31日21時13分=2023年=
アスパラ菜がおいしい季節
今、アスパラ菜が最盛期。最近はスーパーでも見かけることが多くなったが、やはり農産物直売所で買った方が新鮮でおいしい。上越市ならあるるん畑、妙高市なら四季彩館ひだなんである。今日、どうしても食べたくなり昼過ぎにひだなんに買いに行った。

朝収穫して、長さをそろえて袋詰めするので、入荷は昼過ぎの場合が多い。開店早々に買いに行く必要はないようだ。買おうと1把を手に取ったとき、いつもより軽い気がした。燃料代が高くなり、ビニールハウスで作るアスパラ菜の栽培コストが高くなったのではないだろうか。値段も1把170円ほどのときもあったが、いまは200円だ。
値上げ、もしくは実質値上げは仕方がないだろう。原価が上がったわけだから、きちんと価格転嫁しないといけない。アスパラ菜だったら、どんなに高くなっても買うけどね。

JAバンク新潟県信連で発行している「Sole!にいがた」という無料の季刊のPR誌が、道の駅あらいのくびき野情報館にあった。ちょうどアスパラ菜の特集を組んでいた。
それによると、アスパラ菜は中国野菜の「菜心(サイシン)」と、紅菜苔(コウサイタイ)を交配して生み出したものだという。当初はオータムポエムという品種が出回っていたが、愛味菜(まなみな)という品種もあり、これらを総称して「アスパラ菜」と呼ぶようになったという。
オータムポエムは、その名の通り露地栽培では秋に収穫される。それを上越地方ではハウス栽培で育てることで、真冬に収穫しているのだという。上越では昔から茎や花を食べる「とう菜」の食文化があり、すぐに根付いたようだ。
アスパラ菜という名の通り、アスパラのように茎が太く、甘みがある。アクがなく、ゆでてすぐに食べられる。色も鮮やか緑色をしていて食欲を誘う。こんなにおいしいとう菜は、他にない。アスパラ菜は上越野菜に認定されていて、ブランド化が進められている。ボージョレ・ヌーボーの解禁と同様に、「アスパラ菜」と名乗って販売できるのは12月15日以降で、その日が解禁日なのだ。
↓茎の部分がとてもやわらかく、おいしかった

食べ方はさっとゆでて、おひたしにして、しょうゆを付けて食べるのが一番好きだ。マヨネーズをかける人もいるし、炒めたり、和え物にもする。きれいな緑色をしているので、コース料理の付け合わせ、ラーメンのトッピングにも使われていた。
↓肉料理の付け合せの彩りに、1本丸ごと使われていた

↓雪室酒粕みそラーメンの彩りに

今日の
最低気温-1.5度、最高気温3.2度。曇り。

○……高田駅前の頸城バスの待合室に、子供のものらしい文章と絵が貼ってあった。おそらく、自分で考えたものではないだろうと思って、ググってみたが分からなかった。
「毎朝たまわる 一日という 宝袋からは よく見ると 何か未知のもの でてくる」
○……4日連続で早朝からの除雪で、1日に1時間~2時間半ほど除雪して筋肉痛になっていた。今日は5時半に起きて、一応雪が積もっていないか玄関を出て確認したら、数センチほどだった。再び寝床に入って寝た。寝不足もすっかり解消した。明日の朝は「0センチ」の積雪予報だが、木曜に再び大雪になるという。

朝収穫して、長さをそろえて袋詰めするので、入荷は昼過ぎの場合が多い。開店早々に買いに行く必要はないようだ。買おうと1把を手に取ったとき、いつもより軽い気がした。燃料代が高くなり、ビニールハウスで作るアスパラ菜の栽培コストが高くなったのではないだろうか。値段も1把170円ほどのときもあったが、いまは200円だ。
値上げ、もしくは実質値上げは仕方がないだろう。原価が上がったわけだから、きちんと価格転嫁しないといけない。アスパラ菜だったら、どんなに高くなっても買うけどね。

JAバンク新潟県信連で発行している「Sole!にいがた」という無料の季刊のPR誌が、道の駅あらいのくびき野情報館にあった。ちょうどアスパラ菜の特集を組んでいた。
それによると、アスパラ菜は中国野菜の「菜心(サイシン)」と、紅菜苔(コウサイタイ)を交配して生み出したものだという。当初はオータムポエムという品種が出回っていたが、愛味菜(まなみな)という品種もあり、これらを総称して「アスパラ菜」と呼ぶようになったという。
オータムポエムは、その名の通り露地栽培では秋に収穫される。それを上越地方ではハウス栽培で育てることで、真冬に収穫しているのだという。上越では昔から茎や花を食べる「とう菜」の食文化があり、すぐに根付いたようだ。
アスパラ菜という名の通り、アスパラのように茎が太く、甘みがある。アクがなく、ゆでてすぐに食べられる。色も鮮やか緑色をしていて食欲を誘う。こんなにおいしいとう菜は、他にない。アスパラ菜は上越野菜に認定されていて、ブランド化が進められている。ボージョレ・ヌーボーの解禁と同様に、「アスパラ菜」と名乗って販売できるのは12月15日以降で、その日が解禁日なのだ。
↓茎の部分がとてもやわらかく、おいしかった

食べ方はさっとゆでて、おひたしにして、しょうゆを付けて食べるのが一番好きだ。マヨネーズをかける人もいるし、炒めたり、和え物にもする。きれいな緑色をしているので、コース料理の付け合わせ、ラーメンのトッピングにも使われていた。
↓肉料理の付け合せの彩りに、1本丸ごと使われていた

↓雪室酒粕みそラーメンの彩りに

今日の足跡
最低気温-1.5度、最高気温3.2度。曇り。

○……高田駅前の頸城バスの待合室に、子供のものらしい文章と絵が貼ってあった。おそらく、自分で考えたものではないだろうと思って、ググってみたが分からなかった。
「毎朝たまわる 一日という 宝袋からは よく見ると 何か未知のもの でてくる」
○……4日連続で早朝からの除雪で、1日に1時間~2時間半ほど除雪して筋肉痛になっていた。今日は5時半に起きて、一応雪が積もっていないか玄関を出て確認したら、数センチほどだった。再び寝床に入って寝た。寝不足もすっかり解消した。明日の朝は「0センチ」の積雪予報だが、木曜に再び大雪になるという。
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30日21時40分=2023年=
雪国では四季を通じて桜が美しい
久しぶりに青空が広がった今朝、夜中に降った雪が桜の枝に付着し、白い花が咲いたように輝いていた。雪国の桜は、春は花で楽しめ、夏は新緑、秋は紅葉が美しく、冬は雪の花が咲く。


桜の木に積もった雪をなんと呼んだらいいか分からない。「雪花」は降る雪を花に見立てた場合のことだし、「雪桜」では桜の花に雪が積もった状態のことだ。だれか名付けてくれないだろうか。
春の桜は日本全国で誰もが楽しむが、花が散ってからの新緑も美しい。高田城址公園の桜の葉の新緑は、ずっと見ていても飽きない。
秋の紅葉も美しい。青森の弘前公園では桜の紅葉の時期に、ライトアップをしているらしい。高田城址公園でもぜひやってほしい。ちなみに、桜は北国じゃないと紅葉しないのだという。桜の葉の紅葉は一色ではなく、いろいろな色が複雑に混じっていて、味わい深いと思う。散って地面に落ち、雨が降って濡れた情景も好きだ。

冬は、夜中に降った雪が枝に付着し、朝日が照らしたときが一番美しい。青空との対比がまぶしい。雪国に住んでいると、当たり前のように見過ごしてしまうけれど、晴れた日は家の中に閉じこもっていないで、外に出てみよう。

写真は午前7時半頃に撮影した、はねうま大橋から見た妙高連峰と大毛無山。こんな素晴らしい景色を見ないなんてもったいない。
その前の朝焼けの雪山はもっときれいで、撮影しに行きたかったが、除雪が終わらず残念だった。
今日の
最低気温-2.6度、最高気温3.8度。雪、一時晴れ。

