05日21時35分=2016年=
何か物足りない「ターザン:REBORN」
【評】★5つが最高
★★★


子供の頃のヒーロー、ターザン。「アーアアー!」の雄叫び、木から木へツタにつかまって森を移動し、猛獣と戦って勝つ圧倒的な強さ、湖や川でのクロールの早さ、そして甘いマスクと胸板の厚い男の中の男のかっこよさ。男の子はみんなあこがれたものだ。
ターザン役はもちろん、ジョニー・ワイズミュラー。オリンピックの競泳金メダリストだけに、泳ぐシーンは必ずあった。100m自由形で初めて1分を切った選手である。
デビュー作「類猿人ターザン」は1932年の公開なので、リアルタイムに見ているはずもない。記憶に鮮明に残っているのは、その後テレビで繰り返し放送されたからだろう。
そのターザンが、CG時代に甦ったのだ。どんなに進化した姿を見せてくれるだろうかと期待した。
「類人猿ターザン」は、いきなり野人として登場したが、公開したばかりの「ターザン:REBORN」(2016年)は、気品がある英国貴族として登場する。ターザンは、ジャングルで出会ったジェーンとともににロンドンへ移り住み、裕福で穏やかな暮らしを送っていたという設定。それが策略によってコンゴのジャングルに舞い戻るという展開だ。そしてターザンをおびき寄せるために、ジェーンは囚われの身になる。もちろん、ターザンはジャングルの中、ジェーンを助けに向かう。
ターザン役はアレクサンダー・スカルスガルド。ジェーンはマーゴット・ロビーが扮した。まあ、美男美女だわな。ジェーンはか弱い美女に見えるが、さすが現代版。旧作では助けを待つ受け身の存在だったのが、果敢に行動する現代女性になっていた。
前半はかなり退屈。ジャングルに戻ってからが本領発揮だ。ツタをつたってジャングルを飛び回る場面は、CGを駆使し、スピード感とともにリアルに演出している。動物たちも、ゴリラや猿、カバ、ワニ、ゾウなどどれもリアルで、素晴らしいと思う。さすがハリウッドの技術である。
だが、動物愛護のためか、ターザンが動物と闘って殺す場面はない。ゴリラと闘って負ける場面さえある。
全体的にこの映画は子供向きに作られていない。シン・ゴジラと同様にむしろ大人向きだ。旧作のように万人向けの娯楽作ではないので、これを見た子供はターザンをヒーローとして感じるだろうか。あのヒーローだったターザンと何かが違う。
↓予告編
最低気温22.7度、最高気温34.1度。晴れ。
1週間ほど前から、明るい所で右目に黒い異物が見えるようになった。黒い糸くずのようなものが浮遊し、眼球を動かすと一緒に動く。「飛蚊症(ひぶんしょう)」の症状である。
飛蚊症は老化現象なので治らないという。今日の昼休みにネットで飛蚊症について調べていたら、「網膜剥離の可能性もあるので、眼科医に調べてもらう方がいい」と書いてあった。網膜剥離なら失明するおそれだってある。視力も落ちたので、突然心配になり、午後から眼科医に診てもらった。
精密眼圧測定、屈折検査、矯正視力検査、精密眼底検査、細隙燈顕微鏡検査という5つの検査をした結果、「網膜剥離にはなっていない」との結論が。一応安心した。
飛蚊症についてのビデオを見せられたが、眼球にある透明なゲル状の硝子体(しょうしたい)にしわができ、それが網膜に映るのだという。これは老化現象なので、治らないという。
治療法がないので、診察後に目薬などは出ない。次の診察(1か月後)まで、見え方を自分で観察することになった。
老化現象というのがショックだが、網膜剥離でなかったのを幸いとしよう。視界に飛び交う黒い異物は、そのうちに慣れて気にならなくなるらしい。
前に、テレビでルテインの摂取が目にいいというのをやっていた。ほうれん草に多く含まれているそうだ。そうは言っても、そんなに毎日ほうれん草を食べられるわけもない。ビタミンC、ビタミンE、βカロテンの摂取も良いという。
眼精疲労やストレスも原因の一つらしいし、紫外線も原因の一つ。今後は気をつけたいと思う。

