時に母うさぎが作ってくれたのが、このカモミールティーである。長い歴史の中で人々が飲み続けただけに、副作用などの心配もなく、安心して飲める。
手がかからないよう、ティーバッグを使うことにしてスーパーを探したら、イチコでポンパドールのカモミールティーを売っていることが分かった。1個1個アルミパックで包装してあって、10袋入り。値段も手ごろだ。1袋で2杯分飲めるのだという。
ポンパドールは125年の歴史を持つ世界で最も有名なドイツのハーブティーメーカー。パッケージも高級感があっていいと思う。
最低気温14.9度、最高気温26.5度。曇りのち晴れ。
20日に「クローズアップ現代」で、シリアで銃弾に倒れた女性ジャーナリスト、山本美香さんの番組をやっていた。45歳の命と引き換えに戦場から言葉を残していた。
恐怖と怒りに身を震わせながら撮影した700本のビデオテープの一部も放送された。
タリバン政権下、庶民の懐の中に入り込み、女性や子供たちなどが生きている真の姿を撮影していた。家族や家を失い、傷ついた人などの取材を続けた。それでも懸命に生きる人々の姿に心が打たれる。これを撮影した山本さんは、どんな気持ちだっただろう。
「外国人ジャーナリストがいることで、最悪の事態を防ぐことができる」と、自分が紛争の抑止力となる覚悟だったことが分かった。
悲惨な戦場の中で、一輪のすっと伸びた花のような山本さんの存在。この2枚の写真は何を語っているのだろうか。



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- 餃子の王将と、映画の王将 (2012/09/24)
- 北代ぶどう園のブドウとクリ (2012/09/21)
24日21時22分=2012年=
餃子の王将と、映画の王将
同じ「王将」の話を2本……。
【餃子の王将】
22日に新潟市へシャガール展を見に行った帰り、「餃子の王将」に初めて入った。すごく混んでいて順番待ちだったが、10分ほどで席に着くことができた。


同じような名称のチェーン店に「大阪王将」があるが、同じ創業者一族が分かれたものだという。新潟市に「大阪王将」はイオン新潟東店、新潟駅前店、出来島店、イオン新潟南店の4店があり、以前、イオン新潟南店で食べたことがある。ほかに、燕市、三条市、柏崎市、見附市、長岡市にある。
本家の「餃子の王将」は県内では新潟市だにしかなく、近江店、弁天橋店、新潟駅前店の3店がある。新潟駅前店が第1号で2011年9月にオープン。今年2月に弁天橋店ができ、今回入った近江店は今年5月8日にオープンした3店目だ。駐車場があるのは近江店だけなので、ここを選択したわけだ。

今回食べたのは「焼めしセットA」(790円)。焼き餃子が1枚、焼きめし、スープ、サラダ、小さな冷奴のセットだ。すごいボリュームである。
焼めしはネギと卵、チャーシューのバランスが絶妙。ぱらぱらの炒め具合も最高だ。餃子は少しニンニクがきいていて、具は肉が多め。皮は厚めで表面はパリっと焼き上がっている。油はやや強め。今度、家で餃子を作る時の参考にしたい。
なお、水用のコップに「OHSHO」のロゴが入ってるが、「回文」になっていることに気がついた。
【映画の「王将」】
BSプレミアムで録画しておいた1948年の映画「王将」を見た。坂田三吉を演じたのは、阪東妻三郎であり、その名演にほれぼれした。

