28日21時02分=2023年=
雪と灯りと花火の競演「灯の回廊」③
安塚区のキューピットバレイに着いたのは午後8時25分頃。最後の数発を見ることができた。一応は全3か所の花火を全部見られた。スキー場のゲレンデには大勢の人がいて、驚いた。花火のスケールはここが一番かもしれない。



帰りに、円平坊の「えんむすび茶屋」に立ち寄った。かなり前に一度来たことがあったが、ずいぶん規模が大きくなり、雪像もできていて驚いた。
↓安塚区の「えんむすび茶屋」




来年は浦川原区からスタートして、大島区を経て安塚区に入るコースをたどってみたい。
とにかく、広い地域で行われているので、全部を見るには毎年見にいかなくてはならない。
今日の
最低気温-3.0度、最高気温16.2度。快晴。風は吹かなかったが、春一番だという。下越で吹いたのだろうか。
○……仕事帰りにスーパーで、卵を買おうと思ったら、売り切れていた。鳥インフルエンザの影響で、価格は税込みで1パック200円を超える。その上「1人1パック限り」の制限付きである。
生まれてこの方、卵がこんなに高いのは記憶にない。スーパーのちらしを見ても、卵が載っていない。



帰りに、円平坊の「えんむすび茶屋」に立ち寄った。かなり前に一度来たことがあったが、ずいぶん規模が大きくなり、雪像もできていて驚いた。
↓安塚区の「えんむすび茶屋」




来年は浦川原区からスタートして、大島区を経て安塚区に入るコースをたどってみたい。
とにかく、広い地域で行われているので、全部を見るには毎年見にいかなくてはならない。
今日の足跡
最低気温-3.0度、最高気温16.2度。快晴。風は吹かなかったが、春一番だという。下越で吹いたのだろうか。
○……仕事帰りにスーパーで、卵を買おうと思ったら、売り切れていた。鳥インフルエンザの影響で、価格は税込みで1パック200円を超える。その上「1人1パック限り」の制限付きである。
生まれてこの方、卵がこんなに高いのは記憶にない。スーパーのちらしを見ても、卵が載っていない。
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27日21時22分=2023年=
雪と灯りと花火の競演「灯の回廊」②
JA倉庫の駐車場は早々と満車になっていたので、路上駐車して花火見物。花火の打ち上げ数は少ないが、きれいな花火だった。高士マルシェのイルミネーションはとてもきれいなので、見逃すわけにはいかない。
↓岩の原葡萄園近くで打ち上がった花火


ここはろうそくの灯りと、イルミネーションを組み合わせていて、とてもきれいだ。イルミネーションを雪の中に入れて光らせているところもあり、とても幻想的だった。


10分ほどで切り上げたが、時間はすでに7時30分を過ぎていた。
次のキューピットバレイ会場では、午後8時から花火が打ち上がる。雪道の上、車が多くてスピードも出せないし、打ち上げ時間までにたどり着くのは難しい。途中、どこかで花火が見られる場所があったら、そこから見ようと思って、出発した。
↓切越のイルミネーション

↓小黒のイルミネーション

牧区から安塚区まで40分以上かかる。途中の道路の壁にろうそくが灯されていて、これも美しい。安塚区の切越や小黒に小さなキャンドルパークがあって、そこで数分滞在したので、8時の打ち上げには間に合いそうもない。
今日の
最低気温0.8度、最高気温8.8度。晴れ。
○……高校のときフォークソングを一緒にやっていた同級生のT君が亡くなった。彼はギターやバンジョーを弾きながら歌っていて、ちょっとカッコつけたというか、垢抜けていたというか、独自の世界を持っていた。
最近は野尻湖でカヌーインストラクターを主にやっていて、カヌーライフマガジンのライターをやったり、デザイン事務所を主宰するなど、多方面で活躍していた。
2019年に久しぶりに会い、音楽活動を再開したと話していて、野尻湖の近くのレストランで彼が企画したライブを見に行った。その年の秋にもう一度やって、その時は泊りがけで見に行った。
2021年12月に彼が中郷区でプロデュースしたイベントを見に行ったのが最後になった。お客さんが少なかったけれど、最後まで最前列で真剣に見ていたので、帰りに「熱心に聴いてくれてありがとね」と言われたのを覚えている。
その後はコロナ禍で活動ができなかったようだが、もうじき再開するだろうと楽しみにしていたのに残念だ。
彼は佐渡で仕事をしている最中、大動脈破裂か大動脈解離で突然亡くなったようだ。笑福亭笑瓶さんの死因と同じか。佐渡で火葬し、遺骨で葬儀をしたという。
ご冥福をお祈りします。
T君が企画したライブの記事は次の通り。
◇野尻湖畔のレストランで「キャベッジ&バードック」ライブ(2019年6月23日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4289.html
◇ビールを飲みながらバル・ミュゼットのライブ堪能(2019年9月6日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4364.html
◇2年半ぶり「キャベッジ&バードック」ライブ(2021年12月12日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5200.html
↓岩の原葡萄園近くで打ち上がった花火


ここはろうそくの灯りと、イルミネーションを組み合わせていて、とてもきれいだ。イルミネーションを雪の中に入れて光らせているところもあり、とても幻想的だった。


10分ほどで切り上げたが、時間はすでに7時30分を過ぎていた。
次のキューピットバレイ会場では、午後8時から花火が打ち上がる。雪道の上、車が多くてスピードも出せないし、打ち上げ時間までにたどり着くのは難しい。途中、どこかで花火が見られる場所があったら、そこから見ようと思って、出発した。
↓切越のイルミネーション

