31日19時58分=2014年=
「つまんねえねんまつ」(回文)
なんてつまんねえ「紅白歌合戦」。おそらく時代に取り残されてしまったのだろうが、ほとんど中身のない歌を聞くのに耐えられない。「歌ってなんだろう」……こんなことばかり考えてしまう。この時代の音楽は、後世になにを残すのだろうか。新たなことはなにもやっていないような気がする。
「つまんねえねんまつ」という回文がある。「わー、年末つまんねーわ」でもいい。
今年1年、やろうと思ってもできなかったことが多い。「苦難!すぐ新年年始、グスン泣く」(回文)。
後悔先に立たず。来年こそはやらなくては。「よく年にしとくよ」(回文)。
だが、とにかく1年間、ブログ更新だけはできた。このブログのポストで2632本目。特に変化はないだろうけれど、ブログはいよいよ10年目に突入する。
最低気温3.7度、最高気温7.2度。曇り、昼ごろ一時雨。

スーパーに年末の買い物に行ったら、水羊羹がたくさん並んでいた。
上越地方特有の冬食べる水羊羹。寒い日、温かい室内で食べる水羊羹のうまさは最高。「水羊羹は夏の冷菓」と思っている地方の人はかわいそう。夏の水羊羹と違って、崩れそうなほどの柔らかさがいいのだ。風味と舌触り、喉越しを楽しむのだ。甘すぎてはいけないし、たくさん食べ過ぎてもいけない。

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「つまんねえねんまつ」という回文がある。「わー、年末つまんねーわ」でもいい。
今年1年、やろうと思ってもできなかったことが多い。「苦難!すぐ新年年始、グスン泣く」(回文)。
後悔先に立たず。来年こそはやらなくては。「よく年にしとくよ」(回文)。
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スーパーに年末の買い物に行ったら、水羊羹がたくさん並んでいた。
上越地方特有の冬食べる水羊羹。寒い日、温かい室内で食べる水羊羹のうまさは最高。「水羊羹は夏の冷菓」と思っている地方の人はかわいそう。夏の水羊羹と違って、崩れそうなほどの柔らかさがいいのだ。風味と舌触り、喉越しを楽しむのだ。甘すぎてはいけないし、たくさん食べ過ぎてもいけない。

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30日21時45分=2014年=
大潟区「とくっと」のトマトラーメン「伊太利庵軒」

上越市大潟区にある「とくっと」へランチに行ってきた。ここのトマトラーメン「伊太利庵軒」がおいしいと聞いたので、いの一番に注文した。
2003年から10年以上人気が続いているラーメンで、「いたりあんけん」と読むのだという。
「へぇ~」というわけで、しばし待って登場願った。やや酸味があるトマトスープで、焦がしバジルが浮いている。玉ねぎがたっぷりはいっていて、甘みを出している。魚介類としてたっぷりのアサリ(むき身)、エビ、イカが入っている。トッピングとしてネギがたっぷり乗っていて、刻みパセリがふりかけてある。麺はストレートの細麺である。麺の量は多目だ。
麺の代わりにスパゲッティにすれば、スープスパゲッティになる。和洋折衷ならぬ和伊折衷である。おそらくイタリアの人が食べても違和感がないだろうな。

980円(税別)というのはずいぶん高い感じがするが、スパゲッティを食べると思えばいいのかも。一緒に入った娘は、ロースステーキ丼(980円)を頼んだ。こちらはずいぶんお得感がある。お米は、ぬか釜で炊いているという。入り口にぬか釜が展示してあった。

最低気温2.0度、最高気温6.5度。雨。

年賀状をようやく書き終わって、出してきた。新井郵便局では係員が外に立っていて、年賀状を差し出しにくる車から直接受け取っていた。いちいち駐車場に止めたり、路上駐車しなくても差し出すことができる。いわばドライブスルー方式だ。雨の中ご苦労なことだが、いいサービスだと思う。

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29日20時53分=2014年=
涙がちょちょ切れた映画「ジャージー・ボーイズ」
【評】★5つが最高
★★★★
今年のベストワンの呼び声も高いクリント・イーストウッド監督の映画「ジャージー・ボーイズ」を見てきた。J-MAXシアターではどうもやらないようなので、しびれを切らした。最初長岡、ついで新潟でやって、いま長野市の長野松竹相生座・ロキシーで上映中だ。

