13日20時50分=2019年=
外国人監督が撮った時代劇「サムライマラソン」
【評】★5つが最高
★★★

原作の小説「幕末まらそん侍」は2014年12月4日のブログに書いた。映画「超高速!参勤交代」の著者、土橋章宏が、日本のマラソンの発祥と言われる史実「安政遠足(あんせいとおあし)」を題材に執筆した小説を、バーナード・ローズ監督が演出した。
上越の映画館では上映しなかったので、DVDで鑑賞。原作はおもしろかったのにな。


黒船が来航し、危機感を持ったある安中藩主・板倉勝明は、藩士を鍛えるため、15里(60km)の山道を走る遠足(とおあし=後のマラソン)を開催することになった。しかし、隠密である唐沢甚内は間違えて幕府の反逆として幕府に報告してしまった。
「超高速参勤交代」のような、喜劇を想像していたのだが、後半は殺陣ばかりでシリアスな演出。その上、肝心のマラソン場面がおもくしくない。最後は誰が1位になって、どんな褒美がもらえたのかもはっきりしない。配役はいいのだが、どこが悪いのだろうか。
要するに何を描きたかったのがはっきりしないのだ。
史実を基にした原作は安中城内から碓氷峠の熊野神社までの7里(28km)のマラソンだったが、なぜ15里にしたのだろう。
安中市では毎年5月の第2日曜に「安政遠足(あんせいとおあし)」という仮装マラソン大会(地元では「侍マラソン」)が行われているという。エンドロールに映された。
↓予告編動画
今日の足跡
最低気温25.0度、最高気温36.4度。晴れ。
○……今日は長男、長女が帰省中で、食事作りに忙しかった。それにしても暑い。2階のトイレで手を洗おうとしたら、熱湯が出てきて驚いた。

○……浄興寺でペットの墓参り。共同墓には、我が家で買っていたウサギが眠っている。兎年の1999年(平成11年)2月3日に死んで、ちょうど20年経つ。2013年に死んだ柴犬も、そろそろ納骨しなければ。

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