31日22時59分=2013年=
「舟を編む」を読む

あす1日からJ-MAXシアターで映画「舟を編む」が上映されるので、その前に原作を読んだ。これが、かなりおもしろい。さすが2012年本屋大賞の本である。
玄武書房という出版社での辞書作りの話なんだけれど、主人公の馬締(まじめ)という男が、辞書を作るだけに生きているような変人で、すごいのだ。新潟県人でも諸橋轍次という大漢和辞典13巻を独力で作った男がいるけれど、一出版社の中にこういう男がいるのは傑作。それも編集者である。
最初、荒木公平というベテラン編集者が出てくるが、松本先生という編纂者とタッグを組んで、数々の辞書を世に出していた。だが、定年を迎えて辞書編集部の後継者を探していたのだ。「変人がいる」とのうわさを聞きつけ第一営業部に行くと、そこにいたのが馬締光也であった。
「君は『右』を説明しろと言われたら、どうする」と荒木は問う。すると、「『ペンや箸を使う手の方』と答えたら、左利きの人を無視することになります。体を北に向けたとき、東に当たる方」と答えた。実に見事である。
馬締は辞書づくりに天職を見い出し辞書の世界に没頭していくが、問題山積の中、二十数万語を収録する『大渡海』の発刊という大仕事を完成させなくてはいけない。一方、馬締は下宿のタケばあさんの孫娘、板前修行中の香具矢に一目惚れし、思いをうまく伝えられず無骨なラブレターを書く。
15年にも及ぶ地道ながら、すさまじい苦闘ぶりがすごい。1か月に及ぶ泊まり込みもすごいが、活字や紙の選定など、辞書作りの舞台裏が面白かった。辞書の紙はさっと1枚だけくっつかずにめくれる「ぬめり感」が必要なんだそうだ。
最低気温12.3度、最高気温27.1度。晴れ。
明日から3日間、盲導犬のボランティアで北海道へ行くことになった。
盲導犬が全国から100頭以上集まり大会を開催し、札幌観光などを楽しむ。そのお手伝いをすることになっている。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
スポンサーサイト
30日21時24分=2013年=
直江兼続の入浴剤

ホームセンターに直江兼続の入浴剤が売っていたので買ってきた。ついでに伊達政宗も買ってきた。
新潟市の環境科学という会社が発売元。温泉地PR用、お土産用入浴剤と温浴施設向け業務用入浴剤の企画・開発・製造を行っている会社だ。
赤倉の湯、松之山の湯、燕の湯、関の湯などの入浴剤などのシリーズもある。
今回買ってきたのは「男の生きざまシリーズ戦国武将」というもので、8種類が出ている。
上越関係では上杉謙信と直江兼続があるのだが、さすが地元の上杉謙信は売り切れていた。伊達政宗は陸奥仙台藩の初代藩主なのだが、高田城を作ったときの総指揮をとったので、一応はゆかりがある。
「天地人」の主人公、直江兼続は藤色のアルカリ湯で、にきび、肩こり、冷え性、痔などに効能がある。
伊達政宗は乳青色の重曹湯で、荒れ性、あせも、肩こり、疲労回復などに効能がある。
最低気温16.6度、最高気温25.2度。曇りときどき雨。
雨が降って、夕方から肌寒くなってきた。戦国武将の入浴剤で温まった。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
29日23時03分=2013年=
タイトルが過激な「先生を流産させる会」
【評】★5つが最高
★★★

生徒が女性教師を流産させようと給食に異物を混入させた2009年に愛知県で実際に起こった事件をモチーフとした2011年の映画。映画らしくハッピーエンドだったり、どちらかの側に偏ったりせず、そのままに描いている。「なかったことになんか、できないのよ」のラストで、平行線のまま終わってしまい、残尿感がある。荒削りの映画だが、撮影意図がはっきりしていて好感が持てる。

