31日23時17分=2017年=
プチプチ食感を楽しむ「海ぶどう」
冷蔵庫に入れてはいけないそうだ

知人から土産に宮古島の「海ぶどう」をいただいた。海ぶどうは、沖縄県や鹿児島県ではグリーンキャビアとも呼ばれる改装で、学名はクビレズタという。外国語のようだが「くびれたツタ」なんだという。長さ2m~5mにもなるようだ。
生食で、食べる直前に醤油や三杯酢、ドレッシングに付けて食べる。上からかけるとプチプチ感がなくなってしまう。サラダにしてもいい。もう一つ重要なのは、低温に弱いので、10度以下にしてはいけない。つまり、冷蔵庫に入れてはいけないという。常温のままでOKだ。
さっそく、酒のつまみにいただいた。居酒屋で刺し身の付け合わせに出てきたこともあり、刺し身との相性は抜群だ。ちょうど刺し身を買ってきたので、一緒にいただいた。
プチプチとした食感がなんともいえない。味も香りもはほとんどなく、ひたすら食感を楽しむ。カロリーはほとんどないし、ヘルシーな海藻だと思う。
宮古島は板倉区の中村十作が人頭税を廃止した所
↓人頭税石(1月のパネル展より)


宮古島といえば、上越市板倉区出身の中村十作が、1893年(明治26年)に“人頭税”という悪税の廃止に尽力したことで知られる。負担は収穫高の65%にも上った酷税だったので、逃れるために手足を切り落としたり、逃亡する者もいたらしい。
中村十作だけではなく、同じ板倉の読売新聞記者、増田義一の記事で国民に周知された。世論の後押しもあり、廃止が実現したという。
人頭税というのは、税の中でも最も厳しい税で、納税能力に関係なく、1人につき一定額を課す税金のこと。イギリスでは、サッチャーが1990年に導入したが、国民世論の反発が強く1990年11月に辞任する一因となったことでも知られる。
今年1月から2月にかけて、上越市本町5のミュゼ雪小町で、中村十作を紹介するパネル展をやっていたので、見てきた。中村十作の生誕150年を記念して開催したという。
会場では中村十作が父に金の工面をする手紙や、背丈が石の高さと同じになると税がかけられたという「人頭税石」の実物大写真もあった。
今日の足跡
最低気温5.7度、最高気温8.9度。曇り。

○……今日の上越タイムスに、3月26日で閉店した「麺処 暁」の広告が出ていた。ジャックランド4月号にも出ていたが、急な閉店だったので月刊誌は仕方がないかも。タイムスは日刊紙なのに、なぜ閉店した店を掲載したのだろう。誰も知らなかったのだろうか。掲載料は請求するのだろうか。

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30日20時43分=2017年=
宇宙船内で極限状態の男女の愛とは 映画「パッセンジャー」
【評】★5つが最高
★★★★

登場人物はほとんど2+1で進行
宇宙船の中で繰り広げられるSFは「2001年宇宙の旅」や、「スターウォーズ」「スター・トレック」「オデッセイ」「ゼロ・グラビティ」などのほか、日本では「ギャラクシー街道」などがある。でもこの映画「パッセンジャー」は最初から最後まで宇宙船内である。登場人物もほとんど2人+1人で進行する(だたし、冬眠状態の人間は何人も出てくるし、CG上やアンドロイドでは何人かが出てくる)。
未来の宇宙船が素晴らしい
「2001年宇宙の旅」では無重力状態や宇宙船内の様子が興味深かったが、この映画もCGを使って未来の様子を見せてくれる。話し相手にもなってくれるアンドロイドのバーテンダーは、前を向いたまま横移動をして笑わせる。もちろん、レストランのウエイターもロボットで、ルンバを進化させたようなお掃除ロボットも出てくる。体をスキャンして病気を瞬時に診断もできる。宇宙船内には実際に格闘できるゲームやら、バスケコート、プールなどもあった。iPadを進化させたような端末もあった。未来の宇宙船の様子が楽しい。


一人だけ早く冬眠から目覚める
さて、ストーリーだが、西暦20XX年、地球は人口が過剰になり、目的地の惑星を目指し、5000人を乗せた地球を出発した豪華宇宙船アバロン号の船内。機械技師の男ジム(クリス・プラット)が冬眠装置から目を覚ました。宇宙船内を調べると、自分以外だれも起きていない。コンピュータに尋ねると、宇宙船は30年前に出発し、到着するのは90年後だという。早く目覚めすぎたのだ(目覚めの音楽は、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」)。このままでは到着するまでに船内で寿命が尽きてしまう。


