17日21時28分=2018年=
北陸新幹線「かがやき」が登場 原作とテレビじゃ話が違った
昨日、午後9時からテレビ放送した西村京太郎トラベルミステリー「金沢~東京・殺人ルート 2時間33分の罠」を見た。見始めたら、「どこかで読んだことがある話だな」と感じた。考えてみたら、2016年1月に発売された西村京太郎の「北陸新幹線殺人事件」だった。
↓ドラマの原作

↓北陸新幹線「かがやき」

↓番組タイトル

ドラマの最後に、テロップで原作が「北陸新幹線殺人事件」と出ていた。でも、テレビのストーリーが原作とずいぶん違う。

そもそも「北陸新幹線殺人事件」は、2015年3月14日の北陸新幹線開業日の金沢行き「かがやき」の一番列車を取材するため、鉄道雑誌の記者が徹夜でグリーン車の切符を購入する場面から始まる。だが、見知らぬ男から、グランクラスの切符と交換してくれと頼まれ、応じる。一番列車での取材を終え、金沢のホテルに着いた伊東は、自分が買ったグリーン車の隣席に座った人が車内で殺されたと知る……という展開だった。このドラマは切符の交換はあったものの、設定自体がまったく違っている。
↓金沢市内

↓切符の交換からドラマは始まる

↓かめさん

↓グランクラスの切符と交換したかめさん

ドラマでは亀井(高田純次)が、戸津川(高橋英樹)とともに、逮捕した男性の墓参りに金沢に行く。男性の娘の園子(財前直見)とともに墓参りする。その帰りに、亀井は若い女性に頼まれ、新幹線の座席を交換するのだ。すると、東京駅で降りる直前、臨席の男が大金の入ったアタッシュケースを押し付けて逃げるのだ。男がその時に告げた公園に行くと、その男は殺されていたのだった。
西村京太郎の不得意なネットを使った犯罪や、投稿動画も出てきて、なかなか面白い展開だ。パワハラなど今日的な話題も満載なのだが、ストーリーが違いすぎる。原作を参考に大幅にシナリオを作り変えている。
↓長野駅

↓金沢駅

↓上越妙高駅を素通りしてしまう

北陸新幹線「かがやき」が出てくるし、金沢がロケ地になっているはうれしいが、上越妙高は“素通り”なのが残念。長野、富山は出てくるのに……。
今日の足跡
最低気温20.4度、最高気温26.0度。雨のち曇り。
○……名優、樹木希林さんが15日に亡くなった。旧芸名の悠木千帆は、オークション番組で「売るものがない」と競売にかけたため、改名せざるを得ないことになった。実に面白い。
映画で印象に残っている演技は「歩いても歩いても」「悪人」「わが母の記」「そして父になる」「あん」「海街dyary」、そして「万引き家族」かな。ベストは「あん」。「人生フルーツ」のナレーションも忘れ難い。
名優は死しても、映像が残る。なんと素晴らしい。

↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします
- 関連記事
-
- 妙高市出身のHIKAKINさんが「しゃべくり007SP!」に登場 (2018/10/09)
- マラソン番組「サブ4!!」レース本番は思いもよらぬ展開に (2018/09/27)
- 北陸新幹線「かがやき」が登場 原作とテレビじゃ話が違った (2018/09/17)
- ペコジャニ8で「たちばなのとん汁」が対決 (2018/09/04)
- 上杉謙信の死の謎 (2018/08/24)
スポンサーサイト