29日23時11分=2019年=
芸術品の映画「天国でまた会おう」

【評】★5つが最高、☆は半分
★★★☆
予測がつかない展開のストーリーが秀逸。映像が美しく、センスが良く、まさに「芸術品」と呼んでもいい作品。
第1次世界大戦後のフランスを舞台に2人の帰還兵が企てた大胆な詐欺事件を描くクライムドラマ。
主人公のエドゥアールは、プラデル中尉からの不条理な攻撃命令に従って、小心者の簿記係・アルベールの命を助け、顔に重傷を負い、顔の半分を失ってしまう。映画ではほとんどが仮面を被った姿で登場する。良家の御曹司で才能あるアーティストであるエドゥアールは家族にも会いたくないと戦死を偽装。そんな彼をアルベールは手伝う。
戦後、パリに戻った2人は、身元を隠し、貧しい共同生活をスタートさせる。そんな折、かつて彼らの上官だったプラデルが財を築いていたことを知った2人は前代未聞の詐欺計画を企てる。「戦没者を慰霊すること」を装った詐欺をするのだ。ドキドキするような展開である。
ラストシーンが想定外で衝撃的。謎は残るが、驚くこと間違いなし。
↓予告編動画
今日の足跡
最低気温13.6度、最高気温23.0度。朝のうち雨。日中は腫れ。ランニング5.9km。

○……今日は、上越商工会議所の田中弘邦前会頭の葬儀が上越文化会館大ホールであった。亡くなったのは4月11日だが、今日が葬儀。仕事の関係で参列したが、1500人入る会館の8割が埋まっていた。まさに、上越市始まって以来の大規模な葬儀である。さすが“上越の首領(ドン)”である。
花祭壇が美しい。残雪をいただいた山々を表現しているのだろうか。
そして、焼香の時に使う香炉が75台もあった。文化会館は火気厳禁なので、香炉は形だけである。

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