30日22時44分=2023年=
大盛況だった「まねだ聖子」のモノマネライブ
今日、「妙高あらいうまいもんまつり~街祭2023~」が開かれ、昼はおいしいものを食べに行き、夜は「まねだ聖子」のそっくりさんによるモノマネショーを見に行った。ブルーシートを敷いただけの即席会場が歓声と拍手と熱気に包まれた。
松田聖子のモノマネといえば「まねだ聖子」が第一人者。本物は61歳、偽物(?)は本物よりも7歳若い。同じぐらいかと思っていた。
松田聖子はヒット曲が多いので何を歌ってもみんな聴いたことがある曲のオンパレードになるし、ファンも多い。会場が盛り上がるわけだ。商店街の祭りの余興のステージという限られた時間(45分ぐらいだった)に多くの曲を歌った方が盛り上がるので、ヒット曲のメドレーとなる。会場は盛り上がるわけだ。
↓「天使の誘惑」で始まったモノマネライブ


会場は写真撮影は可能だが、動画は不可だというアナウンスがあった。午後6時半、日が沈み暗くなったころ、そっくりさんのまねだ聖子が「天使のウィンク」を歌いながら白いコートのような衣装で登場。するとすごい歓声と拍手、手拍子だ。さすが第一人者だし、可愛らしい。
「えー、私は松田聖子……のようなタレントです。ものまねをしている“まねだ聖子”です。松田聖子の偽物です。どうぞよろしく」とあいさつ。客は聖子世代の女性、男性が多い感じ。
↓ピンクのドレスで聖子メドレー

↓写真撮影はOK

2曲目からメドレーに入った。「風立ちぬ」を歌っている途中に舞台裏で素早い衣装替え。白い襟のピンクのワンピース姿で「時間の国のアリス」~「制服」~「渚のバルコニー」~「秘密の花園」~「青い珊瑚礁」~「チェリーブラッサム」~「ロックンルージュ」とヒット曲のオンパレード。拍手の切れ間がない。最近の曲は分からないが、みんな知っている曲ばかりだ。最後の曲は「ピュア・ピュア・リップス!」の歌詞を会場の人が声を合わせて応えた。
つづいで、「まねだ聖子」のオリジナルティッシュを、30個(あとでプラス10個)をステージから投げるというパフォーマンス。「20th Party」に合わせて、近くや遠くに放り投げた。ティッシュを取ろうと、会場は奪い合いで大熱狂。ここで一体感が出て、一番盛り上がった(笑い)
「夏の扉」では「髪を切った私に」の後に「聖子!」の合いの手(?)、続く「夏の扉を開けぇて」の後に「フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ!」、の大合唱。まるで本物みたいなノリだ。
↓黒いドレスで登場


ここで2回目の衣装替え。「あなたに逢いたくて」を歌いながら黒いドレスでの登場だ。この歌が一番似ているような気がする。続いては小・中学校の合唱コンクールでも歌われている「瑠璃色の地球」をしっとり歌った。そして、最後の曲は大ヒット曲「赤いスイートピー」。作詞は松本隆、作曲は呉田軽穂、つまりユーミンという最強のコンビが生んだヒット曲で締めくくった。
そしてアンコール曲は、「大切なあなた」。最後まで手拍子と歓声がやまなかったステージだった。
すごく楽しいステージはあっという間だったが、コンクリートの上にブルーシートを敷いただけの客席は足が痛くてたまらなかった。
帰りに食事をしてビールを飲もうと思ったら、ほとんどの店が売り切れで、閉店していた。しかたなく、餃子と五目ごはんを買って帰った。もう1時間、祭りの時間が長いといいのに。
今日の
最低気温18.9度、最高気温28.3度。曇り。夜になって雨。


○……今日は、昼間にも会場に行って一度偵察してきた。露店の数は20ほど。若い人がけっこう多かった。能登半島の焼き牡蠣をつまみに、韓国のビールを飲んで帰ってきた。
七尾市の山下水産という店が出ていて、焼きながら牡蠣を売っていた。牡蠣(マガキ)はまだ9月なので、つぶが小さい。2個500円だが、1個おまけしてくれた。能登半島では、これからが牡蠣シーズンだ。直売所で思いっきり牡蠣を食べてみたいな。
↓会場

↓ダンスパフォーマンス
松田聖子のモノマネといえば「まねだ聖子」が第一人者。本物は61歳、偽物(?)は本物よりも7歳若い。同じぐらいかと思っていた。
松田聖子はヒット曲が多いので何を歌ってもみんな聴いたことがある曲のオンパレードになるし、ファンも多い。会場が盛り上がるわけだ。商店街の祭りの余興のステージという限られた時間(45分ぐらいだった)に多くの曲を歌った方が盛り上がるので、ヒット曲のメドレーとなる。会場は盛り上がるわけだ。
↓「天使の誘惑」で始まったモノマネライブ


会場は写真撮影は可能だが、動画は不可だというアナウンスがあった。午後6時半、日が沈み暗くなったころ、そっくりさんのまねだ聖子が「天使のウィンク」を歌いながら白いコートのような衣装で登場。するとすごい歓声と拍手、手拍子だ。さすが第一人者だし、可愛らしい。
「えー、私は松田聖子……のようなタレントです。ものまねをしている“まねだ聖子”です。松田聖子の偽物です。どうぞよろしく」とあいさつ。客は聖子世代の女性、男性が多い感じ。
↓ピンクのドレスで聖子メドレー

↓写真撮影はOK

2曲目からメドレーに入った。「風立ちぬ」を歌っている途中に舞台裏で素早い衣装替え。白い襟のピンクのワンピース姿で「時間の国のアリス」~「制服」~「渚のバルコニー」~「秘密の花園」~「青い珊瑚礁」~「チェリーブラッサム」~「ロックンルージュ」とヒット曲のオンパレード。拍手の切れ間がない。最近の曲は分からないが、みんな知っている曲ばかりだ。最後の曲は「ピュア・ピュア・リップス!」の歌詞を会場の人が声を合わせて応えた。
つづいで、「まねだ聖子」のオリジナルティッシュを、30個(あとでプラス10個)をステージから投げるというパフォーマンス。「20th Party」に合わせて、近くや遠くに放り投げた。ティッシュを取ろうと、会場は奪い合いで大熱狂。ここで一体感が出て、一番盛り上がった(笑い)
「夏の扉」では「髪を切った私に」の後に「聖子!」の合いの手(?)、続く「夏の扉を開けぇて」の後に「フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ!」、の大合唱。まるで本物みたいなノリだ。
↓黒いドレスで登場


ここで2回目の衣装替え。「あなたに逢いたくて」を歌いながら黒いドレスでの登場だ。この歌が一番似ているような気がする。続いては小・中学校の合唱コンクールでも歌われている「瑠璃色の地球」をしっとり歌った。そして、最後の曲は大ヒット曲「赤いスイートピー」。作詞は松本隆、作曲は呉田軽穂、つまりユーミンという最強のコンビが生んだヒット曲で締めくくった。
そしてアンコール曲は、「大切なあなた」。最後まで手拍子と歓声がやまなかったステージだった。
すごく楽しいステージはあっという間だったが、コンクリートの上にブルーシートを敷いただけの客席は足が痛くてたまらなかった。
帰りに食事をしてビールを飲もうと思ったら、ほとんどの店が売り切れで、閉店していた。しかたなく、餃子と五目ごはんを買って帰った。もう1時間、祭りの時間が長いといいのに。
今日の足跡
最低気温18.9度、最高気温28.3度。曇り。夜になって雨。


○……今日は、昼間にも会場に行って一度偵察してきた。露店の数は20ほど。若い人がけっこう多かった。能登半島の焼き牡蠣をつまみに、韓国のビールを飲んで帰ってきた。
七尾市の山下水産という店が出ていて、焼きながら牡蠣を売っていた。牡蠣(マガキ)はまだ9月なので、つぶが小さい。2個500円だが、1個おまけしてくれた。能登半島では、これからが牡蠣シーズンだ。直売所で思いっきり牡蠣を食べてみたいな。
↓会場

↓ダンスパフォーマンス

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29日22時03分=2023年=
圧倒的な500万本!日本最大級の巾着田曼珠沙華群生
埼玉県日高市にある巾着田曼珠沙華公園には、500万本という日本最大級の曼珠沙華(彼岸花)が咲き誇っている。以前からぜひ行ってみたかった場所だったので、友人を誘い、片道130kmの長距離だが、日帰りで行ってきた。
↓見事な曼珠沙華の群生


↓バックをぼかしてみた

車は上信越自動車道から更埴JCTで関越自動車道に入り、軽井沢方面へ進む。藤岡JCTでは東京方面へ。鶴ヶ島ICで出口を出た。鶴ヶ島方面に進み、県道74号、県道15号を通り、高速を下りてから約40分で駐車場に着いた。所用時間は約3時間余。日帰りだとややきつい距離だ。
↓上から見ると…

