31日21時16分=2016年=
雪景色の中での「イチゴ狩り」
上越市大潟区で、今の真冬の季節にイチゴ狩りができる所があると聞いて行ってきた。大潟区長崎の「苺の花ことば」というイチゴ農園である。今年で3シーズン目の営業だという。今月21日から営業を始めた。6月頃までやっているそうだが、雪がある今のシーズンが楽しい。


カーナビに住所を入れてもだめ。とんでもない所に着いてしまう。写真入りのホームページを見て、案内通りに進んだ方がいい。直江津方面から進むと、国道8号の「大潟区総合事務所入り口」を右に曲がり、突き当りを右折すると、すぐ右に入る小道がある。200mほど進むと、ログハウスの事務所とビニールハウスがある。
事務所で料金を払うと案内してくれる。30分食べ放題で、大人1700円、子供1400円、3歳以上600円、3歳未満無料。かなり高い料金設定だが、食べられるイチゴの品種は、ほとんど越後姫。スーパーで売っている価格で計算すると、3パック分も食べれば元がとれる。


ビニールハウスは長さ50mほどありそうで、とても広い。それが4棟ある。中はボイラーで暖められ、冬でもコートがいらない。

イチゴは大きいもので5cmはある。大きいものは食べごたえはあるが、味は中ぐらいの方が味が濃くてうまい。赤く熟したものを選んで、どんどん食べる。越後姫主体だが、桃の風味がある「ももみ」という種類も少しある。しかし、甘みと酸味のバランスがとれた越後姫の方がだんぜんうまい。
15分も食べ続けていると、お腹がいっぱいになってくる。30分もはじめの勢いで食べ続けることは不可能だ。1か月ぐらいイチゴを見たくないと思うほどいっぱい食べられる。これはかなりの贅沢である。たくさん食べようと思ったら、食事をせずに出掛けた方がいいと思う。
写真を撮影して、帰りに渡してくれるサービスもある。これまでは柏崎市の鯨波まで行かないとできなかったイチゴ狩りだったが、近くにできてありがたい。
イチゴ狩りは完全予約制。090-5453-2051。営業時間は10:15~15:15。不定休。
↓イチゴの花言葉は「尊敬と愛」「幸福な家庭」「誘惑」「無邪気」

↓公式サイト
http://www.ichigonohanakotoba.com/
最低気温1.4度、最高気温5.2度。曇りときどき晴れ、一時雨。

今日は富山に住んでいる娘が帰る日。帰ってから夕食を作らないでいいようにと思って、餃子をたくさん作って持たせた。今日の夕食に食べる分も含めて、120個作った。
具だけで1.6キロ。手でこねるだけでたいへんだった。作った餃子の写真を撮るのを忘れた。

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カーナビに住所を入れてもだめ。とんでもない所に着いてしまう。写真入りのホームページを見て、案内通りに進んだ方がいい。直江津方面から進むと、国道8号の「大潟区総合事務所入り口」を右に曲がり、突き当りを右折すると、すぐ右に入る小道がある。200mほど進むと、ログハウスの事務所とビニールハウスがある。
事務所で料金を払うと案内してくれる。30分食べ放題で、大人1700円、子供1400円、3歳以上600円、3歳未満無料。かなり高い料金設定だが、食べられるイチゴの品種は、ほとんど越後姫。スーパーで売っている価格で計算すると、3パック分も食べれば元がとれる。


ビニールハウスは長さ50mほどありそうで、とても広い。それが4棟ある。中はボイラーで暖められ、冬でもコートがいらない。

イチゴは大きいもので5cmはある。大きいものは食べごたえはあるが、味は中ぐらいの方が味が濃くてうまい。赤く熟したものを選んで、どんどん食べる。越後姫主体だが、桃の風味がある「ももみ」という種類も少しある。しかし、甘みと酸味のバランスがとれた越後姫の方がだんぜんうまい。
15分も食べ続けていると、お腹がいっぱいになってくる。30分もはじめの勢いで食べ続けることは不可能だ。1か月ぐらいイチゴを見たくないと思うほどいっぱい食べられる。これはかなりの贅沢である。たくさん食べようと思ったら、食事をせずに出掛けた方がいいと思う。
写真を撮影して、帰りに渡してくれるサービスもある。これまでは柏崎市の鯨波まで行かないとできなかったイチゴ狩りだったが、近くにできてありがたい。
イチゴ狩りは完全予約制。090-5453-2051。営業時間は10:15~15:15。不定休。
↓イチゴの花言葉は「尊敬と愛」「幸福な家庭」「誘惑」「無邪気」

↓公式サイト
http://www.ichigonohanakotoba.com/
最低気温1.4度、最高気温5.2度。曇りときどき晴れ、一時雨。

今日は富山に住んでいる娘が帰る日。帰ってから夕食を作らないでいいようにと思って、餃子をたくさん作って持たせた。今日の夕食に食べる分も含めて、120個作った。
具だけで1.6キロ。手でこねるだけでたいへんだった。作った餃子の写真を撮るのを忘れた。

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- 無性に食べたくなった大宝のタレかつ丼 (2016/01/30)
- とらふぐづくしコース (2016/01/26)
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30日21時19分=2016年=
無性に食べたくなった大宝のタレかつ丼
タレかつ丼といえば、新潟市発祥のかつ丼。卵でとじず、甘辛醤油味にくぐらせたトンカツをご飯にのせただけのシンプルな一品だ。
新潟市に行けば、「とんかつ太郎」、「とんかつ政ちゃん」、「政家(まつりや)」など、たくさん店があるのだが、上越地域ではあまり食べることができない。
何回か食べているが、なんだか無性にタレかつ丼が食べたくなるときがあって、上越市石橋2丁目の「大宝」へ車を飛ばして食べてきた。