タイトルがタイトルなので、いろいろと批判が集まった。まあ、タイトルどおりダークな映画ではあるが、思春期の潔癖性や嫌悪感とか、体と心ののバランスがとれていない状態とか、そんなものが自然に描かれていた。そのためか、少女たちの言動が予想もつかなく、驚かされることが多かった。
それに、大人の教師として、女として、母として立ち向かっていく女教師サワコ(宮田亜紀)もすさまじい。仲良し5人組のリーダーミヅキ(小林香織)は不穏な感じがうまいね。あまりにも過激で、嫌悪感を催したほどだ。ほかの少女も、無垢な悪意を込めた演技が自然で見事だった。映画初出演とは信じられない。あとは典型的なモンスターペアレントをやった大沼百合子さんの憎らしいこと。さすが役者。
最低気温18.5度、最高気温25.7度。曇り、ときどき小雨。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
★★★

生徒が女性教師を流産させようと給食に異物を混入させた2009年に愛知県で実際に起こった事件をモチーフとした2011年の映画。映画らしくハッピーエンドだったり、どちらかの側に偏ったりせず、そのままに描いている。「なかったことになんか、できないのよ」のラストで、平行線のまま終わってしまい、残尿感がある。荒削りの映画だが、撮影意図がはっきりしていて好感が持てる。

タイトルがタイトルなので、いろいろと批判が集まった。まあ、タイトルどおりダークな映画ではあるが、思春期の潔癖性や嫌悪感とか、体と心ののバランスがとれていない状態とか、そんなものが自然に描かれていた。そのためか、少女たちの言動が予想もつかなく、驚かされることが多かった。
それに、大人の教師として、女として、母として立ち向かっていく女教師サワコ(宮田亜紀)もすさまじい。仲良し5人組のリーダーミヅキ(小林香織)は不穏な感じがうまいね。あまりにも過激で、嫌悪感を催したほどだ。ほかの少女も、無垢な悪意を込めた演技が自然で見事だった。映画初出演とは信じられない。あとは典型的なモンスターペアレントをやった大沼百合子さんの憎らしいこと。さすが役者。
最低気温18.5度、最高気温25.7度。曇り、ときどき小雨。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
-
- 言葉への愛にあふれた映画「舟を編む」 (2013/06/07)
- 「探偵はBARにいる2」のススキノをちょこっと探訪 (2013/06/04)
- タイトルが過激な「先生を流産させる会」 (2013/05/29)
- 力作?長いだけ?映画「終の信託」 (2013/05/28)
- モンローとゲーブルの遺作「荒馬と女」 (2013/05/21)
28日23時34分=2013年=
力作?長いだけ?映画「終の信託」
【評】★5つが最高 ☆は半分
★★★☆

周防正行監督の「それでもボクはやってない」に続く裁判シリーズ(?)、いや、超真面目シリーズの第2段。スピルバーグ監督も娯楽作の合間に、「カラーパープル」「戦火の馬」「リンカーン」など超真面目作品を撮りたくなるらしい。この作品は新潟市で見たのだが、書くのを忘れていた。26日に上越映画鑑賞会で上映されたのを機会に書いておく。
「それでもボクはやってない」は裁判映画としては完璧だったが、この映画はどうも散漫で、長い(144分)だけ。草刈民代がせっかく脱いでバツグンのボディを見せてくれたのに、単なるサービスだけで生かされていない(濃緑の下着が印象的)。役所広司も、迫真の演技だったが、鼻にチューブを入れられたり、切ないだけ。人間の尊厳死を扱うのだったら、草刈民代と役所広司の心の結びつきをもう少し描いてほしかった。できれば、恋愛感情があったなら良かったと思う。
でも最後の45分は素晴らしい。そこに至るまで、見ている人は二人に同情し、「尊厳死」を認めてあげたい気持ちになってきている。だって、患者が尊厳死を望み、医師も叶えてあげたいと思っているのだから。
だが、そんな甘い考えは無残にも破壊される。取り調べが始まり、検察官塚原(大沢たかお)は実にうまく綾乃(草刈民代)に余計なことまでしゃべらせる。まるで、目の前の獲物をいたぶるようで、半分恫喝のようにも見えるが、それがすべて理にかなっている。それは法律という盾があるからだ。おそらく、マニュアルどおりにやっているのだろうが、綾乃はそのレトリックに翻弄され、追い詰められていく。自分が発した言葉で、自分自身が追い詰められ、ついにサインさせられる。怖いな~。
おそらく、冤罪はこういう状況で起きるのだと思う。このように訓練されている人が、素人を追い詰めるのは実にたやすいのだ。一種の自白の強要である。
でも確かに、一つ一つチェックしていくと、綾乃のやったことは「尊厳死」ではなく「殺人」である。尊厳死させようと、医師は人工呼吸器を外す。すぐ呼吸が止まるかと思ったら、患者が苦しんで暴れだすのだ。そこであわてて、医師は致死量まで注射を何本もしてしまう。この辺の怖さは、ホラー映画並みだった。
付け加えると、ぜんそくの怖さが十分わかった。
↓公式サイト
http://www.tsuino-shintaku.jp/
↓予告編
最低気温17.1度、最高気温27.2度。曇り。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
★★★☆