↓日本最古級の映画館、長野松竹相生座・ロキシー

クリント・イーストウッド監督、84歳にしてこれほど若々しい感性の映画を作るとは信じられない。
1960年代に爆発的な人気を誇ったアメリカのポップスグループ、ザ・フォー・シーズンズの光と影を数々の名曲と共に映し出す。アメリカンドリームを描こうとしたのではない。もっとやぼったく、有名になった後でも人生の浮き沈みの苦さを丹念に描く。いわば人間ドラマを丹念に描いている。先般見た「バンクーバーの朝日」が人間ドラマを描けなかったのと対照的に、さすがクリント・イーストウッドだけのことはある。
一番のハイライト、「君の瞳に恋してる」の歌に隠されている真実を知った時、誰もが感涙にむせぶが、押し付けがましいところは微塵もなく、自分だけの感情で泣けるのがうれしい。
さて、ザ・フォー・シーズンズはビートルズの前の時代で、ビーチボーイズが活躍したころのバンド。やや早い時期である。大ヒット「シェリー」は1962年の発売である。「恋はヤセがまん」(62年)、「恋のハリキリ・ボーイ」(63年)と3曲連続ビルボード誌シングル1位を獲得している。最盛期の60年代だけではなく、彼らは90年代までヒットを飛ばしているのだからすごい。
それにしても、ブロードウェイ版同様フランキー・ヴァリ役にジョン・ロイド・ヤングがリードボーカル役を担当。トッポジージョみたいな美しい高音が耳から離れない。日本で60年代に活躍した「ザ・キング・トーンズ」は、明らかにプラターズやフォーシーズンズをコピーしたものだろう。68年の大ヒット曲「グッド・ナイト・ベイビー」では、ハイトーンのリードテナーが一世を風靡したものだ。
クリント・イーストウッド監督は、1988年にチャーリー・パーカーの壮烈な人生を描いた映画「バード」を撮った(これは大名作)。そしてこの「ジャージー・ボーイズ」。音楽に関しても、並み大抵な人ではないということを証明したのだった。
最後に疑問点。この映画はドキュメンタリーではないので、作られた部分も多いのは承知している。一番疑問に感じたのは、メンバーが楽譜を初見で歌ったこと。第一、音楽教育を受けていない普通の若者が、楽譜が読めたとは到底思えない。さらには初見でハーモニーをつけるなどは、有り得ないと思う。
さて、クリント・イーストウッド最新作は『アメリカン・スナイパー』という映画だ。早くも来年2月に日本公開。今ハリウッドで最も旬な名優ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、米軍史上最強とうたわれた伝説の狙撃手クリス・カイルの真実のドラマを描く。おじいちゃんのがんばりには脱帽。
↓公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys/
↓予告編動画
最低気温1.3度、最高気温7.4度。雨。
大雪の前触れの雨? 本当に10年に1度の大雪になるのだろうか。

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今年のベストワンの呼び声も高いクリント・イーストウッド監督の映画「ジャージー・ボーイズ」を見てきた。J-MAXシアターではどうもやらないようなので、しびれを切らした。最初長岡、ついで新潟でやって、いま長野市の長野松竹相生座・ロキシーで上映中だ。

↓日本最古級の映画館、長野松竹相生座・ロキシー

クリント・イーストウッド監督、84歳にしてこれほど若々しい感性の映画を作るとは信じられない。
1960年代に爆発的な人気を誇ったアメリカのポップスグループ、ザ・フォー・シーズンズの光と影を数々の名曲と共に映し出す。アメリカンドリームを描こうとしたのではない。もっとやぼったく、有名になった後でも人生の浮き沈みの苦さを丹念に描く。いわば人間ドラマを丹念に描いている。先般見た「バンクーバーの朝日」が人間ドラマを描けなかったのと対照的に、さすがクリント・イーストウッドだけのことはある。
一番のハイライト、「君の瞳に恋してる」の歌に隠されている真実を知った時、誰もが感涙にむせぶが、押し付けがましいところは微塵もなく、自分だけの感情で泣けるのがうれしい。
さて、ザ・フォー・シーズンズはビートルズの前の時代で、ビーチボーイズが活躍したころのバンド。やや早い時期である。大ヒット「シェリー」は1962年の発売である。「恋はヤセがまん」(62年)、「恋のハリキリ・ボーイ」(63年)と3曲連続ビルボード誌シングル1位を獲得している。最盛期の60年代だけではなく、彼らは90年代までヒットを飛ばしているのだからすごい。
それにしても、ブロードウェイ版同様フランキー・ヴァリ役にジョン・ロイド・ヤングがリードボーカル役を担当。トッポジージョみたいな美しい高音が耳から離れない。日本で60年代に活躍した「ザ・キング・トーンズ」は、明らかにプラターズやフォーシーズンズをコピーしたものだろう。68年の大ヒット曲「グッド・ナイト・ベイビー」では、ハイトーンのリードテナーが一世を風靡したものだ。
クリント・イーストウッド監督は、1988年にチャーリー・パーカーの壮烈な人生を描いた映画「バード」を撮った(これは大名作)。そしてこの「ジャージー・ボーイズ」。音楽に関しても、並み大抵な人ではないということを証明したのだった。
最後に疑問点。この映画はドキュメンタリーではないので、作られた部分も多いのは承知している。一番疑問に感じたのは、メンバーが楽譜を初見で歌ったこと。第一、音楽教育を受けていない普通の若者が、楽譜が読めたとは到底思えない。さらには初見でハーモニーをつけるなどは、有り得ないと思う。
さて、クリント・イーストウッド最新作は『アメリカン・スナイパー』という映画だ。早くも来年2月に日本公開。今ハリウッドで最も旬な名優ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、米軍史上最強とうたわれた伝説の狙撃手クリス・カイルの真実のドラマを描く。おじいちゃんのがんばりには脱帽。
↓公式サイト
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↓予告編動画
最低気温1.3度、最高気温7.4度。雨。
大雪の前触れの雨? 本当に10年に1度の大雪になるのだろうか。

