24日20時55分=2020年=
サイテー映画の愉しみ③ 「死霊の盆踊り」

自らが製作した映画がすべて興行的に失敗し、「アメリカで最低の映画監督」と称されたエド・ウッドが原作、脚本を担当した作品。高田世界館でエド・ウッドの関わった2作品を「地獄上映」として上映が始まった。「プラン9・フロム・アウタースペース」は以前見ているので、今日は高田世界館に「死霊の盆踊り」を鑑賞に出かけた。今回のはHDリマスター版。
22日に映画評論家の江戸木純さんが来たが、仕事の都合で見にいけなかったのが残念。江戸木さんは「死霊の盆踊り」の名付け親で、エド・ウッドの名前を漢字にして使っている。
さて、ちらしに「満足度0%」「ヒドすぎて狂おしい」と書かれているこの「死霊の盆踊り」(1965年)だが、日本では1986年に成人映画として公開された。
「死霊」とされる女性が裸踊りをするシーンが8割を占めている印象だ。おそらく踊っているのはヌードダンサーらしい。みんなスタイル抜群で胸が大きい。だが、同じような裸踊りを10人も見るのは苦痛。後半は少し寝てしまった。
↓金粉まみれの女性も

それでも踊りの音楽は、サンバ、マンボ、ハワイアン、フラメンコ、ジャズなどと全部変えていて、踊りや衣装(最初だけ。後は裸)も合わせていた。
踊りも前半はステップも軽やかで上手だったが、最後の3人がひどい。花嫁衣装の人は、ろくにステップも踏めず、平泳ぎの格好をしておっぱいをブルブル震わせるだけ。笑えた。
踊りは見るに耐えるとして、出演者が大根役者ばかり。ボブ役は特にひどい。
ストーリーは、事故を起こして墓場に迷い込んだカップルが、ミイラ男と狼男に見つかり、墓石に縛り付けられて、裸踊りを延々と見せられるだけの映画。あまりのくだらなさに、見ておいて損はない。
↓予告編
今日の足跡
最低気温4.0度、最高気温13.8度。晴れ。屋外ランニング5.9km。

○……あるパン屋さんで買ったパン。これ、「アンパン○○」だよね。やなせたかしさん、怒らないかな。その上、中身がチョコだというのが笑える。

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