↓小黒のイルミネーション

牧区から安塚区まで40分以上かかる。途中の道路の壁にろうそくが灯されていて、これも美しい。安塚区の切越や小黒に小さなキャンドルパークがあって、そこで数分滞在したので、8時の打ち上げには間に合いそうもない。
今日の足跡
最低気温0.8度、最高気温8.8度。晴れ。
○……高校のときフォークソングを一緒にやっていた同級生のT君が亡くなった。彼はギターやバンジョーを弾きながら歌っていて、ちょっとカッコつけたというか、垢抜けていたというか、独自の世界を持っていた。
最近は野尻湖でカヌーインストラクターを主にやっていて、カヌーライフマガジンのライターをやったり、デザイン事務所を主宰するなど、多方面で活躍していた。
2019年に久しぶりに会い、音楽活動を再開したと話していて、野尻湖の近くのレストランで彼が企画したライブを見に行った。その年の秋にもう一度やって、その時は泊りがけで見に行った。
2021年12月に彼が中郷区でプロデュースしたイベントを見に行ったのが最後になった。お客さんが少なかったけれど、最後まで最前列で真剣に見ていたので、帰りに「熱心に聴いてくれてありがとね」と言われたのを覚えている。
その後はコロナ禍で活動ができなかったようだが、もうじき再開するだろうと楽しみにしていたのに残念だ。
彼は佐渡で仕事をしている最中、大動脈破裂か大動脈解離で突然亡くなったようだ。笑福亭笑瓶さんの死因と同じか。佐渡で火葬し、遺骨で葬儀をしたという。
ご冥福をお祈りします。
T君が企画したライブの記事は次の通り。
◇野尻湖畔のレストランで「キャベッジ&バードック」ライブ(2019年6月23日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4289.html
◇ビールを飲みながらバル・ミュゼットのライブ堪能(2019年9月6日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4364.html
◇2年半ぶり「キャベッジ&バードック」ライブ(2021年12月12日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5200.html
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26日15時53分=2023年=
雪と灯りと花火の競演「灯の回廊」①
昨日3月25日、上越市の6地区にわたる雪まつり「灯の回廊」が行われた。雪がちらついた時間帯もあったが、概ね天候にも恵まれ、多くの人が繰り出していた。
花火が高士、岩の原葡萄園、キューピットバレイの3か所で上がるので、3か所を見ようと思うと、おのずからルートが限定されてしまう。打ち上げ時間は6時、7時、8時からの1時間おきで、30分ほど打ち上げにかかるので、移動時間は30分しかない。
途中の茶屋や屋台で名物を食べたかったが、時間的に難しい。それで最初は牧区の「ふるさと村茶屋」で食事をしてから出発することにした。
↓鴨そば

茶屋は満席だったが、なんとか席を確保。体が温まるよう「鴨そば」(1100円)を注文した。鴨といっても鶏肉を使うことが多いが、本当の鴨だった。噛みごたえがあり(固いわけではない)、味の濃い肉だった。
↓ふるさと村(牧区)

↓レルヒさん

外に出てみると、日没時間の午後5時37分になっていたが、まだ少し明るすぎる。雪あかりのせいもある。ざっと見たが、レルヒさんの雪像が上手に出来ていた。
花火が6時に打ち上がるので、ゆっくりしていられない。すぐに牧区コミュニティプラザへ向かった。
↓日没後の美しい情景


ここは昨年も見たので花火の打ち上がる場所などの様子は分かる。灯りの数が多く、花火と一緒に撮影できるのが素晴らしい。花火が上がりはじめて、ようやく暗くなった。30分ほど花火は続いた。
↓花火と灯火が同時に見られる

↓動画
次は来た道を戻って、岩の原葡萄園近く「高士マルシェ」へ。花火が上がるのは午後7時である。
今日の
最低気温0.1度、最高気温5.0度。曇りときどき雪
○……最近はAI(人工知能)の急速な進歩で、英語の学び方も変わってきそうだ。


AIを組み込んだアプリは、「スピーク」の場合、年間1万2800円の料金(月払いだと1800円)で、ネイティブスピーカーの先生と1対1で英語が学べるようにできている。一方的に先生が話すのではなく、先生が発音した英文を今度は自分が発音して、チェックしたり、間違いを指摘してくれる。 クイズ形式で答える問題もあるし、分からないことは何回でも繰り返せる。それに好きなレベルから始められるので、特に初心者が恥ずかしいい思いをすることがない。
朝でも夜中でもできるし、1時間でも1分でも自由自在にできる。これから英語を学びたい人は、絶対にAIアプリがいいと思う。
AIアプリにはabceed(エービーシード)、Catch It English、Busuuなどのほか、Elsa Speak、Duolingoといった無料のものもある。無料のものはそれなりの機能しかない。この分野はこれからどんどん進歩していくだろう。
花火が高士、岩の原葡萄園、キューピットバレイの3か所で上がるので、3か所を見ようと思うと、おのずからルートが限定されてしまう。打ち上げ時間は6時、7時、8時からの1時間おきで、30分ほど打ち上げにかかるので、移動時間は30分しかない。
途中の茶屋や屋台で名物を食べたかったが、時間的に難しい。それで最初は牧区の「ふるさと村茶屋」で食事をしてから出発することにした。
↓鴨そば

茶屋は満席だったが、なんとか席を確保。体が温まるよう「鴨そば」(1100円)を注文した。鴨といっても鶏肉を使うことが多いが、本当の鴨だった。噛みごたえがあり(固いわけではない)、味の濃い肉だった。
↓ふるさと村(牧区)

↓レルヒさん

外に出てみると、日没時間の午後5時37分になっていたが、まだ少し明るすぎる。雪あかりのせいもある。ざっと見たが、レルヒさんの雪像が上手に出来ていた。
花火が6時に打ち上がるので、ゆっくりしていられない。すぐに牧区コミュニティプラザへ向かった。
↓日没後の美しい情景


ここは昨年も見たので花火の打ち上がる場所などの様子は分かる。灯りの数が多く、花火と一緒に撮影できるのが素晴らしい。花火が上がりはじめて、ようやく暗くなった。30分ほど花火は続いた。
↓花火と灯火が同時に見られる

↓動画
次は来た道を戻って、岩の原葡萄園近く「高士マルシェ」へ。花火が上がるのは午後7時である。
今日の足跡
最低気温0.1度、最高気温5.0度。曇りときどき雪
○……最近はAI(人工知能)の急速な進歩で、英語の学び方も変わってきそうだ。


AIを組み込んだアプリは、「スピーク」の場合、年間1万2800円の料金(月払いだと1800円)で、ネイティブスピーカーの先生と1対1で英語が学べるようにできている。一方的に先生が話すのではなく、先生が発音した英文を今度は自分が発音して、チェックしたり、間違いを指摘してくれる。 クイズ形式で答える問題もあるし、分からないことは何回でも繰り返せる。それに好きなレベルから始められるので、特に初心者が恥ずかしいい思いをすることがない。
朝でも夜中でもできるし、1時間でも1分でも自由自在にできる。これから英語を学びたい人は、絶対にAIアプリがいいと思う。
AIアプリにはabceed(エービーシード)、Catch It English、Busuuなどのほか、Elsa Speak、Duolingoといった無料のものもある。無料のものはそれなりの機能しかない。この分野はこれからどんどん進歩していくだろう。
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25日23時29分=2023年=
食事処なべやの「もつ煮込みうどん」
上越市柿崎区の食事処なべやの「もつ煮込みうどん」がおいしいと聞いていたので、昼食に立ち寄った。