○……1月15日に十日町市の節季市で買ってきた「ちんころ」にひびが入って、ばらばらになった。リビングは乾燥して暖かいためか、28日に壊れ始めてきた。
玄関ホールに飾っていたちんころは、まだ大丈夫。寒くて湿気が多いからだろう。
壊れたちんころは、どうやって処分したらいいのだろう。さいの神は終わってしまったし、生ごみとして出すしかないのかな。


桜の木に積もった雪をなんと呼んだらいいか分からない。「雪花」は降る雪を花に見立てた場合のことだし、「雪桜」では桜の花に雪が積もった状態のことだ。だれか名付けてくれないだろうか。
春の桜は日本全国で誰もが楽しむが、花が散ってからの新緑も美しい。高田城址公園の桜の葉の新緑は、ずっと見ていても飽きない。
秋の紅葉も美しい。青森の弘前公園では桜の紅葉の時期に、ライトアップをしているらしい。高田城址公園でもぜひやってほしい。ちなみに、桜は北国じゃないと紅葉しないのだという。桜の葉の紅葉は一色ではなく、いろいろな色が複雑に混じっていて、味わい深いと思う。散って地面に落ち、雨が降って濡れた情景も好きだ。

冬は、夜中に降った雪が枝に付着し、朝日が照らしたときが一番美しい。青空との対比がまぶしい。雪国に住んでいると、当たり前のように見過ごしてしまうけれど、晴れた日は家の中に閉じこもっていないで、外に出てみよう。

写真は午前7時半頃に撮影した、はねうま大橋から見た妙高連峰と大毛無山。こんな素晴らしい景色を見ないなんてもったいない。
その前の朝焼けの雪山はもっときれいで、撮影しに行きたかったが、除雪が終わらず残念だった。
今日の足跡
最低気温-2.6度、最高気温3.8度。雪、一時晴れ。

○……1月15日に十日町市の節季市で買ってきた「ちんころ」にひびが入って、ばらばらになった。リビングは乾燥して暖かいためか、28日に壊れ始めてきた。
玄関ホールに飾っていたちんころは、まだ大丈夫。寒くて湿気が多いからだろう。
壊れたちんころは、どうやって処分したらいいのだろう。さいの神は終わってしまったし、生ごみとして出すしかないのかな。
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29日22時22分=2023年=
「日本アカデミー賞」は「出来レース?」
日本アカデミー賞の優秀賞がこのほど発表され、「ある男」が最多12部門に入った。北野武監督が以前、「出来レース」と批判した通り、今回も松竹、東宝、東映の3社が全ノミネートの8割を占めているという。ちょっと首をかしげるレベルの低い作品も入っている。各部門の最優秀賞は3月10日に決まる。

↓公式サイト
https://www.japan-academy-prize.jp/
優秀作品賞は「ある男」「シン・ウルトラマン」「月の満ち欠け」「ハケンアニメ!」「流浪の月」の5作品。このラインアップにはかなりがっかりした。
松竹、東宝、東映の大手3社以外で、作品賞にノミネートされたのは、「流浪の月」だけである。この映画は評価が高いので入れざるを得なかったのか(上越で上映されなかったのが残念)。
松竹の「月の満ち欠け」、東宝の「シン・ウルトラマン」、東映の「ハケンアニメ!」は、作品賞に値する作品なのだろうか。特に、「シン・ウルトラマン」が最優秀作品賞を取ったら、苦情が殺到すると思う。「冗談でしょ」と思いたくもなる。
日本アカデミー賞の選考は、協会員と賛助法人による投票で、大手3社と関連会社の割合が多いため、3社の作品が選ばれる確率が高いそうだ。それと日本テレビが主催している賞だから、日テレが映画制作に加わった作品が入る確率が高いのではないだろうか。
いわゆる組織票なのだ。2008年に行われた日本アカデミー賞の授賞式での事件を思い出す。多くの映画賞を総なめにしていた「それでもボクはやってない」を無視し、主催の日テレが出資した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が最優秀作品賞をはじめ各賞を総なめにした。この年のキネマ旬報ベストテンでは、10位以内にも入らなかった映画である。
最優秀主演女優賞を受賞した樹木希林さんが「私なら違う作品を選ぶ」「賞をいただいて申し訳ない」「組織票かと思った」などとスピーチし、最後に「日本アカデミー賞が名実共に素晴らしい賞になっていくことを願っております」と皮肉を言い放った事件だった。
さらには最優秀主演男優賞を取ったオダギリジョーも、驚いた表情でステージに登壇し「とってもうれしい。でもほかの作品が受賞すると思っていた」と発言していた。これにも驚いた。
2010年の日本アカデミー賞の授賞式では、木村大作監督の「劔岳 点の記」が作品賞を取れず、「いろいろ事情があるから(最優秀作品賞を)もらえないかもしれないけど」と言っていた。作品賞を取った「沈まぬ太陽」よりは、ずっといい映画だったのに。
その日本アカデミー賞の授賞式は、3月10日午後9時からである。
◇個人的な予想
最優秀作品賞は「ある男」か「流浪の月」しかあり得ない。これ以外の作品が受賞したら笑いものになる。松竹配給の「ある男」が取るのはほぼ間違いない。
最優秀優秀監督賞は「ある男」の石川慶。最優秀脚本賞は「ある男」の向井康介。最優秀男優賞は「ある男」の妻夫木聡か、「ラーゲリより愛を込めて」の二宮和也。最優秀主演女優賞は「PLAN 75」の倍賞千恵子が取るかも(自信がない)。最優秀助演男優賞は「ある男」の窪田正孝で決まりだと思うが、「流浪の月」を見ていないので横浜流星の演技を評価できない。最優秀助演女優賞は、「ある男」の安藤サクラ。冒頭部分で、安藤サクラが文房具店の店番をしながら今までの人生を思って涙を流す演技はさすがだった。
今日の
最低気温-1.6度、最高気温3.2度。曇り一時晴れ、午後から雪。
○……隣の家の風除室に、雀が一羽迷い込んで出られなくなった。一晩中、風除室内を飛び回っていたらしいが、窓がないので出られない。どこから入ったのだろう。
今朝、除雪に出た際、相談を受けたので、餌をまいておびき出そうとも思ったが、長い箒を使って追い、外に出るように試みた。雀は飛び回っているうちに、壁にぶつかって落下したので、手でつかんで外に出してあげた。
雪が降る寒空へ飛んでいったが、何も食べずに飛び回っていたので、体力は大丈夫だったろうか。まだ子供の雀のようだったので、今も元気か心配だ(助けてあげたので「雀の恩返し」があるかも)。
○……今日は上越、中越で大雪になり、午前6時まで、国道8号と18号、高速道が通行止めになっていた。そのため、夕方になっても新聞が配達されなかった。朝食は新聞を読みながらという行儀が悪い食べ方をしているが、今朝は紙の新聞の代わりにタブレットでニュースを読んだ。食事しながらの場合、紙の新聞より読みやすいかも。