明治の終わりの大阪・天王寺付近が舞台。そのころ、将棋が市民の娯楽として市民権を得ていたこと、賞金や賞品をかけた将棋大会がたくさんあったこと、などの時代背景がよく分かる。そして、十三世名人の関根金次郎が提案するまで、名人は推挙によって決まるものだったということも分かった。実力だけではなく、人格までも求められるというのは、大相撲と同じだ。
坂田三吉は長屋で草履を作ってその日暮らしをしているが、将棋が三度の飯よりも好き。仕事をおろそかにするだけではなく、将棋大会の参加費がないので仏壇を売り払う始末だ。女房の小春は娘を連れて、再三家出をしようかと思うが、子供のような三吉が困ると思い心配してとどまる。だが、新聞社主催の将棋大会の会費2円が工面できず、三吉が娘の晴れ着を売り払ったことから、娘を連れて自殺しようとする。三吉は大会を放り出して家に戻り「もう二度と将棋はやらない」と誓い、駒を燃やしてしまう。
だが、小春は逆に「やるなら日本一の将棋指しになって」と励まし、三吉は再び将棋をさし始める。しかし目の病気が悪化し、このままなら盲目になってしまう。
ここからが面白いところで、実は大阪と東京で名人位をかけて争っており、いつも東京の後塵となっている大阪は面白くない。そこで三吉に白羽の矢があたり、スポンサーが目の手術を申し出る。その上、プロの碁打ちに抜擢され、貧乏からも脱出するのだ。アメリカンドリームみたいなものだろうか。
それでライバル関根金次郎八段との対局があるのだが、不利だった三吉が終盤、窮余の一手が相手のミスを誘い、勝ってしまい、たいへんな騒ぎになる。その後も二人の対局は続くが、三吉が勝ち越し、その名は天下にとどろくのである。
↓妻の訃報を聞く感動的な場面

三吉が名人になるかと思われたが、三吉は関根を憎んで対局したことを恥じ、名人位を辞退する。名人位の祝いを述べようと上京した三吉は、そこで最愛の妻の訃報を聞くのだった。
阪東妻三郎がいいねえ。名演とはこのことを言う。
最低気温17.3度、最高気温24.5度。雨のち曇り。
急に気温が下がって、半袖では寒いぐらい。でも、いまが平年なのだ。
つまり、30度以上の残暑が長すぎたわけ。
明日もこんな天気だったら、長袖シャツを来て仕事に行こう。

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【餃子の王将】
22日に新潟市へシャガール展を見に行った帰り、「餃子の王将」に初めて入った。すごく混んでいて順番待ちだったが、10分ほどで席に着くことができた。


同じような名称のチェーン店に「大阪王将」があるが、同じ創業者一族が分かれたものだという。新潟市に「大阪王将」はイオン新潟東店、新潟駅前店、出来島店、イオン新潟南店の4店があり、以前、イオン新潟南店で食べたことがある。ほかに、燕市、三条市、柏崎市、見附市、長岡市にある。
本家の「餃子の王将」は県内では新潟市だにしかなく、近江店、弁天橋店、新潟駅前店の3店がある。新潟駅前店が第1号で2011年9月にオープン。今年2月に弁天橋店ができ、今回入った近江店は今年5月8日にオープンした3店目だ。駐車場があるのは近江店だけなので、ここを選択したわけだ。

今回食べたのは「焼めしセットA」(790円)。焼き餃子が1枚、焼きめし、スープ、サラダ、小さな冷奴のセットだ。すごいボリュームである。
焼めしはネギと卵、チャーシューのバランスが絶妙。ぱらぱらの炒め具合も最高だ。餃子は少しニンニクがきいていて、具は肉が多め。皮は厚めで表面はパリっと焼き上がっている。油はやや強め。今度、家で餃子を作る時の参考にしたい。
なお、水用のコップに「OHSHO」のロゴが入ってるが、「回文」になっていることに気がついた。
【映画の「王将」】
BSプレミアムで録画しておいた1948年の映画「王将」を見た。坂田三吉を演じたのは、阪東妻三郎であり、その名演にほれぼれした。