↓茎の長さは70cmほどもあった

今年の「2023年巾着田曼珠沙華まつり」は、極暑の影響で、開花が1週間ほど遅れたという。曼珠沙華は「彼岸花」とも呼ばれ、秋の彼岸の頃に咲くのに、時期がずれてしまった。テレビのニュースでは「最低気温が20度以下にならないと咲かない」と言っていた。今日は天気もまずまずで、ちょうど満開のはずだったが、1、2日ピークを過ぎたようで、花が終わっている場所も少しあった。めずらしい白い曼珠沙華も数本あった。
↓白い曼珠沙華

今日はそれほど混み合っていなくて、駐車場入口で少し車が渋滞していた程度。公園内は平日のためか、人出はそれほど多くない。
駐車場料金500円、入園料500円(1人)を払い園内に入ると、木立の中、真っ赤な曼珠沙華の群生が目の前に広がっていた。「こんなものかなぁ」と思って、通路を進むと、その先も曼珠沙華が至るところに咲いている。「でも、これで500万本もないだろう。水増ししているのではないだろうか」などと思ってしまった。
↓チキンカレーとナン

しばらく写真を取りながら歩くと、広場にテントを張った飲食店や物産の店が何店も出店していた。ちょうど午前11時になったので、混み合わないうちに昼食にすることにした。私はインドカレーの店で、チキンカレーとナンを注文。これで600円は安く、ナンも大きくて、カレーの味も本格的。とてもおいしかった。
食事の後、まだ奥に曼珠沙華の群生があったので進んでいくと、いくら歩いてもずっと群生が続いている。テント村があった場所はまだ3分の1ぐらいのところで、残りは3分の2ほどもあった。とにかく広くて、さすが日本一の規模だった。
途中にあった看板によると、河原の曼珠沙華は上流部から流されてきた球根が自生して群落になったか、洪水のたびに流出して群生地をなしたものだという。群生は自然にできたもののようだ。
↓地図。蛇行している高麗川が「巾着」の形をしている

群生地の地図看板をみると、日高市内を流れる高麗川は、ほぼ円形に近い形に蛇行している。それは巾着の形をしているため、巾着田と呼ぶようになったらしい。近くの日和山(標高305m)から見ると、全体の群生が見渡せるという。公園は直径約500m、約22haの広さがある。
今年は4月に「ひたちなか海浜公園」の広大なネモフィラの群生(ブログ記事)を見て感動したが、巾着田の曼珠沙華も規模では負けていない。花が好きな人なら、一度は見ておく価値は十分にある。
◇巾着田曼珠沙華公園
◇所在地:埼玉県日高市高麗本郷125-2
◇公式サイト:
https://hidakashikankou.gr.jp/manjushage/
今日の
最低気温19.1度、最高気温26.3度。午前中、時々雨。午後は曇り一時晴れ。
↓高麗神社

↓外国語おみくじ

○……曼珠沙華公園を見た後、近くの高麗(こま)神社に立ち寄った。朝鮮半島に君臨していた高句麗国の王族、高麗王若光をまつる社だという。高麗王は再び故国の土を踏むことなく、この地で没したという。その遺徳をしのんで社が建てられたようだ。立派な神社だった。
おみくじが6種類あり、その中に「外国語おみくじ」というのがあった。日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語に対応しているという。おみくじも国際化が進んでいる。
↓満月と重なった中秋の名月

○……今日は中秋の名月。道の駅あらいからきれいな満月が見えた。今年は中秋の名月と満月が重なる珍しい年だという。
↓見事な曼珠沙華の群生


↓バックをぼかしてみた

車は上信越自動車道から更埴JCTで関越自動車道に入り、軽井沢方面へ進む。藤岡JCTでは東京方面へ。鶴ヶ島ICで出口を出た。鶴ヶ島方面に進み、県道74号、県道15号を通り、高速を下りてから約40分で駐車場に着いた。所用時間は約3時間余。日帰りだとややきつい距離だ。
↓上から見ると…

↓茎の長さは70cmほどもあった

今年の「2023年巾着田曼珠沙華まつり」は、極暑の影響で、開花が1週間ほど遅れたという。曼珠沙華は「彼岸花」とも呼ばれ、秋の彼岸の頃に咲くのに、時期がずれてしまった。テレビのニュースでは「最低気温が20度以下にならないと咲かない」と言っていた。今日は天気もまずまずで、ちょうど満開のはずだったが、1、2日ピークを過ぎたようで、花が終わっている場所も少しあった。めずらしい白い曼珠沙華も数本あった。
↓白い曼珠沙華

今日はそれほど混み合っていなくて、駐車場入口で少し車が渋滞していた程度。公園内は平日のためか、人出はそれほど多くない。
駐車場料金500円、入園料500円(1人)を払い園内に入ると、木立の中、真っ赤な曼珠沙華の群生が目の前に広がっていた。「こんなものかなぁ」と思って、通路を進むと、その先も曼珠沙華が至るところに咲いている。「でも、これで500万本もないだろう。水増ししているのではないだろうか」などと思ってしまった。
↓チキンカレーとナン

しばらく写真を取りながら歩くと、広場にテントを張った飲食店や物産の店が何店も出店していた。ちょうど午前11時になったので、混み合わないうちに昼食にすることにした。私はインドカレーの店で、チキンカレーとナンを注文。これで600円は安く、ナンも大きくて、カレーの味も本格的。とてもおいしかった。
食事の後、まだ奥に曼珠沙華の群生があったので進んでいくと、いくら歩いてもずっと群生が続いている。テント村があった場所はまだ3分の1ぐらいのところで、残りは3分の2ほどもあった。とにかく広くて、さすが日本一の規模だった。
途中にあった看板によると、河原の曼珠沙華は上流部から流されてきた球根が自生して群落になったか、洪水のたびに流出して群生地をなしたものだという。群生は自然にできたもののようだ。
↓地図。蛇行している高麗川が「巾着」の形をしている

群生地の地図看板をみると、日高市内を流れる高麗川は、ほぼ円形に近い形に蛇行している。それは巾着の形をしているため、巾着田と呼ぶようになったらしい。近くの日和山(標高305m)から見ると、全体の群生が見渡せるという。公園は直径約500m、約22haの広さがある。
今年は4月に「ひたちなか海浜公園」の広大なネモフィラの群生(ブログ記事)を見て感動したが、巾着田の曼珠沙華も規模では負けていない。花が好きな人なら、一度は見ておく価値は十分にある。
◇巾着田曼珠沙華公園
◇所在地:埼玉県日高市高麗本郷125-2
◇公式サイト:
https://hidakashikankou.gr.jp/manjushage/
今日の足跡
最低気温19.1度、最高気温26.3度。午前中、時々雨。午後は曇り一時晴れ。
↓高麗神社

↓外国語おみくじ

○……曼珠沙華公園を見た後、近くの高麗(こま)神社に立ち寄った。朝鮮半島に君臨していた高句麗国の王族、高麗王若光をまつる社だという。高麗王は再び故国の土を踏むことなく、この地で没したという。その遺徳をしのんで社が建てられたようだ。立派な神社だった。
おみくじが6種類あり、その中に「外国語おみくじ」というのがあった。日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語に対応しているという。おみくじも国際化が進んでいる。
↓満月と重なった中秋の名月

○……今日は中秋の名月。道の駅あらいからきれいな満月が見えた。今年は中秋の名月と満月が重なる珍しい年だという。
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28日20時13分=2023年=
出雲崎のジェラート店「TRE」
このところ、朝晩はめっきり涼しくなり、日中も上着が必要な気候になってきた。だが、少々寒くたって、ジェラートはおいしい。先月のいつだったか、出雲崎町の海沿いにオープンしたジェラート店「GELATO TRE(ジェラート・トレ)」に初めて入って、おいしいジェラートを味わってきた。
↓ジェラート・トレ

店は「道の駅 越後出雲崎天領の里」の向かい側。古い民家をリノベーションしたお店で、旬の果物を使ったフレーバーを使ったジェラートを常時12種類ほどそろえている。
↓券売機

入り口に券売機があり、ここで買って店内に入る。シングルカップ(1種盛り)が390円、ダブルカップ(2種盛り)が490円、トリプルカップ(3種盛り)が590円。1種類増えるごとに100円高くなっていく。
ジェラートの他に、アイスコーヒー(300円)、コーヒーフロート(400円)、メロンクリームソーダ(400円)などもある。