かつ丼が以前より50円値上がりしていて、750円になっていた。そして、定休日が月・木曜から、さらに金曜も休みになり、営業日が週4日になっていた。1月は元旦から8日まで休んでいたので、月の半分以下の13日しか営業していない。営業時間も午前11時から午後1時45分までの2時間45分の間だけなので、1月は35時間45分の営業ということになる。こんなマイペースの店はちょっとない。
さて、丼はとっても小さい。でもけっこう深くて、見た目よりもたくさんご飯が入っている。タレかつ丼だが、この店では「かつ丼」と呼んでいる。ラーメンとセットで注文する人が多い。


さて、これがかつ丼。ごらんのようなビジュアル。カラリと揚げたヒレカツが3枚乗っかっているが、全然インパクトがない。しかし、食べ進めると……中からさらにカツが2枚。合計5枚のカツを味わえる。
タレは甘辛醤油味。甘すぎず、辛すぎず、濃すぎず、薄すぎず、ちょうどよい味である。揚げたてのカツにタレをくぐらすので、カツはまだカラッとしている。カツがグショっとなる前に、食べればいいと思う。
上越市石橋2丁目5-36。国道8号を石橋交差点から糸魚川方面に進み、次の「石橋西交差点」を右折すればすぐ。電話025-544-2550。
【たれかつ丼・関連記事】
◇残念!タレカツバーガー(2011年8月29日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1393.html
◇タレカツ丼とラーメンの「大宝」(2011年8月24日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1386.html
◇新潟のご当地グルメ(2010年3月9日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-897.html
◇タレかつ丼うまし(2009年10月16日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-764.html
◇上杉景勝ならぬ「うますぎ タレかつ」(2009年7月17日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-687.html
最低気温0.1度、最高気温4.5度。雪のち曇り。
今朝まで15cmほど降雪があり、この冬2回目の早朝除雪をした。こんな年はちょっとない。明日で1月も終わり。2月4日には立春だ。いよいよ季節は冬から春へ向かう。

カルビーの「ハーベストスナップス」というのを初めて食べた。シーザー味である。アメリカに本格参入してヒットした商品の逆輸入版で、パッケージが無骨だがかっこいいアメリカ風。日本では「さやえんどう」という商品になっているが、味や食感は異なっているようだ。
全粒エンドウから作った低脂肪、低ナトリウムで、食物繊維が豊富なスナックである。なかなかおいしい。

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新潟市に行けば、「とんかつ太郎」、「とんかつ政ちゃん」、「政家(まつりや)」など、たくさん店があるのだが、上越地域ではあまり食べることができない。
何回か食べているが、なんだか無性にタレかつ丼が食べたくなるときがあって、上越市石橋2丁目の「大宝」へ車を飛ばして食べてきた。

かつ丼が以前より50円値上がりしていて、750円になっていた。そして、定休日が月・木曜から、さらに金曜も休みになり、営業日が週4日になっていた。1月は元旦から8日まで休んでいたので、月の半分以下の13日しか営業していない。営業時間も午前11時から午後1時45分までの2時間45分の間だけなので、1月は35時間45分の営業ということになる。こんなマイペースの店はちょっとない。
さて、丼はとっても小さい。でもけっこう深くて、見た目よりもたくさんご飯が入っている。タレかつ丼だが、この店では「かつ丼」と呼んでいる。ラーメンとセットで注文する人が多い。


さて、これがかつ丼。ごらんのようなビジュアル。カラリと揚げたヒレカツが3枚乗っかっているが、全然インパクトがない。しかし、食べ進めると……中からさらにカツが2枚。合計5枚のカツを味わえる。
タレは甘辛醤油味。甘すぎず、辛すぎず、濃すぎず、薄すぎず、ちょうどよい味である。揚げたてのカツにタレをくぐらすので、カツはまだカラッとしている。カツがグショっとなる前に、食べればいいと思う。
上越市石橋2丁目5-36。国道8号を石橋交差点から糸魚川方面に進み、次の「石橋西交差点」を右折すればすぐ。電話025-544-2550。
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http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-764.html
◇上杉景勝ならぬ「うますぎ タレかつ」(2009年7月17日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-687.html
最低気温0.1度、最高気温4.5度。雪のち曇り。
今朝まで15cmほど降雪があり、この冬2回目の早朝除雪をした。こんな年はちょっとない。明日で1月も終わり。2月4日には立春だ。いよいよ季節は冬から春へ向かう。

カルビーの「ハーベストスナップス」というのを初めて食べた。シーザー味である。アメリカに本格参入してヒットした商品の逆輸入版で、パッケージが無骨だがかっこいいアメリカ風。日本では「さやえんどう」という商品になっているが、味や食感は異なっているようだ。
全粒エンドウから作った低脂肪、低ナトリウムで、食物繊維が豊富なスナックである。なかなかおいしい。

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29日21時59分=2016年=
こんな日本人がいたとは! 映画「杉原千畝」
スギハラ・チウネと読む。外国人にも発音しやすいように、映画の中では「センポ」と呼ばせていた。これが後に、命の恩人である彼を日本に探しに来たユダヤ人が、なかなか辿りつけなかった理由にもなった。杉原は、岐阜県生まれである。第2次世界大戦時、ナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過ビザを発給して救いの手を差し伸べ、「日本のシンドラー」とも呼ばれた外交官である。
↓「命のピザ」

