20日20時41分=2020年=
ワンコインコンサート コロナ禍で厳重警戒の下、実施
今日、コロナ禍で開催が遅れていたワンコインコンサートがようやくスタートした。感染防止のため万全のチェック体制の下、行われた。久しぶりのコンサートを堪能した。音楽っていいな。


入場の際は手指の消毒のほか、名前や連絡先の記入、検温をやった。チケットも係の人がもぎらないで、自分する。プログラムも手渡しをせず、席に置いてあった。もちろん、隣の席との間隔は広くとってあった。お菓子と飲み物のサービスは中止。
↓今回のプログラム

さて、今回はピアノとサキソフォンの共演。ピアノは大貫夏奈さんで、自己紹介によると、母親が妙高市出身で、祖母の家が妙高市にあるという。「妙高市で生まれた」と言っていた。毎年のように妙高市に来ているらしい。これまで妙高市で演奏する機会はなく、今回が初めてのようだ。
前半はクラシックの定番曲が多く、後半はポピュラーが多い構成となっていた。
前半のピアノソロはショパンが4曲あり、ショパン好きなのがうかがえる。2曲めの「ノクターン」は、スケートの浅田真央がまだあどけなさが残る16歳の頃、ショートプログラムで使った曲だ。その後も再びこの曲で滑った。その曲を大貫さんが華やかで、華麗な編曲をして演奏した。なかなか、おしゃれなアレンジだった。
3曲めからサキソフォン(テナー・サックス)の鹿蔵雄介さんが登場し、ピアノとサックスのアンサンブルを聴かせてくれた。
前半の5曲目はショパンのピアノ曲「ノクターン」。これは先の曲とは違い、遺作曲。ロマン・ボランスキー監督の「戦場のピアニスト」で使われた曲だ。ショパンは練習曲として作り、破棄する予定だったが、弟子のフォンタナがショパンの死後、独断で出版したという。
大貫さんの演奏を聴いていて、映画の場面を思い出した。それにしても、なんと切ない曲だろう。
「戦場のピアニスト」の実在のモデルであるピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの86歳のときの演奏がYou Tubeにある。
15分の休憩後に後半が始まった。
8曲目は「ニュー・シネマ・パラダイスメドレー」。この曲を作曲したエンリオ・モリコーネが今年7月6日に死去した。91歳だった。
マカロニウエスタンの「荒野の用心棒」のほか、SFの「遊星からの物体X」、タランティーノ監督の「ヘイトフル・エイト」に至るまで、名曲の数々を残した。その中でも、「ニュー・シネマ・パラダイス」は一番の傑作だろう。
さて、アンサンブルの最後の曲はスパークの「パントマイム」。ユーフォニアムの曲だが、サキソフォンでやった。スパーク氏は東日本大震災の復興支援のために書いた「陽はまた昇る」で知った人も多いのではないだろうか。鹿蔵さんによると、スパーク氏は日本に度々訪れている親日家で、ちゃんこ鍋が一番好きな日本食だという。サキソフォンの演奏の中で、この曲が一番素晴らしかった。
最後の曲は、リストの「ラ・カンパネラ」。フジコ・ヘミングの演奏が有名で、人生の襞がにじみ出るような演奏で魂を揺さぶる。
一方、大貫さんの演奏は軽やかで明るい。フジコ・ヘミングもいいが、大貫さんの演奏もいい。同じ曲でも全然印象が違う。
アンコールはピアノ・ソロで「トルコ行進曲」。それをジャズに編曲したもので、とても楽しく聴かせてもらった。もう一曲、アンサンブルで、映画公開中の中島みゆきの「糸」をやった。
13曲聴いて500円。なんとありがたいことか。
今日の
最低気温17.6度、最高気温26.0度。曇り。ランニング7km。