周防正行監督の「それでもボクはやってない」に続く裁判シリーズ(?)、いや、超真面目シリーズの第2段。スピルバーグ監督も娯楽作の合間に、「カラーパープル」「戦火の馬」「リンカーン」など超真面目作品を撮りたくなるらしい。この作品は新潟市で見たのだが、書くのを忘れていた。26日に上越映画鑑賞会で上映されたのを機会に書いておく。
「それでもボクはやってない」は裁判映画としては完璧だったが、この映画はどうも散漫で、長い(144分)だけ。草刈民代がせっかく脱いでバツグンのボディを見せてくれたのに、単なるサービスだけで生かされていない(濃緑の下着が印象的)。役所広司も、迫真の演技だったが、鼻にチューブを入れられたり、切ないだけ。人間の尊厳死を扱うのだったら、草刈民代と役所広司の心の結びつきをもう少し描いてほしかった。できれば、恋愛感情があったなら良かったと思う。
でも最後の45分は素晴らしい。そこに至るまで、見ている人は二人に同情し、「尊厳死」を認めてあげたい気持ちになってきている。だって、患者が尊厳死を望み、医師も叶えてあげたいと思っているのだから。
だが、そんな甘い考えは無残にも破壊される。取り調べが始まり、検察官塚原(大沢たかお)は実にうまく綾乃(草刈民代)に余計なことまでしゃべらせる。まるで、目の前の獲物をいたぶるようで、半分恫喝のようにも見えるが、それがすべて理にかなっている。それは法律という盾があるからだ。おそらく、マニュアルどおりにやっているのだろうが、綾乃はそのレトリックに翻弄され、追い詰められていく。自分が発した言葉で、自分自身が追い詰められ、ついにサインさせられる。怖いな~。
おそらく、冤罪はこういう状況で起きるのだと思う。このように訓練されている人が、素人を追い詰めるのは実にたやすいのだ。一種の自白の強要である。
でも確かに、一つ一つチェックしていくと、綾乃のやったことは「尊厳死」ではなく「殺人」である。尊厳死させようと、医師は人工呼吸器を外す。すぐ呼吸が止まるかと思ったら、患者が苦しんで暴れだすのだ。そこであわてて、医師は致死量まで注射を何本もしてしまう。この辺の怖さは、ホラー映画並みだった。
付け加えると、ぜんそくの怖さが十分わかった。
↓公式サイト
http://www.tsuino-shintaku.jp/
↓予告編
最低気温17.1度、最高気温27.2度。曇り。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
-
- 「探偵はBARにいる2」のススキノをちょこっと探訪 (2013/06/04)
- タイトルが過激な「先生を流産させる会」 (2013/05/29)
- 力作?長いだけ?映画「終の信託」 (2013/05/28)
- モンローとゲーブルの遺作「荒馬と女」 (2013/05/21)
- いわさきちひろのドキュメンタリー映画 (2013/05/19)
27日22時23分=2013年=
奥ゆかしく清楚なシャガが好き