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28日22時02分=2014年=
上越の風習「寿羊羹」がスーパーに並んでいた

上越市の風習「寿羊羹(ことぶきようかん)が、今月下旬から和菓子店に並び始めた。スーパーにも寿羊羹のブースができ、大量に陳列されている。
寿羊羹は年始の際にもっていく羊羹で、白い羊羹である。白いんげんで作っているので白い羊羹なのだ。この羊羹が年始用の袋に入っていて、そのまま持っていけばいい。値段は1個500~600円ぐらいで手頃だ。
今では伝説になっているが、昔は寿羊羹をいただくと、今度は自分が年始用に使う。つまり、使い回しをするのが当たり前だった。それが回りに回って再び自分の家に来ることもあったらしい。
昔は今のような密閉包装なんてなかった。だから、羊羹の外側が乾いてきて、硬い白い層ができる。これがまたいいんだな。外側がガリガリした食感になって、中はしっとり。子供の頃は、寿羊羹を食べるのがすごく楽しみだった。でも、毎年食べられるとは限らない。よそへ回せば、自分の家では食べられなくなるのだ。
スーパーに並んでいたのは、小竹製菓と、三野屋のものだった。どこの店がおいしいかわからないけれど、並んでいるのを見たら、食べたくなってきた。自家用に買おうかな。
NHKEテレ、「グレーテルのかまど」という番組で、大杉屋の寿羊羹が紹介されたことがあるらしい。
最低気温、氷点下1.2度、最高気温7.0度。快晴。
こんなにいい天気になって、これから年末、年始に大雪になるなんて信じられない。最高気温が7度まで上がったので、雪がゆるんで解けてきた。太陽の力というのはすごいものだ。

夕食のとき、テーブルの上をみたらソースがあった。なにげなくソースの容器を見ていたら、意外なことを発見した。ソースの名前は「ブルドックソース」。えぇー?「ブルドッグじゃないの?」。ラベルのスペルは「Bull-Dog」になっているのに、日本の商標は「ブルドック」である。
年配の人が「バッグ」のことを「バック」と言ったり、「ベッド」を「ベット」というのと同様に、昔の人は「ドッグ」という発音ができなかったのだろう。

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27日23時59分=2014年=
道路の「雪壁はがし」は観光資源になるか?
天気予報では、年末から年明けにかけて、日本海側を中心に10年に一度の大雪になる恐れがあるとして、気象庁は大雪に関する「異常天候早期警戒情報」を発表している。期間は12月30日頃から1週間程というから長い。10年に一度の大雪と言われても、なんだか実感ができない。
中旬からの大雪で、現在妙高市では今日午前9時で現在110cmの積雪がある。上越市高田では午前9時現在、67cmである。

週末などにどっと降った雪で、道路の両側は厚い雪の壁になり、道幅が狭く、すれ違いもままならない所もある。高い雪の壁で、視界が悪くなると交通事故の元になる。特に駐車場からの出入りが大変なのだ。この上に、どかんと降られたら交通渋滞がひどくなるので、今のうちに雪の壁を除去して道幅を広げる必要がある。それで先日から雪の晴れ間を見て、ローターリー除雪車とダンプカーで排雪作業を懸命にやっているのだ。
写真は、ロータリー除雪車の雪をダンプに直接積んでいるところである。道幅がもっと狭い所では、後方積みといって、除雪車の後方へ雪を飛ばして、ダンプに積むこともできる。ダンプカーが次々と雪を運び、道幅が広くなっていく。春になれば水になる雪を、大金をかけて除去するのは雪国の宿命か。
この雪壁はがしの作業の様子は、ずっと見ていても飽きない。ロータリー除雪車もダンプも、両方走りながら雪を積み込んでいく手際の良さは見事である。観光客に見学させれば、すごく喜ぶと思うのだが。豪雪を逆手に取って観光にするのもいいと思う。
最高気温、氷点下0.8度、最高気温4.6度、曇り一時雪。

クリスマスの日、妻が作ったクリスマスケーキ。シンプルな飾り付けのケーキだが、味は市販のものより数段良い。特にスポンジがしっとりしていて、お世辞抜きでうまい。しかも当然ながら、添加物、保存料不使用。

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中旬からの大雪で、現在妙高市では今日午前9時で現在110cmの積雪がある。上越市高田では午前9時現在、67cmである。