明治の終わりの大阪・天王寺付近が舞台。そのころ、将棋が市民の娯楽として市民権を得ていたこと、賞金や賞品をかけた将棋大会がたくさんあったこと、などの時代背景がよく分かる。そして、十三世名人の関根金次郎が提案するまで、名人は推挙によって決まるものだったということも分かった。実力だけではなく、人格までも求められるというのは、大相撲と同じだ。
坂田三吉は長屋で草履を作ってその日暮らしをしているが、将棋が三度の飯よりも好き。仕事をおろそかにするだけではなく、将棋大会の参加費がないので仏壇を売り払う始末だ。女房の小春は娘を連れて、再三家出をしようかと思うが、子供のような三吉が困ると思い心配してとどまる。だが、新聞社主催の将棋大会の会費2円が工面できず、三吉が娘の晴れ着を売り払ったことから、娘を連れて自殺しようとする。三吉は大会を放り出して家に戻り「もう二度と将棋はやらない」と誓い、駒を燃やしてしまう。
だが、小春は逆に「やるなら日本一の将棋指しになって」と励まし、三吉は再び将棋をさし始める。しかし目の病気が悪化し、このままなら盲目になってしまう。
ここからが面白いところで、実は大阪と東京で名人位をかけて争っており、いつも東京の後塵となっている大阪は面白くない。そこで三吉に白羽の矢があたり、スポンサーが目の手術を申し出る。その上、プロの碁打ちに抜擢され、貧乏からも脱出するのだ。アメリカンドリームみたいなものだろうか。
それでライバル関根金次郎八段との対局があるのだが、不利だった三吉が終盤、窮余の一手が相手のミスを誘い、勝ってしまい、たいへんな騒ぎになる。その後も二人の対局は続くが、三吉が勝ち越し、その名は天下にとどろくのである。
↓妻の訃報を聞く感動的な場面

三吉が名人になるかと思われたが、三吉は関根を憎んで対局したことを恥じ、名人位を辞退する。名人位の祝いを述べようと上京した三吉は、そこで最愛の妻の訃報を聞くのだった。
阪東妻三郎がいいねえ。名演とはこのことを言う。
最低気温17.3度、最高気温24.5度。雨のち曇り。
急に気温が下がって、半袖では寒いぐらい。でも、いまが平年なのだ。
つまり、30度以上の残暑が長すぎたわけ。
明日もこんな天気だったら、長袖シャツを来て仕事に行こう。

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23日21時49分=2012年=
ジョン・レノン絶賛のアイス
やっほほい、ついに食べたぞ。ジョン・レノンが絶賛したという、軽井沢MINORIYA(みのりや)の「ロイヤルスウィートバニラ」。イチコスーパーで3日間限定販売していた伝説のアイスだ。
軽井沢の名物アイスといえば、旧軽井沢銀座にあるミカドコーヒーのモカソフトクリームだと思っていたら、今から20年前にMINORIYAのソフトクリームが大人気を呼んでいたらしい。何かの本で、ジョン・レノンが好んだソフトクリームがあると読んだことがあった。それがMINORIYAだったわけだ。
ジョン・レノンだけではなく、皇室や軽井沢別荘族、文人では室生犀星などが好んだという。
だが、当時はレストランのデザートでしかなく、あまりの評判に厨房を独占するようになって、ソフトクリームは封印されてしまった。それから20年、ようやく復活を遂げたのだという。

今回食べたのはソフトクリームではなく、カップ入りなのがちょっと残念。110ml入り380円と、いい値段である。

とにかく、カップの蓋を開けた。普通、バニラアイスというと白いのだが、薄茶色である。そしてミルクや卵黄の香りがするがバニラの香りは分からない。一口食べてみる。すごく濃厚で、甘さは強い。バニラというより生キャラメルのような味がする。そして、味の余韻はいつまでも舌や口の中に残る。