場所は国道8号の上下浜駅の近く。もつ煮や天丼、海鮮丼、ラーメンが人気らしい。店の看板に「日本一うまい!もつ煮込み」とある。そのもつ煮を、鍋焼きうどん風にしたのが「もつ煮込みうどん」(990円)である。

ぐらぐら煮え立ったのが出てきた。あつあつなので、小鉢に移してから食べないと火傷をする。具はネギ、エノキ、シイタケ、かまぼこなどだ。
もつやうどんもおいしいけれど、なんといってもスープ(もつのスープ)の味がすばらしい。うどんを食べ終わってから、スープにご飯を入れて食べたらおいしいだろうな。
店内では佐良直美の「世界は二人のために」や、イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」、クイーンの「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」など、60~80年代の曲が流れていた。店主の趣味なのか、客層に合わせた選曲なのだろうか。
◇所在地:上越市柿崎区上下浜572
◇営業時間:11:00~14:30、17:00~21:00
◇電話:025-536-2291
◇定休:不定休
◇キャッシュレス:不可
今日の
最低気温-0.3、最高気温5.4度。曇りときどき雪。
○……今日は、雪がちらちら降っていて寒かったが、「灯の回廊」に行ってきた。何か所も巡って、帰ってきたのが午後10時過ぎだったので、ブログに書くのは明日にしたい。


○……テックランド上越店が移転するため、あす26日まで閉店セールをやっている。既に半分近い商品がない状態。欲しいものがいくつかあったけれど、品揃えが悪くてだめ。それと、10%引きではインパクトがない。半額だったらほしい品があるんだが。
閉店後の跡地が何になるのか、とても気になる。

場所は国道8号の上下浜駅の近く。もつ煮や天丼、海鮮丼、ラーメンが人気らしい。店の看板に「日本一うまい!もつ煮込み」とある。そのもつ煮を、鍋焼きうどん風にしたのが「もつ煮込みうどん」(990円)である。

ぐらぐら煮え立ったのが出てきた。あつあつなので、小鉢に移してから食べないと火傷をする。具はネギ、エノキ、シイタケ、かまぼこなどだ。
もつやうどんもおいしいけれど、なんといってもスープ(もつのスープ)の味がすばらしい。うどんを食べ終わってから、スープにご飯を入れて食べたらおいしいだろうな。
店内では佐良直美の「世界は二人のために」や、イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」、クイーンの「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」など、60~80年代の曲が流れていた。店主の趣味なのか、客層に合わせた選曲なのだろうか。
◇所在地:上越市柿崎区上下浜572
◇営業時間:11:00~14:30、17:00~21:00
◇電話:025-536-2291
◇定休:不定休
◇キャッシュレス:不可
今日の足跡
最低気温-0.3、最高気温5.4度。曇りときどき雪。
○……今日は、雪がちらちら降っていて寒かったが、「灯の回廊」に行ってきた。何か所も巡って、帰ってきたのが午後10時過ぎだったので、ブログに書くのは明日にしたい。


○……テックランド上越店が移転するため、あす26日まで閉店セールをやっている。既に半分近い商品がない状態。欲しいものがいくつかあったけれど、品揃えが悪くてだめ。それと、10%引きではインパクトがない。半額だったらほしい品があるんだが。
閉店後の跡地が何になるのか、とても気になる。
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24日21時38分=2023年=
たい焼きジェラート
上越あるるんの杜に1月6日、オープンしたばかりのジェラート店「Bocca(ボッカ)」が、たい焼きジェラートを発売したというので、近くを通ったついでに食べてきた。

早い話が、コーンの代わりにたい焼きの皮を使ったものだ。ニューヨークで流行していたのを取り入れたという。たい焼き部分は米粉を使っていて、もちもち感があり、コーンのサクッと感と違う。たい焼きは温かくないのは当然か。焼き立てなら、ジェラートが溶けてしまう。

ジェラート店なのに、なんで真冬にオープンしたのか不思議だが、いまは冬でも夏でも食べるからいいのだろう。今はジャラートの種類は5種類ほどと少ないが、暑くなるに従って増やしていくはずだ。
ジェラートは、コーヒー、キャラメル、ミルク、甘酒があった。今回は甘酒をチョイスした。クッキーは1個のっているが、うみがたりのマゼランペンギンだという。あとは小さなコンペイトウが散りばめてあった。
たい焼きジェラートはシングルで460円。たい焼きは180円。ジェラートのみの場合はシングル380円、ダブル460円。ちょっと高すぎるかな。
↓雪降る高田城三重櫓と合成写真を作ってみた

今日の
最低気温1.8度、最高気温10.1度。曇り。

○……宮崎のサンマリンスタジアムでは今、WBCに出場する侍ジャパンのキャンプが行われている。
今回はエンゼルスの大谷翔平選手が宮崎に来るなら、「宮崎キャンプを見に行こう」と友達が誘ってくれた。
しかし、大谷選手は3月3、4日に名古屋で侍ジャパンに合流するため、宮崎で見ることはできなくなった。大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希、山田哲人、岡本和真、山川穂高、吉田正尚、鈴木誠也など世界や日本で活躍する選手を見られる機会だったのに、残念だ。
今、宮崎はたいへんな盛り上がりらしい。入場券すら手に入らない状態だという。わざわざ見に言っても、見られない可能性も高いようだ。

早い話が、コーンの代わりにたい焼きの皮を使ったものだ。ニューヨークで流行していたのを取り入れたという。たい焼き部分は米粉を使っていて、もちもち感があり、コーンのサクッと感と違う。たい焼きは温かくないのは当然か。焼き立てなら、ジェラートが溶けてしまう。

ジェラート店なのに、なんで真冬にオープンしたのか不思議だが、いまは冬でも夏でも食べるからいいのだろう。今はジャラートの種類は5種類ほどと少ないが、暑くなるに従って増やしていくはずだ。
ジェラートは、コーヒー、キャラメル、ミルク、甘酒があった。今回は甘酒をチョイスした。クッキーは1個のっているが、うみがたりのマゼランペンギンだという。あとは小さなコンペイトウが散りばめてあった。
たい焼きジェラートはシングルで460円。たい焼きは180円。ジェラートのみの場合はシングル380円、ダブル460円。ちょっと高すぎるかな。
↓雪降る高田城三重櫓と合成写真を作ってみた

