29日23時40分=2017年=
樋口可南子がマドンナの「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」



新潟県加茂市出身の女優、樋口可南子がマドンナを務めた映画「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」。BSで放送していたのを久しぶりに見た。1985年の映画で、内容はすっかり忘れていた。
長崎県の五島列島を旅していた寅次郎は、道で転んだ老婆と知り合い、その晩もてなしを受ける。だが、老婆はその晩急死してしまう。寅次郎は老婆の最期に立ち会ったが、たった一人の孫娘、若菜ちゃん(樋口可南子)が東京から駆けつけるところから物語が展開する。


同じアパートに住む、若菜ちゃんに思いをよせる民夫青年とも知り合い、彼が若菜ちゃんに思いを寄せていることを知る。寅さんは、本格的な恋のトレーナーとして民夫青年に恋の手ほどきをしてあげるのだった。
樋口可南子と言えば「阿弥陀堂だより」「明日の記憶」での印象が強い。特別美人じゃないが、とても可愛らしい。そして、新潟県人らしいねばり強い演技が光る。
この映画では、初めて寅さんのマドンナ役をやるけど、シナリオはあまり良い出来ではない。その上、恋愛の主役は寅次郎ではなく、法試験の勉強をする堅物の青年民夫(平田満)である。寅さんは、キューピッド役なのだ。シリーズ35作目となると、こうせざるを得ないのだろうが、寅さんが主役じゃないと面白くない。
まあ、それは別にして、おいちゃん(下條正巳)、おばちゃん(三崎千恵子)、タコ社長(太宰久雄)も健在で、はてまた御前様(笠智衆)も生きている(笑い)。吉岡秀隆は、まだ15歳だ。
樋口可南子は27歳。色白の肌が若々しい。この映画の6年後の1991年、篠山紀信撮影の写真集『Water Fruit 不測の事態』がベストセラーになる。ヘアヌード、ヘア解禁の第1号である。
長崎県(上五島)、天草市、秋田県(鹿角市)のロケもいいね。
今日の足跡
最低気温0.4度、最高気温6.1度。雪のち曇り。高田の積雪15cm、新井の積雪55cm(降雪20cm)。
↓前菜とグリッシーニ

↓モッツァレラチーズとトマトのサラダ

↓この店の名物、クワトロフォルマッジ。ゴルゴンゾーラの香りがたまらない

↓デザートのパンナコッタ

○……会社の有志で飲み会。高田駅近くの「リモーネ」で、イタリア料理+ワインというおしゃれな飲み会だ。この店はなんといっても、4種類のチーズが入った「クワトロフォルマッジ」で知られる。はちみつをたっぷりかけて食べると最高においしい。

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