バニラアイスという概念とちょっと違い、これ単体で食べるというより、やはりフルコースのあとのデザートに合う味である。ハーゲンダッツのような洗練された味とちょっと違う昔風の味で、なんとなく伝統を感じる。
今度はぜひともソフトクリームを食べてみたいと思い調べると、近くでは長野県で食べられるということが分かった。長野自動車道の梓川サービスエリア(上り)、 中央自動車道の「諏訪湖S・A」(上り)、長野・道の駅「小坂田公園」、松本市中町通り「中町cafe 茜里(せんり)」などである。
11月に諏訪湖マラソンに行くので、その際、サービスエリアで食べたい。
◇公式サイト
http://www.k-minoriya.com/
最低気温17.9度、最高気温21.8度。雨のち晴れ。

昨日のことだが、黒崎PAのスターバックスでコーヒータイム。
甘ったるいコーヒーは好きではないので、ドリップコーヒー(ホット)を注文。これが、非常にまずいのに驚いた。苦いだけで味は薄く、香りはない。
スタバはキャラメルとか、ミルクとか、抹茶とかをトッピングして飲む用にいれているコーヒーなのではないか。ストレートではとても飲めるような味ではない。せっかく高いお金を出して買ったのだが、半分しか飲めなかった。かといって、缶コーヒーは鉄の味がするので、できれば缶コーヒーでない方が好きだ。
ちなみに、ファーストフード店で一番コーヒーがうまいと思うのが、マクドナルド(プレミアムコーヒー)、次にミスタードーナツだと思うのだけれど、どうだろう。

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軽井沢の名物アイスといえば、旧軽井沢銀座にあるミカドコーヒーのモカソフトクリームだと思っていたら、今から20年前にMINORIYAのソフトクリームが大人気を呼んでいたらしい。何かの本で、ジョン・レノンが好んだソフトクリームがあると読んだことがあった。それがMINORIYAだったわけだ。
ジョン・レノンだけではなく、皇室や軽井沢別荘族、文人では室生犀星などが好んだという。
だが、当時はレストランのデザートでしかなく、あまりの評判に厨房を独占するようになって、ソフトクリームは封印されてしまった。それから20年、ようやく復活を遂げたのだという。

今回食べたのはソフトクリームではなく、カップ入りなのがちょっと残念。110ml入り380円と、いい値段である。

とにかく、カップの蓋を開けた。普通、バニラアイスというと白いのだが、薄茶色である。そしてミルクや卵黄の香りがするがバニラの香りは分からない。一口食べてみる。すごく濃厚で、甘さは強い。バニラというより生キャラメルのような味がする。そして、味の余韻はいつまでも舌や口の中に残る。

バニラアイスという概念とちょっと違い、これ単体で食べるというより、やはりフルコースのあとのデザートに合う味である。ハーゲンダッツのような洗練された味とちょっと違う昔風の味で、なんとなく伝統を感じる。
今度はぜひともソフトクリームを食べてみたいと思い調べると、近くでは長野県で食べられるということが分かった。長野自動車道の梓川サービスエリア(上り)、 中央自動車道の「諏訪湖S・A」(上り)、長野・道の駅「小坂田公園」、松本市中町通り「中町cafe 茜里(せんり)」などである。
11月に諏訪湖マラソンに行くので、その際、サービスエリアで食べたい。
◇公式サイト
http://www.k-minoriya.com/
最低気温17.9度、最高気温21.8度。雨のち晴れ。

昨日のことだが、黒崎PAのスターバックスでコーヒータイム。
甘ったるいコーヒーは好きではないので、ドリップコーヒー(ホット)を注文。これが、非常にまずいのに驚いた。苦いだけで味は薄く、香りはない。
スタバはキャラメルとか、ミルクとか、抹茶とかをトッピングして飲む用にいれているコーヒーなのではないか。ストレートではとても飲めるような味ではない。せっかく高いお金を出して買ったのだが、半分しか飲めなかった。かといって、缶コーヒーは鉄の味がするので、できれば缶コーヒーでない方が好きだ。
ちなみに、ファーストフード店で一番コーヒーがうまいと思うのが、マクドナルド(プレミアムコーヒー)、次にミスタードーナツだと思うのだけれど、どうだろう。