今回はどんなフレーバーにしようか迷った挙げ句、真っ赤なイチゴソルベと、真っ白な北海道牛乳のダブルカップにした。赤と白でとてもきれいだし、おいしかった。写真映えもする。
寺泊といえば、本来は地元産の良寛牛乳を使うのだろうが、今年2月に破産してしまった。名物の良寛ソフトも、もう食べられない。良寛ソフトの代わりを、ジェラート・トレが担ってほしい。
◇所在地:出雲崎町尼瀬121
◇営業時間:11時~18時(4月~9月)、11時~17時(10月~3月)
◇駐車場:道の駅に駐車
今日の
最低気温22.2度、最高気温16.4度。曇りのち小雨。
○……上越市栄町2丁目のインドカレーの「グルン」が7月23日に閉店。上越市本町4のイレブンプラザ内のそば店「もへじ」が8月頃に閉店。南高田町のラーメンとお好み焼きの店「かくれんぼ」が9月15日に閉店してしまった。それから西本町1の「豚丼屋TONTON 直江津店」が9月30日で閉店するそうだ。
「グルン」と「もへじ」、「豚丼屋TONTON 直江津店」は、それぞれ1回行ったことがあるだけ。開店してからまだそれほど経っていないのに…。やっぱりコロナ禍の影響に加え、これから借入金返済する余裕がないのだろうね。「豚丼屋TONTON 直江津店」は、開店時に書いたブログの通り、立地が悪すぎるし、駐車場が離れていて分かりづらい。なんでロードサイドに出さなかったのだろう。キャッシュレスも使えないし…。
特に、「かくれんぼ」は本町にあったお好み焼き専門店の頃から通っていたし、南高田へ移転してからラーメンを始め、それがけっこう人気だった。お好み焼きの店(フードコートを除く)は、これで上越市内からは無くなったような気がする。
↓ジェラート・トレ

店は「道の駅 越後出雲崎天領の里」の向かい側。古い民家をリノベーションしたお店で、旬の果物を使ったフレーバーを使ったジェラートを常時12種類ほどそろえている。
↓券売機

入り口に券売機があり、ここで買って店内に入る。シングルカップ(1種盛り)が390円、ダブルカップ(2種盛り)が490円、トリプルカップ(3種盛り)が590円。1種類増えるごとに100円高くなっていく。
ジェラートの他に、アイスコーヒー(300円)、コーヒーフロート(400円)、メロンクリームソーダ(400円)などもある。


今回はどんなフレーバーにしようか迷った挙げ句、真っ赤なイチゴソルベと、真っ白な北海道牛乳のダブルカップにした。赤と白でとてもきれいだし、おいしかった。写真映えもする。
寺泊といえば、本来は地元産の良寛牛乳を使うのだろうが、今年2月に破産してしまった。名物の良寛ソフトも、もう食べられない。良寛ソフトの代わりを、ジェラート・トレが担ってほしい。
◇所在地:出雲崎町尼瀬121
◇営業時間:11時~18時(4月~9月)、11時~17時(10月~3月)
◇駐車場:道の駅に駐車
今日の足跡
最低気温22.2度、最高気温16.4度。曇りのち小雨。
○……上越市栄町2丁目のインドカレーの「グルン」が7月23日に閉店。上越市本町4のイレブンプラザ内のそば店「もへじ」が8月頃に閉店。南高田町のラーメンとお好み焼きの店「かくれんぼ」が9月15日に閉店してしまった。それから西本町1の「豚丼屋TONTON 直江津店」が9月30日で閉店するそうだ。
「グルン」と「もへじ」、「豚丼屋TONTON 直江津店」は、それぞれ1回行ったことがあるだけ。開店してからまだそれほど経っていないのに…。やっぱりコロナ禍の影響に加え、これから借入金返済する余裕がないのだろうね。「豚丼屋TONTON 直江津店」は、開店時に書いたブログの通り、立地が悪すぎるし、駐車場が離れていて分かりづらい。なんでロードサイドに出さなかったのだろう。キャッシュレスも使えないし…。
特に、「かくれんぼ」は本町にあったお好み焼き専門店の頃から通っていたし、南高田へ移転してからラーメンを始め、それがけっこう人気だった。お好み焼きの店(フードコートを除く)は、これで上越市内からは無くなったような気がする。
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27日20時23分=2023年=
焼きそば専門店「ボス」
7月7日にオープンしたのはずっと前から知っていたが、入店は初めて。上越市東城町3の「新潟焼きそば&鉄板バル ボス」である。

以前はラーメン店「麺処 暁」があった場所で、移転後に「ふくろう」という店が出店した。味は良かったが、味だけで客は入るはずもなくほどなく閉店した。
店内にはカウンター4席、テーブル席2つ、小上がり(2席)がある。
さて、この店は「新潟焼きそば」がウリ。新潟焼きそばとは、初耳だ。麺はうどんのように太く、具がたくさん入っている。キャベツ、モヤシ、タマネギ、ニンジンがたっぷり入っていて、栄養面でもバッチリ。味は「ソース」「塩」「しょうゆ」の3種類がある。
「どの味がお薦めですか?」と聞くと、「ソース」だというので、それを注文。価格はランチタイム(平日限定)が800円、夜は900円。
↓新潟焼きそば(ソース)

焼きそばはコシがあって食べごたえ十分。野菜もたっぷりでうれしい。ソースの味がなんともいえず、うまい。何を使っているのだろうな。
ほかに、平日限定のランチには「野菜マシマシニンニク焼きそば(900円)」、「釜玉カレーつけ麺」(900円)、煮込んだ牛スジをご飯の上にのせた「ぼっかけ丼」(800円)、「国産ガーリックチキンステーキ定食」(900円)など、いろいろある。
◇住所:上越市東城町3-10-6 エヌビル1F
◇電話:025-542-0800
◇営業:11:00~14:30 17:00~22:30
◇定休:水曜(祝日の場合は翌日)
今日の
最低気温20.4度、最高気温27.4度。早朝小雨、のち曇り。
↓25日の「報道ステーション」

○……私は昨年からまだ始めたばかりの「ふるさと納税」だが、10月から返礼品がショボくなるか、値上げするようになるらしい。「ふるさと納税」に関するルールが一部改定されるためで、ふるさと納税の仲介サイトの手数料や返礼品の調達費などの経費を寄付総額の5割以下にする「5割ルールの厳格化」が行われる。
さらには、外国産の肉や他地域の米を仕入れて、熟成肉や精米などの加工のみ地元で施した場合も、“返礼品”として提供できたが、これが不可となる。つまり、肉と米は原材料の産地と加工、どちらも同一都道府県で行わなければ、返礼品として出品できなくなるのだ。さらには、地元産の返礼品が全体価格の7割以上を占めなければならないというルールも定められた。米の産地厳格化は、新潟県にとってはプラスになりそうだ。
送料、手数料などの経費が厳格化される形となるので、実質的に値上げとなる可能性が高い。それから「5割ルールの厳格化」により、送料や手数料を差し引くと、実質の中身は3割ぐらいになるかもしれない。つまり、1万円を寄付しても3,000円ほどの商品しかこないかもしれない。
とりあえず、宮崎県に10000円を寄付し、焼酎の3本セットを申し込んだ。腐らない焼酎は、駆け込み需要にぴったりだ。今月末までもう少し寄付し、何か申し込もうと思う。

以前はラーメン店「麺処 暁」があった場所で、移転後に「ふくろう」という店が出店した。味は良かったが、味だけで客は入るはずもなくほどなく閉店した。
店内にはカウンター4席、テーブル席2つ、小上がり(2席)がある。
さて、この店は「新潟焼きそば」がウリ。新潟焼きそばとは、初耳だ。麺はうどんのように太く、具がたくさん入っている。キャベツ、モヤシ、タマネギ、ニンジンがたっぷり入っていて、栄養面でもバッチリ。味は「ソース」「塩」「しょうゆ」の3種類がある。
「どの味がお薦めですか?」と聞くと、「ソース」だというので、それを注文。価格はランチタイム(平日限定)が800円、夜は900円。
↓新潟焼きそば(ソース)

焼きそばはコシがあって食べごたえ十分。野菜もたっぷりでうれしい。ソースの味がなんともいえず、うまい。何を使っているのだろうな。
ほかに、平日限定のランチには「野菜マシマシニンニク焼きそば(900円)」、「釜玉カレーつけ麺」(900円)、煮込んだ牛スジをご飯の上にのせた「ぼっかけ丼」(800円)、「国産ガーリックチキンステーキ定食」(900円)など、いろいろある。
◇住所:上越市東城町3-10-6 エヌビル1F
◇電話:025-542-0800
◇営業:11:00~14:30 17:00~22:30
◇定休:水曜(祝日の場合は翌日)
今日の足跡
最低気温20.4度、最高気温27.4度。早朝小雨、のち曇り。
↓25日の「報道ステーション」