↓杉原千畝

映画は杉原千畝の半生を追い、「命のピザ」を発給した背景を描いて、その価値ある行為を心にしっかりと刻んでくれた。
杉原千畝は堪能なロシア語、英語、フランス語、ドイツ語などの語学を駆使し、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として世界各国で諜報活動に携わった。ソ連など諸外国の情報を独自の情報網で集め、日本に送る役目だった。1939年、リトアニアの日本領事館に赴任し、諜報活動の傍ら、日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給したのだった。
千畝は領事館を退去した後もホテルでビザを発行し続け、カウナス駅から発車する汽車の窓からも最後のビザを発行した。外交官の地位と命をかけて発給した枚数は何と2,139枚。1家族に1枚でいいので、数千名の難民の国外脱出を助けたという。そのビザで生き延びた難民たちの子孫は、今日25万人にも及ぶ。
1968年夏、「杉原ビザ」受給者の一人だったニシュリと28年ぶりに再会する場面が感動的。カウナス駅頭で「スギハラ。私たちはあなたを忘れません。もう一度あなたにお会いしますよ」と叫んだ青年が、約束通り杉原との再会を果たしたのだった。名前を「センポ」にしていたため、ユダヤ人の情報網でも杉原を探し出せず、外務省も熱心に探してくれなかったからだ。
「日本のシンドラー」と呼ばれているのは、ドイツ人の実業家オスカー・シンドラーは、1200人のユダヤ人をガス室送りから助けたのだが、杉原千畝はそれ以上のユダヤ人の命を救っている。
外務省訓令を無視してビザを発給し続けた杉原は戦後の1947年、外務省を辞めさせられている。外交官としての名誉回復は、実に44年後の1991年であった。
さて、映画の内容だが、現地ロケが大半で、お金がかかっている映画である。しかし、史実を追うだけで時間を浪費してしまって、杉原千畝の人間性、思想の背景が描き足りなかったかな。 『六千人の命のビザ』という伝記を書いた妻の幸子を演じる小雪の位置付けが中途半端だった。
それでも第二次世界大戦を阻止しようと働いたこと、「日本はひどく負ける」と戦力を分析していたことなど、あの時代に素晴らしい外交官がいたことが分かっただけでも、映画を見た価値がある。
J-MAXシアターで上映中。
最低気温0.1度、最高気温2.9度。雪。明日までに少し積もりそうだ。

ほっともっとで1月15日発売の「10品目の中華あんかけご飯」(590円)がおいしかった。あっさりしたスープだが、うまみたっぷり。あんかけなので体が温まる。

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↓「命のピザ」

↓杉原千畝

映画は杉原千畝の半生を追い、「命のピザ」を発給した背景を描いて、その価値ある行為を心にしっかりと刻んでくれた。
杉原千畝は堪能なロシア語、英語、フランス語、ドイツ語などの語学を駆使し、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として世界各国で諜報活動に携わった。ソ連など諸外国の情報を独自の情報網で集め、日本に送る役目だった。1939年、リトアニアの日本領事館に赴任し、諜報活動の傍ら、日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給したのだった。
千畝は領事館を退去した後もホテルでビザを発行し続け、カウナス駅から発車する汽車の窓からも最後のビザを発行した。外交官の地位と命をかけて発給した枚数は何と2,139枚。1家族に1枚でいいので、数千名の難民の国外脱出を助けたという。そのビザで生き延びた難民たちの子孫は、今日25万人にも及ぶ。
1968年夏、「杉原ビザ」受給者の一人だったニシュリと28年ぶりに再会する場面が感動的。カウナス駅頭で「スギハラ。私たちはあなたを忘れません。もう一度あなたにお会いしますよ」と叫んだ青年が、約束通り杉原との再会を果たしたのだった。名前を「センポ」にしていたため、ユダヤ人の情報網でも杉原を探し出せず、外務省も熱心に探してくれなかったからだ。
「日本のシンドラー」と呼ばれているのは、ドイツ人の実業家オスカー・シンドラーは、1200人のユダヤ人をガス室送りから助けたのだが、杉原千畝はそれ以上のユダヤ人の命を救っている。
外務省訓令を無視してビザを発給し続けた杉原は戦後の1947年、外務省を辞めさせられている。外交官としての名誉回復は、実に44年後の1991年であった。
さて、映画の内容だが、現地ロケが大半で、お金がかかっている映画である。しかし、史実を追うだけで時間を浪費してしまって、杉原千畝の人間性、思想の背景が描き足りなかったかな。 『六千人の命のビザ』という伝記を書いた妻の幸子を演じる小雪の位置付けが中途半端だった。
それでも第二次世界大戦を阻止しようと働いたこと、「日本はひどく負ける」と戦力を分析していたことなど、あの時代に素晴らしい外交官がいたことが分かっただけでも、映画を見た価値がある。
J-MAXシアターで上映中。
最低気温0.1度、最高気温2.9度。雪。明日までに少し積もりそうだ。

ほっともっとで1月15日発売の「10品目の中華あんかけご飯」(590円)がおいしかった。あっさりしたスープだが、うまみたっぷり。あんかけなので体が温まる。

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28日21時16分=2016年=
初めて見た!綾瀬はるかプリントのラッピングトレイン



