02日20時53分=2020年=
昭和の雰囲気いっぱいの「大鵬食堂」が閉店

上越市昭和町1丁目の「食堂大鵬(通称・大鵬食堂)」が11月末で閉店した。昭和町にある食堂だからというわけでもないが、昭和の雰囲気いっぱいの“町の食堂”だ。


のれんをくぐる入口前に、サンプル食品が飾ってある。ずいぶん古いもので、レトロ感満点。そして、店内は典型的な“町の食堂”だ。
閉店の数日前に食べ納めしてきた。店内にはテーブル席6つに、小上がりがあった。11月末日で閉店するという噂が広がり、12時前なのにすでに満席。壁には閉店のお知らせが貼ってあった。席に座って待っていたら、次々と客が入ってくるが、満席なので帰っていった。
初代店主夫婦と、その息子らしき人で切り盛りをしているようだ。つまり、2代にわたって続いている。

大相撲の大鵬は1961年(昭和36年)に横綱になり、1971年(昭和46年)まで10年間横綱として活躍した。幕内優勝32回の大横綱である。食堂はその頃に開店し、名前も横綱大鵬から取ったのではないだろうか。なにせ、「巨人、大鵬、卵焼き」と言われるほど、子供が大好きだった大鵬。食堂の名にはぴったりだろう。
↓メニュー(永久保存版)


さて、注文はラーメンにしようかとも思ったけれど、町の食堂らしいオムライスを注文した。満席なのでだいぶ待ったが、初代の奥さんらしき人が、腰を曲げて運んできた。


おー、懐かしきビジュアルのオムライス。卵はふわとろではなく、薄焼き卵。そして、デミグラスソースではなく真っ赤なトマトケチャップ。スプーンはナプキンで巻かれている。福神漬けが添えられているのもうれしい。まさに「昭和のオムライス」である。
昨年10月31日には上越市本町1の「平方屋」が閉店。今年11月15日には本町4の「らーめん ながさわ」が閉店したばかり。こうして、昭和のお店は一つ一つ消えていく。寂しい限り。
今日の足跡
最低気温4.3度、最高気温12.3度。晴れ。

○……石倉製麺の生ラーメンと、オーモリのスープを組み合わせたらどうなるか。それが、全然合わないんだよね。まったく。相性というのがあることが分かった。良い子は真似しないように。
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