10日22時43分=2017年=
体当たりで濡れ場を演じた昭和の女優たち
週刊ポスト7月7日号と、14日号連続で、昭和の女優たちが、ヌードも辞さず、体当たりで濡れ場を演じたことを絶妙な筆さばきで書いていた。まさに週刊ポストの真骨頂である。
人気女優も、清純派女優も、大女優であっても信頼する監督のもとですべてをさらけ出し、ぎりぎりの衝動を表現するため、全身全霊で演じた。そうやって女優は成長していったと書く。
女優が銀幕に肌をさらすことがほとんどなくなったことを嘆きつつ、ヌードに挑戦した昭和の女優たちの生きざまをまとめた好企画であった。もちろん、PDFにして完全保存してある。
取り上げられた映画と、ヌードに挑戦した女優は、次の通り。見た映画も少しあるが、見ていない映画が多い。少しずつ見ていきたいと思う。
<7月7日号>
「濡れた二人」(1968年)の若尾文子、
「吉原炎上」(1987年)の名取裕子と西川峰子
「鬼龍院花子の生涯」(1982年)の夏目雅子と夏木マリ
「極道の妻たち」(1986年)のかたせ梨乃
「鎌田行進曲」(1982年)の松坂慶子
「終の信託」(2012年)の草刈民代
「祭りの準備」(1975年)の竹下景子
「もう頬づえはつかない」(1979年)の桃井かおり
「復讐するは我にあり」の倍賞美津子
「スローなブギにしてくれ」(1981年)の浅野温子
「夏の別れ」の萬田久子
「天城越え」(1983年)の田中裕子
「麻雀放浪記」(1984年)の加賀まりこ
「北斎漫画」の樋口可南子
「いちげんさん」(2000年)の鈴木保奈美、
「失楽園」(1997年)の黒木瞳
「ひとひらの雪」(1985年)の秋吉久美子
「ダイアモンドは傷つかない」(1982年)の田中美佐子
「極道の妻たち2」(1987年)の十朱幸代
「火宅の人」(1986年)の松坂慶子と原田美枝子
「同棲時代」(1973年)の由美かおる
「蘇える金狼」(1979年)の風吹ジュン
「白蛇抄」(1983年)の小柳ルミ子
「さまよえる脳髄」(1993年)の高島礼子
「五月みどりのかまきり夫人の告白」(1975年)の五月みどり
「魔性の香り」(1985年)の天地真理
「ラブレター」(1981年)の関根恵子
<7月14日号>
「ダニ」(1965年)の大原麗子
「エロスは甘き香り」(1973年)の桃井かおり
「卍」(1964年)の若尾文子
「青春の門」(1975年)の吉永小百合
「魚影の群れ」(1983年)の夏目雅子
「櫂」(1985年)の十朱幸代
「透光の樹」(2004年)の秋吉久美子
「人生劇場」(1983年)の松坂慶子
「序の舞」(1984年)の名取裕子
「女衒」(1987年)の倍賞美津子
「東雲楼 女の乱」(1994年)のかたせ梨乃
「遠雷」(1981年)の石田えり
「ザ・レイプ」(1982年)の田中裕子
「忠臣蔵外伝 四谷怪談」(1994年)の高岡早紀
「化身」(1986年)の黒木瞳
「死んでもいい」(1992年)の大竹しのぶ
「陽暉楼」(1983年)の池上季実子
「寒椿」(1992年)の南野陽子
「魔の刻」(1985年)の岩下志麻
↓「吉原炎上」の名取裕子(画像にモザイク処理しました)

◇このうち「吉原炎上」(1987年)を見た。吉原の花魁を演じた名取裕子のヌードが美しい。
先輩花魁とのからみを週刊ポストは次のように描写する。
「白い肌と桃色の小さな乳首のコントラストが美しい」「柔らかな胸を揉みしだかれながら、『はっ』『あっ』と小さい吐息を漏らす名取」
当時の花魁の生活ぶり、吉原の遊郭の人間模様がおもしろかった。花魁は「ふのり」をラブローション代わりに使っていたのが興味深かった。
今日の足跡
最低気温22.2度、最高気温32.2度。3日連続の真夏日だ。今日は腰に違和感があったため、ランニングは休み。

○……大好きなマンゴー。業務スーパーで売っている冷凍マンゴーはすごく安くておいしい。

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