06日23時42分=2020年=
日本アカデミー賞 最優秀作品賞に「新聞記者」
↓作品賞「新聞記者」

“権威のない賞”と定評(?)のある第43回日本アカデミー賞が今夜、新型コロナウイルスの影響で“無観客”で行われた。以前、樹木希林が受賞した際、「ほかにいい映画があった」というような発言をしたことがあったが、ちょっと恥ずかしい映画賞ではある。映画業界が自ら演じる“自画自賛”の賞だからだろう。
映画の質を問う映画賞ではなく、商業的に成功した映画を称える賞でもなく、俳優の演技を問う映画賞でもない。それが“権威のない賞”といわれるゆえんだろう。
それはとにかく、各賞が決まった。
◇最優秀作品賞 『新聞記者』
◇最優秀監督賞 武内英樹『翔んで埼玉』
◇最優秀主演男優賞 松坂桃李『新聞記者』
◇最優秀主演女優賞 シム・ウンギョン『新聞記者』
◇最優秀助演男優賞 吉沢亮『キングダム』
◇最優秀助演女優賞 長澤まさみ『キングダム』
◇最優秀脚本賞 徳永友一『翔んで埼玉』
◇最優秀アニメーション作品賞 『天気の子』
「新聞記者」が最優秀作品賞は順当なところ。松坂桃李の主演男優賞も決まりだ。ほかは、ずば抜けた作品がなく、どれでもいい感じ。すごく楽しく、好きな作品であるけれど、「翔んで埼玉」「キングダム」が最優秀に入ってくるあたりは、日本アカデミー賞らしい。
↓主演男優賞

↓主演女優賞

↓助演男優賞

↓助演女優賞

↓監督賞

今日の足跡
最低気温2.5度、最高気温8.7度。曇り。
○……新型コロナウイルスの感染拡大で、上越地方の経済に大きな影響が出ている。暖冬少雪で土建業界が大ダメージを被った上に、今度はコロナウイルス。飲食業では歓送迎会がゼロに近い状態で、お花見の宴会まで吹っ飛びそうだ。ホテル・旅館業界も、スポーツの大規模大会の自粛で大ダメージ。材料などを中国に依存している製造業は生産に支障が出た。
サービス業というのは「人をどう集めるか」なので、「集めてはいけない」というなら、打つ手がない。宣伝すると、かえって批判が出るかもしれない。
飲食関係で影響が少ないのは、ラーメン店ぐらいらしい。
上越市の観桜会も、露店なしで開催するという。団体バスも来ない。会場での宴会もだめ。こりゃ、経済への影響は大きいよ。倒産する企業が出なければいいが。

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