26日22時23分=2019年=
抱腹絶倒の「カツベン!」。無声映画の再現が見事
【評】★5つが最高、☆は半分
★★★☆

周防正行監督による、明治・大正期のサイレント映画時代を舞台にした活動弁士の映画だというから、面白くないわけはない。タイトル「カツベン!」もわかりやすくて良い。映画愛にあふれた映画だった。


サイレント映画時代、日本だけが独自の活動弁士という映画の解説役というか、独自の解釈による映画の説明をする職業があったのだ。時には映画のスターより人気があったという活動弁士の活躍した時代を余すことなく描いている。


中でも「火車お千」「南方のロマンス」といった架空のサイレント映画や、再現した「金色夜叉」の上映に合わせ、弁士たちが語り芸を披歴するシーンが素晴らしい。最も有名な弁士、徳川夢声がモデルとみられる山岡秋聲(永瀬正敏)が出てくるなど、目が離せない。
ストーリーは次の通り。
映画初主演の成田凌もいいし、ヒロインの俊太郎の初恋相手、黒島結菜も良かった。
↓予告編
↓特別映像
↓公式サイト
https://www.katsuben.jp/
今日の
最低気温5.1度、最高気温10.3度。曇りときどき雨。

○……上越市の「おと」で友達と飲み会。厳選牛と鱈白子の濃厚すき焼きコースを頼んだ。すき焼きはもちろん、先付のあん肝豆乳豆腐や鮭ちゃんちゃん焼がおいしかった。

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★★★☆

周防正行監督による、明治・大正期のサイレント映画時代を舞台にした活動弁士の映画だというから、面白くないわけはない。タイトル「カツベン!」もわかりやすくて良い。映画愛にあふれた映画だった。


サイレント映画時代、日本だけが独自の活動弁士という映画の解説役というか、独自の解釈による映画の説明をする職業があったのだ。時には映画のスターより人気があったという活動弁士の活躍した時代を余すことなく描いている。


中でも「火車お千」「南方のロマンス」といった架空のサイレント映画や、再現した「金色夜叉」の上映に合わせ、弁士たちが語り芸を披歴するシーンが素晴らしい。最も有名な弁士、徳川夢声がモデルとみられる山岡秋聲(永瀬正敏)が出てくるなど、目が離せない。
ストーリーは次の通り。
当時の人気職業であった活動弁士を夢見る俊太郎(成田凌)が流れ着いた小さな町の閑古鳥の鳴く映画館・靑木館。隣町にあるライバル映画館に人材も取られ、客足もまばらな靑木館にいるのは、人使いの荒い館主夫婦、傲慢で自信過剰な弁士、酔っぱらってばかりの弁士、気難しい職人気質な映写技師とクセの強い人材ばかり。雑用ばかりを任される毎日を送る俊太郎の前に、幼なじみの初恋相手、大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察などが現れ、俊太郎はさまざまな騒動に巻き込まれていく。
映画初主演の成田凌もいいし、ヒロインの俊太郎の初恋相手、黒島結菜も良かった。
↓予告編
↓特別映像
↓公式サイト
https://www.katsuben.jp/
今日の足跡
最低気温5.1度、最高気温10.3度。曇りときどき雨。

○……上越市の「おと」で友達と飲み会。厳選牛と鱈白子の濃厚すき焼きコースを頼んだ。すき焼きはもちろん、先付のあん肝豆乳豆腐や鮭ちゃんちゃん焼がおいしかった。

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