↓公式サイト
https://www.japan-academy-prize.jp/
優秀作品賞は「ある男」「シン・ウルトラマン」「月の満ち欠け」「ハケンアニメ!」「流浪の月」の5作品。このラインアップにはかなりがっかりした。
松竹、東宝、東映の大手3社以外で、作品賞にノミネートされたのは、「流浪の月」だけである。この映画は評価が高いので入れざるを得なかったのか(上越で上映されなかったのが残念)。
松竹の「月の満ち欠け」、東宝の「シン・ウルトラマン」、東映の「ハケンアニメ!」は、作品賞に値する作品なのだろうか。特に、「シン・ウルトラマン」が最優秀作品賞を取ったら、苦情が殺到すると思う。「冗談でしょ」と思いたくもなる。
日本アカデミー賞の選考は、協会員と賛助法人による投票で、大手3社と関連会社の割合が多いため、3社の作品が選ばれる確率が高いそうだ。それと日本テレビが主催している賞だから、日テレが映画制作に加わった作品が入る確率が高いのではないだろうか。
いわゆる組織票なのだ。2008年に行われた日本アカデミー賞の授賞式での事件を思い出す。多くの映画賞を総なめにしていた「それでもボクはやってない」を無視し、主催の日テレが出資した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が最優秀作品賞をはじめ各賞を総なめにした。この年のキネマ旬報ベストテンでは、10位以内にも入らなかった映画である。
最優秀主演女優賞を受賞した樹木希林さんが「私なら違う作品を選ぶ」「賞をいただいて申し訳ない」「組織票かと思った」などとスピーチし、最後に「日本アカデミー賞が名実共に素晴らしい賞になっていくことを願っております」と皮肉を言い放った事件だった。
さらには最優秀主演男優賞を取ったオダギリジョーも、驚いた表情でステージに登壇し「とってもうれしい。でもほかの作品が受賞すると思っていた」と発言していた。これにも驚いた。
2010年の日本アカデミー賞の授賞式では、木村大作監督の「劔岳 点の記」が作品賞を取れず、「いろいろ事情があるから(最優秀作品賞を)もらえないかもしれないけど」と言っていた。作品賞を取った「沈まぬ太陽」よりは、ずっといい映画だったのに。
その日本アカデミー賞の授賞式は、3月10日午後9時からである。
◇個人的な予想
最優秀作品賞は「ある男」か「流浪の月」しかあり得ない。これ以外の作品が受賞したら笑いものになる。松竹配給の「ある男」が取るのはほぼ間違いない。
最優秀優秀監督賞は「ある男」の石川慶。最優秀脚本賞は「ある男」の向井康介。最優秀男優賞は「ある男」の妻夫木聡か、「ラーゲリより愛を込めて」の二宮和也。最優秀主演女優賞は「PLAN 75」の倍賞千恵子が取るかも(自信がない)。最優秀助演男優賞は「ある男」の窪田正孝で決まりだと思うが、「流浪の月」を見ていないので横浜流星の演技を評価できない。最優秀助演女優賞は、「ある男」の安藤サクラ。冒頭部分で、安藤サクラが文房具店の店番をしながら今までの人生を思って涙を流す演技はさすがだった。
今日の足跡
最低気温-1.6度、最高気温3.2度。曇り一時晴れ、午後から雪。
○……隣の家の風除室に、雀が一羽迷い込んで出られなくなった。一晩中、風除室内を飛び回っていたらしいが、窓がないので出られない。どこから入ったのだろう。
今朝、除雪に出た際、相談を受けたので、餌をまいておびき出そうとも思ったが、長い箒を使って追い、外に出るように試みた。雀は飛び回っているうちに、壁にぶつかって落下したので、手でつかんで外に出してあげた。
雪が降る寒空へ飛んでいったが、何も食べずに飛び回っていたので、体力は大丈夫だったろうか。まだ子供の雀のようだったので、今も元気か心配だ(助けてあげたので「雀の恩返し」があるかも)。
○……今日は上越、中越で大雪になり、午前6時まで、国道8号と18号、高速道が通行止めになっていた。そのため、夕方になっても新聞が配達されなかった。朝食は新聞を読みながらという行儀が悪い食べ方をしているが、今朝は紙の新聞の代わりにタブレットでニュースを読んだ。食事しながらの場合、紙の新聞より読みやすいかも。
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28日21時15分=2023年=
涙なくしては見れない「余命10年」
【評】★5つが最高。☆は半分
★★★☆

映画に「難病恋愛もの」というジャンルがあって、例えば最近の映画に限っても、長岡花火を題材にした白血病の映画「おにいちゃんのハナビ」、「君の膵臓を食べたい」、「1リットルの涙」「タイヨウのうた」「余命1ヶ月の花嫁」などがある。
この映画「余命10年」も、ありきたりな難病恋愛もの映画かと思ったら、なかなか良くできていた。というのも、原作者の小坂流加は大学卒業後に難病を患いながら執筆活動を行い、2007年に同名小説で作家デビューしたのち、2017年に病状が悪化し死去したという。実話が裏付けになっている映画は、リアルさが違うと思った。Amazonプライムで鑑賞。2022年3月4日公開作品。
この難病というのは、「肺動脈性肺高血圧症」。100万人に1~2人の難病で、治療法がないという。10年以上、生きた例は少なく、「余命10年」を宣告されたも同然だった。

主演は茉莉(まつり)役の小松菜奈と和人役の坂口健太郎。2人は素晴らしい演技でとても良かった。
難病ものの約束事である「2人が結ばれるシーン」は、ちょっと描写がじれったい。スキー場で楽しんだ後、一戸建ての豪華なロッジに泊まる。ダブルベッドでのキスシーンの後、茉莉(小松菜奈)がシャワーを浴びながら泣いている場面にとぶ。「意味わからん」という人もいると思う。でも、両親公認の「お泊り旅行」だからね。

最後のシーンも、手を握り返すと茉莉が目を開けるなど、「蘇生したのかな」と思わせる。だが、そうではなかった。和人が花束を持って現れるが、退院祝いのものではない。ビデオカメラを持っていたので、おそらく形見としてもらったものだ。和人は居酒屋を開店させ、新しい人生をビデオカメラに刻んでいくのだろう。
一番切ない場面は、病室でそれまで2人で育んできた思い出がいっぱいのビデオ映像のデータを、一つ一つ消していくシーン。最後に残った1つの映像は、茉莉が和人を立ち直らせた一言「私もがんばるからさ。もう死にたいなんて思わないで」と言ったときの一本。自分のためではなく、和人のために贈った言葉だった。
2人の最後の旅行で、「これ以上、カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」と言って分かれた後だから、いっそう切ない。
それにしても、「余命10年」というのは長いのか、短いのか。茉莉は和人と出会う前は「死ぬほど退屈」と言っていた。それが「もっと生きたい」に変わっていく。
日本人男性の平均寿命は81歳。自分について考えてみれば、「余命10年」に近い。だが、高齢者になるまで生きていれば、良し悪しは別として大抵のことは経験している。映画のような若い女性の「余命10年」と意味が異なる。
実体験を元にした映画だけに、いいせりふがたくさんあった。
和人の「オレの人生は平凡でつまらないものかもしれないけど、隣には茉莉ちゃんがいる」「死にたいと思っていたオレに、生きたいと思わせてくれた茉莉ちゃんのために、オレは生きる」。茉莉の「私の人生は幸せだったよ。別れてください」が強烈。
今日の
最低気温-1.7度、最高気温0.9度。曇り一時雪。上越市高田の積雪61cm。明日朝までの妙高市新井の降雪量予想は40cm。
○……昨夜から今朝まで20cmほどの降雪があり、午前5時半から除雪に出た。駐車場も除雪したので、2時間半ほどかかった。今朝は気温が下がったので、スノーダンプに雪がくっつき、大変だった。
それでスノーダンプに付着した水分を乾かしてから、「雪つかず」のスプレーをスノーダンプに噴霧した。最初の一発で唖然とした。スプレー塗料の色は「透明」だと思いこんでいたが、実は「赤色」だった。
オールステンレスの美しく輝くスノーダンプが、一瞬にして赤い色に染まった。こうなればバケット部分だけ赤色に塗るしかない。一冬使ってから、シンナーで色を落とし、塗り直すことにした。
ホームセンターで「雪つかず」の透明色は売り切れ、赤色だけ残っていたのを買ってきたものだろう。スプレー色の表示が小さすぎる。あまりのショックで、今夜は寝付けないかもしれない。
★★★☆

映画に「難病恋愛もの」というジャンルがあって、例えば最近の映画に限っても、長岡花火を題材にした白血病の映画「おにいちゃんのハナビ」、「君の膵臓を食べたい」、「1リットルの涙」「タイヨウのうた」「余命1ヶ月の花嫁」などがある。
この映画「余命10年」も、ありきたりな難病恋愛もの映画かと思ったら、なかなか良くできていた。というのも、原作者の小坂流加は大学卒業後に難病を患いながら執筆活動を行い、2007年に同名小説で作家デビューしたのち、2017年に病状が悪化し死去したという。実話が裏付けになっている映画は、リアルさが違うと思った。Amazonプライムで鑑賞。2022年3月4日公開作品。
この難病というのは、「肺動脈性肺高血圧症」。100万人に1~2人の難病で、治療法がないという。10年以上、生きた例は少なく、「余命10年」を宣告されたも同然だった。