飲み会があったときしか、えちごトキめき鉄道に乗らないので、遭遇する機会は少なかった。昨年12月11日から運行を開始したラッピングトレインは、忘年会シーズンには見ることができなかった。しかし、昨日27日朝、ようやく遭遇できた。パッと見て「なんだろう」というインパクトがある。
ラッピングトレインは、オリンピックのワールドワイド公式パートナーであるパナソニックの広告が貼られていて、五輪出場を目指すBMXをやる子供たちや綾瀬さんの写真がデザインされている。BMXをやっている場所は、金谷山のBMX場である。
直江津-妙高高原間を1日数往復しているそうだ。契約期間は2年間だという。
↓金谷山で撮影したスペシャルムービー
最低気温1.0度、最高気温10.5度。曇りときどき晴れ。積雪25cm。今冬の最高積雪は25日の37cm。すでに12cm減った。
↓ネブリナ・カベルネソーヴィニヨン

日本の2015年のワイン輸入量で、チリ産ワインが初めてフランス産を抜いたそうだ。
たしかに、最近はチリワインがたくさん出ていて、自由貿易協定で関税がかかっていないため、値段が安くてうまい。特に赤ワインがいい。
中でも斬新なデザインの「ネブリナ・カベルネソーヴィニヨン」は600円以下で、けっこう濃厚で、渋みもありる。楽天で12本入り7,101円(送料込み)で売っている。
ほかのチリワインでも「RESERVA(レゼルバ)」と書かれたワインは「特選」という意味なので、間違いがないらしい。

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27日22時47分=2016年=
イチローズモルトを飲む
上越市仲町4丁目に「雁木Bar Zaigo」というショットバーがある。ウィスキーの品揃えが半端じゃないと聞いていた。2007年オープンだが、今まで入ったことはなかった。

店の入り口は古民家風で、ウイスキーの樽が置いてあった。店内も古い戸をアクセントにしたり、町屋の天井を生かしたりして、すごく落ち着いた雰囲気だ。カウンターだけ、いろいろなウイスキーが並んでいて、華やかな空間になっている。
最初はスコッチのシングルモルト「ラフロイグ10年」を飲んだ。直径5センチぐらいの丸い宝石のように透明な氷がごろんと1個入っている。強烈なピートの香りが際立つ超個性的なウイスキーだが、これがうまいのだ。これを飲んじゃうと、他のウイスキーが物足りなくなるほど。
↓イチローズモルト・ダブルディスティラーズ

ウイスキーは200種類ほどあるらしい。分厚いメニューを見ていたら、イチローズモルトを発見。埼玉県秩父市にある酒造会社「ベンチャーウィスキー」の製品で、サントリーとニッカの大企業以外でウイスキーを作っている数少ないメーカーである。
しかし、世界一のウィスキーを決める「ワールド・ウィスキー・アワード』で、2007年から5年連続でカテゴリー別日本一を獲得し、世界にその名が轟いている。中でも熟成樽ごとに瓶詰めしたシングルカスクは、手に入れるのが難しい逸品となっている。その創業者が肥土伊知郎さんなので「イチローズモルト」なのである。
以前、イチローズモルトを飲んでみたいと、やまやに行って探したが、なかった。この店のマスターに聞いてみたら、木村酒専など町の専門店に行けば手に入るらしい。
ということで、2杯目は「イチローズモルト・ダブルディスティラーズ」を注文。通販で買うと1本1万円前後はする。飲んでみたら、これまでのどんなウイスキーとも違う香り、味わいだった。たしかに熟成度は低いかもしれないが、力強さを秘めた若々しさがある。発酵槽にミズナラを使ったり、樽もミズナラをはじめ、いろいろな種類を使っているという。2種類のモルト原酒をブレンドして作ったピュアモルトのようだ。人口着色をしていないので、色が薄い。
ウイスキーのほかに、カクテル、スピリッツ、ビールも豊富。特にフルーツを使った日替わりカクテルは人気のようだ。こんな店はちょっとない。とてもいい店だった。場所はマルケービル横から仲町通りに入り、秀華の隣。
最低気温1.8度、最低気温9.8度。曇り一時晴れ。

亀田製菓(本社・新潟市)の主力製品「亀田の柿の種」が発売50周年を迎えたそうだ。これを機に、全国を巡るキャンペーンカー「亀田の柿の種号」も登場したそうだ。上越地方にも来てくれないかな。
とにかく酒のつまみに最高の柿の種。ビールでも、焼酎でも、日本酒でも、何にでも合う万能のおつまみだ。ほとんど切らしたことがない常備つまみである。
いろいろな味の柿の種を出しているが、やっぱり最後はスタンダードの味がいい。

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店の入り口は古民家風で、ウイスキーの樽が置いてあった。店内も古い戸をアクセントにしたり、町屋の天井を生かしたりして、すごく落ち着いた雰囲気だ。カウンターだけ、いろいろなウイスキーが並んでいて、華やかな空間になっている。
最初はスコッチのシングルモルト「ラフロイグ10年」を飲んだ。直径5センチぐらいの丸い宝石のように透明な氷がごろんと1個入っている。強烈なピートの香りが際立つ超個性的なウイスキーだが、これがうまいのだ。これを飲んじゃうと、他のウイスキーが物足りなくなるほど。
↓イチローズモルト・ダブルディスティラーズ

