15日22時24分=2018年=
背筋も凍る「シャイニング」見直す

今日ではホラー映画の偉大な古典とされる「シャイニング」。1980年の作品を見直したのだが、ジャック・ニコルソンの名演もあって、今見直しても色あせない。むしろ、こういう単純なホラーを撮らせたら、スタンリー・キューブリックはすごいとすら思える。


映画の舞台はアメリカ西部にあるコロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル(展望ホテル)。小説家志望のジャック・トランスは、雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルへ、管理人としての職を求め家族を引き連れ訪れたのである。
雪の状況を見ると、「氷点下10度」という寒さで、屋根から落ちた雪が地面とつながっている。映画の中のニュースで「コロラドは1時間に積雪30cm」と言っているし、「3人が吹雪で凍死」と報じている。だが、雪上車が走る状況を見ると、積雪は1~2m程度のような感じだ。
Wikipediaで調べると、コロラド州は全領域が標高1000m以上だという。ロッキー山上とあるので、標高4000mぐらいだろうか。
最後はジャックニコルソンが凍死するわけだが、この標高なら当然だと思う。
改めて見たけれど、猛吹雪により外界と隔離された展望ホテルで繰り広げられる狂気の出来事に身震いした。ジャック・ニコルソンの狂気に満ちた表情は、なんとも言えない。
↓予告
今日の足跡
最低気温4.5度、最高気温23.0度。晴れ。花粉の飛散は今日もひどい。最高気温は今年一番高く、もうすこしで夏日になるところだった。
○……5月5日から高田世界館で大林宣彦監督の「花筐」を上映するそうだ。キネマ旬報ベストテン2位の作品。長岡が舞台の「この空の花」、「野のなななのか」に続く戦争3部作の最終章だけに、見なければならないだろう。DVDになるまで見られないと思っていただけに、うれしい。

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