28日09時24分=2017年=
7本足のタコ形宇宙人「ばかうけ」宇宙船で飛来 今年のワースト映画確定!「メッセージ」
【評価】★5つが最高、☆は半分
★☆

↓ばかうけと映画のコラボポスター

ユナイテッドシネマ新潟やイオンシネマ新潟西で公開が始まった話題の映画「メッセージ」。宇宙船が栗山米菓の「ばかうけ」みたいな形が話題になり、今日の新潟日報にも記事がのっていた。宇宙船の形はたしかに面白いが、それだけの映画。今年のワースト映画になるべきつまらなさだった。
ある日、世界の12か所に「ばかうけ」か柿の種のような宇宙船「シェル」が降り立つところから始まる。その中に、日本の北海道もあった。宇宙人だ!というわけで、世界中は緊急事態に陥るのだ。
宇宙人を脅威とみなし、攻撃を仕掛けようとする国もある。アメリカ軍は宇宙人と意思の疎通をはかるために言語学者教授のルイーズにその役を依頼する(アメリカは平和主義者かな)。未知なる飛行物体にいる宇宙人が、地球に何をしに来たのかを解読しようとするのだ。
宇宙服を着てエイリアンとの”対話”を始めた彼女は、物理学者のイアンと組んで、宇宙人が伝えようとしているメッセージを読み取ろうと奮闘するのだ。エイリアン2体にアボットとコステロとニックネームを付けるのが笑える。
それにしても、宇宙人の造形がひどい。7本足だから「ヘプタバッド」だという。単なるタコのお化けだ。全然、オリジナリティーがない造形では、げんなりしてしまう。本当にやるきあるのか。
↓ヘプタポット語

さらに笑えるのは、宇宙人は言語の代わりに、吸盤から墨を吐いて、空中に円形の文字「ヘプタポット語」を描くんだな。まるで、墨汁で書いたような言語。なんでこんなにタコにこだわるのか。
最後にルイーズから電話を受けた司令官が、なんだか分からない理屈で、突然宇宙人に対する攻撃を中止する。なんで、めでたし、めでたしとなるのか、全然分からない。第一、ルイーズが未来を見ることができるのが、どんな意味があったのだろうか。
収穫は、娘のハンナのスペル「HANNAH」が回文だったことぐらい。
とにかく、見るべきところがなく、退屈な映画だった。
↓予告編
今日の足跡
最低気温13.1度、最高気温22.5度。
○……今日と明日は富山市で仕事のため、朝のうちにブログをアップした。
○……発売中止が決まった明治のお菓子「カール」は、すでにスーパーなどの店頭から姿を消した。売り場が見事に空になっている。おそらく今後は入荷すればすぐになくなるだろう。今後、この空いたスペースを巡って、激しい争奪戦が繰り広げられるようだ。

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