ウイスキーは200種類ほどあるらしい。分厚いメニューを見ていたら、イチローズモルトを発見。埼玉県秩父市にある酒造会社「ベンチャーウィスキー」の製品で、サントリーとニッカの大企業以外でウイスキーを作っている数少ないメーカーである。
しかし、世界一のウィスキーを決める「ワールド・ウィスキー・アワード』で、2007年から5年連続でカテゴリー別日本一を獲得し、世界にその名が轟いている。中でも熟成樽ごとに瓶詰めしたシングルカスクは、手に入れるのが難しい逸品となっている。その創業者が肥土伊知郎さんなので「イチローズモルト」なのである。
以前、イチローズモルトを飲んでみたいと、やまやに行って探したが、なかった。この店のマスターに聞いてみたら、木村酒専など町の専門店に行けば手に入るらしい。
ということで、2杯目は「イチローズモルト・ダブルディスティラーズ」を注文。通販で買うと1本1万円前後はする。飲んでみたら、これまでのどんなウイスキーとも違う香り、味わいだった。たしかに熟成度は低いかもしれないが、力強さを秘めた若々しさがある。発酵槽にミズナラを使ったり、樽もミズナラをはじめ、いろいろな種類を使っているという。2種類のモルト原酒をブレンドして作ったピュアモルトのようだ。人口着色をしていないので、色が薄い。
ウイスキーのほかに、カクテル、スピリッツ、ビールも豊富。特にフルーツを使った日替わりカクテルは人気のようだ。こんな店はちょっとない。とてもいい店だった。場所はマルケービル横から仲町通りに入り、秀華の隣。
最低気温1.8度、最低気温9.8度。曇り一時晴れ。

亀田製菓(本社・新潟市)の主力製品「亀田の柿の種」が発売50周年を迎えたそうだ。これを機に、全国を巡るキャンペーンカー「亀田の柿の種号」も登場したそうだ。上越地方にも来てくれないかな。
とにかく酒のつまみに最高の柿の種。ビールでも、焼酎でも、日本酒でも、何にでも合う万能のおつまみだ。ほとんど切らしたことがない常備つまみである。
いろいろな味の柿の種を出しているが、やっぱり最後はスタンダードの味がいい。

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26日23時32分=2016年=
とらふぐづくしコース
てっさ、てっちり、鉄皮、唐揚げ、雑炊という「とらふぐづくしコース」を、上越市のホテルラングウッド上越11階の「妙高」で食べてきた。今は期間限定の特別価格で提供している。上越ではとらふぐ料理を提供している店はあまりないので、この機会を逃さず食べてきた。
今日は予約で満席のようだ。さて、コースメニューは、先付けが「鉄皮にこごり」で、「てっさ(刺身)」「てっちり(鍋)」、「唐揚げ」、そして締めの「雑炊」、デザートの「柚子シャーベット」である。
↓鉄皮にこごり

↓てっさ

なんと言っても「てっさ」の、コリッとした歯ごたえがなんとも言えない。ポン酢を付け、薬味と一緒に口へ運ぶと、旨味が口の中に広がる。下関から取り寄せたふぐだという。標準コースの2倍のてっさに増量してもらったのが正解。たっぷり食べることができた。皮の部分もおいしかった。
てっさの場合は、厚さが非常に大事で、薄いと歯ごたえがなく、厚いと噛みきれなくなる。盛り付けも美しく、芸術品のようだ。
さて、なんで「てっさ」というのか。毒に当たると命を落としてしまうので、江戸の頃からふぐは「鉄砲」と呼ばれていた。 鉄砲の刺身なので、それを略して「てっさ」になったと言われている。 「てっちり」も同様。
↓てっちり


↓唐揚げ

↓雑炊

締めの「ふぐ雑炊」も最高。蛋白なふぐから出る上品なだしに、ご飯を入れ、卵をとき入れる。これがとてもおいしい。雑炊は人を笑顔にしてくれる。
ふぐ料理には辛口の白ワインがあうのだが、グラスで提供しているワインの中になかったのが残念だ。
最低気温-4.2度、最高気温6.9度。晴れ。
この冬の最低気温を2日連続で更新した。今朝は本当に寒く、なかなか布団から抜け出せなかった。

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今日は予約で満席のようだ。さて、コースメニューは、先付けが「鉄皮にこごり」で、「てっさ(刺身)」「てっちり(鍋)」、「唐揚げ」、そして締めの「雑炊」、デザートの「柚子シャーベット」である。
↓鉄皮にこごり

↓てっさ

なんと言っても「てっさ」の、コリッとした歯ごたえがなんとも言えない。ポン酢を付け、薬味と一緒に口へ運ぶと、旨味が口の中に広がる。下関から取り寄せたふぐだという。標準コースの2倍のてっさに増量してもらったのが正解。たっぷり食べることができた。皮の部分もおいしかった。
てっさの場合は、厚さが非常に大事で、薄いと歯ごたえがなく、厚いと噛みきれなくなる。盛り付けも美しく、芸術品のようだ。
さて、なんで「てっさ」というのか。毒に当たると命を落としてしまうので、江戸の頃からふぐは「鉄砲」と呼ばれていた。 鉄砲の刺身なので、それを略して「てっさ」になったと言われている。 「てっちり」も同様。
↓てっちり


↓唐揚げ

↓雑炊

締めの「ふぐ雑炊」も最高。蛋白なふぐから出る上品なだしに、ご飯を入れ、卵をとき入れる。これがとてもおいしい。雑炊は人を笑顔にしてくれる。
ふぐ料理には辛口の白ワインがあうのだが、グラスで提供しているワインの中になかったのが残念だ。
最低気温-4.2度、最高気温6.9度。晴れ。
この冬の最低気温を2日連続で更新した。今朝は本当に寒く、なかなか布団から抜け出せなかった。

