31日19時41分=2018年=
漫画「坂道のアポロン」全9巻を読んでみた
映画の「坂道のアポロン」が良かったので、原作の漫画をネットで読んだ。全9巻。2晩かけて読破した。



結論から言って、映画の方が数段良かった。もちろん、原作が良いからいい映画に仕上がったわけだが、映画の方はなんといっても、ジャズの素晴らしい演奏がきけるし、ジャズの魅力があふれる。
まあ、それは別にして、映画版は9巻の内容をうまく省き、映像にしたらよい部分を上手に描いていた。監督の手腕だと思う。
ストーリーは、最初の部分はそのままだったが、その後はかなり変えてある。バイクに乗っていて、意識不明になるのは律子ではなく、千太郎の妹、幸子だった。その後、仙太郎は行方不明になるのは同じ。
医師を目指し大学に進んだ薫は、律子と文通をしていたが、心なしか文章が次第に短くなり、心配になって電話をかけてみる。電話には知らない男が出て「しつこい。彼女も迷惑している」と言われ、身を退く事を決意するのだ。
長崎の島で神父になった千太郎と再開した後、薫は叔父の病院を継がず、島の小さな診療所に赴任する。教会で、千太郎の妹、幸子が結婚式を挙げる。そこで律子と再会し、電話の男とは誤解で、いまは交際していないと分かる。薫は「お前らの式は俺が面倒見てやるけんな」と千太郎に言われ、教会の庭でセッションするのだ。
漫画も悪くはないが、映画はジャズの音があるだけ感動が強い。総合芸術としてみると、映画の方に軍配が上がる。原作より映画の出来の方がいい映画は少ないと思う。
それから、映画は原作の風貌そのままの配役で、ぴったりだった。特に西見薫(知念侑李)、川渕仙太郎(中川大志)、桂木淳一(ディーンフジオカ)は、瓜二つの配役だと思う。
↓西見薫(知念侑李)

↓川渕仙太郎(中川大志)

↓桂木淳一(ディーンフジオカ)

今日の足跡
最低気温-0.4度、最高気温14.0度。晴れ。朝方は冷え込んだ。日中は晴れ上がったが、気温は低め。

○……セブンイレブンの学校町店のリニューアルで、記念に「さばの味噌煮」のレトルトパックをもらった。定価は184円(税込み198円)。
さっそく夕食に食べたが、香りの良いみその味がしみていて、ショウガの香りも良く、たいへんおいしかった。味は濃いめで、ご飯との相性抜群。
一人暮らしなら夕食の一品にちょうど良いと思う。骨が抜いてあるので、高齢者にも最適。温めるだけで、さばのみそ煮が食べられるなんて、便利な世の中になったものだ。

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