主演は茉莉(まつり)役の小松菜奈と和人役の坂口健太郎。2人は素晴らしい演技でとても良かった。
難病ものの約束事である「2人が結ばれるシーン」は、ちょっと描写がじれったい。スキー場で楽しんだ後、一戸建ての豪華なロッジに泊まる。ダブルベッドでのキスシーンの後、茉莉(小松菜奈)がシャワーを浴びながら泣いている場面にとぶ。「意味わからん」という人もいると思う。でも、両親公認の「お泊り旅行」だからね。

最後のシーンも、手を握り返すと茉莉が目を開けるなど、「蘇生したのかな」と思わせる。だが、そうではなかった。和人が花束を持って現れるが、退院祝いのものではない。ビデオカメラを持っていたので、おそらく形見としてもらったものだ。和人は居酒屋を開店させ、新しい人生をビデオカメラに刻んでいくのだろう。
一番切ない場面は、病室でそれまで2人で育んできた思い出がいっぱいのビデオ映像のデータを、一つ一つ消していくシーン。最後に残った1つの映像は、茉莉が和人を立ち直らせた一言「私もがんばるからさ。もう死にたいなんて思わないで」と言ったときの一本。自分のためではなく、和人のために贈った言葉だった。
2人の最後の旅行で、「これ以上、カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」と言って分かれた後だから、いっそう切ない。
それにしても、「余命10年」というのは長いのか、短いのか。茉莉は和人と出会う前は「死ぬほど退屈」と言っていた。それが「もっと生きたい」に変わっていく。
日本人男性の平均寿命は81歳。自分について考えてみれば、「余命10年」に近い。だが、高齢者になるまで生きていれば、良し悪しは別として大抵のことは経験している。映画のような若い女性の「余命10年」と意味が異なる。
実体験を元にした映画だけに、いいせりふがたくさんあった。
和人の「オレの人生は平凡でつまらないものかもしれないけど、隣には茉莉ちゃんがいる」「死にたいと思っていたオレに、生きたいと思わせてくれた茉莉ちゃんのために、オレは生きる」。茉莉の「私の人生は幸せだったよ。別れてください」が強烈。
今日の足跡
最低気温-1.7度、最高気温0.9度。曇り一時雪。上越市高田の積雪61cm。明日朝までの妙高市新井の降雪量予想は40cm。
○……昨夜から今朝まで20cmほどの降雪があり、午前5時半から除雪に出た。駐車場も除雪したので、2時間半ほどかかった。今朝は気温が下がったので、スノーダンプに雪がくっつき、大変だった。
それでスノーダンプに付着した水分を乾かしてから、「雪つかず」のスプレーをスノーダンプに噴霧した。最初の一発で唖然とした。スプレー塗料の色は「透明」だと思いこんでいたが、実は「赤色」だった。
オールステンレスの美しく輝くスノーダンプが、一瞬にして赤い色に染まった。こうなればバケット部分だけ赤色に塗るしかない。一冬使ってから、シンナーで色を落とし、塗り直すことにした。
ホームセンターで「雪つかず」の透明色は売り切れ、赤色だけ残っていたのを買ってきたものだろう。スプレー色の表示が小さすぎる。あまりのショックで、今夜は寝付けないかもしれない。
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27日17時12分=2023年=
「小麦の奴隷」のカレーパン
上越市本町4の本町通りで1月12日にオープンしたばかりのパン店「小麦の奴隷」で、看板商品「ザックザクカレーパン」を買ってきた。1個290円。

オープン当初はすぐに売り切れ、その後も「1人2個まで」などの制限があるほどの人気。友人から「空いてきたようだよ」と聞き、仕事のついでに立ち寄った。
店内は奥に細長く、奥にパン工場がある。店内にはカレーパンのほか、食パン、菓子パンが並んでいた。カレーパンは「1人4個まで」の限定。ほかにTシャツやパーカーなど、同店オリジナルグッズも販売していた。
↓ホリエモンからの蘭の開店祝い(写真は店の許可を得てあります)

↓カレーパンは1人4個まで

カレーパンはホリエモンこと、実業家の堀江貴文さんの発案だという。2020年に誕生したベーカリーチェーンで、早くも130店以上のフランチャイズ展開している。
↓高級な手提げ袋に入れてくれた

家に持って帰ったら冷たくなったので、電子レンジで30秒ほど温めて食べた。クルトンがパンの表面にびっしり張り付いていて、これが独特の食感を生んでいるのだ。カレーは、子供でも食べられるように甘めの無難な辛さ。じゃがいもがたくさん入っていた。油で揚げてあるので、ややしつこい感じがするが、味はいい。手が汚れないよう、ハンバーガーを包むような紙袋に入っている。

↓中にはじゃがいもたっぷりのカレーが入っている

「カレーパングランプリ」で3年連続金賞受賞したと宣伝しているが、そんな狭いジャンルの品評会があるとは知らなかった。
それにしても、最近の高級パン店はおかしな店名を付けるのがはやっているな。
上越市飯には「おい!なんだこれは!」という店があるし、先日新潟市の西堀前通で「まじガマンできない」という店があった。
↓シャッターに描かれたロゴ

店名の「小麦の奴隷」だが、人種差別を感じさせるような店名を付けるセンスはどうなんだろう。賛否が分かれると思う。でもイメージが強烈で、一度聞いたら忘れない。まんまと作戦は成功している。
だが、店のロゴマークを見ると、奴隷から収穫した小麦を持ち去ろうとする人(これも奴隷?)の絵が描かれている。ちょっとやりすぎかも。奥村チヨのヒット曲「恋の奴隷」は半世紀以上も前の1969年の歌だからね。ちょっと比較できない。
今日の
最低気温-0.3度、最高気温1.9度。雪のち曇り。上越市高田の積雪42cm、妙高市新井40cm。
↓きれいに並んだオドメーターの数字

○……偶然、気付いたのだが、10時頃に車を運転していたらオドメーター(積算走行距離計)の数字の並びが、なんと「123456」kmに。道路脇に車を止めて、記念撮影した。なかなか気付くものではない。
買い物で偶然「777円」になったりしたときも、何となく「ラッキー」という気分になるが、6つも連続で数字が並ぶのは格別な気分。
麻雀の役なら「一気通貫」かな。

オープン当初はすぐに売り切れ、その後も「1人2個まで」などの制限があるほどの人気。友人から「空いてきたようだよ」と聞き、仕事のついでに立ち寄った。
店内は奥に細長く、奥にパン工場がある。店内にはカレーパンのほか、食パン、菓子パンが並んでいた。カレーパンは「1人4個まで」の限定。ほかにTシャツやパーカーなど、同店オリジナルグッズも販売していた。
↓ホリエモンからの蘭の開店祝い(写真は店の許可を得てあります)

↓カレーパンは1人4個まで

カレーパンはホリエモンこと、実業家の堀江貴文さんの発案だという。2020年に誕生したベーカリーチェーンで、早くも130店以上のフランチャイズ展開している。
↓高級な手提げ袋に入れてくれた

家に持って帰ったら冷たくなったので、電子レンジで30秒ほど温めて食べた。クルトンがパンの表面にびっしり張り付いていて、これが独特の食感を生んでいるのだ。カレーは、子供でも食べられるように甘めの無難な辛さ。じゃがいもがたくさん入っていた。油で揚げてあるので、ややしつこい感じがするが、味はいい。手が汚れないよう、ハンバーガーを包むような紙袋に入っている。

↓中にはじゃがいもたっぷりのカレーが入っている

「カレーパングランプリ」で3年連続金賞受賞したと宣伝しているが、そんな狭いジャンルの品評会があるとは知らなかった。
それにしても、最近の高級パン店はおかしな店名を付けるのがはやっているな。
上越市飯には「おい!なんだこれは!」という店があるし、先日新潟市の西堀前通で「まじガマンできない」という店があった。
↓シャッターに描かれたロゴ