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25日21時56分=2016年=
この程度の雪で交通網ズタズタとは嘆かわしい
1月18日に関東甲信越地方の広い範囲で雪が降り、わずか積雪6cmで交通がマヒし、転倒してけが人が大勢出た。雪国に住む者としては、「それぐらいの雪で大騒ぎするとは……」と笑い飛ばした人も多いと思う。
↓渋滞する上新バイパス18号

しかし、昨日から今日にかけてのわずかばかりの雪で、新潟県内の交通網はズタズタ。新聞も昼ごろになってようやく配達されるという今まで聞いたことがなかったようなひどい有様だ。
高田の降雪量は、17日午前9時からの24時間でわずか15cm。積雪も午前9時で53cmしかない。妙高市では降雪15cm、積雪37cmと上越市よりも少ない。24時間降雪量は新潟市秋葉区(新津)で46cm、糸魚川市で46cmなど、多い所もあるようだ。新潟市内も積雪が30cmを超えたという。
交通網もズタズタで、北陸自動車道、北陸線、国道8号などはマヒしてしまった。読売や日経などの日刊紙は、新潟日報社が受託印刷しているので、今朝はほとんどの新聞が配達されない事態になった。
中・下越中心の大雪とはいえ、この程度の雪で、いったいどうなっているのか。私が高校生のころは、一晩に50cm以上降っても、電車はちゃんと走っていた。国鉄からJRになってから極端に雪に弱くなった。トキ鉄になっても、人員が減っているのだから改善されるわけがない。鉄道の輸送力が落ちれば、道路に自動車が集中する。そして、道路が渋滞するという図式である。
仕事帰りにスーパーで買い物をしていたら、生鮮食品がかなり少ないのに気がついた。交通網がマヒしたので、入荷が滞ったのだろうか。
今日の高田の最低気温は氷点下3.0度。最高気温は2.5度。この冬一番の寒さだ。全国の9割以上で、今朝は氷点下だったという。日本列島全体が冷気に覆われた。明日の朝は冷え込むが、冬型はゆるんでくるという。

ガソリンの安値が続いている。レギュラー1リットル103円というスタンドを何店か見た。今週はさらに下がるのだろうか。

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↓渋滞する上新バイパス18号

しかし、昨日から今日にかけてのわずかばかりの雪で、新潟県内の交通網はズタズタ。新聞も昼ごろになってようやく配達されるという今まで聞いたことがなかったようなひどい有様だ。
高田の降雪量は、17日午前9時からの24時間でわずか15cm。積雪も午前9時で53cmしかない。妙高市では降雪15cm、積雪37cmと上越市よりも少ない。24時間降雪量は新潟市秋葉区(新津)で46cm、糸魚川市で46cmなど、多い所もあるようだ。新潟市内も積雪が30cmを超えたという。
交通網もズタズタで、北陸自動車道、北陸線、国道8号などはマヒしてしまった。読売や日経などの日刊紙は、新潟日報社が受託印刷しているので、今朝はほとんどの新聞が配達されない事態になった。
中・下越中心の大雪とはいえ、この程度の雪で、いったいどうなっているのか。私が高校生のころは、一晩に50cm以上降っても、電車はちゃんと走っていた。国鉄からJRになってから極端に雪に弱くなった。トキ鉄になっても、人員が減っているのだから改善されるわけがない。鉄道の輸送力が落ちれば、道路に自動車が集中する。そして、道路が渋滞するという図式である。
仕事帰りにスーパーで買い物をしていたら、生鮮食品がかなり少ないのに気がついた。交通網がマヒしたので、入荷が滞ったのだろうか。
今日の高田の最低気温は氷点下3.0度。最高気温は2.5度。この冬一番の寒さだ。全国の9割以上で、今朝は氷点下だったという。日本列島全体が冷気に覆われた。明日の朝は冷え込むが、冬型はゆるんでくるという。

ガソリンの安値が続いている。レギュラー1リットル103円というスタンドを何店か見た。今週はさらに下がるのだろうか。

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24日21時23分=2016年=
GOGO宝来軒のランチセット

上越市大豆の山麓線沿いに移転した「GOGO宝来軒」に先日、初めて行ってみた。平日昼限定のラーメンセットと、つけ麺セットがあるということで、それを狙いに。
前の店は藤野新田の上越警察署近くにあり、店は小さく、駐車場も狭かった。こんどは駐車場も広く、小上がりもある。家族で行ける店になった。大安食堂跡地に昨年(2015年)10月4日に移転オープンした。外観もインパクトが有りおしゃれだ。夜はアルコール類も販売しているそうだ。
さて、平日限定ラーメンセットは2種類ある。「上越中華ランチ」と「トクつけランチ」である。パリポリサラダ、ご飯、生卵、ドリンクが付く。ドリンクは9種類から選べる。いずれも税込み1000円。
トクつけ麺を頼む予定だったが、寒かったのでなぜか上越中華ソバのランチを頼んでしまった。とてもおいしかったので、後悔したわけじゃないけど。