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★★★


子供の頃のヒーロー、ターザン。「アーアアー!」の雄叫び、木から木へツタにつかまって森を移動し、猛獣と戦って勝つ圧倒的な強さ、湖や川でのクロールの早さ、そして甘いマスクと胸板の厚い男の中の男のかっこよさ。男の子はみんなあこがれたものだ。
ターザン役はもちろん、ジョニー・ワイズミュラー。オリンピックの競泳金メダリストだけに、泳ぐシーンは必ずあった。100m自由形で初めて1分を切った選手である。
デビュー作「類猿人ターザン」は1932年の公開なので、リアルタイムに見ているはずもない。記憶に鮮明に残っているのは、その後テレビで繰り返し放送されたからだろう。
そのターザンが、CG時代に甦ったのだ。どんなに進化した姿を見せてくれるだろうかと期待した。
「類人猿ターザン」は、いきなり野人として登場したが、公開したばかりの「ターザン:REBORN」(2016年)は、気品がある英国貴族として登場する。ターザンは、ジャングルで出会ったジェーンとともににロンドンへ移り住み、裕福で穏やかな暮らしを送っていたという設定。それが策略によってコンゴのジャングルに舞い戻るという展開だ。そしてターザンをおびき寄せるために、ジェーンは囚われの身になる。もちろん、ターザンはジャングルの中、ジェーンを助けに向かう。
ターザン役はアレクサンダー・スカルスガルド。ジェーンはマーゴット・ロビーが扮した。まあ、美男美女だわな。ジェーンはか弱い美女に見えるが、さすが現代版。旧作では助けを待つ受け身の存在だったのが、果敢に行動する現代女性になっていた。
前半はかなり退屈。ジャングルに戻ってからが本領発揮だ。ツタをつたってジャングルを飛び回る場面は、CGを駆使し、スピード感とともにリアルに演出している。動物たちも、ゴリラや猿、カバ、ワニ、ゾウなどどれもリアルで、素晴らしいと思う。さすがハリウッドの技術である。
だが、動物愛護のためか、ターザンが動物と闘って殺す場面はない。ゴリラと闘って負ける場面さえある。
全体的にこの映画は子供向きに作られていない。シン・ゴジラと同様にむしろ大人向きだ。旧作のように万人向けの娯楽作ではないので、これを見た子供はターザンをヒーローとして感じるだろうか。あのヒーローだったターザンと何かが違う。
↓予告編
最低気温22.7度、最高気温34.1度。晴れ。
1週間ほど前から、明るい所で右目に黒い異物が見えるようになった。黒い糸くずのようなものが浮遊し、眼球を動かすと一緒に動く。「飛蚊症(ひぶんしょう)」の症状である。
飛蚊症は老化現象なので治らないという。今日の昼休みにネットで飛蚊症について調べていたら、「網膜剥離の可能性もあるので、眼科医に調べてもらう方がいい」と書いてあった。網膜剥離なら失明するおそれだってある。視力も落ちたので、突然心配になり、午後から眼科医に診てもらった。
精密眼圧測定、屈折検査、矯正視力検査、精密眼底検査、細隙燈顕微鏡検査という5つの検査をした結果、「網膜剥離にはなっていない」との結論が。一応安心した。
飛蚊症についてのビデオを見せられたが、眼球にある透明なゲル状の硝子体(しょうしたい)にしわができ、それが網膜に映るのだという。これは老化現象なので、治らないという。
治療法がないので、診察後に目薬などは出ない。次の診察(1か月後)まで、見え方を自分で観察することになった。
老化現象というのがショックだが、網膜剥離でなかったのを幸いとしよう。視界に飛び交う黒い異物は、そのうちに慣れて気にならなくなるらしい。
前に、テレビでルテインの摂取が目にいいというのをやっていた。ほうれん草に多く含まれているそうだ。そうは言っても、そんなに毎日ほうれん草を食べられるわけもない。ビタミンC、ビタミンE、βカロテンの摂取も良いという。
眼精疲労やストレスも原因の一つらしいし、紫外線も原因の一つ。今後は気をつけたいと思う。

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