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22日23時29分=2012年=
シャガール展、ぎりぎりセーフ
1920年にユダヤ劇場に掲げられた全幅8mの大壁画「ユダヤ劇場への誘い」を目玉に、新潟市の県立万代島美術館で7月30日から開かれているシャガール展は、いよいよ明日9月23日で閉幕する。ぎりぎりのところで、今日22日に見に行くことができた。同じ思いの人も多いらしく、会場はすごく混んでいた。この展覧会の関連ニュースで、確か入場者の7割が女性だというのがあったが、今日もその通りだった。
壁画は絵巻物のように1枚の絵の中でストーリーが左から右へと描かれている「ユダヤ劇場への誘い」など、現存している7点すべてが展示されていた。シャガールのこれだけ大きな作品を見たのは初めてで、その迫力を堪能した。

あとは、今回の展覧会のポスターにもなっているシャガールと妻のベラが空を飛んでいる作品「街の上で」とか、緑の街に赤い花束、ピンクの家の中で、妻が飛行している「散歩」など、有名な作品もあった。
シャガール展は生誕125周年記念ということだが、シャガールは97歳で死んだので、27年前まで生きていたのだ。昔の画家というイメージがあるが、そんなことはない。ピカソの6年後に生まれ、ほぼ同時期に活躍していた人だ。
さて、作品数は油彩、水彩などが44点、版画57点の計101点。入場料は1200円なので1枚当たり12円と随分お得だ(実は招待券をいただいたので、入場料は払っていないけれど)。
作品は青年期から晩年へという生涯をたどる形で並んでいて分かりやすい。作品は第1章が「故郷ロシア」で、故郷のヴィテブスクの風景やユダヤ人の習俗を描いた作品が展示されていて、大壁画もその中にある。第2章は「結婚―幸福な日々」。ベラと結婚したが、ロシア革命のためパリへ移住し、妻ベラ、娘イダとの幸福な暮らしを始める。その喜びが色彩にも現れている。
第3章は渡米した1944年にベラが急性し、悲しみを抱えながらフランスへ戻り、世界的な名声を得て、生涯を閉じるまでの作品だ。亡きベラの追憶で、幻想的に二人の姿が描かれている。シャガールのシャガールらしい絵が並ぶ。第4章は版画である。「ダフニスとクロエ」という二人の若者の愛の物語を色鮮やかなリトグラフで表現している。線のタッチと色使いが素晴らしく、いくら見ていても飽きない。
シャガールの絵のほどんどに登場するニワトリ、ヤギ、鳥、花束、バイオリン、道化師などを探すのも楽しい。
最低気温16.3度、最高気温28.1度。晴れ。
シャガール展が行われている朱鷺メッセの31階に「ばかうけ展望室」がある。ばかうけの販売コーナーがあるので、展望室の命名権を買ったのだろうか。
晴れていたので新潟市内が一望できた。佐渡や粟島も見えた。
↓佐渡は大きい島であることが実感できる

↓白い雲の下にうっすらと粟島が見える

『夜景100選』に選ばれたそうで、夜はさらに素晴らしいのだろう。

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壁画は絵巻物のように1枚の絵の中でストーリーが左から右へと描かれている「ユダヤ劇場への誘い」など、現存している7点すべてが展示されていた。シャガールのこれだけ大きな作品を見たのは初めてで、その迫力を堪能した。

