04日22時39分=2019年=
ゲイドラマ「おっさんずラブ」ヒットの秘密は?

大ヒットドラマ「おっさんずラブ」が1月2日に全話一挙再放送された。3話までAmazonプライムで見ていたが、残りは再放送で見た。昨年を代表するテレビドラマである。
最近は「LGBT」が注目されているが、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字なのだ。
欧米の映画では、LGBT抜きで映画を語れないほど。パッと思い浮かぶだけで、「チョコレートドーナツ」「ムーンライト」「キャロル」「パレードへようこそ」「リリーのすべて」「ブロークバック・マウンテン」「ミルク」など、枚挙にいとまがない。
さて、家族で見る日本のドラマでは、オネエみたいな感じで登場するぐらいで、デリケートなLGBTを正面から扱ったものは少なかったと思う。


「おっさんずラブ」は男同士のプラトニックラブを正面に見据えたラブコメディーだった。韓国ドラマのような「胸キュン」「片思い」「すれ違い」の3要素を描く、王道のラブストーリーでもあった。
まったくモテない33歳の春田創一(田中圭)が、突然、モテ期を迎える。“おっさん上司"黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居している“イケメンでドSな後輩"牧凌太(林遣都)、さらに同僚も……。
毎回、奇想天外なストーリー運びで、視聴者を裏切り続ける。「こんなのあり得ない」と思いながらも、どんどん引き込まれる。
男同士の愛をじめじめさせず、コメディーにしたのがヒットの秘訣。キスまではやるが、それ以上の肉体関係を匂わせないのがうまい。ドラマではこれが限界。あくまでもプラトニックラブで押し通したことが良かった。
田中圭のとまどいのリアクション、可愛らしくもある吉田鋼太郎の名演が光る。まあ、よくもこれだけの芸達者を集めたものだ。
今日の足跡
最低気温0.9度、最高気温7.9度。曇り、日中は晴れ。

○……高田名物のたらこ麹漬け。いつ食べてもうまい。特に渡部鮮魚店のものはおいしい。麹は杉田味噌店のものを使っているそうだ。たらこと麹と、塩だけで仕込んだとは思えない味の深さは、発酵食品だから。
炊きたてのご飯にのせて食べるのが一番おいしい。おにぎりの具にしても最高。

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