一体どうして早く目覚めたか分からないが、レストランではロボットが食事を作ってくれるし、申し分がない。しかし、孤独はなんともしがたく、自殺もしかけた。1年が経過した頃、冬眠装置で眠っている作家志望の美しい女性オーロラ(ジェニファー・ローレンス)に恋をした。アンドロイドのバーテンダーに打ち明け、あることを実行に移した。
なんと、冬眠装置の回路をショートさせてしまったのだ。オーロラは目覚め、装置の故障を嘆くが、閉ざされた宇宙船内で男女が一緒にいればどうなるかは自明。二人は愛しあい、宇宙船に備えられた格闘ゲームなどを楽しみ、プールで泳ぎ、楽しい1年が過ぎていく……。
ある日ジムとオーロラがバーで過ごし、ジムが婚約指輪を渡そうと席を外したとき、アンドロイドのバーテンダーが「1年前、ジムはあなたに会うのを楽しみにしていた」とローラにばらしてしまう。ロボットだからうそはつけないのだ。ローラはジムが冬眠装置を解除し、自分の人生をめちゃめちゃにしたことに怒り、二人は絶縁状態になる。だが、3人目の黒人の男性乗務員も目覚める。宇宙船は深刻な故障に見舞われていることが分かり、258人の乗務員と5000人の乗客の命も危うくなる。
未来の宇宙船内も格差社会
ここからが面白いのだが、ネタバレになってしまう。あっと驚く素晴らしいラストシーンもあり、見事なSF娯楽作に仕上がっている。 ただし、セキュリティーの要のIDブレスレットを3人で使い回しするなど、かなり無理やりな設定も多いのが気になった。
さて、宇宙船は大きなビジネスの一環で、ジムはこの宇宙船に搭乗優待券で乗った一番ランクが低いクラス。だから、飲み物は「コーヒーLサイズ」のみ。カプチーノなどは飲めない。食事も、寝室も、娯楽もランクがあって天と地ほども違うのが、現代の格差社会を写していて面白い。
セクシーな女優になったジェニファー・ローレンス

出演者はほとんど2人だけ。「ハンガー・ゲーム」で野生の少女を演じたジェニファー・ローレンスが、ずいぶんセクシーで美しい女性に成長していて驚いた。もう26歳か。まだ見ていないが、「世界にひとつのプレイブック」で第85回アカデミー賞主演女優賞を受賞しただけに、演技力も抜群だ。確か何年か前に、iCloudからヌード写真が大量に流出したことがあったっけ。
クリス・プラットは、「マグニフィセントセブン」にも出ていて、今が旬の俳優だと思う。
もう一人(かな)。アンドロイドのバーテンダー、アーサーはどこかで見た顔だが思い出せない。帰ってから調べたら、あの「クイーン」に出ていたマイケル・シーンだ。英国首相トニー・ブレア役をやった人だった。本来は舞台俳優らしい。
J-MAXシアターで上映中。
↓公式サイト
http://www.passenger-movie.jp/
↓予告編
今日の足跡
最低気温4.2度、最高気温16.6度。晴れ。
○……気温が15度を超えると、コートがいらなくなる。それはいいのだが、花粉が……

○……新潟県出身で、上越市にも縁があるハリウッド俳優、渡辺謙に、まさかの不倫報道。花見の前にワイドショーで朝から花盛り。

○……「スプーンで食べる甘酒」を食べた。新潟市の一正蒲鉾の製品。甘酒を寒天で固めたような製品で、着目は面白い。健康食品かと思ったら、果糖ぶどう糖液糖やらゲル化剤、香料、色素などの添加物が使われていてがっかり。これだったら、自分で作るべし。「スプーンで食べる」とありながら、スプーンが付いていないのも惜しい。

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29日22時49分=2017年=
“洗濯屋けんちゃん”のルーツ 上越市高田生まれの五十嵐健治


五十嵐健治といっても知らない人が多いかもしれない。上越市高田(鴨島)生まれの人で、1906年(明治39年)3月に日本橋呉服町で日本初のドライクリーニングの白洋舍を創設した。ドライクリーニング業界の最大手の会社だが、白洋舎は新潟県にないし、新潟県で活躍した人ではないので、知らない人が多いわけだ。まさに“洗濯屋けんちゃん”のルーツである。(^o^)



