18日23時26分=2020年=
大好きな「小野リサ」を聴きに見附市へ
大ファンでCDもさくさん持っているし、ギター譜も持っている。疲れたときは歌を聴いて癒やされることが多い小野リサさん。だが、生のステージを見ていなかった。見附市で行われたライブで、ようやく会うことができた。
10:17分新井駅発の特急しらゆき3号に乗れば、2時間弱で見附駅に付く。そこからバスで5分。歩いても20分で会場のアルカディアに到着する。車で行くと、コンサートを終わった後に運転して帰るのがおっくうだが、電車なら気楽だ。

さて、会場のアルカディアは大ホールの席数が838席。コロナ感染防止のため、1席置きしか座れないようになっていた。満席でも400席ほどだ。そして、消毒はもちろん、チケットは自分でもぎったり、トイレを一方通行にしたり、あらゆる手段で感染防止に務めていた。
午後3時開演という時間設定がありがたい。リサさんなど出演者やスタッフも、宿泊せずに東京に帰れる。
↓開演前のステージ

第1部は南米の楽器、サンポーニャとケーナ奏者の瀬木貴将と、ピアノの榊原大によるコンサート。会場には南米の風が吹いた。
開演から45分後に小野リサさんが登場。初めて聴く生のステージ。CDで聴くのと印象がちがう。リサさんの生の声は、耳のそばで囁かれるようで、性感帯を直接刺激する感じ(笑)。いまも、その感じが耳の奥に残っている。高いかすれ声を微妙にフラットさせる悩殺テクニック(?)は誰も真似ができない。
それと、ギターうまいね。特に「ムーン・リバー」の編曲とコードワークがかっこいい。リサさんのように弾いてみたい。
曲はメモしたつもりだけれど、分からない曲が1曲あった。セットリストは以下の通り。
【第1部 瀬木貴将&榊原大】
1)「密林」
2)「冒険の旅路」
3)「アディオス」
4)「イルシオン」
5)「アンデスの詩」
6)「360°」
【第2部 小野リサソロステージ】
1)「イパネマの娘」
1曲目は大好きな「イパネマの娘」。アントニオ・カルロス・ジョビン作曲のボサノヴァの超超名曲だ。それを大好きな小野リサさんが目の前(前から6列目)でギターを弾きながら歌っているものだから、うれしくて涙が出た。実はこの曲、ひそかに練習していたが、ギターのコードとリズムが複雑で挫折してしまった。
出だしにマイクが入っておらず、声が数秒間、途切れたのが残念。
2)「アヒル(Opto)」
昨年7月に亡くなったジョアン・ジルベルトの曲。ブラジルのアヒルは「クウェン、クウェン」と鳴くそうだ。ボサノヴァ2曲をメドレーで歌った。ギター1本と声だけで、圧倒的な雰囲気を出しちゃうんだから、すごい。
3)「ジャンバラヤ」
ハンク・ウィリアムズが歌って大ヒット(EPレコードを持っている)した曲。カーペンターズのカバーの方が有名かもしれない。それを小野リサはギターのアルペジオでささやくように弾いた。ハンク・ウィリアムズが聴いたら驚くだろうか。
4)「街の灯り」
なんと堺正章の曲。テレビドラマ「時間ですよ」の挿入歌だ。小野リサさんが歌うと、別の魅力が生まれる。でも、いい曲だなぁ。
5)「愛の讃歌」
アルバム「愛から愛へ」よりの選曲。今度はシャンソンだ。エディット・ピアフの歌だが、日本では越路吹雪が歌って有名にした。小野リサさんはこれを、岩谷時子の訳詞(日本語訳)で歌った。小野リサのフランス語も聴きたかったけど。
6)「ムーンリバー」
映画「ティファニーで朝食を」で、オードリー・ヘップバーンが窓に腰掛けてギターを持って歌った曲。小田和正が初めて自分の小遣いで買ったレコードでもある(笑)。
アンディ・ウィリアムスの歌で有名だが、オードリー・ヘップバーンの歌の方が強烈に記憶に残っている。ヘンリー・マンシーニの名曲。
7)「マシュ・ケ・ナダ」
ジョルジ・ベンの曲で、セルジオ・メンデスの歌で有名になったボサノヴァ曲。ボサノヴァのリズムをギターで刻みながら、スキャットから始まった。「父がトントトンというリズムは人の心臓の音と同じだといつも話していた」と言っていた。
8)不明
子供の頃、カーニバルで踊っていたという曲。聴いたことがあるような気がするけれど、曲名が分からなかった。「ヤシュパシュトリーニャ(?)」とか歌っていたけど、誰の曲だろう。持っているCDにはなかった。
【第3部 3人のコラボ】
1)「コンドルは飛んでいく」
フォルクローレの代表曲で、ご存知サイモン&ガーファンクルのカバーで大ヒットした。ケーナが入ることで、雰囲気が出る。
2)「トリステーサ」
ブラジルのスタンダード曲。静かな曲が多いためか、手拍子で会場が盛り上がった唯一の曲(笑)。
アンコール)「いのちの歌」
アルバム『Japão2』の収録曲。朝ドラ「だんだん」の劇中歌で、竹内まりあの作詞。小野リサさんが歌うと、小野リサワールドになる。詩のやさしさが心にしみる。
このブログを書いている途中、小野リサのFacebookが更新された。「稲刈りが終わった緑、蓮根畑の収穫、鮮やかな紅色の夕焼け、そんな風景を眺めながら少しホッとして帰路についております」と、スタッフのコメントが書いてあった。帰りの新幹線の中で書いたのかな。
そう。アルカディアから見附駅まで歩いて帰る途中の夕焼けがきれいだった。リサさんも、同じ夕焼けを見ていたのだ。
3人の写真が載っていたので、転載します。