あやめ科の中で、一番好きなのがシャガ。同じ仲間のアヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、アイリス、フリージア、グラジオラスなどとくらべても、一番好きだ。
上記の花はどれも花が大きくゴージャスで、栽培されている。入場料を取って見せているところもあるし、公園のように公の場所に植えられている。「きれいでしょ、見ないと損よ」とでも言っているようだ。自己主張が強く、女性に例えれば花魁(おいらん)や、銀座のマダム(?)である。
しかし、シャガは山の斜面、山道などの日陰にひっそり咲いていて、奥ゆかしい。花も直径5センチぐらいで、自己主張は強くない。しかし、近寄ってみたら、その清楚な美しさったらありゃしない。良く見たらゴージャスで、色彩豊か、立ち姿もスッとしていて見事。外見もきれいだが、内面も美しい感じ。芯はしっかりしている。
女優に例えれば吉永小百合、宮沢りえ、昔なら香川京子や松原智恵子、外国ならグレース・ケリー(ゴージャスすぎる?)…というところかな(独断)。
そんな美しいシャガが群生しているところが、朝のジョギングコースにしている妙高市の渋江川と十三川に挟まれた丘陵地帯にある松山。新井総合公園の東側には松山貯水池があって、1周850m。舗装してあって、練習にはぴったり。松山水辺ふれあい公園という素晴らしい景色の公園もある。
その山に、シャガの群生地があり、毎年咲くのを楽しみにしている。今年はもう盛りを過ぎたが、まだきれいに咲いている。
「妙高の山野の植物」(妙高市教育委員会)によると、「外花被片は逆卵型で、縁に細かな切れ込みがあり、中央にみかん色の斑点をもつ。その内側の内花被片は長楕円形で直立する。葉は2列に並んで剣形をなし、肉質で光沢がある」と書いてある。
最低気温14.8度、最高気温28.0度。曇りで蒸し暑い。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
-
- 真夏日に咲く高田公園のアジサイ (2013/07/02)
- お堀にしっとりした情景……高田公園外堀のハス (2013/06/22)
- 奥ゆかしく清楚なシャガが好き (2013/05/27)
- 頑張れ!緑色の桜「御衣黄」 (2013/05/09)
- 黄色い絨毯 菜の花が見頃 (2013/04/26)
26日22時28分=2013年=
ブックリサイクルコーナーで大収穫
高田図書館にブックリサイクルコーナーがある。市民が持ち込む不要の本を「自由にお持ち下さい」と、ワゴンに置いてある。ときどき掘り出し物があるので、図書館に立ち寄ったときは必ず見ることにしている。
先日は、「山の詩集」(現代教養文庫)を手に入れた。山に関する詩のアンソロジーで、なかなか楽しい。少しずつ読んでいるが、いままで出会ったことのない詩がたくさんあった。

24日に図書館に立ち寄ったら、洋書がたくさんあった。それも、ミステリーや犯罪小説、ホラーなど、かなり偏ったものばかり。たぶん、同じ人の所有物だったと思われる。その中に、なんと「ALICE IN WONDER LAND(アリス・イン・ワンダーランド)」があった。ご存知、ティム・バートン監督の代表作となった原作本だ。

