22日22時06分=2019年=
長野県花めぐり③ 高遠城址公園の「さくら祭り」


長野市の城山公園から高速で2時間。伊那市高遠町の「さくら祭り」を見てきた。ここは「天下第一の桜」「日本三大桜名所」とされ、日本さくら名所100選にも選定されている。長野県ではもっとも有名な桜の名所となっている。一度は見ておきたいと車を飛ばした。
高遠城は南アルプスのすそ野にあり、武田信玄の家臣であった山本勘助が縄張りした城で、城主は武田氏一族が務めた。別名、兜山城という。ここには1500本のコヒガンザクラが植えられているのが一番の特徴だ。ソメイヨシノよりピンクが濃く、色鮮やかな桜だ。

城は標高800mで、城下からみると小高い山のようである。上部は平地になっている、いわゆる「平山城」である。下から登るには、標高差が80mもあり、何段もの階段を上らなければいけない。城の駐車場を利用すれば階段を上らなくてもいいが、花見の季節は大渋滞する。
今回は渋滞をさけるため、下にある高遠文化センターに車を停め、15分ほど坂を上ることにした。駐車場は無料である。城までの階段はきつかったが、渋滞でイライラするよりいい。子供や高齢者がいれば別だが。市役所駐車場から1回100円のシャトルバスも出ているが、夜は運行していない。
↓伊那市名物のローメン。ソース味のスープに入った焼きそばみたい

↓高遠まんじゅう。こしあんだった

↓「鹿まん」。鹿肉7割、豚肉3割だという。非常に美味

日が暮れる前に到着した。公園入口で入場料500円をとられた。ゲートは3か所ある。1978年から花見シーズンのみ有料にしているという。全体を見て回った後、露店で食事をして、夜桜を待った。本丸、二ノ丸、南曲輪、勘助曲輪などがあり、それぞれ桜の風情が違った。露店は出店場所が決められていて、地元の露店が多かった。伊那市名物の「ローメン」(700円)、高遠まんじゅう(120円)、長野名物の「鹿まん」(400円)を食べた。
↓高遠閣

↓桜雲橋

↓問屋閣付近でのプロジェクションマッピング

日が暮れて夜桜がライトアップで浮かび上がった。しかし、ぼんぼりの数が少なく、全体的に暗いのが気になった。問屋門で桜の模様などをプロジェクションマッピング風に照射していた。これがとてもきれいで楽しい。新しいアイデアだと思う。写真に撮ると、とても美しく、インスタ映えする。

花は満開を少し過ぎ、風が吹くと花吹雪になった。桜雲橋の下にあるお堀に花びらが散ってきれいだった。
高田の桜と高遠の桜はだいたい1週間ずれている。だから、旅行会社は高田と高遠の2か所を組み合わせて観桜会ツアーを組む。どちらかが見ごろに当たると言う計算だ。上越の人は、高田が満開になったら1週間後に高遠にいけばばっちりだ。
今日の足跡
最低気温9.9度、最高気温17.2度。曇りのち快晴。最低気温が10度前後になると、暖房がいらなくなる。これからが一番いい季節だ。
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