13日21時03分=2020年=
まさに「義」の人。板倉区出身の増田義一展

あすとぴあ高田内のミュゼ雪小町で開催中の増田義一パネル展を見てきた。板倉区出身で、実業之日本社の創業者、国会議員としても活躍した人ということは知っていたけれど、人間としても素晴らしい人だとは知らなかった。パネル展は今月29日まで開かれている。

板倉区戸狩の出身だという。実業之日本社の創業者であり、出版界の大革命「委託返品制度」を取り入れた人でもある。2019年は義一の生誕150年だという。生誕の地、戸狩の八幡社には石碑が建っているという。
同じ郷土の中村十作が沖縄・宮古島の悪税、人頭税を廃止しようと尽力している際、豊富な人脈を活用して請願活動を支えたという。宮古島と板倉区の小学生の交流が今も続いており、小学生が昨日まで板倉でホームステイしていたようだ。
実業之日本社は現在も老舗の出版社として存在しているが、雑誌「実業之日本」は2002年に廃刊になっているのが残念。その会社の座右の銘が展示されていた。こんな立派な銘は見たことがない。

(現代の用字用語に直してみた)
・何事も精神にあることを信ずること
・万事読者の利益を主とすること
・常に最善最良の手段を尽くすこと
・決して他の真似を為さざること
・極力卑劣の行為なきを期すること
・徹頭徹尾親切にて勝ちを取ること
・手にて書かず足にて書くこと
・雑誌は自己の鏡なりと思うこと
1923年9月1日の関東大震災では、前年から建設中だった新社屋が無傷ですぐに出版活動を再開する。震災後の大火で印刷用紙の多くが焼失した中、ベルギーから陸揚げ直前の印刷用紙があり、出版活動に影響がなかったという。その中、講談社から紙を融通してほしいとの依頼を受け、商売敵に紙を融通したという。講談社は「大正大震災大火災」という本を出版し、すぐに売り切れたのをきっかけに会社を大きくし、現在に至るという。まさに上杉謙信の「敵に塩を送る」と同じだ。
後に衆議院議員に6回連続当選し、衆議院予算委員長にまでなった。清廉潔白、言行一致を果たし「人格者増田義一」と言われたそうだ。
今日の足跡
最低気温4.0度、最高気温5.8度。雨。久しぶりにはねうまアリーナでトレーニング。ランニング4km、バイク30分、筋トレ20分。今日は成人の日だったので、混み合っていた。
○……セブンイレブン新井学校町店は、コンビニなのに、新聞に折込ちらしを入れている珍しい店だ。全部手書きなのも好感が持てる。裏面が塗り絵になっていたりする。
それに、キャッシュレスの12月1か月間の還元額が「18万3490円」だと書いてあった。コンビニは2%の還元なので、キャッシュレス分の売上総額は917万4500円となる。キャッシュレスの割合は「40%以上」と書いてあったので、計算すれば、この店の一日の売上が分かってしまう。

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