あとは、今回の展覧会のポスターにもなっているシャガールと妻のベラが空を飛んでいる作品「街の上で」とか、緑の街に赤い花束、ピンクの家の中で、妻が飛行している「散歩」など、有名な作品もあった。
シャガール展は生誕125周年記念ということだが、シャガールは97歳で死んだので、27年前まで生きていたのだ。昔の画家というイメージがあるが、そんなことはない。ピカソの6年後に生まれ、ほぼ同時期に活躍していた人だ。
さて、作品数は油彩、水彩などが44点、版画57点の計101点。入場料は1200円なので1枚当たり12円と随分お得だ(実は招待券をいただいたので、入場料は払っていないけれど)。
作品は青年期から晩年へという生涯をたどる形で並んでいて分かりやすい。作品は第1章が「故郷ロシア」で、故郷のヴィテブスクの風景やユダヤ人の習俗を描いた作品が展示されていて、大壁画もその中にある。第2章は「結婚―幸福な日々」。ベラと結婚したが、ロシア革命のためパリへ移住し、妻ベラ、娘イダとの幸福な暮らしを始める。その喜びが色彩にも現れている。
第3章は渡米した1944年にベラが急性し、悲しみを抱えながらフランスへ戻り、世界的な名声を得て、生涯を閉じるまでの作品だ。亡きベラの追憶で、幻想的に二人の姿が描かれている。シャガールのシャガールらしい絵が並ぶ。第4章は版画である。「ダフニスとクロエ」という二人の若者の愛の物語を色鮮やかなリトグラフで表現している。線のタッチと色使いが素晴らしく、いくら見ていても飽きない。
シャガールの絵のほどんどに登場するニワトリ、ヤギ、鳥、花束、バイオリン、道化師などを探すのも楽しい。
最低気温16.3度、最高気温28.1度。晴れ。
シャガール展が行われている朱鷺メッセの31階に「ばかうけ展望室」がある。ばかうけの販売コーナーがあるので、展望室の命名権を買ったのだろうか。
晴れていたので新潟市内が一望できた。佐渡や粟島も見えた。
↓佐渡は大きい島であることが実感できる

↓白い雲の下にうっすらと粟島が見える

『夜景100選』に選ばれたそうで、夜はさらに素晴らしいのだろう。

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21日22時18分=2012年=
北代ぶどう園のブドウとクリ
上越市三和区の北代ぶどう園に行ってきた。浦川原区の山本ぶどう園とともに、10月6日に行われる「えちごくびき野100キロマラソン」の50kmの部のコースとなる。コース上には、すでに距離表示板も出ていた。

ここは50kmの部で最もきつい急斜面がある。ここは走るのをやめて歩いたほうが体力の消耗を防げる。それほどの急斜面である。
北代ぶどう園は丘陵地に広がる2haのぶどう園だ。15種類以上の品種が植えられていて、直売している。

ぶどう園の駐車場に車を止めて、直売場に行った。何人かの客がいて、にぎわっていた。ブドウを品定めしていると、試食を勧められる。皿に5種類ぐらいのブドウを山盛りに出してくれた。いまがブドウの最盛期だそうで、マスカット・ベーリーA、巨峰、種なしのピオーネ、藤稔など、いろいろな品種を食べ比べてみた。
今年の夏は晴天が続いたので、糖度が高く、ブドウの出来は最高だという。どの品種もとても甘くて、甲乙つけがたい。昔は高級品種だった巨峰も、その後の大粒品種の台頭で、もはや小粒に見える。
藤稔という品種はなかでも粒が大きく、果汁がたっぷり入っている。甘みはそれほど強くないが、ジューシーさは一番だった。それで藤稔に決めて1kgを買った。ほかの品種を500g以上おまけにいただいた。
↓一房を食べた後なので、減っている


クリも1袋買った。ブドウは良い出来だった反面、クリは日照りのため、不作だという。イガが青いうちに落ちてしまい、収穫量が少ないのだという。
クリご飯にしようと思い、夕食後、一生懸命クリをむいた。明日はクリご飯だ。
最低気温17.2度、最高気温24.5度。雨のち晴れ。
↓背番号と同じ8回宙に舞った原監督

