19日22時07分=2017年=
与謝野晶子の歌碑

池の平のいもり池湖畔(北側入口付近)に今年7月23日、歌人・与謝野晶子の歌碑ができ、除幕式が行われたという。池の平温泉で詠んだ短歌、5首が刻まれている。

与謝野晶子は大正から昭和にかけて妙高を訪れ、池の平に別荘があった政治家、尾崎行雄らを訪ねたという。
短歌は1938年(昭和13年)に尾崎の別荘「楽山荘」で開かれた歌会で詠んだものだ。
妙高山をイメージしたとても立派な歌碑だ。遺稿歌集「白櫻集」に収められた28首のうち、代表的な5首が刻まれている。
中央の歌「秋風が…」が直筆である。うまいのか下手なのかは分からないが、性格が出ている個性的な字だと思う。
「われは行く嵐の中に白露のかがやく朝の池の平を」
「硫黄の香樋より洩るるに導かれ楽山荘に帰る夕ぐれ」
「秋風が越の海より上るなり赤倉山に昔思へば」(直筆)
「白樺の林の中に蟲鳴きて池の平の月夜となりぬ」
「山荘のかがりは二つ妙高の左の肩に金星とまる」
なお、与謝野晶子の歌碑は、いもり池の近くの池廼屋の向かい側にもある。
「いみじくも不穢(ふえ)不濁なる二筯(ふたはし)の 流のはさむ山荘の路」
↓いもり池周辺は紅葉がきれいだった

↓外来種の水連が除去され、水面が少し見えていた

今日の足跡
最低気温10.5度、最高気温14.9度。雨のち曇り。ランニングなし。今日は妙高山の初冠雪。

○……あるるん畑にムカゴが売っていたので、ムカゴご飯を作った。味付けは昆布と塩だけのシンプルな方がうまい。滋養強壮にいい食べ物である。

○……東城1丁目付近で交通事故。軽のワンボックスが道路の真ん中で横転していた。スピードが出せる場所ではない。どうやったらこんな風になるのか。

○……ア・リーグ優勝決定シリーズ、2-2で迎えた第5戦。ヤンキースの田中が気力こもった投球で、アストロズをねじ伏せた。球が低めに集まっていた。それと高校野球で培った精神力である。

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