18日21時50分=2018年=
上越ロケの「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」
公開当時見たはずだが、3月10日にBSジャパンで放送されたのを見たら、内容を完全に忘れていた(笑い)。1994年の映画か。もう24年も経っているとは、驚いた。
上越でロケ収録した 「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」は、タイトルまでの冒頭部分が上越の情景である。メインロケ地ではないが、導入部なので重要な部分だ。
↓雁木の下を歩く寅さん

↓雁木と寅さんはお似合いだ

↓売れない演歌歌手を演じた小林幸子

本町1、2丁目付近の雁木通りに寅さんが立っている。その目の先では、売れない演歌歌手(小林幸子)がレコード店の店頭で歌をうたってキャンペーンをしている。
↓高田駅前郵便局

↓高田駅前郵便局で再会した二人

↓寅さんに頼まれてはがきを投函する小林幸子

↓行商のおばさんと鉢合わせ

場面は変わって、高田駅前郵便局。そこで寅さんが柴又にはがきを書いていると、歌手とばったり出会う。寅さんは人相を見て「あんたの眉と眉の間、すなわち印堂に何とも言えない輝きがある。大器晩成のタイプだよ。希望を捨てずに頑張るんだ」と励ます。
↓タイトルバックに謙信公祭が

↓春日山神社境内での寅さんの人相見

タイトルが出ると、今度は春日山神社境内に場面が移る。寅さんは、境内で人相見をしている。そこへ上杉謙信ら武者隊が登場するのだ。
これだけだが、高田駅前郵便局は改装されてしまったし、24年も経つと人々の服装や、町の佇まいも変わっている。マルケーのバスも懐かしいデザインだ。それにしても、寅さんは高田の雁木通りに良く似合う。
後半の最後、寅さんと演歌歌手(小林幸子)の乗った車が偶然に合う。歌手は「おもいで酒」が大ヒットしていて、その夜に行われるショーに招待されるというハッピーエンド。
寅さんこと、渥美清さんが亡くなる2年前の作品。なんとなく、顔がむくんでいて、演技に力がない。
↓武者隊も出演

ストーリーも、マドンナのかたせ梨乃と寅さんの恋よりも、諏訪満男(吉岡秀隆)と菜穂(牧瀬里穂)のロマンスの方に重点が置かれている。一時は菜穂にふられたと思い沈んでいた満男は、寅さんから人間性を学んだ。「(寅さんは)他人の悲しみや悲しさがよく理解できる人間なんだ」と。
寅さんが駅のホームで満男に恋の指南をする場面が良かった。「燃えるような恋をしろ。大声出してのたうちまわるような、恥ずかしくて死んじゃいたいような恋をするんだよ」と。
今日の足跡
最低気温-1.7度、最高気温15.9度。晴れ。
↓フキノトウ

↓タラの芽

○……ようやく野菜の値段が下がってきた。ダイコンとレタスは150円前後、キャベツは200円前後になった。白菜はまだ高い。道の駅あらいに行ったら、フキノトウが大量に並んでいた。タラの芽の水栽培のようなものがあった。

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