店名の「小麦の奴隷」だが、人種差別を感じさせるような店名を付けるセンスはどうなんだろう。賛否が分かれると思う。でもイメージが強烈で、一度聞いたら忘れない。まんまと作戦は成功している。
だが、店のロゴマークを見ると、奴隷から収穫した小麦を持ち去ろうとする人(これも奴隷?)の絵が描かれている。ちょっとやりすぎかも。奥村チヨのヒット曲「恋の奴隷」は半世紀以上も前の1969年の歌だからね。ちょっと比較できない。
今日の足跡
最低気温-0.3度、最高気温1.9度。雪のち曇り。上越市高田の積雪42cm、妙高市新井40cm。
↓きれいに並んだオドメーターの数字

○……偶然、気付いたのだが、10時頃に車を運転していたらオドメーター(積算走行距離計)の数字の並びが、なんと「123456」kmに。道路脇に車を止めて、記念撮影した。なかなか気付くものではない。
買い物で偶然「777円」になったりしたときも、何となく「ラッキー」という気分になるが、6つも連続で数字が並ぶのは格別な気分。
麻雀の役なら「一気通貫」かな。
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26日21時40分=2023年=
2022年公開の外国映画「私的ベスト10」
1位の「コーダ あいのうた」は、自分の中では圧倒的な1位。3月下旬に劇場で見たが、笑いあり、涙ありの感動作。歌の使い方がうまく、何度も泣かされた。この映画で感動しない人はだれもいないだろう。見終わった次点で「今年のベスト1位作品はこれで決まり」と確信したほどだ。

「ナイトメア・アリー」は新井別院のおたやに出店した見世物小屋を思い起こすようなカーニバル一座の物語で、ノスタルジーと親近感がある。最後までどうなるか分からない緻密なストーリーが素晴らしい。作品の舞台は1939年で、時代の雰囲気を出すためのレトロ調の色彩が素晴らしい。
「ベルファスト」はプロテスタントの暴徒がカトリック住民への攻撃を始め、平和だったベルファストの町が悪夢へと変わる。ロシアのウクライナ侵攻もそうだが、平和が一瞬で失われる怖さを強く感じさせた映画だった。
「トップガン マーヴェリック」と「RRR」は超娯楽作。映画に没入して楽しめた。
①「コーダ あいのうた」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5306.html
②「ナイトメア・アリー」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5589.html
③「ベルファスト」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5593.html
④「トップガン マーヴェリック」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5580.html
⑤「RRR」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5598.html
⑥「リコリス・ピザ」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5605.html
⑦「スープとイデオロギー」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5559.html
⑧「ゴヤの名画と優しい泥棒」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5345.html
⑨「ドリームプラン」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5588.html
⑩「ウエスト・サイド・ストーリー」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5264.html
(次点)「ベイビー・ブローカー」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5409.html
今日の
最低気温-5.3度、最高気温6.5度。曇り。夜から雪。朝は厳しい寒さ。上越市高田の積雪量12cm、妙高市新井は22cm(今季最深積雪)。

○……横浜中華街の銘店「江戸清」とローソンが共同開発したという「特製肉まん」(297円)を食べてみた。半分に切ってみると、中身がぎっしり。さすがにこの価格だとうまい。

「ナイトメア・アリー」は新井別院のおたやに出店した見世物小屋を思い起こすようなカーニバル一座の物語で、ノスタルジーと親近感がある。最後までどうなるか分からない緻密なストーリーが素晴らしい。作品の舞台は1939年で、時代の雰囲気を出すためのレトロ調の色彩が素晴らしい。
「ベルファスト」はプロテスタントの暴徒がカトリック住民への攻撃を始め、平和だったベルファストの町が悪夢へと変わる。ロシアのウクライナ侵攻もそうだが、平和が一瞬で失われる怖さを強く感じさせた映画だった。
「トップガン マーヴェリック」と「RRR」は超娯楽作。映画に没入して楽しめた。
①「コーダ あいのうた」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5306.html
②「ナイトメア・アリー」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5589.html
③「ベルファスト」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5593.html
④「トップガン マーヴェリック」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5580.html
⑤「RRR」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5598.html
⑥「リコリス・ピザ」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5605.html
⑦「スープとイデオロギー」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5559.html
⑧「ゴヤの名画と優しい泥棒」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5345.html
⑨「ドリームプラン」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5588.html
⑩「ウエスト・サイド・ストーリー」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5264.html
(次点)「ベイビー・ブローカー」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5409.html
今日の足跡
最低気温-5.3度、最高気温6.5度。曇り。夜から雪。朝は厳しい寒さ。上越市高田の積雪量12cm、妙高市新井は22cm(今季最深積雪)。

○……横浜中華街の銘店「江戸清」とローソンが共同開発したという「特製肉まん」(297円)を食べてみた。半分に切ってみると、中身がぎっしり。さすがにこの価格だとうまい。
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25日19時58分=2023年=
2022年公開の日本映画「私的ベスト10」
2022年は前年より映画をたくさん見たので、「ベスト5」ではなく「ベスト10」にした。上位の3本はすごく迷った。順序が入れ替わっても問題ない。いい作品ぞろいだと思う。
その中で「さがす」を1位にしたのは、未成年者誘拐や嘱託殺人が現実に起きている中、現代社会を的確に描いていることだった。賞をあげるとしたら作品賞と監督賞かな。
「ある男」は、ストーリーが予想も付かない展開になる。複雑な関係を分かりやすく書き上げた脚本が素晴らしかった。窪田正孝に主演男優賞をあげたい。
「前科者」は若くキュートな女の子が、社会的責任が大きい「保護司」というボランティアの仕事をしている。前科者の男を更生しようと頑張るが、警官の拳銃強奪事件から次々と殺人事件が起こる。森田剛と有村架純が良い演技をした。
ほかの作品で印象に残った俳優は、「土を喰らう十二ヵ月」の沢田研二、「PLAN75」の倍賞千恵子かな。
上越市内で上映しなかった「流浪の月」「ケイコ 目を澄ませて」は見ていないのが残念。

①「さがす」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5595.html
②「ある男」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5554.html
③「前科者」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5577.html
④「ラーゲリより愛をこめて」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5573.html
⑤「土を喰らう十二ヵ月」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5540.html
⑥「大河への道」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5360.html
⑦「天上の花」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5570.html
⑧「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5518.html
⑨「PLAN75」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5398.html
⑩「峠 最後のサムライ」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5396.html
(次点)「死刑にいたる病」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5369.html
今日の
最低気温-5.5度、最高気温-0.9度。曇りときどき雪。」
○……午前5時30分に雪かきで外に出たら、雪は10~15cmほどで大したことがなかった。だが、寒い。アップルウォッチをみると、氷点下6度! 近年、体験したことのない寒さだ。流雪溝の取入口のパネルは凍りついていて、持ち上がらない。買ったばかりのステンレス製スノーダンプも雪がくっついてしまい、使いにくい。やはり、ラッカーを塗らないとだめなのか。

○……NHKの連続テレビ小説「舞い上がれ!」を毎日見ている。最初は舞がパイロットになる夢に向かって努力し、飛行学校を卒業して、航空会社の内定までこぎつけた。ここまでは爽やかな青春ドラマで、夢に向かって突き進む舞はまぶしいほど。しかし、小さなネジ工場をやっていた父の会社がリーマン・ショックの余波で倒産寸前に追い込まれ、父はそのストレスと過労で倒れて亡くなってしまう。
ここからドラマが変な方向に動き出した。母が社長になり、娘の舞は航空会社の内定を取り消して、家業を手伝うことになった。会社が一丸となって頑張り、工場の立て直しに成功し、舞が航空機に使うネジの試作の仕事を取ってくる。……パイロットになる夢が、いつの間にか「下町ロケット」のようになってしまった。
作ったネジを航空機に使うのは亡くなった父の夢。だが、舞の夢であるパイロットはどうなる???
その中で「さがす」を1位にしたのは、未成年者誘拐や嘱託殺人が現実に起きている中、現代社会を的確に描いていることだった。賞をあげるとしたら作品賞と監督賞かな。
「ある男」は、ストーリーが予想も付かない展開になる。複雑な関係を分かりやすく書き上げた脚本が素晴らしかった。窪田正孝に主演男優賞をあげたい。
「前科者」は若くキュートな女の子が、社会的責任が大きい「保護司」というボランティアの仕事をしている。前科者の男を更生しようと頑張るが、警官の拳銃強奪事件から次々と殺人事件が起こる。森田剛と有村架純が良い演技をした。
ほかの作品で印象に残った俳優は、「土を喰らう十二ヵ月」の沢田研二、「PLAN75」の倍賞千恵子かな。
上越市内で上映しなかった「流浪の月」「ケイコ 目を澄ませて」は見ていないのが残念。