週末などにどっと降った雪で、道路の両側は厚い雪の壁になり、道幅が狭く、すれ違いもままならない所もある。高い雪の壁で、視界が悪くなると交通事故の元になる。特に駐車場からの出入りが大変なのだ。この上に、どかんと降られたら交通渋滞がひどくなるので、今のうちに雪の壁を除去して道幅を広げる必要がある。それで先日から雪の晴れ間を見て、ローターリー除雪車とダンプカーで排雪作業を懸命にやっているのだ。
写真は、ロータリー除雪車の雪をダンプに直接積んでいるところである。道幅がもっと狭い所では、後方積みといって、除雪車の後方へ雪を飛ばして、ダンプに積むこともできる。ダンプカーが次々と雪を運び、道幅が広くなっていく。春になれば水になる雪を、大金をかけて除去するのは雪国の宿命か。
この雪壁はがしの作業の様子は、ずっと見ていても飽きない。ロータリー除雪車もダンプも、両方走りながら雪を積み込んでいく手際の良さは見事である。観光客に見学させれば、すごく喜ぶと思うのだが。豪雪を逆手に取って観光にするのもいいと思う。
最高気温、氷点下0.8度、最高気温4.6度、曇り一時雪。

クリスマスの日、妻が作ったクリスマスケーキ。シンプルな飾り付けのケーキだが、味は市販のものより数段良い。特にスポンジがしっとりしていて、お世辞抜きでうまい。しかも当然ながら、添加物、保存料不使用。

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26日23時14分=2014年=
直江津駅前の老舗レストラン「ベニス」


直江津で一番の老舗レストラン「ベニス」に久しぶりに食べに行った。もう40年以上は営業しているはずだ。レストランといっても、エビフライとかハンバーグとかメンチカツとかいった昔ながらの洋風料理のレストランである。だが、味は昔から変わらず、手作りの懐かしい味だ。
なかでも、みそカツが好き。ここのみそだれは風味が良くて、絶品だと思う。というわけで、定番の「みそカツ定食」を頼んだ。

しばらくして運ばれてきたのがこれ。おー、みそがたっぷり。なめてみると、昔と変わらないうまさ。カツを何枚か味わった後、みそをご飯に付けて食べてみる。これもうまいなあ。「みそかけご飯」という別メニューを作ったら売れるかもしれない。


昔はずいぶんにぎわっていたが、今は客が少ないようだ。直江津の町はさびれたし、店は2階にあり、駐車場はない。車での来客が見込まれないのが厳しい。ただ、店全体がレトロな雰囲気満点で、時間が止まったような落ち着きがある。それをもっと前面に出せば、客も入るかな。
久しぶりに食べたみそカツはおいしかったが、一つだけ残念なことがあった。出されたおしぼりにコロンがふりかけてあって、手を拭いたら甘ったるいコロンの匂いが付いて閉口した。匂いもきつかったので、せっかくのみそカツの風味が台無しになった。サービスのつもりなんだろうけど、余計なサービスは不要だ。特に男は、手に匂いをつけて帰宅するわけにはいかないのだ。
それからBGMの音が大きすぎる。今どきイージーリスニングというのは耳触り。みんながポール・モーリアを聞いた時代は終わった。音楽の好みが多様化した現在、押し付けの音楽は雑音に聞こえる。これもサービスのつもりだろうけど、必要ない。
最低気温0.3度、最高気温3.8度。曇りときどき小雪。

ベニスを出て、近くの旅館の前を通ると、玄関に歓迎看板がかかっていた。それがこれ。
なんと「ドラゴンボール様」となっていた。ドラゴンボール一行が旅館に泊まっているのだろうか。さらには、「手品付き」と添え書きがあるのが気になる。ドラゴンボールがなぜ手品をやるのだろう? 疑問は深まるばかり。誰か、この真実を知りませんか~。