◇小野リサFacebookページ
https://www.facebook.com/onolisaofficial/
今日の
最低気温8.9度、最高気温20.5度。晴れ。4日続けて最低気温が10度以下の寒い日が続く。最高気温は4日ぶりに20度を超えた。
↓行きの「しらゆき3号」。新井発のときはガラガラ

○……電車での遠出は、かなり久しぶり。運転しないでいいので、肉体的、精神的に楽だし、電車の中に自由時間が生まれる。
寝ていてもいいけれど、本を読んだりネットを見たりできる。今日は往復4時間弱の自由時間が生まれたので、新書本を1冊読むことができた。家で読むより集中できるのが不思議。
○……新井駅から家まで帰る途中、星がきれいだった。南東の空には接近中の赤く輝く火星が、南西の空には木星と土星が輝いていた。地球から近い順に火、木、土の惑星が一度に眺められるとは。
10:17分新井駅発の特急しらゆき3号に乗れば、2時間弱で見附駅に付く。そこからバスで5分。歩いても20分で会場のアルカディアに到着する。車で行くと、コンサートを終わった後に運転して帰るのがおっくうだが、電車なら気楽だ。

さて、会場のアルカディアは大ホールの席数が838席。コロナ感染防止のため、1席置きしか座れないようになっていた。満席でも400席ほどだ。そして、消毒はもちろん、チケットは自分でもぎったり、トイレを一方通行にしたり、あらゆる手段で感染防止に務めていた。
午後3時開演という時間設定がありがたい。リサさんなど出演者やスタッフも、宿泊せずに東京に帰れる。
↓開演前のステージ