そんなに難しくない英語だと思うが、なにしろ英語は苦手だ。でも表紙がすごくいいし、飾っておこうと思ってもらってきた。本棚に置いたら、他の本とのバランスが悪く、かなり浮いている感じだ(笑)。
そのほかにもいろいろあったので、LL教室のヨッシー先生にプレゼントしようと、きれいそうな英語の本を何冊かもらってきた。帰りに立ち寄ってプレゼントしたら、すごく喜んでもらえた。中には、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」もあった。
図書館ではほかにも、児童書の「リサイクルブック市」もやっている。また、定期的に保存期間の杉田雑誌の放出もしている。次は6月1日だ。直江津図書館で「サライ」の2007年分、「音楽の友」の2009年分を放出するのが狙い目。高田図書館では「SFマガジン」の2007年~2009年分の放出もある。だが、この日は予定があって行けないので残念。
最低気温18.0度、最高気温28.8度。曇り。
今日は仕事。蒸し暑い一日だった。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
先日は、「山の詩集」(現代教養文庫)を手に入れた。山に関する詩のアンソロジーで、なかなか楽しい。少しずつ読んでいるが、いままで出会ったことのない詩がたくさんあった。

24日に図書館に立ち寄ったら、洋書がたくさんあった。それも、ミステリーや犯罪小説、ホラーなど、かなり偏ったものばかり。たぶん、同じ人の所有物だったと思われる。その中に、なんと「ALICE IN WONDER LAND(アリス・イン・ワンダーランド)」があった。ご存知、ティム・バートン監督の代表作となった原作本だ。

そんなに難しくない英語だと思うが、なにしろ英語は苦手だ。でも表紙がすごくいいし、飾っておこうと思ってもらってきた。本棚に置いたら、他の本とのバランスが悪く、かなり浮いている感じだ(笑)。
そのほかにもいろいろあったので、LL教室のヨッシー先生にプレゼントしようと、きれいそうな英語の本を何冊かもらってきた。帰りに立ち寄ってプレゼントしたら、すごく喜んでもらえた。中には、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」もあった。
図書館ではほかにも、児童書の「リサイクルブック市」もやっている。また、定期的に保存期間の杉田雑誌の放出もしている。次は6月1日だ。直江津図書館で「サライ」の2007年分、「音楽の友」の2009年分を放出するのが狙い目。高田図書館では「SFマガジン」の2007年~2009年分の放出もある。だが、この日は予定があって行けないので残念。
最低気温18.0度、最高気温28.8度。曇り。
今日は仕事。蒸し暑い一日だった。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
-
- 「奇跡のリンゴ」の原作を読んで (2013/06/20)
- 「舟を編む」を読む (2013/05/31)
- ブックリサイクルコーナーで大収穫 (2013/05/26)
- 坂口安吾まつりin松之山 (2013/05/11)
- 昔の本の装丁っていいな (2013/04/24)
25日19時44分=2013年=
長野県に「けんしん」とは、これいかに

