19日21時18分=2018年=
本棚の中で寝るユニークなホテル 寝るだけならこれで十分
↓ビルの8、9階にあるホテル。この看板だけじゃ、全然目立たない

16日夜、音楽をやっていた高校の同級生と池袋で飲み会。午後9時過ぎまでかかるので、当然ながら日帰りは無理。ホテルを探したら、池袋駅から徒歩1分の場所に、メディアでも紹介された珍しいホテルがあった。「泊まれる本屋」がキャッチフレーズで、平日なら宿泊料金は3800円(税別)と4600円(税別)の2種類。単に寝るだけの用途ならこれで十分だ。


ホテル名は「BOOK AND BED TOKYO IKEBUKURO」。書店をテーマにした無料Wi-Fi付きの宿泊施設で、3500冊もの英語と日本語の書籍を提供している。簡単に言うと、壁面が本棚になっていて、本棚の隙間にカプセルホテルのような寝床がある。二段ベッドである。
ホテルはビルの7階と8階にあり、8階で前金を払って受付をするとカードキーを渡される。出入りは階の入り口ドアでカードキーをかざすけれど、ベッドにはカギはない。貴重品はロッカーへ。
↓共有の洗面所

↓共有スペース

酔っ払いや外国人がいてうるさいかと思ったら、実に静か。しゃべり声さえしない。本が置いてあり、図書館や書店をイメージする効果かもしれない。驚いたことに若い人が多く、男女分けもしていない。洗面所で若い女性が寝る前の歯磨きをしていたり、すっぴんで前を通ったり、何だか新鮮(笑)。
簡易宿泊施設だが、設備がおしゃれなので、女性が泊まるのかもしれない。本があるという知的なところもいいのだろう。
コンビニがすぐ近くにあるので、ビールやら食事やらは持ち込みができる。ベッドでは飲食禁止なので、共有スペースで飲食する。電子レンジやオーブントースターなどが備えられている。
↓ベッドスペースは狭い

寝るスペースは閉所恐怖症の人は無理なほど狭い。でも中に入ってしまうとそうでもない。コンセントが2口あり、スマホの充電ができる。無料Wi-Fiでネットも快適。ブックライトもある。カーテンを閉じれば、自分の世界にひたれる。
風呂はないが温水シャワーが使える。ドライヤーは午前0時まで。清潔なシャワートイレがある。静かでないと眠れない人は、フロントで無料の耳栓がもらえる(もらったけれど、必要なかった)。
支払いは現金不可。Suicaでも泊まれる。空き室状態や当日キャンセル空きはTwitterで発信。平日は1時間単位で使えるなど、従来のホテルにはない柔軟性がある。新しい時代の流れを感じた。
上越どころか、新潟市でもこのビジネスモデルは無理。大都市しかだめだと思う。
◇所在地:東京都豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル7・8階
◇電話:03-6914-2914
◇公式サイト:http://bookandbedtokyo.com/
◇Twitter:https://twitter.com/BOOKANDBEDTOKYO
今日の足跡
最低気温2.7度、最高気温11.4度。曇りのち雨。夕方から夜にかけてすごい雷。会社で一瞬停電して、Wi-Fiやサーバーが一時通じなくなった。怖い。
○……無人だった隣家で、先日から家屋の取り壊し作業が始まった。今朝、部屋が明るいので外を見たら、隣家がなくなり、光が差し込んでいた。小雨が降っていたにもかかわらず、明るさに驚いた。
それだけではなく、階段やトイレ、風呂場、洗面所もすごく明るい。窓からは初めて見る景色が新鮮だ。照明の電気代も節約できそうだ。

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