第1部は南米の楽器、サンポーニャとケーナ奏者の瀬木貴将と、ピアノの榊原大によるコンサート。会場には南米の風が吹いた。
開演から45分後に小野リサさんが登場。初めて聴く生のステージ。CDで聴くのと印象がちがう。リサさんの生の声は、耳のそばで囁かれるようで、性感帯を直接刺激する感じ(笑)。いまも、その感じが耳の奥に残っている。高いかすれ声を微妙にフラットさせる悩殺テクニック(?)は誰も真似ができない。
それと、ギターうまいね。特に「ムーン・リバー」の編曲とコードワークがかっこいい。リサさんのように弾いてみたい。
曲はメモしたつもりだけれど、分からない曲が1曲あった。セットリストは以下の通り。
【第1部 瀬木貴将&榊原大】
1)「密林」
2)「冒険の旅路」
3)「アディオス」
4)「イルシオン」
5)「アンデスの詩」
6)「360°」
【第2部 小野リサソロステージ】
1)「イパネマの娘」
1曲目は大好きな「イパネマの娘」。アントニオ・カルロス・ジョビン作曲のボサノヴァの超超名曲だ。それを大好きな小野リサさんが目の前(前から6列目)でギターを弾きながら歌っているものだから、うれしくて涙が出た。実はこの曲、ひそかに練習していたが、ギターのコードとリズムが複雑で挫折してしまった。
出だしにマイクが入っておらず、声が数秒間、途切れたのが残念。
2)「アヒル(Opto)」
昨年7月に亡くなったジョアン・ジルベルトの曲。ブラジルのアヒルは「クウェン、クウェン」と鳴くそうだ。ボサノヴァ2曲をメドレーで歌った。ギター1本と声だけで、圧倒的な雰囲気を出しちゃうんだから、すごい。
3)「ジャンバラヤ」
ハンク・ウィリアムズが歌って大ヒット(EPレコードを持っている)した曲。カーペンターズのカバーの方が有名かもしれない。それを小野リサはギターのアルペジオでささやくように弾いた。ハンク・ウィリアムズが聴いたら驚くだろうか。
4)「街の灯り」
なんと堺正章の曲。テレビドラマ「時間ですよ」の挿入歌だ。小野リサさんが歌うと、別の魅力が生まれる。でも、いい曲だなぁ。
5)「愛の讃歌」
アルバム「愛から愛へ」よりの選曲。今度はシャンソンだ。エディット・ピアフの歌だが、日本では越路吹雪が歌って有名にした。小野リサさんはこれを、岩谷時子の訳詞(日本語訳)で歌った。小野リサのフランス語も聴きたかったけど。
6)「ムーンリバー」
映画「ティファニーで朝食を」で、オードリー・ヘップバーンが窓に腰掛けてギターを持って歌った曲。小田和正が初めて自分の小遣いで買ったレコードでもある(笑)。
アンディ・ウィリアムスの歌で有名だが、オードリー・ヘップバーンの歌の方が強烈に記憶に残っている。ヘンリー・マンシーニの名曲。
7)「マシュ・ケ・ナダ」
ジョルジ・ベンの曲で、セルジオ・メンデスの歌で有名になったボサノヴァ曲。ボサノヴァのリズムをギターで刻みながら、スキャットから始まった。「父がトントトンというリズムは人の心臓の音と同じだといつも話していた」と言っていた。
8)不明
子供の頃、カーニバルで踊っていたという曲。聴いたことがあるような気がするけれど、曲名が分からなかった。「ヤシュパシュトリーニャ(?)」とか歌っていたけど、誰の曲だろう。持っているCDにはなかった。
【第3部 3人のコラボ】
1)「コンドルは飛んでいく」
フォルクローレの代表曲で、ご存知サイモン&ガーファンクルのカバーで大ヒットした。ケーナが入ることで、雰囲気が出る。
2)「トリステーサ」
ブラジルのスタンダード曲。静かな曲が多いためか、手拍子で会場が盛り上がった唯一の曲(笑)。
アンコール)「いのちの歌」
アルバム『Japão2』の収録曲。朝ドラ「だんだん」の劇中歌で、竹内まりあの作詞。小野リサさんが歌うと、小野リサワールドになる。詩のやさしさが心にしみる。
このブログを書いている途中、小野リサのFacebookが更新された。「稲刈りが終わった緑、蓮根畑の収穫、鮮やかな紅色の夕焼け、そんな風景を眺めながら少しホッとして帰路についております」と、スタッフのコメントが書いてあった。帰りの新幹線の中で書いたのかな。
そう。アルカディアから見附駅まで歩いて帰る途中の夕焼けがきれいだった。リサさんも、同じ夕焼けを見ていたのだ。
3人の写真が載っていたので、転載します。

◇小野リサFacebookページ
https://www.facebook.com/onolisaofficial/
今日の足跡
最低気温8.9度、最高気温20.5度。晴れ。4日続けて最低気温が10度以下の寒い日が続く。最高気温は4日ぶりに20度を超えた。
↓行きの「しらゆき3号」。新井発のときはガラガラ

○……電車での遠出は、かなり久しぶり。運転しないでいいので、肉体的、精神的に楽だし、電車の中に自由時間が生まれる。
寝ていてもいいけれど、本を読んだりネットを見たりできる。今日は往復4時間弱の自由時間が生まれたので、新書本を1冊読むことができた。家で読むより集中できるのが不思議。
○……新井駅から家まで帰る途中、星がきれいだった。南東の空には接近中の赤く輝く火星が、南西の空には木星と土星が輝いていた。地球から近い順に火、木、土の惑星が一度に眺められるとは。
- 関連記事
スポンサーサイト