21日20時35分=2019年=
残念な作品だった「麻雀放浪記2020」
【評】★5つが最高
★★

阿佐田哲也のベストセラー小説「麻雀放浪記」を、タイムスリップものに大胆にアレンジした白石和彌監督の再映画化作品。和田誠監督の1984年の作品は面白かったが、今作は白石監督とは思えぬ駄作となった。Amazonプライムビデオで鑑賞。
↓予告編
ストーリーは、新たな世界大戦の勃発により、東京オリンピックが中止となった2020年の東京。人口は大幅に減少し、AIに労働が取って代わられた結果、失業者と老人が街にあふれていた。そんな荒廃した東京に、坊や哲が1945年の戦後復興期の時代からタイムスリップしてやってくる。坊や哲が目にしたのは75年の時を経た、驚がくの世界だった。
少子高齢化に伴う人口減少、マイナンバーによる管理社会、AI導入がもたらした労働環境破壊と貧富の格差拡大など、今日的なテーマは悪くないのだが。それと、なぜ2020年なのだろうか。来年では、まだAIは、人間の足元にも及ばないのに。
麻雀の役満、九蓮宝燈をつもったときに、雷が落ち、タイムスリップするというのは面白かった。それと、麻雀シーンでiPhoneを使った撮影も、アイデアとしてはいい。

最後はAIとの対決。ところが、これがまったく面白くなかった。ベッキーのAIロボットははまり役だったし、竹中直人がおもしろかったぐらい。覚せい剤で逮捕されたピエール瀧はバーコードヘアのくそ役で、別に無理やり出さなくても良かったぐらいだ。
風刺なのか、ギャグなのか、はっきりしない。そして、麻雀の内容がきちんと描かれていないし、スリルもない。見る価値ナシの駄作。
↓公式サイト
http://www.mahjongg2020.jp/
今日の
最低気温23.2度、最高気温30.0度。曇りのち雨。

○……横浜に住んでいる友人から神奈川県の熊澤酒造の日本酒「天青 千峰 純米吟醸」をもらった。山田錦を50%まで磨いた酒で、飲み口はすっきりしているが、芳醇な香りと旨味が素晴らしい。
新潟も「酒どころ」と気を緩めていると、他県の酒にやられてしまう。

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★★

阿佐田哲也のベストセラー小説「麻雀放浪記」を、タイムスリップものに大胆にアレンジした白石和彌監督の再映画化作品。和田誠監督の1984年の作品は面白かったが、今作は白石監督とは思えぬ駄作となった。Amazonプライムビデオで鑑賞。
↓予告編
ストーリーは、新たな世界大戦の勃発により、東京オリンピックが中止となった2020年の東京。人口は大幅に減少し、AIに労働が取って代わられた結果、失業者と老人が街にあふれていた。そんな荒廃した東京に、坊や哲が1945年の戦後復興期の時代からタイムスリップしてやってくる。坊や哲が目にしたのは75年の時を経た、驚がくの世界だった。
少子高齢化に伴う人口減少、マイナンバーによる管理社会、AI導入がもたらした労働環境破壊と貧富の格差拡大など、今日的なテーマは悪くないのだが。それと、なぜ2020年なのだろうか。来年では、まだAIは、人間の足元にも及ばないのに。
麻雀の役満、九蓮宝燈をつもったときに、雷が落ち、タイムスリップするというのは面白かった。それと、麻雀シーンでiPhoneを使った撮影も、アイデアとしてはいい。

最後はAIとの対決。ところが、これがまったく面白くなかった。ベッキーのAIロボットははまり役だったし、竹中直人がおもしろかったぐらい。覚せい剤で逮捕されたピエール瀧はバーコードヘアのくそ役で、別に無理やり出さなくても良かったぐらいだ。
風刺なのか、ギャグなのか、はっきりしない。そして、麻雀の内容がきちんと描かれていないし、スリルもない。見る価値ナシの駄作。
↓公式サイト
http://www.mahjongg2020.jp/
今日の足跡
最低気温23.2度、最高気温30.0度。曇りのち雨。

○……横浜に住んでいる友人から神奈川県の熊澤酒造の日本酒「天青 千峰 純米吟醸」をもらった。山田錦を50%まで磨いた酒で、飲み口はすっきりしているが、芳醇な香りと旨味が素晴らしい。
新潟も「酒どころ」と気を緩めていると、他県の酒にやられてしまう。

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