読売ジャイアンツ優勝おめでとう。6対4でヤクルトを破り、3年ぶり34回目の優勝だ!
今年のジャイアンツは強かった。若い力とベテランがうまく噛み合い、常に挑戦的で刺激的な試合をしてくれた。
テレビの解説でも言っていたが、象徴的だったのが、4対4の同点とされた直後の6回裏。無死1、2塁のチャンスで、普通は送りバントのはず。しかし、原監督は高橋由伸を代打に送る積極策。高橋は四球を選び、無死満塁に。そして長野は決勝点となる2点タイムリーを放ったのだ。
それにしても巨人は開幕直後はどうにもならなかった。最大で借金7。5月上旬からだろうか。急に強くなってその勢いは滞ることはなかった。マジック30が出てから優勝までの早かったこと。
↓優勝インタビューの原監督

原監督は試合後のインタビューで「ファンの皆様、優勝おめでとうございます」と言った。どん底のときのファンの声援の心強さを心底からありがたかったのだろう。この気持ちは監督でなければ、分からないと思う。
MVPは阿部で決まり。打点王はすでに当確だし、三冠王も射程内だ。内海もハーラートップの14勝となったし、最多勝を狙える。
あとは日本一を目指すだけ。

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ここは50kmの部で最もきつい急斜面がある。ここは走るのをやめて歩いたほうが体力の消耗を防げる。それほどの急斜面である。
北代ぶどう園は丘陵地に広がる2haのぶどう園だ。15種類以上の品種が植えられていて、直売している。

ぶどう園の駐車場に車を止めて、直売場に行った。何人かの客がいて、にぎわっていた。ブドウを品定めしていると、試食を勧められる。皿に5種類ぐらいのブドウを山盛りに出してくれた。いまがブドウの最盛期だそうで、マスカット・ベーリーA、巨峰、種なしのピオーネ、藤稔など、いろいろな品種を食べ比べてみた。
今年の夏は晴天が続いたので、糖度が高く、ブドウの出来は最高だという。どの品種もとても甘くて、甲乙つけがたい。昔は高級品種だった巨峰も、その後の大粒品種の台頭で、もはや小粒に見える。
藤稔という品種はなかでも粒が大きく、果汁がたっぷり入っている。甘みはそれほど強くないが、ジューシーさは一番だった。それで藤稔に決めて1kgを買った。ほかの品種を500g以上おまけにいただいた。
↓一房を食べた後なので、減っている


クリも1袋買った。ブドウは良い出来だった反面、クリは日照りのため、不作だという。イガが青いうちに落ちてしまい、収穫量が少ないのだという。
クリご飯にしようと思い、夕食後、一生懸命クリをむいた。明日はクリご飯だ。
最低気温17.2度、最高気温24.5度。雨のち晴れ。
↓背番号と同じ8回宙に舞った原監督

読売ジャイアンツ優勝おめでとう。6対4でヤクルトを破り、3年ぶり34回目の優勝だ!
今年のジャイアンツは強かった。若い力とベテランがうまく噛み合い、常に挑戦的で刺激的な試合をしてくれた。
テレビの解説でも言っていたが、象徴的だったのが、4対4の同点とされた直後の6回裏。無死1、2塁のチャンスで、普通は送りバントのはず。しかし、原監督は高橋由伸を代打に送る積極策。高橋は四球を選び、無死満塁に。そして長野は決勝点となる2点タイムリーを放ったのだ。
それにしても巨人は開幕直後はどうにもならなかった。最大で借金7。5月上旬からだろうか。急に強くなってその勢いは滞ることはなかった。マジック30が出てから優勝までの早かったこと。
↓優勝インタビューの原監督

原監督は試合後のインタビューで「ファンの皆様、優勝おめでとうございます」と言った。どん底のときのファンの声援の心強さを心底からありがたかったのだろう。この気持ちは監督でなければ、分からないと思う。
MVPは阿部で決まり。打点王はすでに当確だし、三冠王も射程内だ。内海もハーラートップの14勝となったし、最多勝を狙える。
あとは日本一を目指すだけ。

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