03日22時00分=2011年=
娯楽映画の最高峰「キック・アス」
昨年末公開されたが、見逃していた「キック・アス」を、ようやく観ることができた。
スーパーヒーローに憧れる青年を題材にしたアクション・コメディーで、ネットでストーリーを読んでも、まったく興味がないテーマだった。だから、観に行かなかった。
ところが、友人からこの映画の大推薦をもらい、観なかったことを後悔した。
この映画はセンスがよくて、笑えて、楽しくて、映画への愛がぎっしり詰まっている上質のコメディー映画だったのだ。
最初の数分間を観ただけで、完全に映画の中に没入してしまい、時が経つのを忘れて楽しんでしまった。こんなに吸引力のすごい映画は最近記憶にないなぁ。
正義のスーパーヒーロー「キック・アス」は、けっこう大変な仕事で、傷だらけになりながら悪者を退治する。ところが、そのスーパーヒーローであるデイブのまえに、ビッグ・ダディとヒット・ガールが現れる。
このあたりから、2段ロケットならぬ、面白さに採点火して、ストーリーが読めない展開に。
シナリオがいいねぇ。カメラがいいねぇ。編集がいいねぇ。音楽のセンスがいいねぇ。放送禁止用語満載で、不道徳な感じがいいねぇ。
そして、ビミョーに危険で危ない?(笑)。血のりベタベタで、タランティーノの映画かと疑うほどだ。
配役ではヒットガールを演じる11歳の少女クロエ・モレッツが鮮烈でいいねぇ。SF・ファンタジー・ホラー映画のアカデミー賞とも呼ばれる第37回サターン賞で若手俳優賞を受賞したのもうなずける。
このクロエ・モリッツは、8月5日公開の「モールス」というホラー映画に主演しているという。すでにホラー・スリラー映画賞というのを受賞していて、その演技はすごいらしい。
「モールス」は話題のスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」のハリウッド・リメイクである。「モールス」を観る前に、観ておかねばならない。
普段はホラーはほとんど観ないが、クロエ・モレッツ主演なら観る価値がありそうだ。
最低気温24.4度、最高気温32.5度。晴れ。
サッカー元日本代表の松田直樹選手が2日午前、急性心筋梗塞で倒れて、意識不明の重体となっているが、元気な人が突然、このようになる危険性がある。
早朝、人気のあまりないところをランニングしているので、もし自分が倒れたらどうしよう、と心配になってきた。
とりあえず、帽子に名前と電話番号を書いておこうと思う。

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