長野県に行くと「けんしん」という看板が各地にあって、驚いてしまう。
信濃の戦国武将と言えば武田信玄であり、越後の上杉謙信とはライバルである。なのに、ライバルの「けんしん」を名乗るとは大胆不敵である。
長野市に本店がある長野県信用組合の略称が「けんしん」なのだ。「けん・しんようくみあい」を縮めて「けんしん」にしたらしい。長野県内各地に計52店舗がある。
でも、どうみても上杉謙信を連想してしまう。
新潟県には「新潟縣信用組合」があって、こちらの略称も「けんしん」だ。ほかにも富山県、秋田県、青森県、茨城県、兵庫県、香川県、広島県、大分県、熊本県など全国各地に「けんしん」がある。
上杉謙信が天下統一をしたみたいで、愉快だ。
最低気温10.3度、最高気温27.0度。快晴。
卯の花(ウツギ)、ニセアカシア、モッコウバラ、キリなど、梅雨の直前に花開く植物が、一斉に咲き出した。2日間連続で快晴だったが、これから梅雨空に変わっていくのではないか。
それにしても、2日間、空は真っ青に澄み渡り、妙高連峰がくっきりと見えた。雪消えも進み、もうすぐ登山シーズンとなる。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
-
- 皆さまに感謝カンレキ (2013/06/12)
- 北海道で盲導犬ボランティア (2013/06/01)
- 長野県に「けんしん」とは、これいかに (2013/05/25)
- 南葉山におしゃれなレストラン? (2013/05/24)
- 三条市名物「サバサラ」ってなんだ? (2013/05/03)
24日21時04分=2013年=
南葉山におしゃれなレストラン?
上越市の西部にある標高949mの「南葉山(なんばやま」)を検索していたら、1個1000円もする高級プリンが有名なレストランがあることが分かった。
ずいぶん、人気がある店のようで、店内はおしゃれだし、高級な店のようだ。でも、なんで南葉山にこんなレストランがあるのだろう。いままで聞いたことがない。冬は雪に閉ざされるので、春から秋の営業だろうか……などと心配してしまった。
ところがサイトを良く読んでみると、天気のいい日は富士山が見えるとか、有名雑誌に取り上げられているとか、ちょっと様子が変だ。
店の住所を見ると、「神奈川県横須賀市」とある。横須賀に「南葉山」があるのか、と驚いた。しかし、良く考えてみると「なんばやま」ではなく、「みなみ・はやま」と読むべきだろう。大笑いの勘違いだった。
どうも「南葉山(みなみはやま)」というのは新しい呼び方のようだ。横須賀なのに、ハヤマブランドにあやかって名付けた通称のようだ。最近は続々とおしゃれな店ができているらしい。
なお、検索してみると、近くには「南葉山(みなみはやま)霊園」というのがある。野菜料理とスープカレーの店「南葉亭」という店もあったが、これは「なんばてい」と読むようだ。南葉山(みなみはやま)を略して「なんば」と呼んでいるのだろうか。
最低気温9.1度、最高気温23.7度。快晴。
駐車しておいた車を取りに、昨日の飲み会の会場の高田まで朝のランニング。ゆっくり走って1時間20分で到着。酒もすっきり抜けたし、天気もいいし、気分爽快だった。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
ずいぶん、人気がある店のようで、店内はおしゃれだし、高級な店のようだ。でも、なんで南葉山にこんなレストランがあるのだろう。いままで聞いたことがない。冬は雪に閉ざされるので、春から秋の営業だろうか……などと心配してしまった。
ところがサイトを良く読んでみると、天気のいい日は富士山が見えるとか、有名雑誌に取り上げられているとか、ちょっと様子が変だ。
店の住所を見ると、「神奈川県横須賀市」とある。横須賀に「南葉山」があるのか、と驚いた。しかし、良く考えてみると「なんばやま」ではなく、「みなみ・はやま」と読むべきだろう。大笑いの勘違いだった。
どうも「南葉山(みなみはやま)」というのは新しい呼び方のようだ。横須賀なのに、ハヤマブランドにあやかって名付けた通称のようだ。最近は続々とおしゃれな店ができているらしい。
なお、検索してみると、近くには「南葉山(みなみはやま)霊園」というのがある。野菜料理とスープカレーの店「南葉亭」という店もあったが、これは「なんばてい」と読むようだ。南葉山(みなみはやま)を略して「なんば」と呼んでいるのだろうか。
最低気温9.1度、最高気温23.7度。快晴。
駐車しておいた車を取りに、昨日の飲み会の会場の高田まで朝のランニング。ゆっくり走って1時間20分で到着。酒もすっきり抜けたし、天気もいいし、気分爽快だった。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
-
- 北海道で盲導犬ボランティア (2013/06/01)
- 長野県に「けんしん」とは、これいかに (2013/05/25)
- 南葉山におしゃれなレストラン? (2013/05/24)
- 三条市名物「サバサラ」ってなんだ? (2013/05/03)
- クールミントガムのびっくりデザイン (2013/03/20)
23日23時18分=2013年=
「自由軒」のカレー
自由軒は大阪で初めての洋食店。創業は明治43年で、約100年の歴史を誇る老舗である。店内ではオムライス、とんかつ、ハンバーグなど、洋食屋の基本メニューが食べられる。
だが、ここの看板メニュー『名物カレー』である。食べたことはないが、明治、大正、昭和、平成と約1世紀の時代に渡り、この地で洋食店を営んできた店である。このカレーが日本映画の名作「夫婦善哉」に登場する。この映画を見てからは、ぜひ一回食べてみたいと思っていた。