パリポリサラダというのが付いていて、レタスとトマトの野菜の上に揚げたラーメンがトッピングしてある。これがなかなかうまい。生卵はなんで付いているかというと、麺に付けて食べたり、スープに入れて味変を楽しむためのようだ。ご飯にかけてもいい。
さて、上越中華ソバは、玉ねぎが大量に浮かんでいて、チャーシューは2枚、ナルトと海苔が1枚。そして、すりおろしたショウガがたっぷりのせてある。長岡の青島食堂のラーメンのようだ。これは体が温まるな。
それだけではなく、スープの表面には透明な脂が膜を作って浮いている。全然しつこくない脂で、へんな臭いもない。これがスープの保温材の役割をしていて、ぜんぜんスープが冷めないのに驚いた。ご飯を食べたり、サラダを食べたりしても、最後までやけどしそうなほどアツアツなのだ。
そしてアツアツなスープに負けず、自家製の中太の麺はコシが強く、最後まで伸びないのがすごい。
ランチセットの上越中華ソバは醤油味限定だが、単品では塩や味噌味もあるし、移転後は「塩レモン」が加わった。今度食べてみたい。
上越市大豆1-12-59。電話025-523-1750。木曜定休。
最低気温-2.4度、最高気温2.1度。雪。

1月13日の氷点下2.6度に次ぐ寒さで、一日中吹雪だった。一時ひどい吹雪になり、車で走っていたら、ホワイトアウトして前が見えなくなった。自動車は昼間もライトを付けて走っていた。
夜になったら、星も見えた。明日の朝まで降らないといいのだが。

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23日23時03分=2016年=
綱渡りの先生の名はオマンコスキー! 映画「ザ・ウォーク」

【評】★5つが最高
★★★


とてもストレートな映画。1974年当時、世界一を誇ったニューヨークのマンハッタンにそびえ立つワールド・トレード・センター・ビル。同時多発テロでなくなった2つのビル間で、空中綱渡りに挑戦したフランスの大道芸人のフィリップ・プティの著書を実写化した実録ドラマである。監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメキス。
なにせ地上110階、高さ411mでの綱渡り。それも命綱なしの空中闊歩である。高所恐怖症の人は、見るだけでたいへんなことになる。2008年に台湾に行ったとき、世界一のノッポビル「TAIPEI 101」に上がったことがある。高さ508m。地上にある車がミニカーのように見えたので、その高さを実感できる。
さて、綱渡り芸人のフィリップ・プティ(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、ワールド・トレード・センター・ビル建設の模様を週刊誌で読み、2つのビルの間を渡る計画を夢見る。
夢の実現に向け。路上で歌を歌っていたアニー(シャルロット・ルボン)らを巻き込み、仲間に支えられながら一歩ずつ計画を進める…。
なぜ、そんなことを夢見るかというと、8歳のときに、ベン・キングズレー演じる綱渡り芸人オマンコスキーの綱渡りを見て、弟子に志願する。オマンコスキーだからね。笑ってしまう。固有名詞なので、字幕もそのまま書くのは仕方ないのだろう。
実現までに幾多の困難があり、極秘に計画を進め、ついに計画が実行された。違法行為なのですぐにプティは逮捕されたが、この綱渡りは”史上最も美しい芸術犯罪”としてさまざまなクリエーターから絶賛された。映画の中でも、逮捕した警官が称賛する場面があるし、見ていた観客からすごい拍手を得る。
確かに他愛のない映画だが、「綱渡りは死ではなく、生の実感だ」などと、一定の哲学をもって“犯罪”を美化している。そして、「2度とやるなよ」と釘を刺されながら、ビルの屋上への無期限パスをもらうなど、称賛されている様子が描かれている。犯罪であっても、アメリカ人はこういうクレイジーな人に鷹揚なのだ。
完成間近のワールド・トレード・センターを彼が綱渡りすることで、当時多くの人が親近感を抱いた。「あなたが息を吹き込んだのよ」というせりふがそれを表している。人々はこの映画を通して今はないワールド・トレード・センターの2つのビルに思いを馳せ、二重の感動に包まれる仕掛けだ。
J-MAXシアターで上映中。
◇予告編
↓オフィシャルサイト
http://www.thewalk-movie.jp/
最低気温-1.5度、最高気温2.8度。小雪。
昨年12月から、提携する新聞や雑誌などが、LINEに設けた各社の公式アカウントからニュースを配信できるようになった。毎日新聞、朝日新聞などいくつかのニュースを読んでいるが、朝晩などにプッシュ通知で配信されるので、なかなかいい感じだ。
画像入りで、見出しが11~13字ぐらいで短く、ぱっと見て分かる。記事の配置、セレクトもいいと思う。

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22日23時52分=2016年=
こんなラブストーリーもあったのか!映画「恋人たち」
【評】★5つが最高
★★★★