今日の足跡
最低気温1.8度、最高気温10.1度。曇り。

○……宮崎のサンマリンスタジアムでは今、WBCに出場する侍ジャパンのキャンプが行われている。
今回はエンゼルスの大谷翔平選手が宮崎に来るなら、「宮崎キャンプを見に行こう」と友達が誘ってくれた。
しかし、大谷選手は3月3、4日に名古屋で侍ジャパンに合流するため、宮崎で見ることはできなくなった。大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希、山田哲人、岡本和真、山川穂高、吉田正尚、鈴木誠也など世界や日本で活躍する選手を見られる機会だったのに、残念だ。
今、宮崎はたいへんな盛り上がりらしい。入場券すら手に入らない状態だという。わざわざ見に言っても、見られない可能性も高いようだ。
23日21時12分=2023年=
赤倉で広瀬香美の野外雪上ライブ
「冬の女王」「ゲレンデの女王」と呼ばれるシンガーソングライターの広瀬香美さんが、赤倉観光リゾートスキー場のゲレンデにやってきた。昨年は吹雪の中で歌ったそうだが、2回目の今年は素晴らしい好天。無料のライブということもあり、多くのファンが詰めかけた。
↓妙高山を望む雪のステージ


雪を積み上げたステージが作られ、PA装置がドカンと置かれていた。30分間の無料ライブなので、バンドなしのカラオケで歌うようだ。前列に陣取っている人は数時間前から待っているのだろう。雪の上なので、とても寒い。足の下から冷えてくる。
↓雪上車に乗って登場した広瀬香美さん


さて、ライブがスタートする午後4時30分になった。広瀬さんは大型の除雪機(圧雪機?)に乗っての登場だ。いきなりハイトーンボイスで「promise」を歌い始めた。この曲大好き。「今日は冬の曲ばかりかな」と思っていると、2曲目はやはり「真冬の帰り道」。
ここでMCが入り、広瀬香美さんは、「昨年、デビュー30周年が終わり、31年目の突入しました。長い間、冬の女王として育てていただき、特に冬だけ応援していただき、感謝しています」と笑わせた。

3曲目はクリスマスをテーマにした「DEAR…again」をしっとりと歌った。
ここで広瀬さんが「アカカンさんに怒られてしまうけれど、隣の長野県で、木島平村にある木島平スキー場の名称を来季から“スノーリゾート ロマンスの神様”に変える」と話した。会場は少しざわめいた。これは所属事務所などが今日、発表したのだという。このスキー場が民間に譲渡されることになり、3月に基本合意が締結されることを受けてのネーミング変更のようだ。
続いての曲は真冬の熱い恋を歌った「ゲレンデがとけるほど恋したい」。これはゲレンデで歌うにはぴったりの曲で、会場は大盛りあがりだった。
ここまではすべてが冬の歌。昨年の猛吹雪の中のライブを振り返って、「寒かったよね。横殴りの猛吹雪で、雪が肺に入っちゃって、息苦しくて、転んじゃうし、目は見えなくなっちゃうし。今日はめっちゃ気持ちいいの。終わっちゃったらこの(雪の)舞台、こわしちゃうのかな。これからも日本のスキーリゾート、スノーリゾートを盛り上げていきたい」と話した。
↓怪獣の着ぐるみも登場

最後は広瀬香美最大のヒット曲「ロマンスの神様」を歌わないわけにはいかない。ところで、木島平スキー場が“スノーリゾート ロマンスの神様”に変えるというけれど、この曲って、スキー場にも、冬にも関係ない歌じゃないの?
今日の
最低気温-3.2度、最高気温8.8度。晴れ一時曇り。
↓バナナを食べるヒヨドリ

○……我が家の狭い庭にやってくるヒヨドリ。リンゴやミカンが好きなのは分かった。今日はバナナを置いてみた。瞬く間に食べ尽くした。果物ならなんでも良さそうだ。
↓妙高山を望む雪のステージ


雪を積み上げたステージが作られ、PA装置がドカンと置かれていた。30分間の無料ライブなので、バンドなしのカラオケで歌うようだ。前列に陣取っている人は数時間前から待っているのだろう。雪の上なので、とても寒い。足の下から冷えてくる。
↓雪上車に乗って登場した広瀬香美さん


さて、ライブがスタートする午後4時30分になった。広瀬さんは大型の除雪機(圧雪機?)に乗っての登場だ。いきなりハイトーンボイスで「promise」を歌い始めた。この曲大好き。「今日は冬の曲ばかりかな」と思っていると、2曲目はやはり「真冬の帰り道」。
ここでMCが入り、広瀬香美さんは、「昨年、デビュー30周年が終わり、31年目の突入しました。長い間、冬の女王として育てていただき、特に冬だけ応援していただき、感謝しています」と笑わせた。

3曲目はクリスマスをテーマにした「DEAR…again」をしっとりと歌った。
ここで広瀬さんが「アカカンさんに怒られてしまうけれど、隣の長野県で、木島平村にある木島平スキー場の名称を来季から“スノーリゾート ロマンスの神様”に変える」と話した。会場は少しざわめいた。これは所属事務所などが今日、発表したのだという。このスキー場が民間に譲渡されることになり、3月に基本合意が締結されることを受けてのネーミング変更のようだ。
続いての曲は真冬の熱い恋を歌った「ゲレンデがとけるほど恋したい」。これはゲレンデで歌うにはぴったりの曲で、会場は大盛りあがりだった。
ここまではすべてが冬の歌。昨年の猛吹雪の中のライブを振り返って、「寒かったよね。横殴りの猛吹雪で、雪が肺に入っちゃって、息苦しくて、転んじゃうし、目は見えなくなっちゃうし。今日はめっちゃ気持ちいいの。終わっちゃったらこの(雪の)舞台、こわしちゃうのかな。これからも日本のスキーリゾート、スノーリゾートを盛り上げていきたい」と話した。
↓怪獣の着ぐるみも登場

最後は広瀬香美最大のヒット曲「ロマンスの神様」を歌わないわけにはいかない。ところで、木島平スキー場が“スノーリゾート ロマンスの神様”に変えるというけれど、この曲って、スキー場にも、冬にも関係ない歌じゃないの?
今日の足跡
最低気温-3.2度、最高気温8.8度。晴れ一時曇り。
↓バナナを食べるヒヨドリ

○……我が家の狭い庭にやってくるヒヨドリ。リンゴやミカンが好きなのは分かった。今日はバナナを置いてみた。瞬く間に食べ尽くした。果物ならなんでも良さそうだ。
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22日21時25分=2023年=
市川崑監督の代表作「ビルマの竪琴」
NHKスペシャルの完全版「ビルマ 絶望の戦場」を見たら、市川崑監督の代表作「ビルマの竪琴」(1956年)を見直さないわけにはいかない。Amazonプライムにあったので、さっそく見ることにした。昨日書いた「完全版 ビルマ 絶望の戦場」を見た後なので、30年ほど前に見た映画の印象とは随分違っていた。