○……ランニングしていて通りかかる学校町付近で、稲架にかかった稲束があった。町の中にしては珍しいと思いよく見てみると、籾が付いていない。稲わらだけだった。来年のさいの神に使うため、コンバインを使わず、わらを取っておいたものではないだろうか。


入場の際は手指の消毒のほか、名前や連絡先の記入、検温をやった。チケットも係の人がもぎらないで、自分する。プログラムも手渡しをせず、席に置いてあった。もちろん、隣の席との間隔は広くとってあった。お菓子と飲み物のサービスは中止。
↓今回のプログラム

さて、今回はピアノとサキソフォンの共演。ピアノは大貫夏奈さんで、自己紹介によると、母親が妙高市出身で、祖母の家が妙高市にあるという。「妙高市で生まれた」と言っていた。毎年のように妙高市に来ているらしい。これまで妙高市で演奏する機会はなく、今回が初めてのようだ。
前半はクラシックの定番曲が多く、後半はポピュラーが多い構成となっていた。
前半のピアノソロはショパンが4曲あり、ショパン好きなのがうかがえる。2曲めの「ノクターン」は、スケートの浅田真央がまだあどけなさが残る16歳の頃、ショートプログラムで使った曲だ。その後も再びこの曲で滑った。その曲を大貫さんが華やかで、華麗な編曲をして演奏した。なかなか、おしゃれなアレンジだった。
3曲めからサキソフォン(テナー・サックス)の鹿蔵雄介さんが登場し、ピアノとサックスのアンサンブルを聴かせてくれた。
前半の5曲目はショパンのピアノ曲「ノクターン」。これは先の曲とは違い、遺作曲。ロマン・ボランスキー監督の「戦場のピアニスト」で使われた曲だ。ショパンは練習曲として作り、破棄する予定だったが、弟子のフォンタナがショパンの死後、独断で出版したという。
大貫さんの演奏を聴いていて、映画の場面を思い出した。それにしても、なんと切ない曲だろう。
「戦場のピアニスト」の実在のモデルであるピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの86歳のときの演奏がYou Tubeにある。
15分の休憩後に後半が始まった。
8曲目は「ニュー・シネマ・パラダイスメドレー」。この曲を作曲したエンリオ・モリコーネが今年7月6日に死去した。91歳だった。
マカロニウエスタンの「荒野の用心棒」のほか、SFの「遊星からの物体X」、タランティーノ監督の「ヘイトフル・エイト」に至るまで、名曲の数々を残した。その中でも、「ニュー・シネマ・パラダイス」は一番の傑作だろう。
さて、アンサンブルの最後の曲はスパークの「パントマイム」。ユーフォニアムの曲だが、サキソフォンでやった。スパーク氏は東日本大震災の復興支援のために書いた「陽はまた昇る」で知った人も多いのではないだろうか。鹿蔵さんによると、スパーク氏は日本に度々訪れている親日家で、ちゃんこ鍋が一番好きな日本食だという。サキソフォンの演奏の中で、この曲が一番素晴らしかった。
最後の曲は、リストの「ラ・カンパネラ」。フジコ・ヘミングの演奏が有名で、人生の襞がにじみ出るような演奏で魂を揺さぶる。
一方、大貫さんの演奏は軽やかで明るい。フジコ・ヘミングもいいが、大貫さんの演奏もいい。同じ曲でも全然印象が違う。
アンコールはピアノ・ソロで「トルコ行進曲」。それをジャズに編曲したもので、とても楽しく聴かせてもらった。もう一曲、アンサンブルで、映画公開中の中島みゆきの「糸」をやった。
13曲聴いて500円。なんとありがたいことか。
今日の足跡
最低気温17.6度、最高気温26.0度。曇り。ランニング7km。

○……ランニングしていて通りかかる学校町付近で、稲架にかかった稲束があった。町の中にしては珍しいと思いよく見てみると、籾が付いていない。稲わらだけだった。来年のさいの神に使うため、コンバインを使わず、わらを取っておいたものではないだろうか。
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