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25日22時23分=2014年=
ワタクシ的「2014年外国映画ベスト・テン」
日本映画のベスト・テンをやったので、外国映画も選んでみた。
1位に選んだ「her 世界でひとつの彼女」は、おそらく映画雑誌のベスト・テンなどでは上位に入らないとは思うけれど、とても斬新なテーマだし、スパイク・ジョーンズ監督の想像力に敬意を評する気持ちで1位にした。ちょっと未来の世界を描くというのはとても勇気がいることだと思う。とにかく、夢中になって見れた映画だった。2位~4位まではほとんど同列。5位~10位も差がない。
今年はずば抜けた作品はなかったが、楽しめる映画が多かった。クリント・イーストウッド監督の「ジャージー・ボーイズ」を見ていないのが残念。見ていれば、おそらく上位に食い込む作品になるだろう。J-MAXシアターには来ないのだろうか。(映画のタイトルをクリックすると、このブログの過去記事にリンクします)
1)「her 世界でひとつの彼女」
スパイク・ジョーンズ監督の想像力にはまいったな。まったくもって素晴らしい発想だ。おそらく、5年か10年先には、スマホのような端末が、恋人のように話し相手になってくれる日がくるはずだ。
2)「それでも夜は明ける」
人種差別に真っ向から立ち向かった作品。結末のあり方は「勝ち取ったものではない」ということ。南部に残された奴隷たちは、いつまでたっても夜は明けない。
3)「大統領の執事の涙」
黒人の抑圧史というか、黒人が市民権を得るまでの流れを歴史ドラマのようにみせてくれる。歴代の大統領の裏面も見ることができ、とても面白かった。
4)「チョコレート・ドーナツ」
ゲイの話なので、少々引いた感はあったが、映画にのめり込むとそんなでもなかった。衝撃のラストに愕然としたが、苦しさと悲しみを経たルディの歌声が、一段と深みを増し、本当の優しさが心に迫ってくる。
5)「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」
一切説明がないまま、スコットランドのくすんで湿った空気感と、ダーク調の美しい映像とともに物語は進んでいく。最後は、思いもよらないショッキングで斬新な場面が……。
6)「あなたを抱きしめる日まで」
とにかく、ジュディ・デンチがいいね。しわが美しい。重い内容なのだが、名演技により重苦しさがない。それどころか、シモネタも出てきて、コメディ風なのだ。
7)「ブルージャスミン」
幸せは、見栄によって泡のようにふわふわと漂っているものではなく、普通の生活の足元にあるということか。何事も背伸びして大きく見せ、商品価値を高める時代だけに、「身の丈」の大切さを気づかせてくれた映画だった。
8)「猿の惑星・新世紀」
この映画で描こうとしているのは、いま人類が直面している問題の数々なのかもしれない。民族や宗教、人種で対立する状況や、原発の再稼働問題、エボラ出血熱などの伝染病などである。まるで、現代社会を投影したような内容だ。
9)「アナと雪の女王」
子供向けという位置付けのアニメではない。「Let It Go」などの主題歌も素晴らしいし、コミカルな曲もはさんである。大人は上質なミュージカルとして楽しめた。孤独、貧富の格差など、現代が持つ問題を取り込みながら、ストーリーを展開していく手腕は見事だった。
10)「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
まったく倫理観はない。最後に罰がくだされるかと思ったらそうでもない。この映画に賛否両論があるようだが、はちゃめちゃならがらも飽きることなく、3時間という長ったらしい映画を見終わったのは、ひとえにディカプリオの名演があったからだ。お金持ちはずーっとお金持ちで、貧乏人はずっと貧乏だという世界を描いていたのだ。
次点)「肉」
ショッキングなラストシーンは日本では修正なし。映像が美しく、残酷映画というよりもファンタスティックな感じが強い。
最低気温0.5度、最高気温3.8度。曇りのち雪。

CoCo壱番屋でチキンスープカレー(899円)を食べた。来年2月末までの期間限定だという。チキンはパリパリに揚げたものが入っている。なるほど。こういう作り方もあるのか。焦がしバジルが浮いていて、本格的な味だ。家で3時間かけて作ったスープカレーと大差ない味。さすが専門店である。

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1位に選んだ「her 世界でひとつの彼女」は、おそらく映画雑誌のベスト・テンなどでは上位に入らないとは思うけれど、とても斬新なテーマだし、スパイク・ジョーンズ監督の想像力に敬意を評する気持ちで1位にした。ちょっと未来の世界を描くというのはとても勇気がいることだと思う。とにかく、夢中になって見れた映画だった。2位~4位まではほとんど同列。5位~10位も差がない。
今年はずば抜けた作品はなかったが、楽しめる映画が多かった。クリント・イーストウッド監督の「ジャージー・ボーイズ」を見ていないのが残念。見ていれば、おそらく上位に食い込む作品になるだろう。J-MAXシアターには来ないのだろうか。(映画のタイトルをクリックすると、このブログの過去記事にリンクします)
1)「her 世界でひとつの彼女」
スパイク・ジョーンズ監督の想像力にはまいったな。まったくもって素晴らしい発想だ。おそらく、5年か10年先には、スマホのような端末が、恋人のように話し相手になってくれる日がくるはずだ。
2)「それでも夜は明ける」
人種差別に真っ向から立ち向かった作品。結末のあり方は「勝ち取ったものではない」ということ。南部に残された奴隷たちは、いつまでたっても夜は明けない。
3)「大統領の執事の涙」
黒人の抑圧史というか、黒人が市民権を得るまでの流れを歴史ドラマのようにみせてくれる。歴代の大統領の裏面も見ることができ、とても面白かった。
4)「チョコレート・ドーナツ」
ゲイの話なので、少々引いた感はあったが、映画にのめり込むとそんなでもなかった。衝撃のラストに愕然としたが、苦しさと悲しみを経たルディの歌声が、一段と深みを増し、本当の優しさが心に迫ってくる。
5)「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」
一切説明がないまま、スコットランドのくすんで湿った空気感と、ダーク調の美しい映像とともに物語は進んでいく。最後は、思いもよらないショッキングで斬新な場面が……。
6)「あなたを抱きしめる日まで」
とにかく、ジュディ・デンチがいいね。しわが美しい。重い内容なのだが、名演技により重苦しさがない。それどころか、シモネタも出てきて、コメディ風なのだ。
7)「ブルージャスミン」
幸せは、見栄によって泡のようにふわふわと漂っているものではなく、普通の生活の足元にあるということか。何事も背伸びして大きく見せ、商品価値を高める時代だけに、「身の丈」の大切さを気づかせてくれた映画だった。
8)「猿の惑星・新世紀」
この映画で描こうとしているのは、いま人類が直面している問題の数々なのかもしれない。民族や宗教、人種で対立する状況や、原発の再稼働問題、エボラ出血熱などの伝染病などである。まるで、現代社会を投影したような内容だ。
9)「アナと雪の女王」
子供向けという位置付けのアニメではない。「Let It Go」などの主題歌も素晴らしいし、コミカルな曲もはさんである。大人は上質なミュージカルとして楽しめた。孤独、貧富の格差など、現代が持つ問題を取り込みながら、ストーリーを展開していく手腕は見事だった。
10)「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
まったく倫理観はない。最後に罰がくだされるかと思ったらそうでもない。この映画に賛否両論があるようだが、はちゃめちゃならがらも飽きることなく、3時間という長ったらしい映画を見終わったのは、ひとえにディカプリオの名演があったからだ。お金持ちはずーっとお金持ちで、貧乏人はずっと貧乏だという世界を描いていたのだ。
次点)「肉」
ショッキングなラストシーンは日本では修正なし。映像が美しく、残酷映画というよりもファンタスティックな感じが強い。
最低気温0.5度、最高気温3.8度。曇りのち雪。