映画「ビルマの竪琴」は、ビルマからタイに向けて撤退する日本軍を描く。インパール作戦の大敗北、イラワジ河での敗北を経て、悲惨な逃避行を余儀なくされていた。日本兵の士気は著しく低下し、伝染病や病気などで次々と死んでいた。それなのに、映画では歌を楽しんだり、冗談を言ったり、かなり呑気な状態なのが気になった。
主人公の水島上等兵が所属する小隊の井上隊長は職業軍人ではなく、音楽学校出身の将校だった。絶望的になる部下を励ますために、全員で皆が知っている歌を合唱することを提案し、自ら合唱の指揮を取った。水島は、ビルマの竪琴をまねて楽器を自作し、歌の伴奏をした。分散和音(アルペジオ)を使った独自の奏法を編み出したという設定だ。だが、悪路の中の厳しい退却で、竪琴を持って移動できるのだろうか。
映画では日本の唱歌などが歌われる。日本軍の部隊が突撃を前に「埴生の宿」を歌うと、敵が英語で同じメロディーの歌を歌う。双方の兵士は肩を組んで合唱し、戦うことをやめるという場面がある。この歌の元歌は米国の「ホーム・スイート・ホーム」なのである。すでに3日前、日本が連合軍に降参していたのだ。敗戦を知らずに戦闘状態になっていれば、小隊は全滅していたかもしれない。
1862年、南北戦争中のアメリカで、両軍が川を挟んでにらみあっていた。双方の軍楽隊は味方の士気を高めようと、応援合戦のように演奏を行った。北軍が「ホーム・スイート・ホーム」を演奏すると、南軍も同じ曲を演奏した。両軍の兵士は熱狂し、休戦協定が成立したという。
音楽の持つ力を再認識するエピソードである。


映画の後半、水島は敗戦後もいまだ抵抗を止めない日本部隊を説得して収容所に連れて来るという命令を井上隊長から受ける。水島は彼らを説得できず、抵抗したその部隊は英軍に全滅させられた。これに苦悩した水島は日本に帰国せずにビルマの僧となって戦死した多くの日本兵の菩提を弔うというストーリーだ。

収容所の日本兵が日本に帰れることになり、最後の日に水島が「埴生の宿」に続き「別れのワルツ」を竪琴で演奏し、別れを告げるのだった。ビルマの竪琴は、現地でサウンガウと呼ばれているハープのような楽器だという。
心にしみる映画だった。木下恵介監督の「二十四の瞳」と並ぶ、優れた日本の音楽映画といってもいい。
今日の
最低気温-1.3度、最高気温5.5度。曇り。
○……これから見たい映画を書き出してみた。
◇「パワー・オブ・ザ・ドッグ」(2021年11月公開)
無慈悲な牧場主と彼を取り巻く人々との緊迫した関係を描いた人間ドラマ
◇「ドント・ルック・アップ」(2021年11月公開)
レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが主演
◇「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
(2023年3月3日日本公開)
SFドラマ兼コメディ
◇「フェイブルマンズ」(2023年3月日本公開)
スピルバーグ監督 第80回ゴールデングローブ賞、作品賞
◇「イニシェリン島の精霊」(2023年1月日本公開)
ゴールデングローブ賞で最多7部門8ノミネート
◇「ケイコ 目を澄ませて」(2022年12月16日公開)
三宅唱監督が岸井ゆきのを主演に迎え、耳が聞こえないボクサーの実話をもとに描いた人間ドラマ。
◇「こちらあみ子」(2022年7月8日公開)
森井勇佑が長編監督デビューを果たし、あみ子の無垢な視線から見える世界をオリジナルシーンを盛り込みながら鮮やかに描き出す

映画「ビルマの竪琴」は、ビルマからタイに向けて撤退する日本軍を描く。インパール作戦の大敗北、イラワジ河での敗北を経て、悲惨な逃避行を余儀なくされていた。日本兵の士気は著しく低下し、伝染病や病気などで次々と死んでいた。それなのに、映画では歌を楽しんだり、冗談を言ったり、かなり呑気な状態なのが気になった。
主人公の水島上等兵が所属する小隊の井上隊長は職業軍人ではなく、音楽学校出身の将校だった。絶望的になる部下を励ますために、全員で皆が知っている歌を合唱することを提案し、自ら合唱の指揮を取った。水島は、ビルマの竪琴をまねて楽器を自作し、歌の伴奏をした。分散和音(アルペジオ)を使った独自の奏法を編み出したという設定だ。だが、悪路の中の厳しい退却で、竪琴を持って移動できるのだろうか。
映画では日本の唱歌などが歌われる。日本軍の部隊が突撃を前に「埴生の宿」を歌うと、敵が英語で同じメロディーの歌を歌う。双方の兵士は肩を組んで合唱し、戦うことをやめるという場面がある。この歌の元歌は米国の「ホーム・スイート・ホーム」なのである。すでに3日前、日本が連合軍に降参していたのだ。敗戦を知らずに戦闘状態になっていれば、小隊は全滅していたかもしれない。
1862年、南北戦争中のアメリカで、両軍が川を挟んでにらみあっていた。双方の軍楽隊は味方の士気を高めようと、応援合戦のように演奏を行った。北軍が「ホーム・スイート・ホーム」を演奏すると、南軍も同じ曲を演奏した。両軍の兵士は熱狂し、休戦協定が成立したという。
音楽の持つ力を再認識するエピソードである。


映画の後半、水島は敗戦後もいまだ抵抗を止めない日本部隊を説得して収容所に連れて来るという命令を井上隊長から受ける。水島は彼らを説得できず、抵抗したその部隊は英軍に全滅させられた。これに苦悩した水島は日本に帰国せずにビルマの僧となって戦死した多くの日本兵の菩提を弔うというストーリーだ。

