27日21時47分=2018年=
格闘シーンがすごい 映画「忍びの国」
【評】★5つが最高
★★★

昔(1962年)の映画で、市川雷蔵主演、山本薩男監督の「忍びの者」という映画があった。権力者たちに利用される下忍たちの悲哀と反抗を描いた作品で、195万人を動員した大ヒットとなった。その原作が下地になっているのだろうか。
2017年7月公開。2月2日にDVDが発売され、レンタルがスタートした。ヒットし、長い間上映されていた。「TSUTAYA×フィルマークス映画ファン賞」を受賞。



戦国時代、破竹の勢いだった織田軍と伊賀の忍者衆が戦った「天正伊賀の乱」が題材だ。有名な大合戦に比べて地味な史実だが、そこがまた面白い。「虎狼の族」と呼ばれる伊賀忍者の闘いぶりが興味深い。
主人公の伊賀忍者の筆頭、無門を演じた「嵐」の大野智がいいねえ。時代劇だというのに、現代的な言葉遣いで、そこがまた不思議な魅力を放っている。普段は優柔不断でのらりくらりしているが、忍者としての運動能力や反射神経がすごく、繊細でもある。
鈴木亮平演じる同じ伊賀忍者、下山平兵衛との格闘シーンがすごい。ほとんどスタントを使わず、演じたという。
無門の妻で、武将の娘であるお国を演じた石原さとみの艶やかさは映画に華を添えた。
伊賀の忍者たちをまとめる十二家評定衆を演じた立川談春やでんでん、織田軍の重臣を演じた伊勢谷友介など、みんな個性豊かだった。日置大膳(伊勢谷友介)も戦国武将らしくかっこいい。
↓予告編
今日の足跡
最低気温-3.4度、最高気温9.1度。晴れ。ランニング5.4km。
○……久しぶりに妙高文化ホール周辺をランニングした。気持ちが良かった。気温が上がってきたので、ランニングを始めたいと思うけれど、もうすぐ花粉症の季節。

○……亀田製菓の柿の種に「焦がしラー油風味」が出た。麻婆豆腐などに使われる花椒(ホアジョ―)やローストガーリックが入っていて、おいしい。2月5日から7月末までのの期間限定で発売中。182g入り、6袋詰。

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