30日22時32分=2017年=
「川渡餅」3店食べ比べ
戦前は子供たちが「川渡餅、餅やーい」と言って、12月1日の早朝、まだ暗いうちから売り歩いたものだという。菓子屋の子供だけではなく、街の子供は小遣い銭稼ぎに売り歩いた。川渡餅を売り歩けば、体が丈夫になるという言い伝えがあった。
↓「高田読本」より

この伝統は戦後になって途絶え、川渡餅はもっぱら菓子店の店頭で販売されることになる。
菓子店では暗いうちから販売するわけにもいかず、前日の11月30日にも販売することになったという次第だ。
本来なら明日食べるのが正式だが、餅が固くなるのがいやだし、買えばすぐに食べたくなる。
今日は立ち寄った高田文化協会の事務所で、「かのこ」と、「栄喜堂」の2店の川渡餅をご馳走になった。さらには、会社では「かまだ」の川渡餅を食べた。
食べ比べをしたつもりだったけれど、いずれもおいしく、甲乙が付けられない。甘さ、餅の固さ、舌触り、大きさなど若干の違いがあったが。
↓左「栄喜堂」、右「かのこ」。包装紙に特徴がある


↓「かまだ」(こしと粒)」

今日の足跡
最低気温5.4度、最高気温8.3度。曇り。きょうで11月が終わる。今年もあと1か月。やることいっぱいあるな。

○……先日、トンビを見た。トンビを見ると、三橋美智也の歌「夕焼けとんび」の歌詞が頭に浮かぶ。
「夕焼け空がマッカッカ とんびがくるりと輪を描いた ホーイのホイ」。もはや古くさい歌になってしまったけれど、歌詞を良く読むと、東京への集団就職の歌のようだ。兄ちゃが東京に出たっきり帰ってこない。「祭りにゃ必ず帰るって俺らをだまして置いてった」。都会の方が楽しいものね~。

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