05日21時49分=2019年=
栃尾名物の「あぶらげ」
長岡市の栃尾に行ったついでに、油揚げ店を回ってみた。
栃尾の油揚げは「あぶらげ」と呼び、300年の長い歴史を持つ。秋葉神社の参拝客向けにみやげ品として林蔵という豆腐屋が考えたものだという。当時、馬の仲買人の酒の肴として好まれていたそうだ。
↓あぶらげ店マップ

↓あぶらげ店一覧

栃尾にはなんと、16軒もの油揚げ店がある。中でも刈谷田川と西谷川沿いに多い。このうち12軒で揚げたての油揚げを食べることができる。
店頭に醤油などが用意してあって、立ち食いできる店もあるし、食堂のようになっている店もある。


最初は人気が高い佐藤豆腐店に寄った。店頭でも食べられるが、立ち食いはやめて土産用に買った。少し待っている間に揚げてくれる。支払い時にPayPayが使えたのには驚いた。立ち食いの場合、消費税はどうするのだろうか。


次は車がたくさん止まっていた「あげ家 松兵衛」へ。ここは店内で食べられるほか、油揚げの製造工程が見学できる。

油揚げにおぼろ豆腐、何種類かのトッピングが選べるセット(460円)を注文した。トッピングは、長ネギ、刻みショウガ、刻みキムチ、納豆・みそ、青じそ・つぶし梅、大根おろし・ポン酢の中から選べる。迷った挙げ句、納豆・みそを注文した。
ビールセット(710円)もある。ノンアルビールにもできるので、飲めばよかったな。納豆と鰹節、醤油の相性が抜群。おぼろ豆腐もうまい。熱々の油揚げは、ジュワーッと肉汁(?)が出て、最高にうまかった。ここもPayPayが使えた。


さて、次はすぐ近くの毘沙門堂本舗へ。ここも店内にイートインコーナーがある。芸能人やテレビ局が来ているようで、色紙がたくさん飾ってあった。油揚げとおぼろ豆腐のセットが400円。醤油やみそ、キムチのたれが、常備されていた。
写真を撮るのを忘れてしまったけれど、ここの油揚げは肉厚で、大豆の香りと甘さが素晴らしい。なかでもおぼろ豆腐が絶品で、大豆の甘みが最高。それで、キムチ油揚げと、味噌油揚げ(各250円)、おぼろ豆腐(280円)、豆乳(450円)を買った。
栃尾の油揚げと言っても、スーパーで売っているものと、味も品質もまったく違う。栃尾でしか食べられない油揚げもあり、中でも揚げたてを食べられるのは現地のみの特権だ。
今日の足跡
最低気温8.1度、最高気温17.6度。晴れ。

○……栃尾のB級グルメ「庄七のサンドパン」(110円)を買いに、庄七へ行ったけれど、サンドパンは売り切れで、ショーケースにもパンはほとんどない。人気の店なのだ。それで、近くの原信へ。パンコーナーにサンドパンがあり、購入してきた。
上越にも小竹のサンドパンがある。この庄七のサンドパンは、小竹に負けず、生地はおいしいし、バタークリームも絶品。もっと、買ってくればよかった。

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