21日23時19分=2017年=
不屈の男描く映画「カメジロー」に感銘
【評】★5つが最高
★★★★

15日まで上越市の高田世界館で上映していた映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」は、今年見たドキュメンタリーの中で一番感銘が深かった映画だ。
監督は以前「筑紫哲也NEWS23」のキャスターをやっていた佐古忠彦さんで、おなじみの顔だ。初監督でこれだけ素晴らしい作品を作り上げたことに敬意を表したい。といっても、テレビ番組制作の長い経験もあるし当然の実力かもしれない。作品の主旨に共感した坂本龍一がテーマ曲を手がけたのも興味深かった。
今も沖縄では、ヘリコプターの窓が落下したり、不時着炎上したり、米軍の事故が相次いでいる。辺野古移設問題にしても、「なんで沖縄が反対するのか」いう風潮もある。この映画を見て、沖縄戦から今日まで、沖縄が本土の矛盾を一手に集めた“掃きだめ”となっていた事実が良く分かった。それにしても、アメリカ統治下で暮らす沖縄県民への迫害がここまでひどいとは思ってもいなかった。


本土の民主主義はアメリカから憲法とともに与えられたものだったが、沖縄は瀬長亀次郎の不撓不屈の粘りもあり、みんなで団結して勝ち取ってきたものだった。
この映画を見る限り、亀次郎は共産党と連動した運動と言うよりも、沖縄独立の運動のリーダーだと見えるが、実態はどうだったのだろうか。そして、いま沖縄で亀次郎はどの程度、民衆の心の中で生き続けているのだろうか。
映画から亀次郎さんの人間的魅力が伝わってきた。生の演説を見てみたかったな。
↓公式サイト
http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/
↓予告編
今日の
最低気温0.0度、最高気温7.9度。晴れ。

○……夏は海に沈んでいた夕日が、今では山に沈む。今日は小春日和というのには寒いが、腫れて気持ちの良い天気になった。夕方は北信五岳やら、妙高連峰が夕日で染まってきれいだった。細い三日月も見えた。

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★★★★

15日まで上越市の高田世界館で上映していた映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」は、今年見たドキュメンタリーの中で一番感銘が深かった映画だ。
監督は以前「筑紫哲也NEWS23」のキャスターをやっていた佐古忠彦さんで、おなじみの顔だ。初監督でこれだけ素晴らしい作品を作り上げたことに敬意を表したい。といっても、テレビ番組制作の長い経験もあるし当然の実力かもしれない。作品の主旨に共感した坂本龍一がテーマ曲を手がけたのも興味深かった。
今も沖縄では、ヘリコプターの窓が落下したり、不時着炎上したり、米軍の事故が相次いでいる。辺野古移設問題にしても、「なんで沖縄が反対するのか」いう風潮もある。この映画を見て、沖縄戦から今日まで、沖縄が本土の矛盾を一手に集めた“掃きだめ”となっていた事実が良く分かった。それにしても、アメリカ統治下で暮らす沖縄県民への迫害がここまでひどいとは思ってもいなかった。


本土の民主主義はアメリカから憲法とともに与えられたものだったが、沖縄は瀬長亀次郎の不撓不屈の粘りもあり、みんなで団結して勝ち取ってきたものだった。
この映画を見る限り、亀次郎は共産党と連動した運動と言うよりも、沖縄独立の運動のリーダーだと見えるが、実態はどうだったのだろうか。そして、いま沖縄で亀次郎はどの程度、民衆の心の中で生き続けているのだろうか。
映画から亀次郎さんの人間的魅力が伝わってきた。生の演説を見てみたかったな。
↓公式サイト
http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/
↓予告編
今日の足跡
最低気温0.0度、最高気温7.9度。晴れ。

○……夏は海に沈んでいた夕日が、今では山に沈む。今日は小春日和というのには寒いが、腫れて気持ちの良い天気になった。夕方は北信五岳やら、妙高連峰が夕日で染まってきれいだった。細い三日月も見えた。

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