CoCo壱番屋でチキンスープカレー(899円)を食べた。来年2月末までの期間限定だという。チキンはパリパリに揚げたものが入っている。なるほど。こういう作り方もあるのか。焦がしバジルが浮いていて、本格的な味だ。家で3時間かけて作ったスープカレーと大差ない味。さすが専門店である。

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24日22時58分=2014年=
悪くない映画なんだが……「バンクーバーの朝日」
【評】★5つが最高
★★★

「舟を編む」の石井裕也監督だけに期待が大きすぎたのかもしれない。差別や過酷な労働、貧困と、そこから這い上がる日本人の魂みたいなものを期待していたのだが、そんなことよりも普通の「娯楽作」だったな。
2時間では到底描けない日系移民の重苦しい歴史。そこから唯一の希望である野球チーム「バンクーバー朝日」が勝ち進んで行くのだが、思い切り端折っているので、なかなか深く描けていない。あれこれ詰め込みすぎている感がある。だから、一つ一つが今ひとつ伝わってこない。
さて、野球の映画というと、ゲームの描き方が大切だ。ゲームでどれだけ緊迫感、迫力、リアル感が出るかで決まる。だが、この映画の野球シーンはぜんぜんだめ。石井監督はスポーツを描くのに慣れていないのかもしれない。
さて、この映画は、1914~41年、戦前のカナダで活躍し、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話を描いている。
体格では勝負にならず、白人チーム相手に負け続け、万年リーグ最下位。ある年、キャプテンに就いたレジー笠原(妻夫木聡)は、偶然ボールがバットに当たって出塁できたことをきっかけに、バントと盗塁を多用するプレースタイルを思いつく。そして、試合のデータを記録し、相手の弱いところを突く「頭脳野球(ブレイン・ボール)」を実践する。それで連戦連勝。遂にはリーグ優勝を果たすのだが、ちょっと順調に行き過ぎ。表面をさっとなぞっただけの映画になっていて、要するに人間ドラマが描かれていないのだ。
人々の希望になったバンクーバー朝日だが、〝戦争”という残酷な現実が迫り、ハッピーエンドにならないのが辛い。
最後に付け加えるけれど、美術がすごい。カナダの日本人町の再現なんて、信じられない。野球場もクラシックな感じでいい。
↓公式サイト
http://www.vancouver-asahi.jp/
↓予告編
最低気温2.2度、最高気温8.6度。曇り。

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★★★

「舟を編む」の石井裕也監督だけに期待が大きすぎたのかもしれない。差別や過酷な労働、貧困と、そこから這い上がる日本人の魂みたいなものを期待していたのだが、そんなことよりも普通の「娯楽作」だったな。
2時間では到底描けない日系移民の重苦しい歴史。そこから唯一の希望である野球チーム「バンクーバー朝日」が勝ち進んで行くのだが、思い切り端折っているので、なかなか深く描けていない。あれこれ詰め込みすぎている感がある。だから、一つ一つが今ひとつ伝わってこない。
さて、野球の映画というと、ゲームの描き方が大切だ。ゲームでどれだけ緊迫感、迫力、リアル感が出るかで決まる。だが、この映画の野球シーンはぜんぜんだめ。石井監督はスポーツを描くのに慣れていないのかもしれない。
さて、この映画は、1914~41年、戦前のカナダで活躍し、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話を描いている。
体格では勝負にならず、白人チーム相手に負け続け、万年リーグ最下位。ある年、キャプテンに就いたレジー笠原(妻夫木聡)は、偶然ボールがバットに当たって出塁できたことをきっかけに、バントと盗塁を多用するプレースタイルを思いつく。そして、試合のデータを記録し、相手の弱いところを突く「頭脳野球(ブレイン・ボール)」を実践する。それで連戦連勝。遂にはリーグ優勝を果たすのだが、ちょっと順調に行き過ぎ。表面をさっとなぞっただけの映画になっていて、要するに人間ドラマが描かれていないのだ。
人々の希望になったバンクーバー朝日だが、〝戦争”という残酷な現実が迫り、ハッピーエンドにならないのが辛い。
最後に付け加えるけれど、美術がすごい。カナダの日本人町の再現なんて、信じられない。野球場もクラシックな感じでいい。
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http://www.vancouver-asahi.jp/
↓予告編
最低気温2.2度、最高気温8.6度。曇り。