収容所の日本兵が日本に帰れることになり、最後の日に水島が「埴生の宿」に続き「別れのワルツ」を竪琴で演奏し、別れを告げるのだった。ビルマの竪琴は、現地でサウンガウと呼ばれているハープのような楽器だという。
心にしみる映画だった。木下恵介監督の「二十四の瞳」と並ぶ、優れた日本の音楽映画といってもいい。
今日の足跡
最低気温-1.3度、最高気温5.5度。曇り。
○……これから見たい映画を書き出してみた。
◇「パワー・オブ・ザ・ドッグ」(2021年11月公開)
無慈悲な牧場主と彼を取り巻く人々との緊迫した関係を描いた人間ドラマ
◇「ドント・ルック・アップ」(2021年11月公開)
レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが主演
◇「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
(2023年3月3日日本公開)
SFドラマ兼コメディ
◇「フェイブルマンズ」(2023年3月日本公開)
スピルバーグ監督 第80回ゴールデングローブ賞、作品賞
◇「イニシェリン島の精霊」(2023年1月日本公開)
ゴールデングローブ賞で最多7部門8ノミネート
◇「ケイコ 目を澄ませて」(2022年12月16日公開)
三宅唱監督が岸井ゆきのを主演に迎え、耳が聞こえないボクサーの実話をもとに描いた人間ドラマ。
◇「こちらあみ子」(2022年7月8日公開)
森井勇佑が長編監督デビューを果たし、あみ子の無垢な視線から見える世界をオリジナルシーンを盛り込みながら鮮やかに描き出す
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21日21時42分=2023年=
完全版「ビルマ 絶望の戦場」
1944年7月、太平洋戦争で「史上最悪の作戦」「もっとも無謀な作戦」といわれた日本軍のインパール作戦は3万人もの戦死者を出し、将兵が行き倒れた道は“白骨街道”と呼ばれた。しかし、この戦いのあと、終戦までの1年間でさらに10万人以上の命が失われていたのはあまり知られていない。2022年10月16日放送のBS1スペシャル「完全版 ビルマ 絶望の戦場」は、8月のNHKスペシャルの放送後に寄せられた証言などを加えた100分版。2月16日には再放送された。NHKならではの力作番組だった。
番組の内容は、ざっと次のようなものである。
日本は、欧米の植民地支配下にあったアジア諸国を解放して、大東亜共栄圏という日本中心のアジア経済圏を作ろうという構想を掲げていた。

太平洋戦争の開戦当初の1942年3月。ビルマ(現在のミャンマー)では、日本軍はラングーン(現在のヤンゴン)に侵攻し、イギリスが植民地支配していたビルマを日本の占領下に置いた。日本軍に全面的に従う密約のもと、名ばかりの独立をさせ、日本企業も商社ばかりではなく、料亭まで進出した。
このときのビルマの将軍はアウン・サンで、ビルマが1948年に独立を果たした立役者の一人。その娘がアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相。同国の民主化の象徴で、ノーベル平和賞も受賞しているが、現在も国軍によって身柄が拘束されている。
日本軍は、ミッドウェー海戦の敗退を契機に2年とたたずに敗色が濃厚となっていった。イギリスの植民地であったインドを独立させ、イギリスの勢力を一掃させようと、ビルマから山々を越えてイギリス軍の拠点であるインパールまで470kmの無謀な行軍を挙行する。これがインパール作戦である。食料の補給を度外視した無謀な作戦は大失敗に終わった。
だが、インパール作戦の中止のあと、さらに10万人以上もの命が失われていたとは、どういうことなのか。
半年後の1945年。日本軍は、ミャンマー中部を流れるイラワジ河に防衛ラインを設定。ラングーン(現在のヤンゴン)の奪還を目指すイギリス軍を迎え撃った。
イギリス軍は500機もの戦闘機を持ち、陸上兵力は26万人。迎え撃つ日本軍はインパール作戦で疲弊したわずか3万人の兵士だった。戦力の差を考えない上層部の命令で、前線の士気は著しく低下し、死にそうな兵士のものを盗むようになっていた。この戦いも無謀なもので、多くの死者を出した。
日本の防衛ラインを突破したイギリス軍は、首都ラングーンを一気に目指した。そういった中で、日本軍の高級将校は料亭で毎晩のように芸者遊びに興じており、兵士の間に軍への失望が広がった。
そんな中、日本と協力関係にあったはずのビルマ国軍が、日本軍に反乱して蜂起した。すると、日本の司令部が陥落の危機が迫ったラングーンから飛行機でタイ方面へと逃げたのだ。一方で、置き去りにした将兵や民間人に、「ラングーンを死守すべし」との命令を下した。司令部は将兵らを見捨てたのである。

密林でイギリス軍とビルマ国軍に包囲されていた将兵らは、雨季で増水して川幅が200mを超えているシッタン河を渡るしか生き残る道はなかった。マラリアや飢餓、衰弱し自決する兵士も相次いだ。川を渡ると、ビルマ兵に撃たれたり、溺れて多くが死んだ。

イギリス軍の司令官は日本軍の司令部を「自分たちが間違いを犯したこと、計画の練り直しが必要なことを認める勇気がない」「道徳的勇気の欠如」と分析していた。
これが今も、柏崎原発の再稼働をめぐる東京電力の態度などに残る日本人特有の体質かもしれない。最近の軍備増強の進め方なども同様の体質を感じる。
今回の「完全版」は、8月のNHKスペシャルの放送後に寄せられた証言などを加えた100分版。番組の最後の方で、長崎に住む濵脇忠博さんから番組の取材班に届いた1通のはがきが紹介された。102歳の父親(廣さん)が、ビルマでの戦争を良く覚えているという。
廣さんは「アメーバ赤痢で便は垂れ流し、ほとんどの兵隊が骸骨」と証言する。



ビルマ(ミャンマー)からも知らせがあった。登場する女性の父親が、かつてビルマで戦った日本兵だという。それは、野戦病院に置き去りにされた歩兵第16連隊の北村作之丞元上等兵である。逃げた負い目から日本に帰ることができず、僧侶となって逃亡を続け、ミャンマー人として戦後を生きた。祖国の地を踏む願いはかなわず、82歳で死んだという。
昔見た市川崑監督の名作「ビルマの竪琴」を思い出した。似たような話である。
番組は以下のサイト(Dailymotion)で見ることができる。「J:COMオンデマンド」でも110円でレンタル中。
↓完全版 ビルマ 絶望の戦場(2022年10月16日放送)
https://dai.ly/x8ep8vx
今日の
最低気温-1.0度、最高気温2.7度。曇り。上越市高田の積雪42cm、妙高市新井の積雪71cm。
○……最近はステマ(ステルスマーケティング)やサクラレビューが問題になっているが、Amazonで購入前にチェックする「サクラチェッカー」というサイトがある。
Amazonと同じ方法で検索するだけでいい。異常な値引き率や、レビューの急激な悪化、不自然なレビュー分布、レビュー本文の怪しさ、公式サイトの有無などを判定基準にして、評価を出している。
Amazonで買う前に、まずはここでチェックした方がいい。粗悪品を掴まされる確率が減ると思う。
↓サクラチェッカー
https://sakura-checker.jp/
番組の内容は、ざっと次のようなものである。
日本は、欧米の植民地支配下にあったアジア諸国を解放して、大東亜共栄圏という日本中心のアジア経済圏を作ろうという構想を掲げていた。