五十嵐健治については、日本で初めてドライクリーニングを始めた上越出身者、という認識程度しかなかったが、先日3月25日の昼ごろ、「和風総本家」という番組で、五十嵐健治の半生をドラマ仕立てで放送していた。
スペシャル番組で「日本を支えるスゴイ機械」というタイトル。健治は両親が離婚したので、養子に出されてしまったんだな。家計を助けるために13歳で長野の玩具店に丁稚奉公に出るのだ。その後、いろいろな職業につくが、18歳の時に函館の洗濯店で働き、運命が決まった。



29歳で日本橋に洗濯店を開業。当時は洗濯は家庭でするのが一般的で、洗濯屋に頼むのは富裕層だ。だが、ドレスなどは洗濯できず、クリーニングのために外国へ服を送っているのを知った。健治は安く洗濯を請け負う方法を模索するなかで、ドライクリーニングのことを知る。しかし、日本には溶剤がなく海外から輸入するしかなかった。健治は洗濯店を閉め溶剤の開発を始め、明治40年にようやく溶剤を完成させた。そしてドライクリーニングができる機械の製作に入った。明治40年に洗濯機を開発するが、溶剤が引火する危険性があり、大やけどを負いながら改善し、完成したという。
昭和に入り安全なドライクリーニングの設備が完成した。白洋舎では今もオリジナルのクリーニング機を使用している。
白洋舍創業者、五十嵐健治の半生は三浦綾子の「夕あり朝あり」に記されているそうだ。今度読んでみたい。


今日の足跡
最低気温3.2度、最高気温12.8度。晴れ。

○……上越市大貫の山麓線沿いに、ナルス高田西店が3月25日にオープンした。翌26日に、初めて入ってみた。通路がゆったりしているし、総菜が充実していた。目玉品のバナナがすごかった。17本の房が付いていて、なんと198円。1本につき12円弱だ。いったい、どうやったらこんな値段で売ることができるのだろう。
↓ナルス

↓7月オープンのツタヤ


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28日22時22分=2017年=
本当の豊かさとは? 味わい深い快作「人生フルーツ」
【評】★5つが最高
★★★★

「平成ジレンマ」「ヤクザと憲法」など優れたドキュメンタリー映画を送り出している東海テレビの作品である。今年1月に公開したばかりの「人生フルーツ」が10作目だという。もう上映は終了してしまったが、上越市の高田世界館で鑑賞した。

今作も、実に味わい深い快作。団地の一角、雑木林と菜園に囲まれた平屋に住む90歳と87歳の老夫婦が主人公。名古屋近郊のニュータウンの計画に関わった建築家と、その妻である。有機農法で100種類もの果物や野菜を自給自足し、食べ物はなにからなにまで2人で手作り。時間をたっぷりかけて作る料理もうまそうだ。家の修理やら、庭の手入れまで全部2人でやっている。「豊かな生活」とはこんな生活のことを指すのだろう。


夫妻は自ら設計した高蔵寺に、完成時からずっと住み続け、50年。尊敬するアントニン・レーモンドの自邸をなぞらえた30畳ワンルームの丸太小屋風の家である。周囲は植えた苗木が育ち、雑木林になっている。
おそらく年金だけで暮らしているのだろう。でも、外食はせず、コンビニも使わず、手作りを徹底してやっているだけに、素材はいいものを使っており、ずいぶんリッチな生活に見える。二人の暮らしは理想郷のようだ。
2人の顔は、穏やかでやさしくて、とても美しい。「年を重ねるごとに美しくなる人生」を体現している。
どんな素晴らしい「命」でも、いつまでも続かない。津端修一さんの方が、先に亡くなってしまった。残された妻・英子さんの気持ちを思うと、辛いものがある。自分の老後を思わずにいられない。こんな豊かな老後ができるだろうか心配になった。
樹木希林のナレーションも素晴らしかった。
↓公式サイト
http://life-is-fruity.com/
今日の足跡
最低気温2.1度、最高気温10.9度。晴れ。


○……「どみそ」というカップ麺を食べた。「とみそ」というのは東京の行列ができるラーメン店らしい。鶏豚の旨味に魚介の旨味が重なる味だという。食べてみたら、けっこうおいしかった。
上越地方で「どみそ」といえば、「泣き虫」のことなんだけど。