○……私は昨年からまだ始めたばかりの「ふるさと納税」だが、10月から返礼品がショボくなるか、値上げするようになるらしい。「ふるさと納税」に関するルールが一部改定されるためで、ふるさと納税の仲介サイトの手数料や返礼品の調達費などの経費を寄付総額の5割以下にする「5割ルールの厳格化」が行われる。
さらには、外国産の肉や他地域の米を仕入れて、熟成肉や精米などの加工のみ地元で施した場合も、“返礼品”として提供できたが、これが不可となる。つまり、肉と米は原材料の産地と加工、どちらも同一都道府県で行わなければ、返礼品として出品できなくなるのだ。さらには、地元産の返礼品が全体価格の7割以上を占めなければならないというルールも定められた。米の産地厳格化は、新潟県にとってはプラスになりそうだ。
送料、手数料などの経費が厳格化される形となるので、実質的に値上げとなる可能性が高い。それから「5割ルールの厳格化」により、送料や手数料を差し引くと、実質の中身は3割ぐらいになるかもしれない。つまり、1万円を寄付しても3,000円ほどの商品しかこないかもしれない。
とりあえず、宮崎県に10000円を寄付し、焼酎の3本セットを申し込んだ。腐らない焼酎は、駆け込み需要にぴったりだ。今月末までもう少し寄付し、何か申し込もうと思う。
26日19時40分=2023年=
「マルタケ水産」のランチ海鮮丼
頸城区西福島に海鮮丼や揚げ物などを提供する食事処&居酒屋「海鮮食堂 マルタケ水産」が8月1日にオープンした。店は国道8号の頸城入り口交差点にある「ホテル上越パブリックシティ」に隣接しており、少し前まではそばやうどんの店だった。

店内を見渡すとカウンターが10席、テーブル席が3つ、小上がりが1席とこぢんまりしている。
ランチタイムは、5種類の刺身入りの「ランチ海鮮丼(並)」(800円)をはじめ、「ランチ海鮮丼(上)」(1100円)、鯛めし丼(1000円)、漬け丼(860円)、ネギとろちらし丼(1000円)のほか、「本日の特選丼」があり、内容は黒板に掲示される。いずれも、みそ汁、漬物、小鉢が付く(みそ汁はセルフ)。また、丼ものはプラス200円で、ミニあご出汁うどんが付く。ご飯大盛り無料。
定食メニューでは鶏からあげ定食(800円)、サバたれカツ定食(880円)、焼き魚定食(880円)がある。ライスとみそ汁がセルフサービスというのは珍しい。ただし、みそ汁は具がほとんど入っていなかった。サラリーマン風の男性の多くは定食メニューを頼んでいた。
↓ランチ海鮮丼(上)

「ランチ海鮮丼(上)」(1100円)を注文。地物の魚を出す店だと聞いていたが、どれが地物なのだろう。漬けマグロが入っているのが珍しい。あとは海苔4枚。
夜はホテルの宿泊客が利用するのだろうか。居酒屋メニューは豊富だ。
海鮮食堂 マルタケ水産
◇住所:上越市頸城区西福島650-1
◇電話:025-530-7994
◇営業:11:30~14:30/18:00~23:00
◇定休:不定休
◇インスタグラム:@marutake.suisan
◇キャッシュレス:各種あり
今日の
最低気温20.7度、最高気温27.3度。曇り。
○……明日27日、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、山田洋次監督と、女優の吉永小百合の密着取材の模様が放送される。放送時間は午後7時57分から。
番組案内によると「日本映画の巨匠、山田洋次。“最後のスター”と呼ばれ、主演のみを受け続ける映画俳優、吉永小百合。92歳と78歳の制作の舞台裏を、カメラは記録してきた。老いと向き合いながらも一切の妥協なく現場に立つ山田。視線の先には吉永。「山田監督の映画だったら、これで辞められる…」。その言葉に秘めた思い。「幸せとは何か」を問い続けてきたふたりの巨星。初めて明かされる物語」とある。
山田監督や吉永小百合ファンには見逃せない番組だ。

店内を見渡すとカウンターが10席、テーブル席が3つ、小上がりが1席とこぢんまりしている。
ランチタイムは、5種類の刺身入りの「ランチ海鮮丼(並)」(800円)をはじめ、「ランチ海鮮丼(上)」(1100円)、鯛めし丼(1000円)、漬け丼(860円)、ネギとろちらし丼(1000円)のほか、「本日の特選丼」があり、内容は黒板に掲示される。いずれも、みそ汁、漬物、小鉢が付く(みそ汁はセルフ)。また、丼ものはプラス200円で、ミニあご出汁うどんが付く。ご飯大盛り無料。
定食メニューでは鶏からあげ定食(800円)、サバたれカツ定食(880円)、焼き魚定食(880円)がある。ライスとみそ汁がセルフサービスというのは珍しい。ただし、みそ汁は具がほとんど入っていなかった。サラリーマン風の男性の多くは定食メニューを頼んでいた。
↓ランチ海鮮丼(上)

「ランチ海鮮丼(上)」(1100円)を注文。地物の魚を出す店だと聞いていたが、どれが地物なのだろう。漬けマグロが入っているのが珍しい。あとは海苔4枚。
夜はホテルの宿泊客が利用するのだろうか。居酒屋メニューは豊富だ。
海鮮食堂 マルタケ水産
◇住所:上越市頸城区西福島650-1
◇電話:025-530-7994
◇営業:11:30~14:30/18:00~23:00
◇定休:不定休
◇インスタグラム:@marutake.suisan
◇キャッシュレス:各種あり
今日の足跡
最低気温20.7度、最高気温27.3度。曇り。
○……明日27日、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、山田洋次監督と、女優の吉永小百合の密着取材の模様が放送される。放送時間は午後7時57分から。
番組案内によると「日本映画の巨匠、山田洋次。“最後のスター”と呼ばれ、主演のみを受け続ける映画俳優、吉永小百合。92歳と78歳の制作の舞台裏を、カメラは記録してきた。老いと向き合いながらも一切の妥協なく現場に立つ山田。視線の先には吉永。「山田監督の映画だったら、これで辞められる…」。その言葉に秘めた思い。「幸せとは何か」を問い続けてきたふたりの巨星。初めて明かされる物語」とある。
山田監督や吉永小百合ファンには見逃せない番組だ。
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25日22時02分=2023年=
上越映画鑑賞会例会上映「それでも私は生きていく」
【評】★5つが最高
★★★★
9月24日に高田世界館で行われた上越映画鑑賞会の第224回の例会上映は、久しぶりのフランス映画「それでも私は生きていく」。世界的な人気を誇る女優、レア・セドゥのすべてが美しく、冒頭で増村会長が「これは女優を見る映画です」と言ったとおりだった。今年5月に日本で封切られたばかりの作品。

【あらすじ】
シングルマザーのサンドラ(レア・セドゥ)は、夫を亡くした後、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリの小さなアパートで暮らしているシングルマザー。サンドラの父ゲオルグ(パスカル・グレゴリー)は以前は哲学教師として生徒たちから尊敬されていたが、現在は病によって視力と記憶を失いつつあった。サンドラは母フランソワーズ(ニコール・ガルシア)と共に父のもとを頻繁に訪ねては、父の変化を目の当たりにして無力感にさいなまれていた。仕事と子育てと介護に追われて自分のことはずっと後回しにしてきた彼女だったが、ある日、宇宙物理学の研究をする旧友クレマン(メルビル・プポー)と再会し、知的で優しい彼と過ごすうちに、心がときめいた。会う回数が増え、サンドラは自分の方からクレマンにキスをする。が、それは禁断の恋だった(笑)。
↓予告編
レア・セドゥは1985年生まれの37歳。ボーイッシュなショートカットで、ノーメイクに近いピュアな感じ。シンプルな服装も似合っていてキャリアウーマンらしい。それが濡れ場(笑)になると、セクシー女優に変身。情熱的なキスはどんな男でもイチコロだろう。
日本映画だと不倫ということになってドロドロしてくるが、この映画を見ていると、外でキスしていても周囲は気にしていないし、手をつないで歩いても人目を気にしない。それどころか8歳の娘も、いきなり知らない男が同居してきても全然気にせずに、一緒に食事をしたりしている。男女関係へのつっこみも上手だ。男も女も恋愛至上主義というか、自分の心(感情)のままに行動していて、グズグズして別れられない。そんな男女の心理をうまく描いている。
↓背後に見える大きな絵はオランジュリー美術館にあるモネの「睡蓮」だろう

最初に戻るが、レア・セドゥはピュアで美しい。服で着飾らなくても、化粧をしなくても美しい。みずみずしい裸体はもっと美しい。1か所、裸体をぼかした箇所があるが、まったくもって失礼な話だ。ぼかしたことで、いやらしくなってしまった。