太平洋戦争の開戦当初の1942年3月。ビルマ(現在のミャンマー)では、日本軍はラングーン(現在のヤンゴン)に侵攻し、イギリスが植民地支配していたビルマを日本の占領下に置いた。日本軍に全面的に従う密約のもと、名ばかりの独立をさせ、日本企業も商社ばかりではなく、料亭まで進出した。
このときのビルマの将軍はアウン・サンで、ビルマが1948年に独立を果たした立役者の一人。その娘がアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相。同国の民主化の象徴で、ノーベル平和賞も受賞しているが、現在も国軍によって身柄が拘束されている。
日本軍は、ミッドウェー海戦の敗退を契機に2年とたたずに敗色が濃厚となっていった。イギリスの植民地であったインドを独立させ、イギリスの勢力を一掃させようと、ビルマから山々を越えてイギリス軍の拠点であるインパールまで470kmの無謀な行軍を挙行する。これがインパール作戦である。食料の補給を度外視した無謀な作戦は大失敗に終わった。
だが、インパール作戦の中止のあと、さらに10万人以上もの命が失われていたとは、どういうことなのか。
半年後の1945年。日本軍は、ミャンマー中部を流れるイラワジ河に防衛ラインを設定。ラングーン(現在のヤンゴン)の奪還を目指すイギリス軍を迎え撃った。
イギリス軍は500機もの戦闘機を持ち、陸上兵力は26万人。迎え撃つ日本軍はインパール作戦で疲弊したわずか3万人の兵士だった。戦力の差を考えない上層部の命令で、前線の士気は著しく低下し、死にそうな兵士のものを盗むようになっていた。この戦いも無謀なもので、多くの死者を出した。
日本の防衛ラインを突破したイギリス軍は、首都ラングーンを一気に目指した。そういった中で、日本軍の高級将校は料亭で毎晩のように芸者遊びに興じており、兵士の間に軍への失望が広がった。
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密林でイギリス軍とビルマ国軍に包囲されていた将兵らは、雨季で増水して川幅が200mを超えているシッタン河を渡るしか生き残る道はなかった。マラリアや飢餓、衰弱し自決する兵士も相次いだ。川を渡ると、ビルマ兵に撃たれたり、溺れて多くが死んだ。

イギリス軍の司令官は日本軍の司令部を「自分たちが間違いを犯したこと、計画の練り直しが必要なことを認める勇気がない」「道徳的勇気の欠如」と分析していた。
これが今も、柏崎原発の再稼働をめぐる東京電力の態度などに残る日本人特有の体質かもしれない。最近の軍備増強の進め方なども同様の体質を感じる。
今回の「完全版」は、8月のNHKスペシャルの放送後に寄せられた証言などを加えた100分版。番組の最後の方で、長崎に住む濵脇忠博さんから番組の取材班に届いた1通のはがきが紹介された。102歳の父親(廣さん)が、ビルマでの戦争を良く覚えているという。
廣さんは「アメーバ赤痢で便は垂れ流し、ほとんどの兵隊が骸骨」と証言する。



ビルマ(ミャンマー)からも知らせがあった。登場する女性の父親が、かつてビルマで戦った日本兵だという。それは、野戦病院に置き去りにされた歩兵第16連隊の北村作之丞元上等兵である。逃げた負い目から日本に帰ることができず、僧侶となって逃亡を続け、ミャンマー人として戦後を生きた。祖国の地を踏む願いはかなわず、82歳で死んだという。
昔見た市川崑監督の名作「ビルマの竪琴」を思い出した。似たような話である。
番組は以下のサイト(Dailymotion)で見ることができる。「J:COMオンデマンド」でも110円でレンタル中。
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今日の足跡
最低気温-1.0度、最高気温2.7度。曇り。上越市高田の積雪42cm、妙高市新井の積雪71cm。
○……最近はステマ(ステルスマーケティング)やサクラレビューが問題になっているが、Amazonで購入前にチェックする「サクラチェッカー」というサイトがある。
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Amazonで買う前に、まずはここでチェックした方がいい。粗悪品を掴まされる確率が減ると思う。
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20日21時49分=2023年=
ヒヨドリがリンゴを食べに来た
15日のブログで、我が家の庭にヒヨドリが来て木に止まっていたことを書いた。
ナンテンの実を食べにきていたのだが、既に食べ尽くしてしまった。
そこでリンゴを小さく切って、トレイに入れて外に置いておいたら、いつの間にかなくなっていた。ヒヨドリが食べたものか、それともカラスが食べに来たものか。
今日は雪が激しく降っていたためか、ミカンを切って出しておいたが、食べにこない。

やっぱりリンゴじゃないとだめなのか。今度は食べやすいように木の枝にリンゴを縛り付けた。
午後3時頃、いつの間にかヒヨドリがやってきて、リンゴを見つけて食べていた。30分以上、一生懸命に食べていた。冬は食べ物が少なくて、お腹が空いていたのだろうか。
今日の
最低気温0.1度、最高気温5.8度。雪。
○……今冬、3度目の寒波である。今日1日、ずっと雪が降っていて、上越市高田では17cmだった積雪が、今日午後8時には42cmまで増えた。
今日午後3時から明日の朝9時までの降雪予測は、上越市北城で30cm、妙高市新井で45cm、妙高高原で55cmとなっている。
明日の朝は、除雪に出なくてはいけないだろう。
ナンテンの実を食べにきていたのだが、既に食べ尽くしてしまった。
そこでリンゴを小さく切って、トレイに入れて外に置いておいたら、いつの間にかなくなっていた。ヒヨドリが食べたものか、それともカラスが食べに来たものか。
今日は雪が激しく降っていたためか、ミカンを切って出しておいたが、食べにこない。