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27日22時30分=2017年=
柏崎市の「おおはし」 イサザの踊り食いも
イサザの踊り食い
先日、柏崎市に行った折、柏崎駅前にある「食事処おおはし」で昼食を食べた。ここは、出張のビジネスマンに人気の店で、新鮮な魚介類が手頃な値段で食べられるのだ。
人気の刺身定食、焼魚定食、煮魚定食、フライ定食、とんかつ定食の5種類どれでも1260円。聞くと、焼魚と煮魚は20分ほど時間がかかるそうだ。魚は何種類かの中から選べるようになっている。今回は、刺身定食を注文した。
お通しに、ごぼう巻きの煮付けと、パイナップルが出てきた。不思議な組み合わせだ。さらには、小鉢が運ばれてきて、中をみると透明な小魚が2匹動き回っている。早春を告げる魚、イサザである。わずか2匹だが、一応踊り食いを楽しめる。
↓イサザ

正式名称は「シロウオ」。酢醤油があればいいのだが、酢がないのでしょうゆをかけて、いただく。2匹だけなので、のどを通る食感はあまりなかった。上越市の有間川の河口で、イサザの踊り食いを食べさせる所があって、食べたことがある。随分昔だが、コップ1杯500円だった。最近はあまり採れないらしく、新聞記事になることもない。
有間川ではゴールデンウイーク頃なので、この店のイサザはおそらく、九州あたりから取り寄せたものだろう。店の中の水槽にたくさん泳いでいた。
真鯛一匹丸ごとの刺し身
↓刺身定食の真鯛

さて、刺し身定食だが、体長20cmほどの真鯛が丸ごと一匹出た。春先の真鯛なので、ピンク色をしている。「桜鯛」である。こんな風に調理した刺し身は珍しい。身は柔らかすぎず、硬すぎず、ちょうど食べごろだった。
店内の客ははスーツを着て、バッグを持った出張族や、サラリーマンばかり。うわさに聞いたとおりだった。新鮮な魚介類が食べられるのがいいのだろう。


今日の足跡
最低気温4.6度、最高気温10.2度。雨。
○……午前9時20分ごろ、栃木県那須町湯本の那須温泉ファミリースキー場で雪崩が起き、春山登山の研修に参加していたグループが巻き込まれ、県立大田原高の男子生徒ら7人と引率教諭1人の計8人が死亡するという悲惨な事故があった。この事故で、高田駐屯地からも部隊が派遣されたという。
腰まで埋まるような降雪があり、表層雪崩が起きる条件が整っていた。比較的小規模な表層雪崩だったというが、雪崩に巻き込まれたら呼吸ができなくなる。なだれ注意報が出ていたというのに、山でラッセルの訓練とは無謀だと思う。成田空港でも雪が積もったそうで、もうすぐ4月だというのに珍しい。

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26日20時21分=2017年=
ハッピーエンドにならない映画「妻への旅路」
【評】★5つが最高
★★★★

「赤いコーリャン」のチャン・イーモウ監督の最新作「妻への旅路」。今日、上越映画鑑賞会の例会に、高田世界館で上映された。イーモウ監督だけに「もう、いーよ」(笑い)と言いたくなるほどの切ない映画だった。
毛沢東思想の核心とも言える文化大革命。その中で、知識人や官僚に対する弾圧は熾烈を極めた。日本では左翼が弾圧されたが、共産主義国の中国では、右翼が弾圧される。この辺の頭の切り替えは難しいが、頭の中では理解できる。「自由主義」は弾圧されるのだ。でも、映画の中でみると、日本で共産主義者が弾圧されたのとまったく同じ状況が展開される。国の体制が違うと、180度違うというのが悲惨だ。
↓予告編
映画は1977年、文化大革命が終結し、20年ぶりに夫の陸焉識(チェン・ダオミン)が帰ってくる。妻の馮婉玉(コン・リー)と再会するが、待ちすぎた妻は心労のあまり、夫の記憶だけを失っていたのだ。
妻の馮婉玉は、自分の娘の丹丹(チャン・ホエウェン)ともうまくいかず、別居中。夫は近くに住みながら、妻の記憶を呼び戻そうと奔走する。得意のピアノ曲を弾いて記憶を呼び戻そうとするが、もう少しというところで失敗する。妻が寝たところを急襲する作戦も失敗。そして、収容所で書き溜めた何百通もの妻への手紙をくる日も彼女に読み聞かせ、帰らぬ夫を駅に迎えにいく彼女に寄りそうという辛い日々。
果たして、彼女の記憶が戻る日は来るのか……と期待するところだが、うまくいかない。あの「岸壁の母」や、「忠犬ハチ公」の例をあげるまでもなく、現実は厳しい。「待ち人現れず」なのである。
韓国ドラマなら最後に記憶が甦ってハッピーエンドとなるのだが、チャン・イーモウ監督はそんな見え透いた手を使わない。それだけに、切ない幕切れになった。