大阪の小説家・織田作之助がこの店に通ったのは、昭和の初め頃。和服の着流しに黒いマントをまとい、つばの広いソフト帽といったスタイルで現れ、決まって注文するのは「ライスカレー」。ご飯にルゥがかけられている一般的なカレーとは異なり、両方を混ぜ込んだ独特のスタイルだ。そのライスカレーがレトルトになって売っていた。イトーヨーカドーで買ってきた。
炊き上げたご飯を保温する設備などなかった時代のこと。ご飯とルゥの両方を熱いうちに食べてもらうにはどうしたらいいかと考え、ルゥをご飯に混ぜる独特のスタイルが誕生した。初めての人はビックリだが、カレールーと御飯が、あらかじめグチャグチャに混ざっていて、その真ん中に生卵が落としてある。アツアツのライスの上で黄身を割ると、半熟気味になって、絶妙な旨みが生まれるという仕掛けだ。ドライカレーのような感じだが、ドライではない。ウエットカレーとでも呼ぼうか。
それをレトルトで手軽に味わってもらおうというのが趣旨。イトーヨーカドーで売っていたので、買ってきて、すぐに作った。だって、原作も良かったし、映画も良かった。なのでカレーライスも食べないわけにはいかない。
主人公が言った「自由軒のラ、ラ、ライスカレーは御飯にあんじょう ま、ま、まむしてあるよって、うまい」の通り、うまかった。しかも、懐かしい感じの味だった。原作に忠実にやると、食べたあとはコーヒーを飲まなくてはいけない。
↓自由軒カレーの公式サイト
http://www.jiyuken.co.jp/
最低気温11.7度、最高気温22.0度。曇り。

上越市西城町の「天ぷらの若杉」で飲み会。当然ながら元祖の「するてん」が出てきた。
この店のするてんは、スーパーで売っているものとは違い、一度干しているので、歯ごたえがいい。びしょびしょしていないので、風味がいい。
やはり、本家のするてんはうまいと思う。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
だが、ここの看板メニュー『名物カレー』である。食べたことはないが、明治、大正、昭和、平成と約1世紀の時代に渡り、この地で洋食店を営んできた店である。このカレーが日本映画の名作「夫婦善哉」に登場する。この映画を見てからは、ぜひ一回食べてみたいと思っていた。


大阪の小説家・織田作之助がこの店に通ったのは、昭和の初め頃。和服の着流しに黒いマントをまとい、つばの広いソフト帽といったスタイルで現れ、決まって注文するのは「ライスカレー」。ご飯にルゥがかけられている一般的なカレーとは異なり、両方を混ぜ込んだ独特のスタイルだ。そのライスカレーがレトルトになって売っていた。イトーヨーカドーで買ってきた。
炊き上げたご飯を保温する設備などなかった時代のこと。ご飯とルゥの両方を熱いうちに食べてもらうにはどうしたらいいかと考え、ルゥをご飯に混ぜる独特のスタイルが誕生した。初めての人はビックリだが、カレールーと御飯が、あらかじめグチャグチャに混ざっていて、その真ん中に生卵が落としてある。アツアツのライスの上で黄身を割ると、半熟気味になって、絶妙な旨みが生まれるという仕掛けだ。ドライカレーのような感じだが、ドライではない。ウエットカレーとでも呼ぼうか。
それをレトルトで手軽に味わってもらおうというのが趣旨。イトーヨーカドーで売っていたので、買ってきて、すぐに作った。だって、原作も良かったし、映画も良かった。なのでカレーライスも食べないわけにはいかない。
主人公が言った「自由軒のラ、ラ、ライスカレーは御飯にあんじょう ま、ま、まむしてあるよって、うまい」の通り、うまかった。しかも、懐かしい感じの味だった。原作に忠実にやると、食べたあとはコーヒーを飲まなくてはいけない。
↓自由軒カレーの公式サイト
http://www.jiyuken.co.jp/
最低気温11.7度、最高気温22.0度。曇り。