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23日22時12分=2014年=
ラーメンの未来と可能性を感じるGOGO宝来軒の「越後上越白湯~雪中華~」
米粉を溶かしこんだ白い「ふわっとろ」スープの「越後上越白湯~雪中華~」(850円)を食べてきた。上越市藤野新田の「GOGO宝来軒」の期間限定商品で、一日20食限定のラーメンである。東京ラーメンショー2014出品商品で、シューイチなどでも取り上げられたという。

比較的短い待ち時間で運ばれてきたのがこれ。真ん中に長くて大きなチャーシューが2枚ドーンと置かれている。同じく味付けした姫竹が2本そそり立っている。その下には白髪葱と、小ネギ。迫力満点なビジュアルである。
まずはスープを一口。上越の雪景色をイメージした白い色なので見た目は濃厚なとんこつ風。しかし、飲んでみるとあっさりした塩味で、このギャップが新鮮だ。とろみは米粉なのでしつこくない。片栗粉のとろみとはまた違った舌触りと喉越しである。麺は細いストレート。この麺がとろっとしたスープに適度にからむ。そして、片面をあぶったシャーシューの下には柚子胡椒がたっぷり。これを少しずつ麺にからめて食べるとこれまた味変してうまい。
これはちょっとラーメンの未知ゾーンを体験した感じだ。脂が少ないので、スープは最後の一滴まで飲み干すことができた。ラーメンの未来と可能性を感じる一杯だった。

最低気温1.5度、最高気温7.1度。曇り。上越市高田の積雪63cm。

先日(12月14日)テレビでやっていたけれど、13歳のジャズピアニスト、奥田弦君はすごい。3歳でおもちゃのピアノで遊び始め、5歳からピアノを練習。そして5歳にして作曲を始めるのだ。6歳からジャズに傾倒し、8歳で3か月だけピアノを習うが、あとは独学。2010年からコンサートを開き、2011年12月に日本最年少ジャズピアニストとしてプロデビューし、アルバムを出した。
以下の動画を見るとすごさが分かると思う。たしかに、今はリズムが一定のラグタイムや、わかりやすいオスカーピーターソンは、弾いていて楽しいと思う。早い指の動きが快感にもなる。だが、これからはさらに進化し、難しいジャズも弾きこなしていくだろう。リズム感が素晴らしいし、タッチミスもない。将来が楽しみだ。
↓奥田弦10歳のジャズ演奏

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比較的短い待ち時間で運ばれてきたのがこれ。真ん中に長くて大きなチャーシューが2枚ドーンと置かれている。同じく味付けした姫竹が2本そそり立っている。その下には白髪葱と、小ネギ。迫力満点なビジュアルである。
まずはスープを一口。上越の雪景色をイメージした白い色なので見た目は濃厚なとんこつ風。しかし、飲んでみるとあっさりした塩味で、このギャップが新鮮だ。とろみは米粉なのでしつこくない。片栗粉のとろみとはまた違った舌触りと喉越しである。麺は細いストレート。この麺がとろっとしたスープに適度にからむ。そして、片面をあぶったシャーシューの下には柚子胡椒がたっぷり。これを少しずつ麺にからめて食べるとこれまた味変してうまい。
これはちょっとラーメンの未知ゾーンを体験した感じだ。脂が少ないので、スープは最後の一滴まで飲み干すことができた。ラーメンの未来と可能性を感じる一杯だった。

最低気温1.5度、最高気温7.1度。曇り。上越市高田の積雪63cm。

先日(12月14日)テレビでやっていたけれど、13歳のジャズピアニスト、奥田弦君はすごい。3歳でおもちゃのピアノで遊び始め、5歳からピアノを練習。そして5歳にして作曲を始めるのだ。6歳からジャズに傾倒し、8歳で3か月だけピアノを習うが、あとは独学。2010年からコンサートを開き、2011年12月に日本最年少ジャズピアニストとしてプロデビューし、アルバムを出した。
以下の動画を見るとすごさが分かると思う。たしかに、今はリズムが一定のラグタイムや、わかりやすいオスカーピーターソンは、弾いていて楽しいと思う。早い指の動きが快感にもなる。だが、これからはさらに進化し、難しいジャズも弾きこなしていくだろう。リズム感が素晴らしいし、タッチミスもない。将来が楽しみだ。
↓奥田弦10歳のジャズ演奏

