08日20時43分=2018年=
噛みつきたくなる気持ちは分かるが…映画「RAW 少女のめざめ」
【評】★5つが最高
★★★

「君の膵臓を食べたい」という映画があったが、ほんとに食べてしまったら大変だ。だが、この映画は本当に食べてしまう。海外では失神者が続出するほどだったというが、グロテスクな感じではなく、映像が美しい。オリジナル性はある映画だと思う。カンヌ国際映画祭の国際批評家連盟賞の受賞作品。
ベジタリアンの獣医一家に育った16歳の少女ジュスティーヌ(ギャランス・マリリエ)は、両親や姉と同じ獣医学校に進学する。初めて親元を離れ、見知らぬ土地の寮で過ごす学生生活。新入生歓迎パーティーで、ジュスティーヌは頭上から動物の血を浴びせられる。その後、ウサギの生の腎臓を食べるように強制される。その夜、ジュスティーヌの体に赤い発疹ができ、痒さに身もだえる。そのころから、ベジタリアンであったはずのジュスティーヌに変化がおき、肉を口にしたい欲求が襲う。

それからがすごいことになる。ジュスティーヌは姉にムダ毛の処理にワックスを施す。なかなか剥がれないワックスを切り取ろうと姉がはさみをもってきたところ、ジュスティーヌが怖がって蹴飛ばしてしまう。姉の指が切断され、ショックで気絶する。ジュスティーヌは姉のせつだんされた指を拾ってみているうちに、ある欲求が抑えられなくなる。
なんと指をしゃぶって食べてしまうのだ。姉が目を覚まし、それを見るがジュスティーヌに何も言わない。
パーティーで男子生徒と初めてのキスをしたジュスティーヌは、相手の唇をかみ切ってしまう。
これ以上はちょっと書けないほど異常な話が続く。「君を食べてしまいたい」というのは口説き文句かもしれないが、本当に食べちゃったら大変だ。もちろん、R15+指定作品。
↓予告編
今日の足跡
最低気温21.3度、最高気温 31.4度。曇り。
○……宮城県登米市のホテルに泊まっていて、先ほど夕食を食べ、コンビニでおつまみとビールを買ってきた。やらなきゃいけない仕事があるけれど、飲みながらリラックスしてやろうという計画。台風の来襲で、今日は雨になるかと思ったら、午前中でやみ、午後からは曇りになった。夜になっても雨が降ってこない。でも、明日が心配。新幹線が止まらないといいけれど。
↓クランキーチキン

○……この辺のコンビニは、圧倒的にファミマが多い。ほかにミニストップが少し。ミニストップは利用したことがなかったので、ビールと一緒に「クランキーチキン辛旨味」(198円)というのをおつまみに買ってきた。待ち時間があり、温かいものが手渡された。これがすごくおいしい。ビールに最高だ。

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