父親の病気がどんどん悪くなって、ドアの鍵さえ開けられない状態に。かつて哲学の教師だったその知性や威厳もなくなり、抜け殻のようになっていて、どんどん父親像が壊れていく。自宅での介護は無理になり、何回も介護施設を移転し、探し回る。高齢化社会、高齢社会のひずみを描きつつ、キャリアウーマンとしての仕事もして、さらに恋愛もする。その強い意志がタイトルの「それでも私は生きていく」なのか。
◇オフィシャルサイト
https://unpfilm.com/soredemo/
今日の
最低気温15.3度、最高気温29.8度。晴れ。

○……友人が日本地図と世界地図が一冊になった分厚い地図を持っていて、ニュースを見たときに場所を確認したり、旅行に行きたい場所を探したりしている。
自分でも欲しくなった。日本地図だけでいいので、「旅に出たくなる日本地図」(帝国書院・2400円)というのを買った。地図の中に名所の写真が埋め込んであり、見るだけで楽しい。これを眺めながら、次に行く旅行先を探したいと思う。

○……長岡市のショッピングモール「リバーサイド千秋」で、高校生が従業員を切り付けるという事件が起きた。3人がケガをしていて、ニュースで流れた。
高校生から包丁をとりあげた男性従業員のほか、60代の女性客や40代の女性も次々に切り付けられケガをしている。普通の高校生が包丁を振り回して、他人に斬りつけるなど、ちょっと想像ができない。いやな世の中になったものだ。
★★★★
9月24日に高田世界館で行われた上越映画鑑賞会の第224回の例会上映は、久しぶりのフランス映画「それでも私は生きていく」。世界的な人気を誇る女優、レア・セドゥのすべてが美しく、冒頭で増村会長が「これは女優を見る映画です」と言ったとおりだった。今年5月に日本で封切られたばかりの作品。

【あらすじ】
シングルマザーのサンドラ(レア・セドゥ)は、夫を亡くした後、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリの小さなアパートで暮らしているシングルマザー。サンドラの父ゲオルグ(パスカル・グレゴリー)は以前は哲学教師として生徒たちから尊敬されていたが、現在は病によって視力と記憶を失いつつあった。サンドラは母フランソワーズ(ニコール・ガルシア)と共に父のもとを頻繁に訪ねては、父の変化を目の当たりにして無力感にさいなまれていた。仕事と子育てと介護に追われて自分のことはずっと後回しにしてきた彼女だったが、ある日、宇宙物理学の研究をする旧友クレマン(メルビル・プポー)と再会し、知的で優しい彼と過ごすうちに、心がときめいた。会う回数が増え、サンドラは自分の方からクレマンにキスをする。が、それは禁断の恋だった(笑)。
↓予告編
レア・セドゥは1985年生まれの37歳。ボーイッシュなショートカットで、ノーメイクに近いピュアな感じ。シンプルな服装も似合っていてキャリアウーマンらしい。それが濡れ場(笑)になると、セクシー女優に変身。情熱的なキスはどんな男でもイチコロだろう。
日本映画だと不倫ということになってドロドロしてくるが、この映画を見ていると、外でキスしていても周囲は気にしていないし、手をつないで歩いても人目を気にしない。それどころか8歳の娘も、いきなり知らない男が同居してきても全然気にせずに、一緒に食事をしたりしている。男女関係へのつっこみも上手だ。男も女も恋愛至上主義というか、自分の心(感情)のままに行動していて、グズグズして別れられない。そんな男女の心理をうまく描いている。
↓背後に見える大きな絵はオランジュリー美術館にあるモネの「睡蓮」だろう

最初に戻るが、レア・セドゥはピュアで美しい。服で着飾らなくても、化粧をしなくても美しい。みずみずしい裸体はもっと美しい。1か所、裸体をぼかした箇所があるが、まったくもって失礼な話だ。ぼかしたことで、いやらしくなってしまった。

父親の病気がどんどん悪くなって、ドアの鍵さえ開けられない状態に。かつて哲学の教師だったその知性や威厳もなくなり、抜け殻のようになっていて、どんどん父親像が壊れていく。自宅での介護は無理になり、何回も介護施設を移転し、探し回る。高齢化社会、高齢社会のひずみを描きつつ、キャリアウーマンとしての仕事もして、さらに恋愛もする。その強い意志がタイトルの「それでも私は生きていく」なのか。
◇オフィシャルサイト
https://unpfilm.com/soredemo/
今日の足跡
最低気温15.3度、最高気温29.8度。晴れ。

○……友人が日本地図と世界地図が一冊になった分厚い地図を持っていて、ニュースを見たときに場所を確認したり、旅行に行きたい場所を探したりしている。
自分でも欲しくなった。日本地図だけでいいので、「旅に出たくなる日本地図」(帝国書院・2400円)というのを買った。地図の中に名所の写真が埋め込んであり、見るだけで楽しい。これを眺めながら、次に行く旅行先を探したいと思う。

○……長岡市のショッピングモール「リバーサイド千秋」で、高校生が従業員を切り付けるという事件が起きた。3人がケガをしていて、ニュースで流れた。
高校生から包丁をとりあげた男性従業員のほか、60代の女性客や40代の女性も次々に切り付けられケガをしている。普通の高校生が包丁を振り回して、他人に斬りつけるなど、ちょっと想像ができない。いやな世の中になったものだ。
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24日20時48分=2023年=
野尻湖の天然ウナギを使った「うな重」
長野県信濃町の野尻湖畔に、野尻湖で捕れた天然ウナギを使って、うな重を食べさせる店があるというので、行ってきた。野尻湖で天然ウナギが捕れるなんて知らなかった。さて、そのお味は…。
↓花屋食堂

湖畔にある「花屋食堂」は野尻湖産の天然ウナギが食べられる店として、メディアにも取り上げられている地元では知られた店らしい。問い合わせたら「シーズンも終わりなので、予約してほしい」と言われたので、すぐに予約を入れ、この日を楽しみにしていた。
↓水位が低下した野尻湖


野尻湖は今年の猛暑で水位が例年より随分下がっていた。店の人に聞くと、「湖の水は川から流れ込むのもあるが、(湖底)から湧き出している。今年は雨が少ないので流れ込むのはしれている。新潟が干ばつで、水利権が向こうにあるため、中江用水に取られてしまう」という。平成6年の渇水よりもましだが、水面が随分下がっているので「ボートなどは出せるんですか」と聞くと、「浮き桟橋があるのでボートも遊覧船も出ていますよ」と大丈夫らしい。「(水位の低下は)ウナギには影響ないですか」と聞くと「広い湖ですから、湧いている冷たいところに行っているんじゃないですか」と笑っていた。
あとで遊覧船乗り場に言ってみたら、時間通りに運行していた。水位は例年より2mほど低下しているという。また、遊覧船が、湖の中にある弁天島に接岸できなくなったという。

↓うな重の店内掲示

さて、花屋食堂は野尻湖名物、ワカサギ定食(1500円)、天然ヒメマス定食(2500円)をはじめ、手打ちそばのほか、ラーメン、ハンバーグ、カツ丼、天ぷら定食などなんでもある食堂だ。店内も広い。
予約してあったので、25分ほどでうな重(上・5000円)の登場だ。値段はウナギのグラム数で違い、〈小〉は焼き上がった重さで約100gのウナギを使い3000円、〈並〉は130g、〈上〉は160g、〈特上〉は250gのウナギを使っている。ちなみに特上は6500円だ。


↓肝焼きとウナギの骨

さて、これが初めて食べる野尻湖天然ウナギを使ったうな重〈上〉。ウナギの蒲焼が一面に敷き詰められていて、ご飯が見えない。
一般的な専門店のウナギは、ふっくらとしていて柔らかい。だが、冷たくきれいな湖底から湧く水で育ったウナギは、ギュッと身が締まっている。泥臭さもない。ウナギ自体の味が濃く、滋養があって元気が付きそうなパワーを秘めていた。天然ウナギの味を文章で説明するのは難しい。
◇花屋食堂
◇所在地:長野県上水内郡信濃町大字野尻36-9
◇営業時間:10:00~17:00
◇定休日:無休(毎年11月中旬~4月中旬まで冬季休業)
◇カード、電子マネー不可
◇公式サイト:http://www.ngn.janis.or.jp/~hanaya-nojiri/
◇問い合わせ:026-258-2706
今日の
最低気温15.5度、最高気温27.0度。晴れ。外出する時、長袖が必要になった。
↓ハギの花

○……車で山道を走っていたら、ハギの薄紫の花があちこちで咲いていた。「秋の七草」の一つで、山上憶良が「万葉集」で選定した。古来、萩は花の揺れる姿、散りこぼれるさまが愛されてきたようだ。
俳句では芭蕉の「一家に遊女もねたり萩と月」が有名だが、初句の「一家(ひとつや)」を「いっか」と読んだら、たいへんなことになる。また、「遊女も寝たり」が「遊女と寝たり」だったら、芭蕉の名声に傷がつく。学校ではちゃんと「ひとつや」と習った。同じ宿ということだ。「奥の細道」の旅の途中、親不知付近で詠まれた句。新潟から来た2人の遊女が泊まっていたらしい。
↓花屋食堂