ひたすら夫を待ち続ける妻を演じたコン・リーは見事と言うしかない。「赤いコーリャン」(1987年)から、ちょうど30年。ういういしいデビュー作の印象を残しつつも、いまは51歳である。美しい顔立ちはそのままだ。夫役のチェン・ダオミンの演技は、非の打ち所がないほど素晴らしい。
↓愛くるしいチャン・ホエウェン

ベテランは別にして、注目は娘の丹丹を演じた、チャン・ホエウェンが可愛らしさが際立つ。もはや日本では「長い黒髪」のように消滅してしまった、純粋で素朴な可愛らしさがある。特に目がいい。
文化大革命を暗に批判している映画だが、今の中国ではどのように評価されているのだろうか。
映画上映前、上越映画鑑賞会の増村会長は「チャン・イーモウ監督の映画を上映するのは、これで6本目。山田洋次監督と並んで最も多い」と話していた。ほかに、「HERO」や「単騎、千里を走る」などもJ-MAXで上映していて、中国人監督では最も馴染みがある。
良い映画を上映してもえらてありがたいが、会員が100人程度と少なく、採算が取れない状態になっている。会員のメリットが多いので、ぜひ多くの人に入会してほしい。
さて、上越映画鑑賞会の次の例会上映は「帰ってきたヒトラー」。ヒトラーが21世紀にタイムスリップするという喜劇、もしくは悲劇。ヒトラーがものまね芸人としてブレイクし、大衆の心を捉えていく。まるで、アメリカの某大統領のような話。この映画は必見である。上映は5月28日(日)で、午前11時、午後2時、午後6時の計3回。
↓公式サイト
http://cominghome.gaga.ne.jp/
今日の
最低気温-0.8度、最高気温12.2度。晴れ。

○……Asahiのスーパードライの発売30周年を記念した新製品、「エクストラハード」を飲んだ。実にうまい。スキッとしていて、爽快。このくらいドライでもいいと思う。

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★★★★

「赤いコーリャン」のチャン・イーモウ監督の最新作「妻への旅路」。今日、上越映画鑑賞会の例会に、高田世界館で上映された。イーモウ監督だけに「もう、いーよ」(笑い)と言いたくなるほどの切ない映画だった。
毛沢東思想の核心とも言える文化大革命。その中で、知識人や官僚に対する弾圧は熾烈を極めた。日本では左翼が弾圧されたが、共産主義国の中国では、右翼が弾圧される。この辺の頭の切り替えは難しいが、頭の中では理解できる。「自由主義」は弾圧されるのだ。でも、映画の中でみると、日本で共産主義者が弾圧されたのとまったく同じ状況が展開される。国の体制が違うと、180度違うというのが悲惨だ。
↓予告編
映画は1977年、文化大革命が終結し、20年ぶりに夫の陸焉識(チェン・ダオミン)が帰ってくる。妻の馮婉玉(コン・リー)と再会するが、待ちすぎた妻は心労のあまり、夫の記憶だけを失っていたのだ。
妻の馮婉玉は、自分の娘の丹丹(チャン・ホエウェン)ともうまくいかず、別居中。夫は近くに住みながら、妻の記憶を呼び戻そうと奔走する。得意のピアノ曲を弾いて記憶を呼び戻そうとするが、もう少しというところで失敗する。妻が寝たところを急襲する作戦も失敗。そして、収容所で書き溜めた何百通もの妻への手紙をくる日も彼女に読み聞かせ、帰らぬ夫を駅に迎えにいく彼女に寄りそうという辛い日々。
果たして、彼女の記憶が戻る日は来るのか……と期待するところだが、うまくいかない。あの「岸壁の母」や、「忠犬ハチ公」の例をあげるまでもなく、現実は厳しい。「待ち人現れず」なのである。
韓国ドラマなら最後に記憶が甦ってハッピーエンドとなるのだが、チャン・イーモウ監督はそんな見え透いた手を使わない。それだけに、切ない幕切れになった。