①「さがす」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5595.html
②「ある男」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5554.html
③「前科者」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5577.html
④「ラーゲリより愛をこめて」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5573.html
⑤「土を喰らう十二ヵ月」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5540.html
⑥「大河への道」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5360.html
⑦「天上の花」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5570.html
⑧「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5518.html
⑨「PLAN75」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5398.html
⑩「峠 最後のサムライ」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5396.html
(次点)「死刑にいたる病」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5369.html
今日の足跡
最低気温-5.5度、最高気温-0.9度。曇りときどき雪。」
○……午前5時30分に雪かきで外に出たら、雪は10~15cmほどで大したことがなかった。だが、寒い。アップルウォッチをみると、氷点下6度! 近年、体験したことのない寒さだ。流雪溝の取入口のパネルは凍りついていて、持ち上がらない。買ったばかりのステンレス製スノーダンプも雪がくっついてしまい、使いにくい。やはり、ラッカーを塗らないとだめなのか。

○……NHKの連続テレビ小説「舞い上がれ!」を毎日見ている。最初は舞がパイロットになる夢に向かって努力し、飛行学校を卒業して、航空会社の内定までこぎつけた。ここまでは爽やかな青春ドラマで、夢に向かって突き進む舞はまぶしいほど。しかし、小さなネジ工場をやっていた父の会社がリーマン・ショックの余波で倒産寸前に追い込まれ、父はそのストレスと過労で倒れて亡くなってしまう。
ここからドラマが変な方向に動き出した。母が社長になり、娘の舞は航空会社の内定を取り消して、家業を手伝うことになった。会社が一丸となって頑張り、工場の立て直しに成功し、舞が航空機に使うネジの試作の仕事を取ってくる。……パイロットになる夢が、いつの間にか「下町ロケット」のようになってしまった。
作ったネジを航空機に使うのは亡くなった父の夢。だが、舞の夢であるパイロットはどうなる???
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24日20時52分=2023年=
ついに来たか「冬将軍」
「冬将軍」というと、シベリア気団からの冷たく乾燥した風が北西の季節風となって吹くことで、日本に厳しい寒さや雪をもたらしている。
フランス皇帝となっていたナポレオンは、1812年、ロシアへの侵攻を決意する。4月、ナポレオンは約50万という空前の大軍を率いてロシアへの遠征を開始した。次々とロシア軍を撃破し、9月にはモスクワを占領を果たした。ところが、ロシアは講和に応じず、モスクワの住宅を焼き払ったため、満足な宿舎や食料がなく、そこへロシアの厳しい寒さがナポレオン軍に襲いかかった。撤退にも時間を要し、約24万人の犠牲を出した。ロシアから撤退できたのはわずか2万人だったという。
この寒さはナポレオンだけではなく、ドイツのヒトラーのソ連侵攻をも撃退したという。
ナポレオン軍を破ったことで、ロシアの寒さは「冬将軍」と呼ばれるようになったのだ。
今日の昼前は一時、晴れ間もあったが、午後から雪が降り始め、風が強くなってきた。あさってにかけて、氷点下18度以下の「10年に1度の強烈な寒気」が流れ込むという。
北海道から九州は、日本海側を中心に26日にかけて警報級の大雪となり、太平洋側の平地でも大雪となる所があるようだ。
高速道だけではなく、今日は午後3時から国道8号や18号が通行止めとなった。カーナビにも表示された。大動脈を通行止めにするほどの危機感を持って対処したのだろう。
↓東原の地吹雪。信号の色が分からない

↓鴨島付近

午後2時過ぎに諏訪の方へ行ったら、地吹雪がすごくホワイトアウト寸前。信号も色が見えない。
↓国道18号子安付近の地吹雪

仕事帰りは国道18号に入れたが、地吹雪が怖かった。
今日の
最低気温-4.1度、最高気温6.8度。曇のち暴風雪。

○……12月20日から限定販売されている『燻製かおる亀田の柿の種はなぜうまい』と、『しおで食べる亀田の柿の種はなぜうまい』という新発売の2種類を食べてみた。
素焼きの柿の種を使い、ピーナツの代わりにカシューナッツと、アーモンドを使用した製品。「なぜうまい」といわれても困るが、味を付ける前の素焼きの柿の種を食べるという貴重な経験ができた。
どちらかといえば、アーモンドの方がおいしかったかな。
フランス皇帝となっていたナポレオンは、1812年、ロシアへの侵攻を決意する。4月、ナポレオンは約50万という空前の大軍を率いてロシアへの遠征を開始した。次々とロシア軍を撃破し、9月にはモスクワを占領を果たした。ところが、ロシアは講和に応じず、モスクワの住宅を焼き払ったため、満足な宿舎や食料がなく、そこへロシアの厳しい寒さがナポレオン軍に襲いかかった。撤退にも時間を要し、約24万人の犠牲を出した。ロシアから撤退できたのはわずか2万人だったという。
この寒さはナポレオンだけではなく、ドイツのヒトラーのソ連侵攻をも撃退したという。
ナポレオン軍を破ったことで、ロシアの寒さは「冬将軍」と呼ばれるようになったのだ。
今日の昼前は一時、晴れ間もあったが、午後から雪が降り始め、風が強くなってきた。あさってにかけて、氷点下18度以下の「10年に1度の強烈な寒気」が流れ込むという。
北海道から九州は、日本海側を中心に26日にかけて警報級の大雪となり、太平洋側の平地でも大雪となる所があるようだ。
高速道だけではなく、今日は午後3時から国道8号や18号が通行止めとなった。カーナビにも表示された。大動脈を通行止めにするほどの危機感を持って対処したのだろう。
↓東原の地吹雪。信号の色が分からない

↓鴨島付近

午後2時過ぎに諏訪の方へ行ったら、地吹雪がすごくホワイトアウト寸前。信号も色が見えない。
↓国道18号子安付近の地吹雪

仕事帰りは国道18号に入れたが、地吹雪が怖かった。
今日の足跡
最低気温-4.1度、最高気温6.8度。曇のち暴風雪。

○……12月20日から限定販売されている『燻製かおる亀田の柿の種はなぜうまい』と、『しおで食べる亀田の柿の種はなぜうまい』という新発売の2種類を食べてみた。
素焼きの柿の種を使い、ピーナツの代わりにカシューナッツと、アーモンドを使用した製品。「なぜうまい」といわれても困るが、味を付ける前の素焼きの柿の種を食べるという貴重な経験ができた。
どちらかといえば、アーモンドの方がおいしかったかな。
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23日20時53分=2023年=
「新潟ジャズストリート」その2
西堀前通にあるジャズ喫茶「A7」は、LP、CD約15,000枚というコレクションを持ち、アルテックの「A7」という名器のスピーカーを、真空管アンプで鳴らしている店だ。コードの「A7」かと思ったら違った。マスターが飼っている太めの猫「清正(きよまさ)」は、ジャズの大音量にも平気で、自分の定位置で気持ちよく寝ている。マスター以外では、一番ジャズを聴いているのは清正じゃないだろか。
↓「A7」のアイドル清正

細い階段を上ると店は2階にある。店内は奥に細長く、長いカウンターがある。演奏場所はトイレの前の狭い部分なので、大きな編成のバンドは無理。カルテットぐらいが限界だろう。演奏が始まるとトイレに入れないという事態になるので、早めに済ませるように呼びかけていた。

演奏は、桑原佳代さん(p)と、山根純平さん(b)という変わった組み合わせのデュオ。最初の曲は、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の中で演奏されたサッチモの曲「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」から始まった。ピアノの桑原さんは、ピアノの講師だが、ジャズピアノは3年目だという。スタンダード曲やポップスが中心だったが、メモを無くしてしまった上、バーボンのせいで途中から眠ってしまった。曲名を紹介できないのが残念だ。デューク・エリントンの曲は「A列車で行こう」だったと思う。
↓LIFE

