10日17時06分=2017年=
妙高演劇フェスティバル 高田高校の演劇を鑑賞

妙高市文化ホールで2日間にわたって開かれていた妙高演劇フェスティバルをのぞいてみた。大ホールでやるのかと思ったら、なんとステージ上に椅子が並べられ、すぐ目の前で演じるというので驚いた。
上演作品は昨日9日が劇団空志童の「シュレーディンガーの猫」と「ドラマチックカウント」の2本立。今日は午後1時から高田北城高校学校演劇部「ごはんの時間2ぃ」、午後3時から高田高等学校演劇部の「探せ!会長のプリン」が上演された。そのうち、高田高校演劇部を見てきた。入場は無料。

上演された「探せ!会長のプリン」はある高校の生徒会役員5人による、推理ドラマだった。といっても、謎解きの部分よりも、きのこの山と、たけのこの里派の抗争をめぐるユーモア的要素が強い。
キャストは5人(女3、男2)。キノシタという女性生徒会長と、タケハラという男の生徒会副会長は3年生で、あとは1年か2年生の設定だ。舞台は生徒会室だけで展開する。
この生徒会役員はきのこの山派とたけのこの里派に分かれており、キノシタ会長とサトウはきのこの山派、タケハラ副会長とアオイはたけのこの里派で、マシオは中立。その2派の対立に加えて、会長が生徒会室の冷蔵庫に入れておいた1日5個限定のまろやかプリンが、誰かに食べられてしまうという事件が勃発する。
生徒会室はあまり人が通らない場所にあることなどから、犯人は5人の中にいるという結論に達し、犯人捜しが始まる。最初は会長と対立するタケハラに疑いの目が向けられる。タケハラは冤罪を主張するが、信用してもらえない。
そして舞台は暗転。ここで犯人の独白がある。刑事コロンボのドラマのように観客は途中で犯人を知ってしまう。その後、観客はアリバイが次々と立証されていく中で、犯人が追い詰められていくサスペンス要素を楽しむことになる。面白かったのは、マシオがプリンが嫌いだったということが、犯人が分かる決め手になる点だ。
40分もある舞台。膨大なせりふを覚えるだけでも大変なのに、5人は素晴らしい演技をした。高田高校は文化祭で3年生全クラスが演劇をやる伝統を持つだけに、実力はぴか一。素晴らしいステージをありがとう。
今日の足跡
最低気温2.6度、最高気温12.0度。晴れ。ランニング5.2km。
○……昨夜は上越走友会の忘年会。上越市本町4の「軍ちゃん高田店」でやった。会員10人が参加し、楽しいひと時を過ごした。新入会員が1人加わり、少しは平均年齢が下がっただろうか。
5人ほどで2次会に繰り出したが、どの店も満席であちこちを探し回ったので、最終的にどの店に行ったか帰ってきて思い出せない。今日の夕方になって、ようやく仲町の「肴屋」だったことを思い出した。ちょっと飲みすぎたかな。

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