湖畔にある「花屋食堂」は野尻湖産の天然ウナギが食べられる店として、メディアにも取り上げられている地元では知られた店らしい。問い合わせたら「シーズンも終わりなので、予約してほしい」と言われたので、すぐに予約を入れ、この日を楽しみにしていた。
↓水位が低下した野尻湖


野尻湖は今年の猛暑で水位が例年より随分下がっていた。店の人に聞くと、「湖の水は川から流れ込むのもあるが、(湖底)から湧き出している。今年は雨が少ないので流れ込むのはしれている。新潟が干ばつで、水利権が向こうにあるため、中江用水に取られてしまう」という。平成6年の渇水よりもましだが、水面が随分下がっているので「ボートなどは出せるんですか」と聞くと、「浮き桟橋があるのでボートも遊覧船も出ていますよ」と大丈夫らしい。「(水位の低下は)ウナギには影響ないですか」と聞くと「広い湖ですから、湧いている冷たいところに行っているんじゃないですか」と笑っていた。
あとで遊覧船乗り場に言ってみたら、時間通りに運行していた。水位は例年より2mほど低下しているという。また、遊覧船が、湖の中にある弁天島に接岸できなくなったという。

↓うな重の店内掲示

さて、花屋食堂は野尻湖名物、ワカサギ定食(1500円)、天然ヒメマス定食(2500円)をはじめ、手打ちそばのほか、ラーメン、ハンバーグ、カツ丼、天ぷら定食などなんでもある食堂だ。店内も広い。
予約してあったので、25分ほどでうな重(上・5000円)の登場だ。値段はウナギのグラム数で違い、〈小〉は焼き上がった重さで約100gのウナギを使い3000円、〈並〉は130g、〈上〉は160g、〈特上〉は250gのウナギを使っている。ちなみに特上は6500円だ。


↓肝焼きとウナギの骨

さて、これが初めて食べる野尻湖天然ウナギを使ったうな重〈上〉。ウナギの蒲焼が一面に敷き詰められていて、ご飯が見えない。
一般的な専門店のウナギは、ふっくらとしていて柔らかい。だが、冷たくきれいな湖底から湧く水で育ったウナギは、ギュッと身が締まっている。泥臭さもない。ウナギ自体の味が濃く、滋養があって元気が付きそうなパワーを秘めていた。天然ウナギの味を文章で説明するのは難しい。
◇花屋食堂
◇所在地:長野県上水内郡信濃町大字野尻36-9
◇営業時間:10:00~17:00
◇定休日:無休(毎年11月中旬~4月中旬まで冬季休業)
◇カード、電子マネー不可
◇公式サイト:http://www.ngn.janis.or.jp/~hanaya-nojiri/
◇問い合わせ:026-258-2706
今日の足跡
最低気温15.5度、最高気温27.0度。晴れ。外出する時、長袖が必要になった。
↓ハギの花

○……車で山道を走っていたら、ハギの薄紫の花があちこちで咲いていた。「秋の七草」の一つで、山上憶良が「万葉集」で選定した。古来、萩は花の揺れる姿、散りこぼれるさまが愛されてきたようだ。
俳句では芭蕉の「一家に遊女もねたり萩と月」が有名だが、初句の「一家(ひとつや)」を「いっか」と読んだら、たいへんなことになる。また、「遊女も寝たり」が「遊女と寝たり」だったら、芭蕉の名声に傷がつく。学校ではちゃんと「ひとつや」と習った。同じ宿ということだ。「奥の細道」の旅の途中、親不知付近で詠まれた句。新潟から来た2人の遊女が泊まっていたらしい。
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23日22時58分=2023年=
センチメンタル・シティ・ロマンスの50周年ライブ
「センチ」のライブはいつ以来だろう。上越には度々来ているし、地元FM局の番組に出ていたりしたのだが、仕事などでライブに行くチャンスがなかった。今日、9月23日午後5時から上越市の高田世界館で行われたコンサートに行ってきた。
↓ライブのチケット

↓会場の高田世界館前では、飲食ブースなどが出てイベントをしていた

結成は1973年。「1度も解散をしていない日本最古のロックバンド」とのキャッチフレーズだ。上越でのライブは2015年以来だという。
日本語のロックは細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂によって結成されたバンド「はっぴいえんど」から始まる。私は第2回全日本フォークジャンボリーでその演奏をこの耳で聴いている。当時、ロックに日本語の歌詞を付けるということは誰もやっていなかった。欧米のコピーばかりだった。
松本隆の詞に載せた日本語のロックは、音楽性も素晴らしく、日本のロック史の扉を開けた。1970年8月のアルバム「はっぴいえんど」や、71年5月の「風街ろまん」は名アルバムとして知られる。その後、影響を強く受けて出てきたグループの一つがセンチメンタル・シティ・ロマンスだった。
1983年にリリースされた「はっぴいえんど」は、敬愛する「はっぴいえんど」の全曲カバーアルバムである。このライブでは「かくれんぼ」をやった。
2018年にはデビュー45周年ツアーのさなか、中野督夫がくも膜下出血で倒れ、2021年7月27日に死去した。今のメンバーは細井豊(ユタさん)、野口明彦(ぐっちゃん)、瀬川信二(しんちゃん)、種田博之(たねちゃん)の4人。
結成当初から残っているメンバーは、ボーカル・キーボードの細井豊のみである。今日は4人で演奏するのかと思ったら、2013年に脱退した告井延隆がゲストとして最初から出ていた。これには驚いた。年齢を調べてみたら73歳。声も出ているし、演奏も上手。まだまだ活躍してほしい。
↓実行委員会の今井さんがあいさつ

今回のライブは、最初に今井さんがあいさつに出てきて驚いたが、実行委員会方式にして協賛スポンサーを集めて開催にこぎつけたという。

A4判8ページのパンフレットが入り口で渡された。見ると、高田とセンチの出会いや歩みが細かな字でぎっしり書いてあった。
FM-Jの元局長だった故・熊田唯志さんとセンチの深いつながりや、FM-J開局記念の上越初ライブ、高田世界館とのつながりが書かれていた。熊田さんの追悼の意味も含めて、大事にしておきたいパンフレットである。



ライブの模様と、セットリストを、センチの50周年記念の跡として記録しておきたい。
個人的には告井延隆がスチールギターをやった「あの娘の窓灯り」が一番好き。若い頃、新井駅前の喫茶店で毎週水曜に「ラムファミリー」というグルーブ名のメンバーの1人として、この歌の弾き語りをしていた。想い出深い曲なのだ。
初期の歌以外はあまり聴いていないが、今回はとてもいい曲ばかりを演奏したと思う。特にアンコールの3曲はとても良い曲で、「雨はいつか」には感動した。リフレインの「雨はいつかあがるもの、雲はいつか切れるもの、くよくよしないで歩くのさ」の歌詞が良い。告井延隆の作詞、作曲だ。
アンコールは3曲で、ダブルアンコールになった。素晴らしかった。
↓演奏終了後のあいさつ

◇セットリスト
〈1部〉
・内海LOVE
・夏の日の想い出(ダンシング・ミュージック)
・あの娘の窓灯り
・ステキッスキップ
・歌さえあれば
・ロマンス航路
・ナイス・ショット
〈2部〉
・うん、と僕は
・かくれんぼ
・人形町へ帰ろう
・風の街で
・Smiling Face
・フルサトヲオモフ
〈アンコール〉
・Old Love Song
・雨はいつか
・風景
◇公式サイト https://www.sentimental-city-romance.com/
◇Facebook https://www.facebook.com/sentimentalcityromance/
今日の
最低気温16.4度、最高気温23.1度。曇り。朝の内雨。夜は寒いぐらいだ。
○……クスリのアオキで8月8日から、公式アプリでTポイントを貯めて使えるようになった。Aocaポイントに加えてTポイントが200円(税抜)あたり1ポイント付く。
それよりも、いちいちTポイントアプリを立ち上げずに、アオキのアプリを立ち上げるだけで自動的にポイントが付くのがうれしい。要するにポイントの二重取りである。
↓ライブのチケット