さて、最後の3会場目は東堀通のイタリアンレストランの「LIFE」。西堀通りから鍛冶小路を経て約350m。とても素敵なレストランだ。早めに入店しカウンターに座った。夕食を兼ねて、カツサンドとビールを注文。ハンバーガーのようなカツサンドが絶品だった。
↓おいしかったカツサンドとビール

演奏は「Jazz Gatchia(ジャズ・ガチャ)というトリオ。超個性的なボーカルの渡辺直子さんと、ギター、ドラムス(パーカッション)という組み合わせだ。ジャズ喫茶スワンを中心に活動しているグループらしく、コロナ禍の最盛期には、コメリで買ってきた農業用ハウスのシートを上から張ってその中で演奏したそうだ。イスラムの人が顔を覆うヒジャブのようなマスクをして歌った人もいたそうで、特にボーカル、管楽器は苦労したようだと話していた。
マイルス・デイヴィスの演奏で知られる「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」、カウント・ベイシーの曲「キュート」、サンバの名曲「ソ・ダンソ・サンバ」と続く。

チェット・ベイカーの歌で知られる「エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー」は、何をやってもだめでついていない男をうたった曲との紹介。向こう見ずな挑戦する馬鹿な男だが、生涯に一度だけ恋をした。電報も電話も、速達便も送ったのにあなたの返事は「グッド・バイ」。郵便料金は着払いだったという泣けるとくる曲だった。
さて、デューク・エリントンの曲は「サテンドール」を歌った。渡辺さんはスキャットを駆使して、おしゃれに歌っていた。続いて映画音楽で知られる「黒いオルフェ」。メロディがきれいだ。
続いて演奏したマイルス・デイビスの「four」の歌詞の説明をしてくれた。人生には4つの大切なことがあって、「真実」「誇りを持つこと」「幸福」そして「愛」だという。なるほど。ジャズには多くの人の人生が詰まっているなぁ。
「ワン・ノート・サンバ」は最初に入った会場「喫茶マキ」でも歌った曲だ。「ボーン・トゥ・ビー・ブルー(ブルーに生まれついて)」は同名映画の主題歌。渡辺さんはヘレン・メレルが晩年に歌ったのを聴いて感動したそうだ。
さて、最後の曲は「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」。手拍子も出て、すごく盛り上がった。アンコールは郷ひろみの「男の子、女の子」の替え歌。いやー、楽しかった。渡辺さんはエンターテイナーだな。
今日の
最低気温-0.6度、最高気温10.6度。曇り。
○……松任谷由実のデビュー50周年を記念した全国アリーナツアーの日程が決まった。朱鷺メッセで7月8日(土)と9日(日)の2日間。開演は8日が午後6時30分、9日が午後6時だ。チケットは9900円。チケットの発売日は決まっていない。チケットが取れるなら行きたい。

↓「A7」のアイドル清正

細い階段を上ると店は2階にある。店内は奥に細長く、長いカウンターがある。演奏場所はトイレの前の狭い部分なので、大きな編成のバンドは無理。カルテットぐらいが限界だろう。演奏が始まるとトイレに入れないという事態になるので、早めに済ませるように呼びかけていた。

演奏は、桑原佳代さん(p)と、山根純平さん(b)という変わった組み合わせのデュオ。最初の曲は、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の中で演奏されたサッチモの曲「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」から始まった。ピアノの桑原さんは、ピアノの講師だが、ジャズピアノは3年目だという。スタンダード曲やポップスが中心だったが、メモを無くしてしまった上、バーボンのせいで途中から眠ってしまった。曲名を紹介できないのが残念だ。デューク・エリントンの曲は「A列車で行こう」だったと思う。
↓LIFE

さて、最後の3会場目は東堀通のイタリアンレストランの「LIFE」。西堀通りから鍛冶小路を経て約350m。とても素敵なレストランだ。早めに入店しカウンターに座った。夕食を兼ねて、カツサンドとビールを注文。ハンバーガーのようなカツサンドが絶品だった。
↓おいしかったカツサンドとビール

演奏は「Jazz Gatchia(ジャズ・ガチャ)というトリオ。超個性的なボーカルの渡辺直子さんと、ギター、ドラムス(パーカッション)という組み合わせだ。ジャズ喫茶スワンを中心に活動しているグループらしく、コロナ禍の最盛期には、コメリで買ってきた農業用ハウスのシートを上から張ってその中で演奏したそうだ。イスラムの人が顔を覆うヒジャブのようなマスクをして歌った人もいたそうで、特にボーカル、管楽器は苦労したようだと話していた。
マイルス・デイヴィスの演奏で知られる「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」、カウント・ベイシーの曲「キュート」、サンバの名曲「ソ・ダンソ・サンバ」と続く。

チェット・ベイカーの歌で知られる「エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー」は、何をやってもだめでついていない男をうたった曲との紹介。向こう見ずな挑戦する馬鹿な男だが、生涯に一度だけ恋をした。電報も電話も、速達便も送ったのにあなたの返事は「グッド・バイ」。郵便料金は着払いだったという泣けるとくる曲だった。
さて、デューク・エリントンの曲は「サテンドール」を歌った。渡辺さんはスキャットを駆使して、おしゃれに歌っていた。続いて映画音楽で知られる「黒いオルフェ」。メロディがきれいだ。
続いて演奏したマイルス・デイビスの「four」の歌詞の説明をしてくれた。人生には4つの大切なことがあって、「真実」「誇りを持つこと」「幸福」そして「愛」だという。なるほど。ジャズには多くの人の人生が詰まっているなぁ。
「ワン・ノート・サンバ」は最初に入った会場「喫茶マキ」でも歌った曲だ。「ボーン・トゥ・ビー・ブルー(ブルーに生まれついて)」は同名映画の主題歌。渡辺さんはヘレン・メレルが晩年に歌ったのを聴いて感動したそうだ。
さて、最後の曲は「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」。手拍子も出て、すごく盛り上がった。アンコールは郷ひろみの「男の子、女の子」の替え歌。いやー、楽しかった。渡辺さんはエンターテイナーだな。
今日の足跡
最低気温-0.6度、最高気温10.6度。曇り。
○……松任谷由実のデビュー50周年を記念した全国アリーナツアーの日程が決まった。朱鷺メッセで7月8日(土)と9日(日)の2日間。開演は8日が午後6時30分、9日が午後6時だ。チケットは9900円。チケットの発売日は決まっていない。チケットが取れるなら行きたい。

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- 秋の夜に弦楽四重奏 (2022/10/05)
22日19時55分=2023年=
初の「新潟ジャズストリート」を楽しむ
昨日21日に新潟市で開催されたジャズイベント「新潟ジャズストリート」に、初めて行ってきた。夜の運転は苦手なので高速バスと電車で行くことにした。新潟-高田間の高速バスは往復約4000円なので、高速料金よりずっと安い。その上、演奏を聞きながらビールやウイスキーが飲める。昨日は寒い日だったので、十分な寒さ対策をしてでかけてきた。
新井駅から高田駅まではトキ鉄で。高田駅前から高速バス乗って約2時間で古町に着いた。11時を少し過ぎて到着。帰りの乗り場は反対側の新潟信金の前にあるので、暗くなる前に確認しておいた。演奏時間は各1時間。12時~13時、14時~15時、16時~17時の3公演を聴いて、古町を17時45分発の高速バスに乗る日帰り計画だ。
第1回新潟ジャズストリートは2003年1月22日だという。10店からスタートし、今では25店に会場が増えた。夏と冬の年2回やっているので、今年で第41回目(36回目はコロナ禍で中止)だという。著作権でJASRACともめたり、3年間続いたコロナ禍を乗り越え、ここまで続けてきたことに敬意を表したい。
フリーパスチケットは、初回から昨年まで1000円だったが、今回から500円のワンドリンク付きで2000円になった。一日楽しめる音楽イベントとしては妥当な値段だと思う。
さて、25会場に116バンドも出演するわけで、どれを聴こうか悩む。それがまた楽しいわけだが。今回は高速バス乗り場がある古町の近くにある場所を選んだ。