上越市西城町の「天ぷらの若杉」で飲み会。当然ながら元祖の「するてん」が出てきた。
この店のするてんは、スーパーで売っているものとは違い、一度干しているので、歯ごたえがいい。びしょびしょしていないので、風味がいい。
やはり、本家のするてんはうまいと思う。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
22日22時15分=2013年=
マチカフェVSセブンカフェ、どっちがうまいか
コンビニコーヒーを比較してみた。上越地区ではサークルKや、ファミリーマート、ミニストップがないので、ローソンのマチカフェと、セブン-イレブンのセブンカフェの比較しかできないけれど。

まずは先発のローソンのマチカフェ。ポンタ会員は30円引きで、Mが150円。酸味、苦味ともやや強く、コクが強い。豆の量を多く使っているようで、コーヒーを飲んだという満足感が強い。コーヒーはスタッフがいれてくれる。カップはマットっぽい高級な質感で、持っても熱くない。

次にセブンカフェ。今年1月から始めたばかりで、まだやっている店は少ない。香り、苦味、酸味ともバランスがとれている。使ったことはないが、シナモンパウダーやキャラメルソースも無料でトッピングできる。これで100円は安い。缶コーヒーより安いもの。そのかわり、レジでカップを購入し、セルフサービスでいれる方式だ。8月までに全国1万5000店に導入を完了するらしい。
値段と味が異なり単純比較はできないが、どっちにしろ、コンビニで缶コーヒーを買うことはなくなりそうだ。というより、コーヒー目的でコンビニに入る機会が増えそうだ。
最低気温11.4度、最高気温28.1度。曇り。
最近、会社でコーヒーを飲む時、いただいた粉があったので、ドリップでいれている。
ところが、コーヒー自体がまずいのか、粉が古いのか、どうやっていれてもうまくならない。
それでも粉がかなり減って、半分ぐらいになった。
会社でも、もっとうまいコーヒーが飲みたい。近くにセブン-イレブンがあるので、早くセブンカフェを導入してほしい。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします

まずは先発のローソンのマチカフェ。ポンタ会員は30円引きで、Mが150円。酸味、苦味ともやや強く、コクが強い。豆の量を多く使っているようで、コーヒーを飲んだという満足感が強い。コーヒーはスタッフがいれてくれる。カップはマットっぽい高級な質感で、持っても熱くない。

次にセブンカフェ。今年1月から始めたばかりで、まだやっている店は少ない。香り、苦味、酸味ともバランスがとれている。使ったことはないが、シナモンパウダーやキャラメルソースも無料でトッピングできる。これで100円は安い。缶コーヒーより安いもの。そのかわり、レジでカップを購入し、セルフサービスでいれる方式だ。8月までに全国1万5000店に導入を完了するらしい。
値段と味が異なり単純比較はできないが、どっちにしろ、コンビニで缶コーヒーを買うことはなくなりそうだ。というより、コーヒー目的でコンビニに入る機会が増えそうだ。
最低気温11.4度、最高気温28.1度。曇り。
最近、会社でコーヒーを飲む時、いただいた粉があったので、ドリップでいれている。
ところが、コーヒー自体がまずいのか、粉が古いのか、どうやっていれてもうまくならない。
それでも粉がかなり減って、半分ぐらいになった。
会社でも、もっとうまいコーヒーが飲みたい。近くにセブン-イレブンがあるので、早くセブンカフェを導入してほしい。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
-
- 北海道直送の高級ウニ (2013/06/10)
- 「自由軒」のカレー (2013/05/23)
- マチカフェVSセブンカフェ、どっちがうまいか (2013/05/22)
- 「トマト豆腐」の味は? (2013/05/20)
- 板倉区のPremierで優雅なランチ (2013/05/12)