やっぱりリンゴじゃないとだめなのか。今度は食べやすいように木の枝にリンゴを縛り付けた。
午後3時頃、いつの間にかヒヨドリがやってきて、リンゴを見つけて食べていた。30分以上、一生懸命に食べていた。冬は食べ物が少なくて、お腹が空いていたのだろうか。
今日の足跡
最低気温0.1度、最高気温5.8度。雪。
○……今冬、3度目の寒波である。今日1日、ずっと雪が降っていて、上越市高田では17cmだった積雪が、今日午後8時には42cmまで増えた。
今日午後3時から明日の朝9時までの降雪予測は、上越市北城で30cm、妙高市新井で45cm、妙高高原で55cmとなっている。
明日の朝は、除雪に出なくてはいけないだろう。
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19日19時29分=2023年=
グラマー女優のラクエル・ウェルチさんが死去
女優のラクエル・ウェルチさんが15日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で亡くなったと報じられた。82歳だったという。1960年代から1970年代にかけて活躍したグラマー女優である。
今年の正月に「ベルファスト」という映画を見た。プロテスタントの暴徒がカトリック住民への攻撃を始め、平和だったベルファストの町が悪夢へと変わる。ロシアのウクライナ侵攻もそうだが、平和が一瞬で失われる怖さを強く感じさせた映画だった。

だが、暗いだけの映画ではない。主人公の少年が家族と「チキ・チキ・バン・バン」の映画を見る場面が印象的だった。グラマー女優ラクエル・ウェルチさんがビキニスタイルで登場する「恐竜100万年」も家族で見に行った。母親が父親の映画のチョイスをなじった場面が笑えた。
また、大好きな映画「ショーシャンクの空に」という作品で、主人公アンディの刑務所の部屋に貼ったポスターにも登場する。最初はリタ・ヘイワースで、次はマリリン・モンローに取り換えられた。そして、脱獄した後に貼られていたのが、ラクエル・ウェルチの「恐竜100万年」のポスターだった。その次代を象徴する女優のポスターを貼ることで、長い刑務所ぐらしを実感させたのだ。
↓「恐竜100万年」のDVD

この「恐竜100万年」は、「ミクロの決死圏」と並ぶラクエル・ウェルチさんの代表作だが、なぜか見ていなかった。さっそく、Amazonで購入して机の上に置いておいたが、まだ見ていなかった。
そこへラクエル・ウェルチさんの訃報だ。昨日、あわてて鑑賞した。やっぱり、家族で映画館に行って見る映画じゃないわな。
↓「恐竜100万年」のラクエル・ウェルチ


「恐竜100万年」の日本公開は1967年。石器時代を描いており、特殊撮影による恐竜がたくさん出てくる恐竜映画の先駆けだ。原始人なので、まだ言語は発達しておらず、名前を呼び合うだけの簡単な意思疎通しかできない。
服は毛皮などで作ったものだが、女性はみんなビキニスタイルで、グラマー女優ばかり集めた感じ。この映画でラクエル・ウェルチさんは「20世紀最高のグラマー」と称されるようになった。長い足とメリハリのある健康的なボディーは、マリリンモンローもかなわない。
映画は石器時代の狩猟や、男女の仕事の分担、食料の配分を巡る争いなどを描いていて、なかなか面白い。今はCG全盛時代でリアルな恐竜が作れるが、本作では特殊撮影で、迫力あるシーンを見せてくれる。



登場する怪獣はブロントサウルス、アロサウルス、トリケラトプス、ケラトサウルス、プテラノドン、エウディモルフォドン、アーケロン、巨大なイグアナ、大グモ、猿人である。
今日の
最低気温2.8度、最高気温10.0度。雨。

○……13日のブログで上越市西本町にオープンした「元祖豚丼屋TONTON 直江津店」(http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5629.html)を紹介した。新潟県初出店の店だ。その数日後、スーパーで「北海道からお届け 北のポテトチップ 食べらさる豚丼味」という長い名前のポテチが売られていた。帯広名物の豚丼味のポテチだという。
TONTONで食べた豚丼の味と、かなり違っていた。
今年の正月に「ベルファスト」という映画を見た。プロテスタントの暴徒がカトリック住民への攻撃を始め、平和だったベルファストの町が悪夢へと変わる。ロシアのウクライナ侵攻もそうだが、平和が一瞬で失われる怖さを強く感じさせた映画だった。

だが、暗いだけの映画ではない。主人公の少年が家族と「チキ・チキ・バン・バン」の映画を見る場面が印象的だった。グラマー女優ラクエル・ウェルチさんがビキニスタイルで登場する「恐竜100万年」も家族で見に行った。母親が父親の映画のチョイスをなじった場面が笑えた。
また、大好きな映画「ショーシャンクの空に」という作品で、主人公アンディの刑務所の部屋に貼ったポスターにも登場する。最初はリタ・ヘイワースで、次はマリリン・モンローに取り換えられた。そして、脱獄した後に貼られていたのが、ラクエル・ウェルチの「恐竜100万年」のポスターだった。その次代を象徴する女優のポスターを貼ることで、長い刑務所ぐらしを実感させたのだ。
↓「恐竜100万年」のDVD

この「恐竜100万年」は、「ミクロの決死圏」と並ぶラクエル・ウェルチさんの代表作だが、なぜか見ていなかった。さっそく、Amazonで購入して机の上に置いておいたが、まだ見ていなかった。
そこへラクエル・ウェルチさんの訃報だ。昨日、あわてて鑑賞した。やっぱり、家族で映画館に行って見る映画じゃないわな。
↓「恐竜100万年」のラクエル・ウェルチ


「恐竜100万年」の日本公開は1967年。石器時代を描いており、特殊撮影による恐竜がたくさん出てくる恐竜映画の先駆けだ。原始人なので、まだ言語は発達しておらず、名前を呼び合うだけの簡単な意思疎通しかできない。
服は毛皮などで作ったものだが、女性はみんなビキニスタイルで、グラマー女優ばかり集めた感じ。この映画でラクエル・ウェルチさんは「20世紀最高のグラマー」と称されるようになった。長い足とメリハリのある健康的なボディーは、マリリンモンローもかなわない。
映画は石器時代の狩猟や、男女の仕事の分担、食料の配分を巡る争いなどを描いていて、なかなか面白い。今はCG全盛時代でリアルな恐竜が作れるが、本作では特殊撮影で、迫力あるシーンを見せてくれる。



登場する怪獣はブロントサウルス、アロサウルス、トリケラトプス、ケラトサウルス、プテラノドン、エウディモルフォドン、アーケロン、巨大なイグアナ、大グモ、猿人である。
今日の足跡
最低気温2.8度、最高気温10.0度。雨。

○……13日のブログで上越市西本町にオープンした「元祖豚丼屋TONTON 直江津店」(http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5629.html)を紹介した。新潟県初出店の店だ。その数日後、スーパーで「北海道からお届け 北のポテトチップ 食べらさる豚丼味」という長い名前のポテチが売られていた。帯広名物の豚丼味のポテチだという。
TONTONで食べた豚丼の味と、かなり違っていた。
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