↓会場の高田世界館前では、飲食ブースなどが出てイベントをしていた

結成は1973年。「1度も解散をしていない日本最古のロックバンド」とのキャッチフレーズだ。上越でのライブは2015年以来だという。
日本語のロックは細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂によって結成されたバンド「はっぴいえんど」から始まる。私は第2回全日本フォークジャンボリーでその演奏をこの耳で聴いている。当時、ロックに日本語の歌詞を付けるということは誰もやっていなかった。欧米のコピーばかりだった。
松本隆の詞に載せた日本語のロックは、音楽性も素晴らしく、日本のロック史の扉を開けた。1970年8月のアルバム「はっぴいえんど」や、71年5月の「風街ろまん」は名アルバムとして知られる。その後、影響を強く受けて出てきたグループの一つがセンチメンタル・シティ・ロマンスだった。
1983年にリリースされた「はっぴいえんど」は、敬愛する「はっぴいえんど」の全曲カバーアルバムである。このライブでは「かくれんぼ」をやった。
2018年にはデビュー45周年ツアーのさなか、中野督夫がくも膜下出血で倒れ、2021年7月27日に死去した。今のメンバーは細井豊(ユタさん)、野口明彦(ぐっちゃん)、瀬川信二(しんちゃん)、種田博之(たねちゃん)の4人。
結成当初から残っているメンバーは、ボーカル・キーボードの細井豊のみである。今日は4人で演奏するのかと思ったら、2013年に脱退した告井延隆がゲストとして最初から出ていた。これには驚いた。年齢を調べてみたら73歳。声も出ているし、演奏も上手。まだまだ活躍してほしい。
↓実行委員会の今井さんがあいさつ

今回のライブは、最初に今井さんがあいさつに出てきて驚いたが、実行委員会方式にして協賛スポンサーを集めて開催にこぎつけたという。

A4判8ページのパンフレットが入り口で渡された。見ると、高田とセンチの出会いや歩みが細かな字でぎっしり書いてあった。
FM-Jの元局長だった故・熊田唯志さんとセンチの深いつながりや、FM-J開局記念の上越初ライブ、高田世界館とのつながりが書かれていた。熊田さんの追悼の意味も含めて、大事にしておきたいパンフレットである。



ライブの模様と、セットリストを、センチの50周年記念の跡として記録しておきたい。
個人的には告井延隆がスチールギターをやった「あの娘の窓灯り」が一番好き。若い頃、新井駅前の喫茶店で毎週水曜に「ラムファミリー」というグルーブ名のメンバーの1人として、この歌の弾き語りをしていた。想い出深い曲なのだ。
初期の歌以外はあまり聴いていないが、今回はとてもいい曲ばかりを演奏したと思う。特にアンコールの3曲はとても良い曲で、「雨はいつか」には感動した。リフレインの「雨はいつかあがるもの、雲はいつか切れるもの、くよくよしないで歩くのさ」の歌詞が良い。告井延隆の作詞、作曲だ。
アンコールは3曲で、ダブルアンコールになった。素晴らしかった。
↓演奏終了後のあいさつ

◇セットリスト
〈1部〉
・内海LOVE
・夏の日の想い出(ダンシング・ミュージック)
・あの娘の窓灯り
・ステキッスキップ
・歌さえあれば
・ロマンス航路
・ナイス・ショット
〈2部〉
・うん、と僕は
・かくれんぼ
・人形町へ帰ろう
・風の街で
・Smiling Face
・フルサトヲオモフ
〈アンコール〉
・Old Love Song
・雨はいつか
・風景
◇公式サイト https://www.sentimental-city-romance.com/
◇Facebook https://www.facebook.com/sentimentalcityromance/
今日の足跡
最低気温16.4度、最高気温23.1度。曇り。朝の内雨。夜は寒いぐらいだ。
○……クスリのアオキで8月8日から、公式アプリでTポイントを貯めて使えるようになった。Aocaポイントに加えてTポイントが200円(税抜)あたり1ポイント付く。
それよりも、いちいちTポイントアプリを立ち上げずに、アオキのアプリを立ち上げるだけで自動的にポイントが付くのがうれしい。要するにポイントの二重取りである。
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22日22時16分=2023年=
「疼く人」は官能小説ではなかった
2年前、2021年発刊なのに、いまだに人気がある小説「疼(うず)く人」(松井久子著)。友達が貸してくれたのだが、本棚の片隅に置いたまま忘れていた。ようやく、読み始めたが、性描写が具体的(官能的ではない)で、少々驚いた。男の作家が書く性描写(例えば団鬼六や川上宗薫)とまったく違う。男が読んで興奮するような性描写ではない。

タイトルがいい。「疼く人」。本の装丁もいい。「最後のひと」という続編も出て、2作合わせて10万部のヒットだという。続編は86歳の男性との恋愛で、年齢がどんどん上がっていく。さらに続編を出すとしたら100歳超えかも。だって厚生労働省の発表によると、100歳以上の人は、全国で合わせて9万2139人もいるのだから。
登場人物から説明したい。主人公の唐沢燿子(ようこ)は70歳。浮気した夫と離婚後、一人娘を育てながら、一念発起し、テレビドラマの脚本家として第一線で活躍していた。しかし、「唐沢燿子はもう古い」と言われるようになり、仕事がなくなった。仲良しの同級生3人を大事にしながら、料理やアルトサックスを趣味に穏やかな老後を生きようとしている。だが、「自分は、逗子のマンションでひとり老いていき、孤独のなかで死んでいくのだ」「料理を一緒に食べる相手がいたら、もっと美味しいのにと思ってしまう」という一抹の寂しさもある。
同級生は、夫がエリートビジネスマンの広田繁美。不倫40年、独身の武田美希子、夫をがんで亡くし一人で画廊喫茶を営む杉崎潤の3人である。
(注意・以下、結末に触れる部分あり)
突然、燿子にアタックしてきたのが、燿子の脚本のファンだという15歳年下の男、沢渡蓮(55)がFacebookで接触してきた。メッセージのやりとりをするうち、ズブズブと溺れていく。長い間しまい込んでいた「女」が顔を出し、「久しぶりの発情期」だと感じる。女友達から艶っぽくなったと言われ、新しく買ったランジェリーを用意して沢渡と会う日に備えた。
老年男性の性は、谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」をはじめ、いろいろ読んだが、70代の女性を主人公とした恋と性を取り扱った小説は初めて読んだ。女性が老いてもなお「疼く」ことがあるなんて、若い頃は考えもしなかった。自分が年を取ってくると、この小説に書いてあることが理解できる。男も女も死ぬまで「男と女」なのである。
生々しい性描写は、この小説のアピールポイントなのだが、経験豊富な読者にとっては、それほど異常なことではない。蓮が「聖水」を飲む場面も驚くほどアブノーマルなことではない。開高健の短編「一滴の光」(「珠玉」収録)にもある。ただ、入浴時の性器の手入れとか、閉経の感情とか、女性作家ならではの描写は興味深かった。それよりも、連の小学生時代に母子寮で複数のおばさんから弄ばれた性体験の方が面白かった。
死ぬまで続くかと思われた二人の関係は、蓮からの別れのメッセージとFacebook、LINEの閉鎖、削除で突然終わる。その後蓮は建設の仕事で転落死し、おまけに妻もいたという展開。単なる転落死なら、Facebook、LINEを見れば二人の関係は妻にバレてしまう。それを防ぐために、自殺もあり得るという結末になったのだと思う。蓮の妻は本当に二人の関係を知らなかったのかも、分からない。
今日の
最低気温 度、最高気温 度。
○……「疼くひと」の中に二人が初めてのデートで、逗子と鎌倉をドライブする場面がある。映画が大好きな蓮のために、鎌倉にある円覚寺に行く。そこには小津安二郎監督と木下恵介監督の墓があり、二人は手を合わせる。初めてのデートに墓参りというのは面白い。今度、鎌倉に行ったら行ってみたい。
この寺は、小津安二郎監督の「晩春」で、冒頭のお茶会のシーンに登場したという。また、文学では夏目漱石の「門」や川端康成の「千羽鶴」の舞台になり、有島武郎の「或る女」もここで執筆されたという。小津監督の墓の墓碑銘はただ「無」の一文字だという。道路1本を隔てた向かい側は木下監督の墓があり、「木下家の墓」と刻まれている。
それと、茅ヶ崎には遺族から、亡くなるまでの16年間を過ごした邸宅が寄贈され、「開高健記念館」として開設された。そこにも行ってみたい。茅ヶ崎は桑田佳祐の出身地でもあり、今年10年ぶりに凱旋ライブをやった。ライブも見たい。
◇円覚寺
所在地:神奈川県鎌倉市山之内409
電話:0467-22-0478
◇開高健記念館
所在地:神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6丁目6-64
電話:0467-87-0567
開館日:金・土・日曜日の3日間と祝祭日
入館料:200円

