18日23時01分=2019年=
トロンボーン四重奏

妙高市文化ホールホワイエで、今年度5回目の「ワンコインコンサート」が開かれた。前回7月6日は仕事のため聴けなかったが、これまで4回やったうち、3回聴きに行った。夕方から夜にかけて忙しい仕事のため、音楽のチケットを買っても聴きにいけないことがある。その点、ワンコインコンサートは当日フラっと行けるのでありがたい。演奏者のチョイスもいい。
今回はいつもより入場者が多い。女子高校生(吹奏楽部か)の姿もあった。

今回は、「トワイライト・トロンボーン・カルテット」というトロンボーン四重奏。「よんじゅうそう」ではなく「しじゅうそう」である。最近は「七人の侍」を「ななにんの侍」と読んだり、「二十四の瞳」を「にじゅうよんの瞳」と読む人がいるけれど、それは間違いだ。
2015年5月のワンコインコンサートに続く2回目の出演だというが、前回は聴いていない。当時、メンバー4人は全員20代で未婚だったが、今は全員30代で既婚者だという。全員が東京芸術大の卒業生と学部生である。これまで4枚のアルバムを発売しているプロの演奏家である。
さて、演奏中にメモをするのは嫌いなので、記憶をもとにコンサートを振り返ってみる。思い出せないのは、印象が薄い事柄なので、仕方がない。そのまま記憶の闇に葬る。
①「スターウォーズ」よりメインタイトル
勇壮なメインテーマ。目の前に銀河が広がる。トロンボーン4本ですごい迫力。
②ロッホローモンド
スコットランドの民謡。トロンボーンのシンプルな和音が響き、その温かい音色が曲にぴったり。バグパイプのような響きが心地よい。
③リベルタンゴ
CMでもおなじみのピアソラ作曲の有名曲だが、発表当時は「タンゴでありながら、タンゴではない」と批判されたという。つまり、踊るためのタンゴではなく、純粋に音楽としてのタンゴ曲だったからだ。ジャズやクラシックのエッセンスを取り入れた画期的な曲だからこその賛否だったようだ。ちょっと変わった編曲だった。
④ラッサストロンボーン
スライドを使ったグリッサンドという奏法を駆使した楽しい曲。会場から手拍子も出た。
グリッサンドは無段階に音を滑らせる技法で、金管楽器ではバルブを持たないトロンボーンが代表的。弦楽器ではバイオリン、コントラバス、胡弓、三味線などがある。鍵盤楽器はピッチベンダーを使って電気的に操作ができる。
⑤「レ・ミゼラブル」メドレー
ユーゴーが書いたジャン・バルジャンが主役の「あゝ無情」であり、子供の頃に夢中になって読んだ。今は、1987年に初演されたミュージカルとして有名で、2000回を超えるヒット作。
⑥オリンピック・ファンファーレとテーマ
1984年のロサンゼルス五輪のときのファンファーレ。このときの金メダリストは体操の森末慎二、柔道の山下泰裕、カール・ルイスだという。
⑦津軽海峡冬景色~夜桜お七
三木たかしの代表曲
⑧「美女と野獣」メドレー
ディズニー映画で実写化された曲。トロンボーン4本だけで、迫力のある演奏が繰り広げられた。迫力だけではなく、柔らかい音色も素晴らしい。映画が目に浮かぶようだ。
⑨四季メドレー「赤とんぼ」「雪」「朧月夜」「浜辺の歌」「海」
秋から冬、春、夏となる唱歌メドレー。トロンボーンならではの優しい音色がぴったり。
⑩アンコール曲「故郷」
今日の足跡
最低気温17.9度、最高気温24.3度。朝のうち一時雨、のち曇り。
○……最高気温が25度を下回ると、涼しさを感じるようになる。秋の虫の声が一段とうるさくなり、ススキの穂が開いてくる。猛暑の反動で体調を崩さないようにしないと。
○……「PayPay」のサービス開始1周年を記念し、10月5日限定でのキャンペーン「PayPay感謝デー」を実施するという。1回あたり1000円を上限に、支払額の2割の残高を付与するものだ。さらには50回に1回の割合で、支払額の全額を付与するという。この日はスーパーで食料品やビールを買い込む計画。これは見逃せない。

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