31日22時04分=2019年=
2種類の味が楽しめる「お強ちの餅」

今日3月31日と4月1日に直江津地区の菓子店で販売する「お強(た)ち餅」。新井の人は、あまり知らないだろうか。高田の人も、ほとんど食べない。
この餅は、上杉謙信の故事によるらしい。冬の「川渡餅」の春バージョンのようなもので、おそらく菓子店が故事をもとに、物語を作ったものだろう。
こういった物語はたくさんある。妙高市で夏に行われる「あらいまつり」の大綱かつぎの言われをネットで探してみると、ニュースサイトにも書かれている。
あるニュースでは「大綱は、関川や矢代川が氾濫した時、綱を渡して人命救助や物資を運搬したとの言い伝えにちなんでつくられるようになった」とある。
ちょっと考えても分かると思う。洪水の最中、川に綱を渡して物資を運搬するわけがない。水が引いてからやる作業である。あらいまつりが始まったとき、この物語を考えた人がいる。それがそのまま、いま伝説(故事)になった。
ほかに、居田神社の片葉の葦、牧区の弘法清水なども同じだろう。
「土用のウナギ」も、平賀源内が作った物語なのは、良く知られた話。それはそれでいいんじゃないかと思う。

「お強ちの餅」の餅は、ヨモギ入りだ。餅にあんをまぶした「おはぎ」タイプと、中にあんを包んだ「草餅」タイプの2種類がある。どっちもうまい。4個も食べてしまった。
1個108円。安いと思う。明日まで発売。
今日の足跡
最低気温6.0度、最高気温12.0度。曇り一時雨、ときどき晴れ。
↓ソメイヨシノ

↓タカトオコヒガンザクラ

〇……高田公園の桜見本園では、既にタカトオコヒガンザクラやソメイヨシノが花を咲かせていた。正式な開花宣言は明日だろうか。

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