01日22時03分=2018年=
小布施「蔵部」のかまど炊きご飯

桝一市村酒造場の酒蔵の一部を改装した店で、武家屋敷のような外観の「蔵部(くらぶ)」に先日立ち寄った。小布施町の中心部にある人気店で、繁忙期は混みあっていて、かなり待たなければ入れない。
ちょうどシーズンオフで時間帯も遅かったためか、ずいぶん空いていた。

何回も利用しているが、今回入ってみて驚いた。雰囲気がずいぶん変わっていた。おしゃれになって、ゆったりしているのだが、なんだかカマドを囲んだ熱気みたいなものがない。前は若いイケメンの店員さんがたくさんいたけれど、いなくなってしまった。
調べてみたら、今年4月19日にリニューアルオープンしたのだという。カマドが見える前の店の雰囲気が良かったのにな。
料理は、蔵人が酒造り期間(冬季)に泊まり込んだ際に食べた「寄り付き料理」がコンセプト。焼く、煮る、蒸すといった、凝りすぎないシンプルな和食である。
なんだか、値段が高くなった感じ。ランチセットが「信州ハーブ鶏の唐揚げ」(1600円)、「特製とろろご飯 前菜3種盛り」(1600円)、「イワナの焼きおにぎり茶漬け 前菜3種盛り」(1600円)、「信州太郎ポークの生姜焼き」(1850円)など。いずれも1500円以上のものばかりだ。以前は1000円以下もあった。
↓生姜焼き

↓カマド炊きのご飯

ぐちを言ってもしょうがないので、「信州太郎ポークの生姜焼き」(1850円)を注文(一種のシャレ)。出てきたのは、いわゆるシンプルな生姜焼き定食である。「これで1850円かよ!」と思ったが、食べてみたら何ともはやおいしい。豚肉がとても柔らかく、ジューシーで味わいがある。たれもご飯にかけて食べたいほどうまい。一般食堂の倍ぐらいの値段だが、その価値があった。
さらには、カマドで炊いたご飯がおいしい。ご飯はお代わり無料なので、たっぷりいただいた。スタッフの人も感じがいい。
こんなゆったり、のんびりした雰囲気のなかで、読書でもできたらいいだろうな。
◇公式サイト
https://www.obusekurabu.com/
◇所在地:小布施町大字小布施807
◇電話:026-247-5300
◇営業時間:11:00〜22:00
今日の足跡
最低気温5.1度、最高気温15.2度。雨。

○……11月5日に行われた「越後謙信きき酒マラソン」の参加賞として、日本酒を1本もらったが、冷蔵庫に入れたままだった。
ビールを切らしてしまい、「日本酒でも飲もうか」と瓶を取り出した。ラベルを見ると「完走証」と書いてあった。そういえば、以前は印刷された完走証をもらった記憶がある。今回は酒のラベルになっていたのかい!

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