タイトルがいい。「疼く人」。本の装丁もいい。「最後のひと」という続編も出て、2作合わせて10万部のヒットだという。続編は86歳の男性との恋愛で、年齢がどんどん上がっていく。さらに続編を出すとしたら100歳超えかも。だって厚生労働省の発表によると、100歳以上の人は、全国で合わせて9万2139人もいるのだから。
登場人物から説明したい。主人公の唐沢燿子(ようこ)は70歳。浮気した夫と離婚後、一人娘を育てながら、一念発起し、テレビドラマの脚本家として第一線で活躍していた。しかし、「唐沢燿子はもう古い」と言われるようになり、仕事がなくなった。仲良しの同級生3人を大事にしながら、料理やアルトサックスを趣味に穏やかな老後を生きようとしている。だが、「自分は、逗子のマンションでひとり老いていき、孤独のなかで死んでいくのだ」「料理を一緒に食べる相手がいたら、もっと美味しいのにと思ってしまう」という一抹の寂しさもある。
同級生は、夫がエリートビジネスマンの広田繁美。不倫40年、独身の武田美希子、夫をがんで亡くし一人で画廊喫茶を営む杉崎潤の3人である。
(注意・以下、結末に触れる部分あり)
突然、燿子にアタックしてきたのが、燿子の脚本のファンだという15歳年下の男、沢渡蓮(55)がFacebookで接触してきた。メッセージのやりとりをするうち、ズブズブと溺れていく。長い間しまい込んでいた「女」が顔を出し、「久しぶりの発情期」だと感じる。女友達から艶っぽくなったと言われ、新しく買ったランジェリーを用意して沢渡と会う日に備えた。
老年男性の性は、谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」をはじめ、いろいろ読んだが、70代の女性を主人公とした恋と性を取り扱った小説は初めて読んだ。女性が老いてもなお「疼く」ことがあるなんて、若い頃は考えもしなかった。自分が年を取ってくると、この小説に書いてあることが理解できる。男も女も死ぬまで「男と女」なのである。
生々しい性描写は、この小説のアピールポイントなのだが、経験豊富な読者にとっては、それほど異常なことではない。蓮が「聖水」を飲む場面も驚くほどアブノーマルなことではない。開高健の短編「一滴の光」(「珠玉」収録)にもある。ただ、入浴時の性器の手入れとか、閉経の感情とか、女性作家ならではの描写は興味深かった。それよりも、連の小学生時代に母子寮で複数のおばさんから弄ばれた性体験の方が面白かった。
死ぬまで続くかと思われた二人の関係は、蓮からの別れのメッセージとFacebook、LINEの閉鎖、削除で突然終わる。その後蓮は建設の仕事で転落死し、おまけに妻もいたという展開。単なる転落死なら、Facebook、LINEを見れば二人の関係は妻にバレてしまう。それを防ぐために、自殺もあり得るという結末になったのだと思う。蓮の妻は本当に二人の関係を知らなかったのかも、分からない。
今日の足跡
最低気温 度、最高気温 度。
○……「疼くひと」の中に二人が初めてのデートで、逗子と鎌倉をドライブする場面がある。映画が大好きな蓮のために、鎌倉にある円覚寺に行く。そこには小津安二郎監督と木下恵介監督の墓があり、二人は手を合わせる。初めてのデートに墓参りというのは面白い。今度、鎌倉に行ったら行ってみたい。
この寺は、小津安二郎監督の「晩春」で、冒頭のお茶会のシーンに登場したという。また、文学では夏目漱石の「門」や川端康成の「千羽鶴」の舞台になり、有島武郎の「或る女」もここで執筆されたという。小津監督の墓の墓碑銘はただ「無」の一文字だという。道路1本を隔てた向かい側は木下監督の墓があり、「木下家の墓」と刻まれている。
それと、茅ヶ崎には遺族から、亡くなるまでの16年間を過ごした邸宅が寄贈され、「開高健記念館」として開設された。そこにも行ってみたい。茅ヶ崎は桑田佳祐の出身地でもあり、今年10年ぶりに凱旋ライブをやった。ライブも見たい。
◇円覚寺
所在地:神奈川県鎌倉市山之内409
電話:0467-22-0478
◇開高健記念館
所在地:神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6丁目6-64
電話:0467-87-0567
開館日:金・土・日曜日の3日間と祝祭日
入館料:200円
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21日20時26分=2023年=
『こち亀』シリーズの亀有へ
柴又周辺の葛飾区には、“呑んべえの聖地”と言われる立石や、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』通称"こち亀"シリーズで知られる亀有など、一度は訪れたい町が点在している。寅さん探訪の旅を終え、9月9日夕方、柴又から亀有へ向かった。
9日に泊まったホテルが京成小岩の近く。調べてみたら、駅から亀有までのコミュニティバス「京成タウンバス」が20分おきに出ていることが分かり、ホテルにチェックインし、シャワーを浴びてから出掛けた。電車で行くと、何回も乗り換えをしなくてはならないので、バスのほうが絶対にいい。
こち亀は、1976年(昭和51年)から「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、2016年9月に幕を閉じたという長寿漫画だ。亀有はその舞台であり、作者である秋本治さんの出身地でもある。
亀有ではこち亀の像がどんどん増えつつあり、いまは15体になったという。

2006年に第1号の銅像「両津勘吉像」は、商店街と亀有香取神社が中心になって建立したらしい。銅像は7つの商店街を回らないと、全部を見ることができない。とても無理なので、今回は駅周辺のみにした。全部まわりたい人は駅前に看板がある。
↓カラーの両津・中川・麗子像

↓亀有香取神社の「両津勘吉祭り姿像」

「両津勘吉像」は駅前にあるのですぐ分かった。彩色された15体目の「両津・中川・麗子像」もあった。亀有香取神社には「両津勘吉祭り姿像」があった。夕暮れになってきたため、3体を見つけただけで帰ることにした。駅から歩いて5分の亀有香取神社は「こち亀」にも登場する神社で、勝負事や足腰健康の神様のようだ。
↓亀有駅北口交番

亀有公園前派出所のモデルとなった「亀有駅北口交番」も分かった。
今日の
最低気温22.6度、最高気温32.1度。曇り。夕方から雨。湿度が高く湿っぽい。
○……アメリカのAmazonは、音声アシスタント「アレクサ」に生成AI(人工知能)を搭載した新商品を発表したという。スポーツの試合時間や献立案などの質問にも回答し、詩を作ったり朗読することも可能になったようだ。
ということは、新たに買い直さないといけないのだろうか。そんなはずはないと思うが。
アレクサと世間話ができると楽しいと思う。
○……一方、Amazonジャパンは「Amazonプライム」の会費を9月24日から、値上げする。年会費が4,900円から5,900円、月会費が500円から600円に値上げ。映画や音楽も楽しめるので、やめるつもりはない。アメリカでは年会費が約2万円だという。それに比べればまだ安い。
「Amazonプライム」の更新日をしらべたら、来年の4月9日だった。それまでは値上げ前の年会費(4,900円)「なので助かる。
9日に泊まったホテルが京成小岩の近く。調べてみたら、駅から亀有までのコミュニティバス「京成タウンバス」が20分おきに出ていることが分かり、ホテルにチェックインし、シャワーを浴びてから出掛けた。電車で行くと、何回も乗り換えをしなくてはならないので、バスのほうが絶対にいい。
こち亀は、1976年(昭和51年)から「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、2016年9月に幕を閉じたという長寿漫画だ。亀有はその舞台であり、作者である秋本治さんの出身地でもある。
亀有ではこち亀の像がどんどん増えつつあり、いまは15体になったという。

2006年に第1号の銅像「両津勘吉像」は、商店街と亀有香取神社が中心になって建立したらしい。銅像は7つの商店街を回らないと、全部を見ることができない。とても無理なので、今回は駅周辺のみにした。全部まわりたい人は駅前に看板がある。
↓カラーの両津・中川・麗子像

↓亀有香取神社の「両津勘吉祭り姿像」

「両津勘吉像」は駅前にあるのですぐ分かった。彩色された15体目の「両津・中川・麗子像」もあった。亀有香取神社には「両津勘吉祭り姿像」があった。夕暮れになってきたため、3体を見つけただけで帰ることにした。駅から歩いて5分の亀有香取神社は「こち亀」にも登場する神社で、勝負事や足腰健康の神様のようだ。
↓亀有駅北口交番

亀有公園前派出所のモデルとなった「亀有駅北口交番」も分かった。
今日の足跡
最低気温22.6度、最高気温32.1度。曇り。夕方から雨。湿度が高く湿っぽい。
○……アメリカのAmazonは、音声アシスタント「アレクサ」に生成AI(人工知能)を搭載した新商品を発表したという。スポーツの試合時間や献立案などの質問にも回答し、詩を作ったり朗読することも可能になったようだ。
ということは、新たに買い直さないといけないのだろうか。そんなはずはないと思うが。
アレクサと世間話ができると楽しいと思う。
○……一方、Amazonジャパンは「Amazonプライム」の会費を9月24日から、値上げする。年会費が4,900円から5,900円、月会費が500円から600円に値上げ。映画や音楽も楽しめるので、やめるつもりはない。アメリカでは年会費が約2万円だという。それに比べればまだ安い。
「Amazonプライム」の更新日をしらべたら、来年の4月9日だった。それまでは値上げ前の年会費(4,900円)「なので助かる。
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