ひたすら夫を待ち続ける妻を演じたコン・リーは見事と言うしかない。「赤いコーリャン」(1987年)から、ちょうど30年。ういういしいデビュー作の印象を残しつつも、いまは51歳である。美しい顔立ちはそのままだ。夫役のチェン・ダオミンの演技は、非の打ち所がないほど素晴らしい。
↓愛くるしいチャン・ホエウェン

ベテランは別にして、注目は娘の丹丹を演じた、チャン・ホエウェンが可愛らしさが際立つ。もはや日本では「長い黒髪」のように消滅してしまった、純粋で素朴な可愛らしさがある。特に目がいい。
文化大革命を暗に批判している映画だが、今の中国ではどのように評価されているのだろうか。
映画上映前、上越映画鑑賞会の増村会長は「チャン・イーモウ監督の映画を上映するのは、これで6本目。山田洋次監督と並んで最も多い」と話していた。ほかに、「HERO」や「単騎、千里を走る」などもJ-MAXで上映していて、中国人監督では最も馴染みがある。
良い映画を上映してもえらてありがたいが、会員が100人程度と少なく、採算が取れない状態になっている。会員のメリットが多いので、ぜひ多くの人に入会してほしい。
さて、上越映画鑑賞会の次の例会上映は「帰ってきたヒトラー」。ヒトラーが21世紀にタイムスリップするという喜劇、もしくは悲劇。ヒトラーがものまね芸人としてブレイクし、大衆の心を捉えていく。まるで、アメリカの某大統領のような話。この映画は必見である。上映は5月28日(日)で、午前11時、午後2時、午後6時の計3回。
↓公式サイト
http://cominghome.gaga.ne.jp/
今日の足跡
最低気温-0.8度、最高気温12.2度。晴れ。

○……Asahiのスーパードライの発売30周年を記念した新製品、「エクストラハード」を飲んだ。実にうまい。スキッとしていて、爽快。このくらいドライでもいいと思う。

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25日23時15分=2017年=
妙高市学校町の火災 焼け跡無残
一夜明けた火事現場

昨夜、妙高市学校町で2軒の住宅を全焼した火災現場に、今朝行ってみた。警察が大勢で実況見分していた。火災の原因はなんだろうか。
火元の鹿住さん宅はひどく燃えていて、車庫などに入っていた3台の自動車も焼けていた。延焼した片所さん宅は、屋根裏から火が入ったように見える。そのためか、2階を中心に燃えている。1階はそれほどでもない。片所さん宅は大きな家なので、鎮火するまで時間がかかったのかもしれない。
火事の煙はずいぶん高くまで上がっていた。放水で火は収まったかと思うと燃え上がり、その繰り返し。鎮火まで2時間以上かかったのは、何か原因があるのだろうか。
上町や田町の火災を思い出した
2012年の上町の大火を思い出してしまった。2008年1月30日にも田町2丁目で住宅3棟を焼く火事があった。新井地区は古い家が多く、軒が連なっているので、大火になる危険性が高い。我が家も住宅密集地なので、気をつけなければ。
【関連記事】
◇妙高市上町で大火 連たん地域の怖さ(2012年4月23日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-1641.html
今日の足跡
最低気温2.1度、最高気温9.6度。曇りときどき晴れ。

○……上越市東城3の人気ラーメン店「麺処 暁」が明日で閉店ということで、午前11時の開店前から長い行列ができていた。行列が一番長かったのは正午過ぎで、店の外だけで30人は並んでいた。おそらく、この店のファンが押しかけたのだろうな。それにしても、ジャックランド4月号のラーメン特集でこの店のラーメンが掲載されているので、取材のときにはやめる予定はなかったのだろう。


○……高田公園の観桜会状は4月1日の開幕を前に、テントの設営や、ぼんぼりなどの設置、会場内の掃除などが急ピッチで進められている。あと、ちょうど1週間である。

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24日23時50分=2017年=
柏崎の名物「明治饅頭」食べ納め 老舗の「美野屋」5月末に閉店
好きな饅頭の私的ベスト3
柏崎駅前にある老舗和菓子店「美野屋」の「元祖 明治饅頭」は、好きな饅頭の私的ベスト3に入る。以前に書いたことがあるが、ベスト3は次の通り。
(1)板倉区の小林堂「又右衛門まんじゅう」
(2)柏崎市美野屋の「明治饅頭」
(3)野沢温泉ふきやの「栗入り温泉まんぢう」
その「明治饅頭」がなくなってしまう。売上の減少と、後継者不在が閉店の理由だという。売上はピークの5分の1というから深刻だ。
↓「明治饅頭」。5個入り400円

