08日14時15分=2020年=
ワンコインコンサートで弦楽四重奏
昨夜、妙高市文化ホールのホワイエで、今年2回目のワンコインコンサートが開かれた。今回は室内楽の王道と言われる弦楽四重奏だった。

↓お客さんは前回よりやや少なめ

弦楽四重奏は、2台のバイオリンとヴィオラにチェロという4つの弦楽器で構成される。スカルラッティから始まり、“弦楽四重奏曲の父”と呼ばれたハイドン、モーツァルト、ベートーベンに至る大きな流れがある。ビートルズさえ「イエスタディ」で弦楽四重奏を取り入れたほどだ。

前半は日本の作曲家がテーマで、滝廉太郎以降、西洋音楽をどのように日本に取り入れてきたかというのが分かる構成である。その中の一人が朝ドラ「エール」のモデル古関裕而という仕掛けで、興味を持たせている。
そして、先駆者の努力が、世界に名を轟かせた坂本龍一、久石譲、葉加瀬太郎らを生んだのだった。
休憩後の後半は、今年が生誕250年に当たるベートーベンの「セリオーソ」が演奏された。ヘ短調の作品だが、最後だけ突然長調になる。シンプルだが、気難しく滅入る曲だった。
曲目解説によると、ベートーベン以前のハイドンやモーツァルトなど宮廷などに所属して生活していたが、ベートーベンから職業音楽家、つまり楽譜を出版したり、レッスンなどで生計を立てたのだという。宮廷の求めに応じて曲を作るのではなく、自分の考えていることを音楽で表現するようになり、音楽が大きく変わったという。その要因がフランス革命により市民の力が強くなったことだった。
ベートーベンは弦楽四重奏を16曲作っているが、この「セリオーソ」は11番目。1810年の作品。
アンコールは「秋のメドレー」だったが、なぜか1曲目が上越市出身の江間章子の作詞による「夏の思い出」。続いて「もみじ」「七つの子」「夕焼小焼」。この時代の唱歌や童謡は哀愁があっていいなぁ。日本の財産だ。
今日の
最低気温14.2度、最高気温16.7度。雨。
○……5、6、7日と3日連続で雨模様の天気で、最低気温が15度以下になっている。家の中でも裸足では寒い。「一雨一度」と言って、一雨ごとに気温が下がって寒くなる。この寒さで、紅葉が一段と進む。ハナミズキの葉が少し色づいてきた。笹ヶ峰では紅葉が始まっているようだ。

↓お客さんは前回よりやや少なめ

弦楽四重奏は、2台のバイオリンとヴィオラにチェロという4つの弦楽器で構成される。スカルラッティから始まり、“弦楽四重奏曲の父”と呼ばれたハイドン、モーツァルト、ベートーベンに至る大きな流れがある。ビートルズさえ「イエスタディ」で弦楽四重奏を取り入れたほどだ。

前半は日本の作曲家がテーマで、滝廉太郎以降、西洋音楽をどのように日本に取り入れてきたかというのが分かる構成である。その中の一人が朝ドラ「エール」のモデル古関裕而という仕掛けで、興味を持たせている。
そして、先駆者の努力が、世界に名を轟かせた坂本龍一、久石譲、葉加瀬太郎らを生んだのだった。
休憩後の後半は、今年が生誕250年に当たるベートーベンの「セリオーソ」が演奏された。ヘ短調の作品だが、最後だけ突然長調になる。シンプルだが、気難しく滅入る曲だった。
曲目解説によると、ベートーベン以前のハイドンやモーツァルトなど宮廷などに所属して生活していたが、ベートーベンから職業音楽家、つまり楽譜を出版したり、レッスンなどで生計を立てたのだという。宮廷の求めに応じて曲を作るのではなく、自分の考えていることを音楽で表現するようになり、音楽が大きく変わったという。その要因がフランス革命により市民の力が強くなったことだった。
ベートーベンは弦楽四重奏を16曲作っているが、この「セリオーソ」は11番目。1810年の作品。
アンコールは「秋のメドレー」だったが、なぜか1曲目が上越市出身の江間章子の作詞による「夏の思い出」。続いて「もみじ」「七つの子」「夕焼小焼」。この時代の唱歌や童謡は哀愁があっていいなぁ。日本の財産だ。
今日の足跡
最低気温14.2度、最高気温16.7度。雨。
○……5、6、7日と3日連続で雨模様の天気で、最低気温が15度以下になっている。家の中でも裸足では寒い。「一雨一度」と言って、一雨ごとに気温が下がって寒くなる。この寒さで、紅葉が一段と進む。ハナミズキの葉が少し色づいてきた。笹ヶ峰では紅葉が始まっているようだ。
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