軽薄短笑　～新潟県上越・妙高発～実写映画化は失敗？「ゴースト・イン・ザ・シェル」

16日20時53分=2017年=

実写映画化は失敗？「ゴースト・イン・ザ・シェル」

【評】★５つが最高、☆は半分
★★☆

　アメコミの実写化がハリウッドではやっているけれど、日本の漫画「攻殻機動隊」もハリウッドで「ゴースト・イン・ザ・シェル」として実写化である。原作は「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟に影響を与えたといわれる。

　近未来が舞台である。少佐（スカーレット・ヨハンソン）は、かつて凄惨な事故に遭い、脳以外は全て義体となって、死のふちからよみがえった。その存在は際立っており、サイバーテロ阻止に欠かせない最強の戦士となる。少佐が指揮するエリート捜査組織公安9課は、サイバーテロ集団に果敢に立ち向かう。やがて少佐は、自分の記憶は操作され、命は救われたのではなく奪われたものであったことに気付くのだ。

　脳とわずかな記憶を残してサイボーグ化した最強の捜査官・少佐を演じたスカーレット・ヨハンソンは、身体能力はすごいんだけども、脚が短く尻が下がっていて体形が悪い。アベンジャーズの時はスーツでごまかしていたのかもしれない。まるで素っ裸のようなコスチューム（？）は、一瞬ハッとしてよかったけど。

たけしの演技がひどかった

　荒巻大輔役でビートたけしが共演しているが、敢えて言えば、口が回らないし演技も下手で、見るに耐えない。この映画をひどくした第一人者である。

　桃井かおりは英語の長い台詞を上手に演じていたようにみえた。

　実写化が成功したかどうか、レビューを見ると、「全然ダメ」というのと、「素晴らしい」というのに二分する。アニメのコアなファンほど、否定的な感じがする。それほど、実写化というのは難しい。これまでうーんとうなるような成功例は見たことがない。

　上越では上映していないが、おそらく上映しないで終わる作品。

↓公式サイト
http://ghostshell.jp/
↓予告編動画

今日の足跡（そくせき）

　最低気温11.7度、最高気温18.0度。曇り。

○……皮膚に瘤状のものができたので、上越総合病院を受診した。初診だったので、午前8時15分から待って、終わったのが11時過ぎだった。瘤状のものは、毛穴からばい菌が入ったらしく、悪性ではないという。2週間、抗生物質を飲むことになった。このため、「酒は控えるように」とのこと。帰りにキリンフリーを6本買ってきた。2週間もつらいな……。