報道によると、美野屋は1883年(明治16年)の創業で、その名も創業期にちなんでつけられたという。明治天皇が北陸巡行で口にされたからと聞いたことがあるが、そうではないらしい。
北陸自動車道の米山パーキングに立ち寄ると、必ず買うことにしている。5個入りで400円と、値段も手頃だ。だが、柏崎駅前の本店には行ったことがない。閉店前に一度行ってみようと、柏崎市に向かった。
歴史を感じる落ち着いた店舗

長い歴史の重みを感じる落ち着いた店舗で、明治饅頭だけではなく、いろいろなお菓子を販売していた。閉店が近いせいか、客もほどほどにいた。130年以上続いた老舗が、あっけなくなくなってしまうのは、とても残念だ。
↓上品な白あんがおいしい

5月末閉店なので、まだ2か月以上あるが、もしかしたら最後になるかもしれないと思い、一口一口味わいながら食べた。あっさりした白あんがおいしい。白あんのまんじゅうって、ほかにないので、もう食べられないかと思うと残念至極。
今日の足跡
最低気温1.6度、最高気温8.5度。雪のち曇り。

○……朝起きたら、外は一面が白くなっていた。昨夜から冷え込んでいて、掛布団だけでは寒かったので、毛布を引っ張りだしてきた。夜の冷え込みが雪につながったのだろうか。
○……妙高市学校町で2棟を全焼する火災。セブンイレブン学校町店の近くで、近くにはガソリンスタンドもある。ずいぶん長い時間燃えていたのは、どうしてだろうか。消防力が足りなかったのか、水利が悪かったのか。

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23日11時45分=2017年=
上越文化会館で辻井伸行ピアノコンサート
初めて聴く辻井さんのバッハ
昨年12月に行列してやっと手に入れたチケット。今日は待ちに待った辻井伸行さんのピアノコンサートだ。今回の日本ツアーは、昨年12月14日の愛知県から始まり、上越は終わりから3番目。3月29日に北海道でのコンサートで終わる。全国20か所しかやらないコンサートに上越市が決まったのは幸運だ。ローソンチケットなどは瞬時に売り切れたので、おそらく市外、県外の人も多かったことだろう。

さて、今回のツアーは「バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン」というサブタイトルも付いている。辻井さんがバッハを弾くのは初めてだし、モーツアルトのピアノ・ソナタも聞いたことがない。ベートーヴェンはどんな演奏を聞かせてくれるのだろうか。

