23日21時37分=2018年=
チャウ・シンチー監督の「人魚姫」に大爆笑
【評】★5つが最高
★★★

「少林サッカー」、「西遊記」のチャウ・シンチー監督なので、面白いのは分かっていたが、小ネタを豊富に盛り込んだコメディー&ラブファンタジーに仕上げている。DVDで鑑賞した。
人魚の造形はVFXなのだが、尾ひれは実に自然にできている。タコ人魚には笑ってしまった。
主人公はイケメンでモテモテの実業家、リウ。彼は香港郊外の美しい自然保護区域を買収し、リゾート開発計画のため海を埋め立てるプロジェクトを進め、海洋生物を追い払う巨大なソナーを設置した。
そのため、海辺にいた人魚たちは、難破船に隠れ住んでいる。リーダーのタコ人魚はリウを暗殺するため、人間を装った美しい人魚シャンシャン(なぜか上野動物園の赤ちゃんパンダと同じ)を、リウの元に送り込み誘い出そうとするが、2人は恋に落ちてしまう。遊園地で2人がはしゃぐ場面がすごくいい。短時間で2人が恋に落ちてしまったのを納得できるのは監督の手腕か。

主人公の人魚姫・シャンシャン役を、12万人の中からオーディションで選ばれた新人女優リン・ユンが演じた。不細工な顔をする場面も多いが、それも演出なんだろう。
ラブロマンスで終わるかと思ったら、最後は思いもよらない人魚の大量虐殺。それでも最後は強引に納得させるのがすごいところ。
背後には、中国の環境問題を置き、鉄腕アトムのように深みを持たせている。
本国では「スター・ウォーズ フォースの覚醒」よりヒットし、中国市場最高の興行収入だったという。日本では昨年1月公開。
↓公式サイト
http://www.ningyohime-movie.com/
↓予告編
今日の足跡
最低気温-0.1度、最高気温7.7度。曇りのち雪。高田は午後に積雪が17cmまで減ったが、その後雪となった。東京の雪は日本海側に移り、明日の朝までにかなり積もるかもしれない。

○……先般、「第19回高田城ロードレース大会」のパンフレットと申し込み用紙が送られてきた。今年は6月3日開催である。
昨年、パンフレットが送られてきたのは2月末だった。このブログで「通知が遅すぎる」と書いたのが、事務局に通じたのだろうか。昨年よりも1か月以上早い。事務局の怠慢で、パンフレットができたのが3月に入ってからの年もあった。春のレースは今ぐらいには決めておかないと練習できない。「小布施見にマラソン」は7月下旬の大会なのに、申し込みは12月だった。絶対に早い方が有利だと思う。

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