06日13時23分=2017年=
残しておきたい新潟県の方言「しかも」と「くどく」

4日夜に放送されたテレビ番組「日本語学者・金田一が選んだ“絶対に残したい方言”ベスト25」はおもしろかった。
“残したい方言”だけれども、“おもしろい方言”でもある。
その25の中で、新潟県が2つあった。


一つは、新潟市の方言で13位。万葉集にも出てくる古い方言だという。「いっぱい」のことを「しかも」という。魚釣りに行ってきて「たまたましかも釣っちゃった」と言われ、「鹿も釣ってきたの?」と勘違いされる話だ。


もう一つは十日町で、第8位だった。「愚痴る」ことを「くどく」という方言だった。鎌倉時代に使われていた古語が元の方言だという。女性が「くどいちゃって(愚痴っちって)いいですか」と言うと、いろいろ誤解されるようだ。
上越の方言がなかったのは残念。これは高田の方言てぬぐい。「バラコクタイ」「ジョンノビ」あたりが入れば良かったかな。
↓高田の方言てぬぐい

それから、群馬県片品村では、「かき回す」ことを「かんまーす」と言うと紹介された。上越地域では「かんもす」。似ている方言もあるものだ。

今日の足跡
最低気温10.1度、最高気温21.9度。快晴のち曇り。ランニング、6.8 km。
↓ブタナ

○……いま関川の河川敷に咲いているこの花はブタナという。ブタとはひどいと思う。こんなきれいな花なのに。

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