「おくりびと」が賞をほぼ独占した2009年の日本アカデミー賞にあって、ただ一つ風穴をあけたのが橋口亮輔監督の「ぐるりのこと。」だった。この映画で主役の翔子を演じた木村多江が最優秀主演女優賞を獲得した。壊れていきそうになる1組の夫婦が、本当の夫婦の繋がりを見付けていく一種のラブストーリーだった。
あれから7年。不器用で苦しんだり、揺れ動きながら日常を生きている3組の男女の姿を、クロスさせながら描いたのが本作「恋人たち」だ。人間的に魅力ある人も出てこないし、美男美女も出てこない。なにしろ、主役の3人が、プロの俳優ではないときている。ヒットする要素がまったくない映画だ。
そんな映画が、キネマ旬報ベスト・テン1位、監督賞、脚本賞、新人男優賞(篠原篤)を獲得した。毎日映画コンクールの日本映画大賞も獲得した。どこにでもいるような人々の日常を、そのまま等身大で描いたところが評価されたのだろうか。「すごい」映画だが、誰にでも薦めたい映画ではないし、誰もが感動するわけでもない。もしかしたら、始めから終わりまでイライラしてしまう人もいるだろう。タイトルに釣られ、甘いラブストーリーだと思って映画を見ると怪我をする。この映画を評価する人もいるし、退屈な人もいる。それが映画の醍醐味である。
3組の男女のうち、中心となるのは妻を殺され、精神を病みながら、犯人を憎み続ける男、篠塚アツシ(篠原篤)。そして、夫や姑とうまくいかず、突如現れた男に心揺れ動く主婦・瞳子(高橋瞳子)。そしてゲイで完璧主義者のエリート弁護士・四ノ宮(池田良)である。プロの俳優ではないが、その分、すごく生活感があって、存在がリアル。せりふだって、溢れ出てくるような自然さがいい。
特に、アツシが街角で立ち小便する男の前を覗いて楽しそうにしているカップルを見た後、妻の祭壇の前で、妻にプロポーズしたときの思い出をつぶやきながら慟哭する長いカットが素晴らしかった。「殺してもいい戦国時代に生きたかった」とのせりふがズンときた。おそらくこの場面で新人男優賞の獲得が決まったと思う。映画のタイトル「恋人たち」も、立ち小便のカップルを指すのか。
「ぐるりのこと。」との関連を考えると、この映画も夫婦(ゲイの恋人も含む)の繋がりを見つけていく一種のラブストーリーだった。あのアツシは妻の死と、不条理を乗り越えたのだろうか(エンドロールの祭壇に飾られたきれいなチューリップが乗り越えたことを象徴していたのか)。瞳子は夫との平凡な生活に戻ったのだろうか(夫とのコンドームを使わないセックスで、絆を回復したのか)。ゲイのエリート弁護士はどうなったのか……。映画を見終わった後も、さまざまな思いが錯綜し、頭がぐるぐる回っている。
この映画「恋人たち」は、上越市の高田世界館で上映中。1月31日まで。平日は午後7時からの1回だけの上映なので注意。
↓予告編
最低気温-0.3度、最高気温2.9度。曇りときどき雪。
今日は夜になって雪が強くなってきた。明日の朝までにどのくらい積もるだろうか。

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★★★★

「おくりびと」が賞をほぼ独占した2009年の日本アカデミー賞にあって、ただ一つ風穴をあけたのが橋口亮輔監督の「ぐるりのこと。」だった。この映画で主役の翔子を演じた木村多江が最優秀主演女優賞を獲得した。壊れていきそうになる1組の夫婦が、本当の夫婦の繋がりを見付けていく一種のラブストーリーだった。
あれから7年。不器用で苦しんだり、揺れ動きながら日常を生きている3組の男女の姿を、クロスさせながら描いたのが本作「恋人たち」だ。人間的に魅力ある人も出てこないし、美男美女も出てこない。なにしろ、主役の3人が、プロの俳優ではないときている。ヒットする要素がまったくない映画だ。
そんな映画が、キネマ旬報ベスト・テン1位、監督賞、脚本賞、新人男優賞(篠原篤)を獲得した。毎日映画コンクールの日本映画大賞も獲得した。どこにでもいるような人々の日常を、そのまま等身大で描いたところが評価されたのだろうか。「すごい」映画だが、誰にでも薦めたい映画ではないし、誰もが感動するわけでもない。もしかしたら、始めから終わりまでイライラしてしまう人もいるだろう。タイトルに釣られ、甘いラブストーリーだと思って映画を見ると怪我をする。この映画を評価する人もいるし、退屈な人もいる。それが映画の醍醐味である。
3組の男女のうち、中心となるのは妻を殺され、精神を病みながら、犯人を憎み続ける男、篠塚アツシ(篠原篤)。そして、夫や姑とうまくいかず、突如現れた男に心揺れ動く主婦・瞳子(高橋瞳子)。そしてゲイで完璧主義者のエリート弁護士・四ノ宮(池田良)である。プロの俳優ではないが、その分、すごく生活感があって、存在がリアル。せりふだって、溢れ出てくるような自然さがいい。
特に、アツシが街角で立ち小便する男の前を覗いて楽しそうにしているカップルを見た後、妻の祭壇の前で、妻にプロポーズしたときの思い出をつぶやきながら慟哭する長いカットが素晴らしかった。「殺してもいい戦国時代に生きたかった」とのせりふがズンときた。おそらくこの場面で新人男優賞の獲得が決まったと思う。映画のタイトル「恋人たち」も、立ち小便のカップルを指すのか。
「ぐるりのこと。」との関連を考えると、この映画も夫婦(ゲイの恋人も含む)の繋がりを見つけていく一種のラブストーリーだった。あのアツシは妻の死と、不条理を乗り越えたのだろうか(エンドロールの祭壇に飾られたきれいなチューリップが乗り越えたことを象徴していたのか)。瞳子は夫との平凡な生活に戻ったのだろうか(夫とのコンドームを使わないセックスで、絆を回復したのか)。ゲイのエリート弁護士はどうなったのか……。映画を見終わった後も、さまざまな思いが錯綜し、頭がぐるぐる回っている。
この映画「恋人たち」は、上越市の高田世界館で上映中。1月31日まで。平日は午後7時からの1回だけの上映なので注意。
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最低気温-0.3度、最高気温2.9度。曇りときどき雪。
今日は夜になって雪が強くなってきた。明日の朝までにどのくらい積もるだろうか。

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