最初は古町通りの「喫茶マキ」に決めた。歩いて250mほどと近い。レトロな喫茶店で、中に入ると既に客は半分以上埋まっていた。1人なのでテーブル席に座るのは悪いと思い、椅子席に座った。店内では軽食を出していたが、テーブルがないので食事は次の会場でとることにした。ビールを頼んだが、店内は換気を良くしているためかやや寒く、体が冷えてしまった。演奏が始まる頃には60席ほどが満席になっていた。
↓West of the moon with 矢川倫代


出演したのは「West of the moon with 矢川倫代」。テナーサックス&テナーサックスに、ピアノ、ギター、ドラムス、ウッドベース、そしてボーカルという構成だ。リーダーはテナーサックスの長沢好宏さんで、いい音を出していた。ツインサックスをユニゾンで鳴らすと音に厚みが出て良かった。
知っている曲では、2曲目の「リカード・ボサノバ」は有名な曲、3曲目はサックスの曲で「ベアトリス」を演奏した。5曲目からはボーカルの矢川さんが加わった。やっぱり演奏だけより、ボーカルは華があっていいね。
この新潟ジャズストリートは、ジャズの巨匠、デューク・エリントンが新潟地震の際、ハワイ公演を中止して東京でチャリティー公演を開き、全収益を寄付したという経緯を後世に伝えようと始めたという。新潟市はその後、名誉市民の称号を与え、新潟市での公演も実現した。そのため、ライブではデューク・エリントンの曲を必ず1曲入れることになっている。
矢川さんは「アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート」を歌った。サックスのからみも素敵だった。次はアントニオ・カルロス・ジョビンの曲で、「ワン・ノート・サンバ」を歌った。小野リサの歌でいつも聴いているので馴染みの曲だ。続いてサックス奏者ベニー・ゴルソンが作曲した「ウィスパー・ノット」。これもいい曲だなぁ。
最後の曲は、曲名紹介が演奏とかぶって良くわからなかったが、多分「イースト・オブ・サン」だ。しっとり歌い上げてくれた。1時間たっぷり生演奏を聴いて満足した。ギターとボーカル以外は生の音だ。やっぱりいいね。
↓2階が「A7」

次の会場は、一度入ってみたかったジャズ喫茶「A7」へ向かった。喫茶マキからは500mぐらいか。狭い店だと聞いていたので、早めに行ったが、軽食類は提供していないという。しかたなく、近くのセブンイレブンに入り、店内でサンドイッチを買って食べるしかなかった。これは予想外。再び店内に入ったら、25人ほどしか入らない店内に既に15人ほどが席に座っていた。カウンターに座り、今度はバーボンのロックを注文。演奏の開始を待った。
↓バーボンをロックで

つづきは明日。
今日の
最低気温-2.6度、最高気温5.2度。曇り一時小雨。
○……夕方になって急に「タラ汁が食べたい!」と思い、道の駅あらいの日本海鮮魚センターへタラを買いに行った。1匹をぶつ切りに処理してもらい買ってきた。1匹700円。タラノコも大きいのが入っていた。
さて、タラ汁は富山県朝日町宮崎の名物料理。以前、食べたことがあるので、そのレシピ通り作ってみた。
↓できたてのタラ汁

タラは塩をまぶし熱湯をかけて生臭さを取る。鍋に大根のいちょう切りを入れて柔らかくなったら、タラと酒、だしを入れ、沸騰したら豆腐、ネギ、みそをいれる。とても簡単な料理だが、すごくうまい。朝日町のたら汁より、うまいと思う。体が温まったし、日本酒も引き立つ。
新井駅から高田駅まではトキ鉄で。高田駅前から高速バス乗って約2時間で古町に着いた。11時を少し過ぎて到着。帰りの乗り場は反対側の新潟信金の前にあるので、暗くなる前に確認しておいた。演奏時間は各1時間。12時~13時、14時~15時、16時~17時の3公演を聴いて、古町を17時45分発の高速バスに乗る日帰り計画だ。
第1回新潟ジャズストリートは2003年1月22日だという。10店からスタートし、今では25店に会場が増えた。夏と冬の年2回やっているので、今年で第41回目(36回目はコロナ禍で中止)だという。著作権でJASRACともめたり、3年間続いたコロナ禍を乗り越え、ここまで続けてきたことに敬意を表したい。
フリーパスチケットは、初回から昨年まで1000円だったが、今回から500円のワンドリンク付きで2000円になった。一日楽しめる音楽イベントとしては妥当な値段だと思う。
さて、25会場に116バンドも出演するわけで、どれを聴こうか悩む。それがまた楽しいわけだが。今回は高速バス乗り場がある古町の近くにある場所を選んだ。

最初は古町通りの「喫茶マキ」に決めた。歩いて250mほどと近い。レトロな喫茶店で、中に入ると既に客は半分以上埋まっていた。1人なのでテーブル席に座るのは悪いと思い、椅子席に座った。店内では軽食を出していたが、テーブルがないので食事は次の会場でとることにした。ビールを頼んだが、店内は換気を良くしているためかやや寒く、体が冷えてしまった。演奏が始まる頃には60席ほどが満席になっていた。
↓West of the moon with 矢川倫代


出演したのは「West of the moon with 矢川倫代」。テナーサックス&テナーサックスに、ピアノ、ギター、ドラムス、ウッドベース、そしてボーカルという構成だ。リーダーはテナーサックスの長沢好宏さんで、いい音を出していた。ツインサックスをユニゾンで鳴らすと音に厚みが出て良かった。
知っている曲では、2曲目の「リカード・ボサノバ」は有名な曲、3曲目はサックスの曲で「ベアトリス」を演奏した。5曲目からはボーカルの矢川さんが加わった。やっぱり演奏だけより、ボーカルは華があっていいね。
この新潟ジャズストリートは、ジャズの巨匠、デューク・エリントンが新潟地震の際、ハワイ公演を中止して東京でチャリティー公演を開き、全収益を寄付したという経緯を後世に伝えようと始めたという。新潟市はその後、名誉市民の称号を与え、新潟市での公演も実現した。そのため、ライブではデューク・エリントンの曲を必ず1曲入れることになっている。
矢川さんは「アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート」を歌った。サックスのからみも素敵だった。次はアントニオ・カルロス・ジョビンの曲で、「ワン・ノート・サンバ」を歌った。小野リサの歌でいつも聴いているので馴染みの曲だ。続いてサックス奏者ベニー・ゴルソンが作曲した「ウィスパー・ノット」。これもいい曲だなぁ。
最後の曲は、曲名紹介が演奏とかぶって良くわからなかったが、多分「イースト・オブ・サン」だ。しっとり歌い上げてくれた。1時間たっぷり生演奏を聴いて満足した。ギターとボーカル以外は生の音だ。やっぱりいいね。
↓2階が「A7」

次の会場は、一度入ってみたかったジャズ喫茶「A7」へ向かった。喫茶マキからは500mぐらいか。狭い店だと聞いていたので、早めに行ったが、軽食類は提供していないという。しかたなく、近くのセブンイレブンに入り、店内でサンドイッチを買って食べるしかなかった。これは予想外。再び店内に入ったら、25人ほどしか入らない店内に既に15人ほどが席に座っていた。カウンターに座り、今度はバーボンのロックを注文。演奏の開始を待った。
↓バーボンをロックで

つづきは明日。
今日の足跡
最低気温-2.6度、最高気温5.2度。曇り一時小雨。
○……夕方になって急に「タラ汁が食べたい!」と思い、道の駅あらいの日本海鮮魚センターへタラを買いに行った。1匹をぶつ切りに処理してもらい買ってきた。1匹700円。タラノコも大きいのが入っていた。
さて、タラ汁は富山県朝日町宮崎の名物料理。以前、食べたことがあるので、そのレシピ通り作ってみた。
↓できたてのタラ汁

タラは塩をまぶし熱湯をかけて生臭さを取る。鍋に大根のいちょう切りを入れて柔らかくなったら、タラと酒、だしを入れ、沸騰したら豆腐、ネギ、みそをいれる。とても簡単な料理だが、すごくうまい。朝日町のたら汁より、うまいと思う。体が温まったし、日本酒も引き立つ。
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