上越文化会館の1500席は満席で、1人分も空席がない。定刻から5分遅れの、午後7時5分、辻井さんが手を引かれて出てきた。黒いスーツに蝶ネクタイ、白シャツという出で立ちだ。盛大な拍手で、辻井さんを迎える。辻井さんは、最初のバッハを弾く前に何度も椅子の位置を修正していた。目がみえないだけに、座る位置が重要なのだろう。
さあ、演奏が始まった。辻井さんのバッハはどうだろう。華麗で美しいバッハだった。今までレコードで何度も聞いたイタリア協奏曲だが、リズミカルでまさに辻井風だった。難易度は低い曲なので、手馴しというか、アイドリング程度なのかもしれない。
2曲目のモーツアルトのピアノ・ソナタも、初めて聞くので多少違和感を感じるが、すごくいい。
後半のベートーヴェンのピアノソナタは圧巻
20分間の休憩をはさんで、いよいよベートーヴェンのピアノソナタ。第14番《月光》と、第23番《熱情》。実は月光の第一楽章は私もピアノで弾ける。テクニック的にはやさしいのだが、辻井さんの音色は胸にぐっとくる。第二楽章からはもう、独壇場だけれども。
最後の曲、第23番《熱情》は圧巻だったな。エネルギッシュで、全身全霊を1音1音に込めるというか、ほんとにすごいね。ピアノは打楽器だというのがよく分かる。スタンウェイのピアノが壊れそうだった。
辻井さんは1曲が終わるごとに、左手をピアノに付けて、お辞儀をする。お辞儀は90度ぐらいに深々とする。いつものことだが、すごく好感を持てる。
アンコールは3曲も
さて、プログラムにあるすべての曲が終わり、舞台の袖に下がったが、アンコールの拍手が止まらない。アンコール1曲目は、予想もしなかったショパンの「別れの曲」。難しい曲をやり遂げた後のリラックスした感じの演奏で、とても良かったが、アンコールは1曲で終わり?と思ってしまった。
そんな心配はあらず。再び姿を表し、「上越市は初めてです。僕の演奏を集中してきいていただき、感激しています」と、挨拶した。来場者は初めて辻井さんの声を聞いたことになる。
アンコール二曲目は自作の「風の家」。辻井さんのオリジナル曲って、甘ったるい曲ばかりで好きではない。この曲は、何かの曲に似ているな、と思っていたら、サザンオールスターズの「TSUNAMI」にそっくりだ。これで終わったら後味が悪いが、3曲目があった。
3曲目のアンコールということで、会場はどよめき、温かい拍手が巻き起こった。椅子に座るか座らないかのうちに、弾き始めたのはおなじみの曲。セントラルパークでの屋外コンサートでもアンコールに弾いた「ラ・カンパネラ」だ。パガニーニの超絶技巧練習曲で、これをいとも簡単に、アンコールで弾いちゃうというのがすごい。フジコ・ヘミングも弾いているけれど、辻井さんの演奏の方が軽やかだ。
弾き終えた後、ピアノに手をかけたので、アンコール4曲目を期待したが、ピアノの蓋を閉めてしまった。つまり、これでおしまいということだ。再び辻井さんは深々と礼をして、ステージを下りた。
10月9日は新潟市のりゅーとぴあでロンドンフィルのコンサートで、チャイコフスキーのピアノ協奏曲に辻井さんが出演するという。明日3月24日10時から受け付けだ。瞬時に売り切れるんだろうな。

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◇辻井伸行さんの上越公演のチケット入手で大行列(2016年12月11日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-3351.html
今日の足跡
最低気温2.4度、最高気温9.8度。曇りときどき小雨。
○……学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長が参議院予算委員会の証人喚問で証言したが、テレビで見ていた限りでは、真相はますます「藪の中」だ。籠池氏は、安倍晋三首相夫人の昭恵氏と学園のつながりをうかがわせる証言を繰り返し、昭恵夫人はフェイスブックで否定した。どちらかがウソをついているはずだ。

○……選抜高校野球を見ていたら、「高田商業」というのが出ているではないか。良く見たら奈良県大和高田市立の「高田商業高等学校」だった。上越市の高田商業は、1976年(昭和51年)の夏に甲子園に出場し1勝を挙げている。奈良県の高田商業は今日の1回戦で敗退した。

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22日22時19分=2017年=
五十嵐圭は甘党か?ヤマザキランチパック新製品
3月1日に発売されたヤマザキランチパックの新製品「はちみつマーガリン」(138円)と「鶏そぼろ&たまご」(160円)を食べた。プロバスケの新潟アルビレックスBBに所属する五十嵐圭が商品開発した製品だという。


商品開発といっても、人気選手の名前を借りたようなもので、五十嵐選手の好物を製品に仕立てただけのものだろう。五十嵐選手の好きなパンケーキと、鶏そぼろ丼をイメージして作られたようだ。
五十嵐選手は36歳だけど、おそらくお酒をそんなに飲まないのではないか。酒飲みが好むような味付けではない。鶏そぼろも甘辛に味付けしてあるし、はちみつマーガリンはかなり甘い。
発売当初は売り切れが多かったが、最近は良く見かけるようになった。
今日の足跡
最低気温4.3度、最高気温10.2度。曇りときどき小雨。
○……BS日本映画専門chの番組「絶景百名山」で、3月24日午前5時30分から「アルプスに春告げる 山の紋章 雪形」という番組を放送するが、契約していないので見ることができない。BSフジで再放送しないものだろうか。
○……WBCの準決勝、日本対アメリカは、接戦に持ち込んだが、紙一重でアメリカの方が、投手力、打力とも優っていたようだ。結果は1-2の負け。大リーグ選手は青木だけではちょっとコマ不足だったかも。ベスト4に進んだだけでも立派だったと思う。守備にほころびが出た日本に勝ち目はなかった。
今日は仕事中だったが、事務所のテレビはつけっぱなし。歓声が上がるたびに、仕事の手を休めて見入っていた。負けたときは「ああっ~」。

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