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22日23時06分=2014年=
不死身の速弾き天才ギタリストを描く感動の映画「ジェイソン・ベッカー」
【評】★5つが最高
★★★★

上越市本町6の高田世界館で上映中の映画「ジェイソン・ベッカー」は、音楽ファン、ギターファン、ロックファン、ヘビメタファンはもちろん、誰が見ても感動できる映画だ。高田世界館では今月27日まで上映している。まだ日本で公開されたばかりの映画が、上越で見られるのはうれしい。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)と戦い続ける早熟の天才ギタリスト、ジェイソン・ベッカーを追ったドキュメンタリー。だが、難しい映画ではない。前半はジェイソンの天才ぶりの動画がたっぷり。どれだけ練習しているのか。寝る暇も惜しんでギターを引き続ける。壁にぶつかると、今度は音楽理論を勉強する。多くのギタリストはフレーズ練習が主体なので、楽譜が読めない人も多い。彼は理論をしっかり勉強し、バッハの対位法などを演奏に取り入れるなど、とにかく努力家なのだ。
それからなんと行っても、速弾きのすごさ。目にも止まらぬというか、ものすごい速さ。そして音がきれいだし、正確でミスがない。とてつもない練習量をこなしているからできるのだ。
妙高市にも知っているALSの人がいて、ベッドに寝たきりで目しか動かせない。だが、まぶたに付いたセンサーでパソコンのキーをたたき、会話をする。症状はジェイソンと同じだ。上越地域にALSの人が30人ほどいるという。
後半はジェイソンの病気が発症し、だんだん歩けなくなり、そのうちにギターも弾けなくなる。ギター命で生きてきた人が、ギターを弾けない苦しみが伝わってくる。最後は眼球しか動かせなくなるが、彼はそれでも音楽をやめない。眼球運動を使ってパソコンに音符を入力する方法で作曲する。音楽理論を勉強していたのがここで役立ったのだ。
この映画の副題は「Not Dead Yet」。まだ死んでいない、おれは健在なんだ、という魂の叫びだ。
↓すげえ速弾き!
http://nicogame.info/watch/sm1802112
↓ジェイソン・ベッカーとマーティー・フリードマン レア映像
↓Jason Becker - Altitudes
↓バッハ!Jason Becker - Bach Solo and a little piece of "Air"
↓予告編
↓公式サイト
http://notdeadyet.jp/
↓高田世界館公式サイト
http://www.baba-law.jp/sekaikan/
最低気温0.4度、最高気温3.9度。曇りのち雨ときどき雪。
あしたは雪になりそうだ。

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★★★★

上越市本町6の高田世界館で上映中の映画「ジェイソン・ベッカー」は、音楽ファン、ギターファン、ロックファン、ヘビメタファンはもちろん、誰が見ても感動できる映画だ。高田世界館では今月27日まで上映している。まだ日本で公開されたばかりの映画が、上越で見られるのはうれしい。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)と戦い続ける早熟の天才ギタリスト、ジェイソン・ベッカーを追ったドキュメンタリー。だが、難しい映画ではない。前半はジェイソンの天才ぶりの動画がたっぷり。どれだけ練習しているのか。寝る暇も惜しんでギターを引き続ける。壁にぶつかると、今度は音楽理論を勉強する。多くのギタリストはフレーズ練習が主体なので、楽譜が読めない人も多い。彼は理論をしっかり勉強し、バッハの対位法などを演奏に取り入れるなど、とにかく努力家なのだ。
それからなんと行っても、速弾きのすごさ。目にも止まらぬというか、ものすごい速さ。そして音がきれいだし、正確でミスがない。とてつもない練習量をこなしているからできるのだ。
妙高市にも知っているALSの人がいて、ベッドに寝たきりで目しか動かせない。だが、まぶたに付いたセンサーでパソコンのキーをたたき、会話をする。症状はジェイソンと同じだ。上越地域にALSの人が30人ほどいるという。
後半はジェイソンの病気が発症し、だんだん歩けなくなり、そのうちにギターも弾けなくなる。ギター命で生きてきた人が、ギターを弾けない苦しみが伝わってくる。最後は眼球しか動かせなくなるが、彼はそれでも音楽をやめない。眼球運動を使ってパソコンに音符を入力する方法で作曲する。音楽理論を勉強していたのがここで役立ったのだ。
この映画の副題は「Not Dead Yet」。まだ死んでいない、おれは健在なんだ、という魂の叫びだ。
↓すげえ速弾き!
http://nicogame.info/watch/sm1802112
↓ジェイソン・ベッカーとマーティー・フリードマン レア映像
↓Jason Becker - Altitudes
↓バッハ!Jason Becker - Bach Solo and a little piece of "Air"
↓予告編
↓公式サイト
http://notdeadyet.jp/
↓高田世界館公式サイト
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最低気温0.4度、最高気温3.9度。曇りのち雨ときどき雪。
あしたは雪になりそうだ。

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